先日、M16A2を安く譲っていただきましたよ~という記事を書きましたが、今回はその続きのお話です。
今後このM16A2をベースに、M16A2の発展型である「FN M16A4」を作っていこうと思います。
今回はその第一歩であるFN M16A4刻印タイプのメタルフレームを組み込みました。
なお、これまでのM16A4製作日記は以下から読むことが出来ます。
あらすじ
同じサバゲーチームの友人より内部・外部ともにカスタムが施されたM16A2(ベース:東京マルイM16A2)の電動ガンを譲ってもらいました。
このM16A2をベースに、発展型であるM16A4を作っていきます。
フルカスタムなA2でM16A4作るのは勿体無いかもですが、元々M16A4を作るために入手したのです。大事にカスタムしていきます。
もちろん取り外したパーツは今後のために大切にとっておきます。
G&P メタルフレーム FN M16A4刻印
本日昼頃届いた注文の品。G&Pのメタルフレーム(FN M16A4刻印)です。
佐川急便のお兄さんが満面の笑顔で配達してくださいました。
送料とか手数料とかあわせて合計14,958円のお買い物。
過去に組んだことのあるHurricanE(ハリケーン)製のメタルフレームが2万ちょっとしたので、G&Pのフレームの方が5,000円ほど安いです。
ただし、フレームの質(組み込みやすさ・トラブルの少なさ等)ではHurricanEに軍配が上がるので、質を取るか価格を取るか、あるいはフレームの刻印などで選択。…最近のG&Pは改善されてるかな?
セット内容
箱のなかに入っていたのは以下のとおり
- メタルフレーム(上下)本体
- 説明書
- ダミーボルトなどの小物パーツ
M16A2フレームと比較
M16A2フレーム(上)とFN M16A4フレーム(下)を並べてみるとこんな感じです。
外見上の大きな違いとしては、フレーム上部にあるキャリングハンドル(運搬用の取っ手)がフレーム一体型か着脱式かが挙げられます。
A2はハンドルがフレーム一体型なのに対し、A4は着脱式になっており、ハンドルを外すと20mmレイルが顔を出し、ここにスコープやダットサイトなどの光学機器を装着できます。
写真を撮り忘れましたが、20mmレイルには銃身側からT2、T4、T6…と刻印が入ってます。TはTOPのTだと思う。
フレームを詳しく見てみる
もうちょこっとFN M16A4メタルフレームを観察してみます。
ロアレシーバーのFN刻印
まずこちらはロアフレームの刻印。
刻印のFNとはFabric Nationalの略称で、ベルギーの銃器メーカーであるFNハースタル社のことを指します。
M16と聞くとアーマライト社やColt社が有名ですが、ミニミ軽機関銃、SCAR、P-90といった名銃を製造するFNハースタル社もまたM16A4をライセンス生産しています。
特にSCARやP-90は東京マルイが電動ガンとしてリリースしており、サバイバルゲームでもよく見かける人気銃なので、サバゲー・エアガン界隈においてもFN社の知名度は高い。
こちらはセレクターのアップ写真。実銃同様「BURST(バースト)」になっています。
実銃だと1回トリガーを引くと3連射する仕組みですが、エアガンの場合だとフルオート(連射)です。
よりリアルにしたい人はバースト回路を組み込んで実銃と同じように3バーストにしてみると良いかもしれません。
フレームロックピンは抜け落ち防止仕様に
今回のフレームは過去のG&Pフレームとは違い、前後にあるフレームをロックするピンが実銃同様に完全に抜けきらないようになってます。
分解時やゲーム時にピンの紛失を防いでくれるので助かります。
付属の説明書
こちらは付属の説明書です。
今回をいれてG&Pのフレームはこれまで3つ購入してきましたが、3つともこの説明書が付いてました。いずれも内容は同じ。
初めてフレームを組み込んだ時にはお世話になりました。
中身はこんな感じで組み込み手順が写真付きで載ってます。
組み込む電動ガンは東京マルイのM4A1なので、マルイユーザーにはありがたい一冊です。
付属の小物パーツ
フレームに取り付ける小物パーツは以下のものが付属していました。
- チャージングハンドル用のパーツ
- ボルトフォアードアシスト
- ダミーボルト
- ボルトカバー
- チャンバー
- チャンバーパッキン
東京マルイのM16系(M4系)をベースにするなら(足りないパーツは流用するとして)、ほぼ必要なパーツは揃っています。
しかしほとんどのパーツをM16A2から流用したので、使用したのはボルトフォワードアシスト、ダミーボルト、ボルトカバーの3つくらい。
なお、チャンバーに関しては、フレーム付属ではなく別のメーカーのモノに変えたほうが良いという意見もありますが、今回は付属のチャンバーを使用。もし不具合があればその時に交換を検討します。
ちなみに一昔前はSYSTEMA製のメタルチャンバーが定番でした。色んなショップやエアガンのレビューでも紹介されており、私も過去にフレームを組み込んだ時に使用しました。
一方、ここ最近ではProWinというメーカーの青色のチャンバーがホップアップ調整がドラム式とのことで話題に。性能が気になる。
フレーム組み込み
組み込んでみるの図。手順としては以下のとおり
- まずフロント、フレーム、グリップ、ストックなどを分解する
- メカBOX(写真中央の銀色の物体)とインナーバレルを取り出す
- フロントをアッパーフレームに組み込む
- 小物パーツをフレームに組み込む
- メカBOXをフレームに移植する
- 上下フレームを結合させる
- ストックを組み込む
- モーターとグリップを取り付ける
……ということで無事完成。
大雑把な説明ですが、「ワケガワカラナイヨ!」って人はG&Pメタルフレーム付属の説明書を参考にすると良いですよ。
なお作業は1時間半ほどで終了しました。今回はわりかし早く終わった。
M16A4の出来上がり!
メタルフレームを無事に組み込むことができ、晴れてM16A2はM16A4に進化しました。
せっかくなので写真を撮影してアクセサリーなんかも色々取り付けてみます。
完成図
全体図。キャリングハンドルがなくなったのでスマートなシルエットになりました。
気になるフレームですが、上下フレームのガタつきがほぼど無く、マガジンの挿入やチャージングハンドルの動きもスムーズ。
チャージングハンドルやボルト周辺などの可動部に少し潤滑剤(KURE 5-56)をスプレーした以外、削ったりすることもありませんでした。
かつて一番最初に買ったフレーム(G&P)では
- 上下フレームがガタガタ
- 各種ピンが全然通らない
- チャージングハンドルが動かない
などなど痛い目にあっていましたが、その時からは想像できないほどの高品質で驚きました。
また組み込んだあとにちゃんと弾が出るかどうか試射もしてみました。
アッパー・ロアフレームに隙間やガタつきがあると給弾不良を起こすとのことですが、隙間もガタつきもなかったので、セミ・フル共に空撃ちすることなく気持ちよく撃てました。
今回はアタリを引いたのか、それともG&Pフレームの質が向上したのかわかりませんが、クオリティの高さに大満足です。
ボルトカバーはスプリングのテンションの向きに応じて閉じた状態か開いた状態のいずれか選択できますが、私は開いた状態にしました。
ダミーボルトカバーも最初のうちは動きが鈍かったものの、潤滑剤を吹きかけて何度もガチャガチャ弄ってるうちにスムーズになりました。
せっかくなので色々マウントしてみた
キャリングハンドルがフレーム一体型だったA2と違い、A4はフラットトップレール仕様となります。
しかし何も載せないと頭が寒いので、いろいろアクセサリーを装着してドレスアップしてみます。
キャリングハンドル
まずはオーソドックスにキャリングハンドルを装着。
何も乗せない時はレイルカバーの役割も兼ねるから当面の間はこいつを乗っけておきます。
レッドドットサイト
今度はダットサイトを搭載。
ダットサイトはタスコ製のレッドドットサイトです。
真夏の高温に耐え切れず熱でプリントがドロドロになったため洗浄してもらい、今じゃツルツルになってます。
光学機器も色んな種類がありますが、M16A4に載せるならTrijiconのTA31タイプの固定倍率スコープが似合いそうですね。
スコープ
ライフルスコープを乗せ、20連ショートマガジンを装着。
M16ユーザーなら一度はやったであろう、ゴルゴ13仕様になりました。
実銃のM16はアサルトライフルなので、狙撃銃のような運用には向いていませんが、エアガンなら大抵の電動ガンはスコープを乗っけるだけでセミオートスナイパーライフルと化します。
まとめ
今回はフレームを換装しました。
このフレームを1つ変えるだけで、M16A2がM16A4へとアップデートされます(外観上)。
一応これだけでも「M16A4や!」と言い張れるのですが、せっかくなので今後はフロントも「M5 RAS」を組み込んでみようと考えています。
それとM16といったら「M203グレネードランチャー」を装着したいところです。専用のハンドガードも一緒に買うべきかどうか迷い中。
M203用のハンドガードつけるとRASの意味なくなるけどカッコいいんですよねーこれがまた(笑)