趣味としての「エアガン」はサバイバルゲーム等において「撃つ」だけでなく、オプションパーツを追加・取り付ける「カスタム」を楽しむこともできます。
「電動ガン」は外部・内部ともに様々なパーツで構成されていることもあり、純正・非純正問わず、非常に多彩なカスタムパーツが存在し、自分だけの1挺を作り上げることができます。
そのため、「エアガンは撃つのも好きだけどカスタムが好き!!」という人もいるのではないかと思います。私がそのうちの一人で、東京マルイをベースとしたM4・M16系の電動ガンを中心に、パーツを組み込んで外観をガラッと変える、いわゆる「外装カスタム」を趣味として行ってまいりました。
このページでは、そんな私の趣味である「電動ガンのカスタム」について書き殴ってみました。
具体的には、
- エアガン、特にスタンダード電動ガンにおける「カスタム」についての解説
- 過去に作ってきた外装カスタム電動ガンの紹介
といった内容となります。
エアガン(電動ガン)のカスタムとは
エアガンのカスタムとは、主に完成品エアガン(エアーコッキングガン、電動エアガン、ガスガン等)に対し、パーツを交換したりアクセサリーを追加して、外観をよりリアルにしたり、性能面の向上を図ることです。
そのカスタムは大まかに「外装カスタム」と「内部カスタム」と分けられ、違いは以下の通り。
- 外装カスタム:ハンドガード、フレーム(レシーバー)、グリップ、ストック等、見た目や利便性に影響する外観のカスタマイズ。
- 内部カスタム:BB弾の発射(連射速度、命中精度、飛距離の向上)に影響するカスタマイズ。特に電動ガンでは「メカボックス」内部のカスタムを示す場合が多い。
上述のようにエアガンのカスタムは外装/内装に大別され、それぞれ見た目(運用性)のカスタムと射撃性能のカスタムの違いとなります。
私はサバゲーでもっとも使用される「電動ガン」の「外装カスタム」をメインにやってました。
電動ガンにおける「外装カスタム」の種類
エアガンのカスタムがどういうものかを大まかに説明したので、ここからは更に電動ガンの外装カスタムについて説明していきます。
「外装カスタム」と言ってもその内容は多種多様で、ダットサイトを乗せただけのシンプルなものから、実銃で使われるパーツを組み込んだり、独自でパーツを設計・作成する上級者もいます。
そんな多彩な外装カスタムについて、以下に一例をあげてみました。
「アクセサリーパーツ」を追加する外装カスタム
まず1つ目は、市販のアクセサリーパーツを電動ガン本体に取り付けるというもの。もちろんこれも立派な外装カスタムです。
アクセサリーパーツとは主に、
- ドットサイト/スコープ
- フォアグリップ/ハンドストップ
- フラッシュハイダー/サプレッサー
- フラッシュライト
- レーザーサイト
- スリング
- グレネードランチャー
- バイポッド
などがあり、これらは外観をカッコ良くすると同時に射手の負担軽減(フォアグリップ、スリング等)、射撃時の命中率の向上(ドットサイト、スコープ等)といった実用上の効果も期待できます。
実際の兵士も任務や個々の好みに応じてアクセサリーパーツを付け替えたり、FPS等のゲームでも銃へアクセサリーパーツの付け替えが行えることから、特に非・エアガン愛好家にとっての「カスタム」とはこちらを連想する人が多いかもしれません。
これらのアクセサリーパーツの多くは、エアガン本体に備わってる「20mmレール(ピカティニー・レール)」にねじ込むだけで装着できるので、初心者でも簡単にカスタマイズできるのが特徴。
また、アクセサリーパーツは、特定の機種に特化したものでない限り、別のエアガンにも流用できるものが多く、同じものを何個も揃える必要がないのがありがたい。
電動ガン本体のパーツを社外品パーツと交換する外装カスタム
エアガンやサバゲーをやっている人にとっての「外装カスタム」といえばこちら。
エアガン本体にアクセサリーを追加するカスタムではなく、エアガン本体そのものに社外製のパーツを組み込むカスタムのことを言います。
サバゲーでよく使われる東京マルイ製の電動ガンは完成度が高く、ノンカスタムでも十分使えますが、コストダウン等の関係で樹脂パーツが多用されており、どうしても耐久性やリアリティに劣ってしまいます。
特にM16・M4系電動ガンは、アウターバレル(銃身)の基部や、上下フレームを固定するパーツが弱いことでも有名。
なので、パーツ(フレーム)を金属のものと交換するなどして、耐久性やリアリティの向上や、外観を大きく変貌させることが外装カスタムの本質といえます。
特にM16・M4系電動ガンにおける、「フレームをメタルフレームに変える」、「アウターバレルをワンピースタイプに変える」といったあたりはメジャーなカスタムです。
私もいくつかカスタムしていますが、上記2つのカスタムは必ず通っています。
上記の内容は私がよくやっているM16・M4系電動ガンの外装カスタムの一部ですが、他にも
- ストックを木製タイプに変える(AK系、ボルトアクションライフル等)
- ハンドガードを20mmレール、あるいはM-LOK仕様にする(全般)
- 銃身を長くする/短くする(全般)
- 強化スリーブを組み込んで首周りを強化する(G3、MP5系)
- グリップやストックなどの色をブラックからTANカラーに変える(全般)
…などなど、機種によって異なる様々なカスタマイズ方法がたくさんあります。
ただ、いずれの外装カスタムにおいても、組み込みにひと工夫が必要だったり、無加工ではしっかり取り付けられないものもあるため、相応の知識と技術が要求されます。
慣れないうちは苦戦しますが、何度もカスタムをしていくとだんだんコツがわかります。
その他の外装カスタム
その他にもエアガン本体に缶スプレーで「塗装」する等、外観をガラッと変える人もいます。
迷彩模様を描いてカムフラージュ効果を上げたり、グリップやストックといったパーツを部分的にTANカラーに塗装するほか、フィールドでは度肝を抜かすような塗装を施した銃と遭遇することもあります。
また、塗装以外にも「水圧転写」という方法でエアガン本体に迷彩模様を描くことが出来ます。缶スプレー塗装と比べるとちょっとコツがいりますが、マルチカムやピクセルといった迷彩模様もエアガンに描けます。
エアガンのカスタムレビューを書きたい!!
電動ガン外装カスタムが好きな私は同時に電動ガンにパーツを組み込む様子や、カスタムに使用したアイテムのレビューを書き綴った記事を読むのが好きでした。しかし、エアガン「本体」のレビューはショップサイト・個人ブログ等含めたくさん存在しますが、上述のような外装カスタムやアイテムを詳しく紹介する記事は少ないです。
仮にあったとしても、写真が数枚・テキストが少々といった具合に、知りたい情報が記載されていない場合が多く「もっと詳しく書いてくれ!」と思う時がよくありました。
外装カスタムする人がパーツ等を購入するかどうかを検討する際に、
- パーツ、アイテムそのものの特徴
- 他のパーツや電動ガン本体との相性・互換性
- 組み込み・取り付けにおける注意点
- トラブルの対処方法
- 実際にパーツを組んでみないとわからないこと
- その他、組み込んでみた感想など
といったような、実際に触った人でしかわからないような情報を、写真つきで解説するとすごく良いなと思いました。
そういった事もあり、「見たいレビューが無いならオレが書けばいい」の精神で、スタンダード電動ガン(AR-15中心)の外装カスタムについてブログ記事を書いています。
なぜAR-15(M16とかM4)中心なのかというと、単純にこれらの機種が好きというのはもちろん、AR-15系列はカスタムパーツが非常に豊富なので、外装カスタムをしていて面白いのです。
最初の頃は東京マルイの電動ガン(=完成品)をカスタムベースとして、そこに他社パーツを組み込むことが多かったです。
しかし、それだと使わないパーツが大量に発生するため、最近ではマルイ純正のメカボックスだけ入手して、そこに社外製パーツを組み込むという方法で外装カスタムを楽しんでいます。
そして少しずつ出来上がっていく様子をニマニマしながら眺めています。
M16・M4系電動ガンの外装カスタム一覧
私がこれまで行ってきたM4・M16系電動ガンの外装カスタムについては以下にまとめました。
完全に趣味でやっている外装カスタムなので「その組み合わせはおかしい」なんてことがふんだんに含まれていますが、趣味の世界ですので生暖かく見守って頂けたら幸いです。