エアガン愛好者必見!「DBAL-A2」の魅力に迫る

SOTAC製 AN/PEQ-15A DBAL-A2 KAC SR-15

スタンダード電動ガンの外装カスタムと並行して、制作している電動ガンに装備するアクセサリー類をもっと充実させていこうと思っています。

前回、ハンドガード装着用アクセサリーとしてSUREFIRE M600Cタイプのスカウトライトを購入しましたが、今回はさらに「レーザーサイト」を購入してみました。

買ったのは、SOTAC製のAN/PEQ-15A DBAL-A2で、肉眼で確認できるレーザー、LED、暗視装置を使用すると見えるレーザーを照射するLAM(レーザー・エイミング・モジュール)です。

エアガン用でありながら実物に近い照射機能、金属製のボディ!…と、多機能&リアリティな光学機器です。

この記事では

  • レーザー・エイミング・モジュール(LAM)である「DBAL-A2」について
  • SOTAC製のエアガン用「DBAL-A2」のレビュー
  • あわせて購入したライトとレーザーを一元操作できる「デュアルスイッチ」の紹介

といったものをまとめました。

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DBAL-A2とは?

エアガン用であるSOTAC製DBAL-A2のレビューをする前に、まず実銃に搭載されるLAMである「AN/PEQ-15A DBAL-A2」について説明します。

STEINER社のレーザー・エイミング・モジュール

シュタイナー社HPのAN/PEQ-15A DBAL-A2紹介ページ
via : steiner-defense.com

「AN/PEQ-15A DBAL-A2(以下:DBAL-A2)」とは、ドイツのシュタイナー社(Steiner eOptics)が製造している、夜間や暗い場所での照準を目的としたレーザー・エイミング・モジュール(LAM)です。

DBAL-A2は米軍を始め、各国の軍隊、特殊部隊、法執行機関などで使用されています。

DBAL-A2はDual Beam Aiming Laser – Advanced 2の略で、その名の通り、

  • 可視レーザー:日中・明るい場所用の肉眼で見ることが出来るレーザー
  • 赤外線レーザー:ナイトビジョン(暗視装置)を使わないと見えないレーザー

といった2種類のレーザーを内蔵しています。これらのレーザーは出力調整が可能で、周囲の明るさに合わせて調整出来ます。

また、上記2種類のレーザーに加え、暗視装置の使用時に視認性を向上させる「赤外線イルミネーター」もあります。

クリス・コスタ
via : flickr

元・MAGPULダイナミクスの社長であり、「タクトレ」や「コスタ撃ち」で一世を風靡したクリス・コスタ氏もAR-15にDBALを装備しています(ただし形状からDBAL-A2ではなく、DBAL-A3の可能性あり)。

上の写真はタクティカルトレーニングにて射撃するコスタ氏を撮影したもので、我々エアガン・サバゲー界隈において「クリス・コスタといえばこの写真!」といって良いくらい有名な写真です。

AN/PEQ-15(ATPIAL)との違い

L3 ハリス・テクノロジー社のPEQ-15紹介ペ
via : L3 HARRIS

似たコンセプトのLAMとしては、米国のL3ハリス・テクノロジーズ社(旧・EOTech社)のAN/PEQ-15(ATPIAL)があります。

M4カービンやM16A4の写真を見ると、このPEQ-15(ATPIAL)が付いていることが多いため、LAMとしてはDBAL-A2よりPEQ-15(ATPIAL)の方が知名度が高いのではないかと思われます。

一応、米軍ではDBAL-A2とPEQ-15(ATPIAL)は両方とも採用されており、予算、既存の装備との互換性、作戦内容、隊員の好みなどに基づき選択することができるとのこと。

PEQ15(ATPIAL)の方がDBAL-A2より多機能である反面、高価であったり装備との互換上の制約もあるとのこと。

ちなみに過去にFMA製のPEQ-15(ATPIAL)のレプリカを購入しています。詳しくは以下の記事を参照してみてください。

関連 M4やM16A4にPEQ-15を搭載してみた

私個人の偏見ではありますが、M16A4やM4A1カービンのような軍用モデルにはPEQ-15(ATPIAL)、民間モデルのAR-15にはDBAL-A2が似合うかなと思っています。

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SOTAC製AN/PEQ-15A DBAL-A2のレビュー

SOTAC DBAL-A2 パッケージ

実銃用のDBAL-A2についてざっくり説明しましたので、ここからは今回購入したエアガン用のAN/PEQ-15A DBAL-A2についてレビューします。

AmazonのElement Airsoftのストアから購入しましたが、DBAL-A2が入ってるボックスを見ると「SOTAC(SOTAC GEAR)」とあります。

なお、エアガン用のDBAL-A2は様々なメーカー・ブランドから販売されており、

  • DBAL-A2本体のカラー(ブラック/デザート)
  • 本体の素材(金属/ナイロン)
  • 可視レーザー照射機能の有無
  • 可視レーザーの色(グリーン/レッド)
  • ライトの種類(LEDライト / 赤外線ライト)

といった仕様の違いがあるため、必ず購入前に仕様を確認しておいて下さい。

スペック

SOTAC製 AN/PEQ-15A DBAL-A2

先述の通り、エアガン用のDBAL-A2は本体の材質やカラー、レーザー機能の有無などで様々なメーカー、様々なバリエーションがあるため、必ず仕様を確認した上で購入することを推奨します。

私が今回購入したDBAL-A2は以下の仕様となっています。

  • 本体色:ブラック
  • 可視レーザー色:グリーン
  • 材質: 金属
  • 照射機能:可視レーザー、LEDライト、赤外線レーザー(?)

Amazonの製品名に「IR機能」とあったり、DBAL-A2本体セレクターの「I/R POINT」に合わせて照射しても何も出ないため、恐らく赤外線レーザーだと思いますが、暗視装置が無いため現時点では確認が出来ませんでした…。

その他のスペックについては以下の通り。

  • サイズ:約79×60×21mm
  • 重量:約250g(本体のみ)
  • LED光量:160~200ルーメン
  • プラグ:3.5mmプラグリモートスイッチ
  • パワーソース:CR123Aまたは16340リチウム電池1個(※電池は付属しません)
  • 銃本体への固定方法:20mmレイル対応(クイックリリースレバーマウント方式)

付属品

SOTAC DBAL-A2 セット内

開封して中身を確認してみます。以下のものが入ってました。

  • DBAL-A2本体
  • リモートスイッチ
  • リモートスイッチ用のベルクロテープ
  • リーフサイト
  • 六角レンチ(2種類)

DBAL-A2本体のディテール

ではでは、DBAL-A2本体の各部について見ていきます。

SOTAC製 DBAL-A2 本体

DBAL-A2本体はオールブラックで、主要なテキストはシルクプリントで表記され、先端の「DANGER」と書かれているテキストはシールで再現。このシールは最初から貼り付けられていました。

特筆すべき点はフルメタルなところで、エアガン用のPEQシリーズの多くがプラ製で出来ているなか、このDBAL-A2は本体の大半が金属パーツで出来ており、質感・耐久性ともにバツグン。

安価なナイロンポリマー製のDBAL-A2もあるけど、どうしても「金属製」にこだわりたかったのでフルメタルバージョンを選択。金属ゆえの頑丈な作りとヒンヤリした手触りがたまらない。

これはM4やM16のフレームをメタルフレームに変えた時の「満足感」と同じ感覚です(笑)

QDマウントで素早く着脱

SOTAC製 DBAL-A2 本体裏側のマウント部分

本体裏側のマウント部分。

20mmレイルに取り付け可能なQDマウントになっており、スルーレバーによって瞬時に着脱が出来るようになってます。

またQDマウントのレバー部分はロック解除レバーがついており、装備品や枝などに引っ掛けて不意にロックが外れないようになっています。

レイルからDBAL-A2を外す時は、このロック解除レバーを押しながらレバーを動かして緩めます。

SOTAC製 DBAL-A2 本体裏側のマウント部分2

さらにレバーの反対側のマイナスネジを回すことで、20mmレイルの幅に合わせてマウント部分を微調整することができ、ガッチリと固定させることが出来ます。

ただ注意したいのは、このマイナスネジは普段は窪みにはまっているので、その状態ではいくらドライバーで回しても動かないので、調整する時はレバー側を押して窪みからマイナスネジを浮かせてから回します。

最初それに気づかずマイナスネジを少し歪ませてしまった…。

CR123Aまたは16340リチウム電池を1つ使用

SOTAC製 DBAL-A2 本体正面

こちらは真正面から見た図。

左側は可視レーザーと赤外線レーザー、右側はLEDライトを照射するレンズ。これらは使用しない時はキャップをつけてレンズを保護します。

また中央には電池を入れる蓋がついていて、回すと外れます。

SOTAC製 DBAL-A2 パワーソース

中央のキャップを外した状態。

使用する電池はCR123Aまたは16340リチウム電池(1つ)。電池は付属しないのであらかじめ用意しておきましょう。

セレクターと照射パターン

SOTAC製 DBAL-A2 レーザーの上下左右調整ダイヤル

本体の両側面および上面にはレーザーの上下左右調整用のダイヤルがついています。

可視レーザーと赤外線レーザーは右側にあり、これらは同軸上にあるので、可視レーザーの方でゼロイン調整すれば赤外線レーザーの方も調整されます。

SOTAC製 DBAL-A2 セレクター

本体上面後部にあるセレクターの刻印。

セレクターは左右2つあり、左側のセレクターは点灯モード(常時点灯かスイッチを押している間点灯か)を選択します。

右側のセレクターは照射するビームの種類(可視レーザー / LEDライト / 可視レーザー&LEDライト / 赤外線レーザー)を選択します。

また、射出するビームはLO(弱)とHI(強)の2段階となっており、セレクターにある青い六角ネジを外すとHIモードにセレクターを切り替えることができます。

その他モードを問わず、本体のボタンまたはリモートスイッチをダブルクリックすると、LEDライトと可視レーザーが同時点灯するようになってます。

上述の通り、スイッチを素早く2回押すとLEDライトと可視レーザーが同時点灯する仕組みになっており、セレクターが「OFF」の状態でも点灯します。

そのため、不用意に点灯させないために使用時以外は電池は抜くことを推奨。

SOTAC製DBAL-A2 照射ボタン

本体上部の左端にあるFIREのボタン。

左側セレクターを「MON LO PWR」または「MON HI PWR」に切り替えた状態でこのボタンを押している間、右側のセレクターで設定したビーム(LEDライト/可視レーザー/赤外線レーザー)を照射し続けます。

これは付属のリモートスイッチを使用した時と全く同じ挙動なので、DBAL-A2本体のボタンよりリモートスイッチを使った方が手の位置を変えずに済むので、ゲーム中に本体のボタンを使う機会は無いかもしれません。

本体重量

SOTAC製 DBAL-A2の重量

DBAL-A2の重量を測定したところ205gでした。

カタログスペックの250g(本体のみ)よりは軽いけど、それでも持った時のズッシリとした”鉄の塊感”はさすがフルメタル製。

「重いのはイヤ!」という人は、軽量なナイロンファイバー製のDBAL-A2もあるので、そちらを選択すると重量を抑えられます。

FMA PEQ-15 重量測定

参考までに、FMA製PEQ-15は149gでした。こちらは大半がプラ製なので軽い。

付属品の詳細

あわせて、DBAL-A2に付属するアイテムも一緒に紹介します。

リモートスイッチ

SOTAC製 DBAL-A2 付属品のリモートスイッチ

まず1つ目がリモートスイッチ。

これを使うことで、ハンドガードやフォアグリップを握ったままライトやレーザーを点灯できます。フライトやレーザーサイトを使う上で必要不可欠なアイテムです。

プラグは3.5mm規格となっています。

SOTAC製 DBAL-A2 付属品のリモートスイッチを接続する

リモートスイッチはDBAL-A2本体の後端右側にあるソケットに接続します。

SOTAC製 DBAL-A2 リモートスイッチの長さの参考例

M16A4と並べてみるとこんな感じ。

コード部分だけで25cmくらいあるので、M16クラスのフルサイズ電動ガンでも長さは十分。

リモートスイッチは両面テープやバンドなどを使ってハンドガードやフォアグリップに固定するのが一般的ですが、今回のDBAL-A2には後述する「ベルクロテープ」が付属し、そちらを使って任意の場所にスイッチを固定できます。

リモートスイッチ用のベルクロテープ

SOTAC製 DBAL-A2 リモートスイッチ用のベルクロテープ

また、リモートスイッチをハンドガードやグリップに固定するための「ベルクロテープ」も付属します。

このベルクロはオスメス互いにくっついてくれるので、片方をリモートスイッチの裏側に、もう片方をグリップやハンドガードに貼り付けて使用します。

LEAFサイト

SOTAC製 DBAL-A2 LEAFサイト

こちらは「LEAFサイト」と呼ばれる、DBAL-A2本体の上面に取り付けることで簡易フロントサイトになるパーツです。

ハンドガード上面にDBAL-A2を装着する場合、このLEAFサイトを併用することでフロントサイトが不要になるので、ハンドガードの省スペース化が可能となります。

ミディアム~ロングサイズのハンドガードならそこまで気にすることはないですが、これがM4相当サイズのハンドガードになると、この省スペース化が結構効いてきます。

SOTAC製 DBAL-A2 LEAFサイト 本体に装着

LEAFサイトをDBAL-A2本体に装着すると写真のようになります。

サバゲー時はダットサイトやスコープを使うので、実際のフロント/リアサイト同様「お飾り」であることが多いですが、ハンドガード上面にDBAL-A2を装着する時はLEAFサイトを付けておくとソレっぽくなります。

なお、リアサイトと併用した時の視界は良好なので、あえてダットサイトとかを使わずに「アイアンサイト縛り」みたいなルール作ってゲームする時に使ってみるといいかもしれません(笑)

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DBAL-A2を照射してみた

それでは、DBAL-A2を実際に操作して、各種レーザー類を照射してみます。

先述の通り、DBAL-A2を使うにはCR123Aまたは16340リチウム電池が1つ必要で、これはセット内容に含まれないので自前で用意する必要があります。

セレクターの各種モードについて

SOTAC製 DBAL-A2 セレクター

DBAL-A2の照射方法や照射パターン等については先述の通り、本体後端にある2つのセレクターで切り替えますが、各種セレクターについては以下の通りです。

  • 左側のセレクター
    • ON LO PWR:低出力。常時点灯モード
    • MON LO PWR:低出力。本体ボタン or リモートスイッチを押してる間だけ点灯
    • OFF:消灯(ただしスイッチを2回クリックするとLEDとレーザーが照射)
    • MON HI PWR:高出力。本体ボタン or リモートスイッチを押してる間だけ点灯
    • ON HI PWR:高出力。常時点灯モード
  • 右側のセレクター
    • VIS POINT:可視レーザーを照射
    • I/R ILLUM:LEDライトを照射
    • IR POINT & ILLUM:可視レーザー&LEDライトを照射
    • I/R POINT:赤外線レーザーを照射?
SOTAC製 DBAL-A2 照射時に点灯するLEDランプ

また、左右のセレクターの間には緑色に光るランプがあり、各種ビームを照射している間ここが点灯します。

そのため、「今って点灯させてたっけ?」とか「これちゃんとついてる?」ってなった時は本体後部を見ればわかります。くれぐれもレンズを覗き込まないように。

各種点灯モードテスト

それでは実際に点灯してみます。

VIS POINT(可視レーザー)

SOTAC製 DBAL-A2 可視レーザー照射

まずはセレクターの一番左にある「VIS POINT」を照射します。

VISは恐らくVISUAL(視覚的)の略で、その名の通り、目に見える緑色のレーザーを照射します。

また写真では「ON LO PWR」、つまり低出力モードで照射していますが、それでも100m以上離れた場所にもポインターが届くので正直「HI」の必要性を感じないほどでした。

失明のおそれがあるので、絶対に目に向けてレーザーを照射しないでください。

I/R ILLUM(LEDライト)

SOTAC製 DBAL-A2 ライト照射

お次は「I/R ILLUM」モード。

I/Rとあるものの、こちらのモデルは肉眼で確認できるLEDライトを照射します。表記通りに「赤外線ライト」を照射する上位モデルもあるようです。

先日買ったWADSN製のM600Cタイプのフラッシュライトには劣るけど、フラッシュライトとして十分なくらい明るい。

I/R POINT & ILLUM(LEDライト・可視レーザー)

SOTAC製 DBAL-A2 可視レーザー・LEDライト同時照射

セレクターを「I/R POINT & ILLUM」に合わせるとLEDライトと可視レーザーが同時に照射されます。

ちなみに本体のFIREボタン、あるいはリモートスイッチを素早く2回押すと同様にLEDライトと可視レーザーが同時点灯されるようになっています。

注意したいのは、この2回押しによるLED/レーザー同時点灯はセレクターが「OFF」でも作動するため、運搬時の振動など意図しない形で点灯することもあります。

なので使用する時以外は「OFF」にするだけでなく、電池を本体から抜いておくことを推奨します。

I/R POINT(赤外線レーザー)

SOTAC製 DBAL-A2 赤外線レーザー照射

「I/R POINT」に合わせて照射すると………何も起きません。

…ではなく、恐らく、恐らくですが、肉眼では見えない「赤外線レーザー」が照射されているのではないかと思われます。

ただ、暗視装置を持っていないので、実際に赤外線レーザーが照射されているのかどうかが確認できませんでした。

一応、Amazonの商品名に「IR機能」とあるし、照射中に本体後部のランプが点灯しているので、IRレーザーが照射されている…はず。

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DBAL-A2を電動ガンに取り付けてみた

それではDBAL-A2を電動ガンに取り付けてみます。

今回取り付ける電動ガンは、東京マルイのメカボックスをベースに社外パーツを組み合わせて作った「SR-15」。

先述の通り、QDマウントで電動ガンに装着するので、M16やM4以外にも20mmレイルが装備されているタイプの機種なら取り付けが可能です。

DBAL-A2を装備したSR-15

どどん。

ハンドガードが「M-LOK」仕様なので、ハンドガード先端にPTSのレイルパネル(5スロット)を3つ追加して、DBAL-A2とあわせて前回入手したSF M600Cタイプのライトを取り付けてみました。

クリス・コスタ

↑完全にコスタのAR-15を意識しています。

フラッシュライトとレーザーデバイスを一緒に装着するとなると、このレイアウトが一番シックリ来るような気がしました。

ハンドガード上部にレーザーを乗せてる人も結構いますが、スコープやドットサイトの視界に入りそうなので、私はハンドガード上部にはアクセサリーつけない派です。

DBAL-A2を装備したSR-15 フロント部分

フロントの拡大。

写真ではリモートスイッチはハンドガードの上に乗せてるだけですが、実際はハンドガードを握った状態で押せる位置に設置すると思います。

その時は付属のベルクロテープでスイッチを固定します。

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「デュアルスイッチ」を使ってライトとDBAL-A2を同時に操作できるようにしてみた

通常、フラッシュライトとレーザーサイトは「リモートスイッチ」をプッシュして点灯すると思います。

しかし、光学機器の増えると当然リモートスイッチの数も増える(といっても2本くらいですが…)ため、コードがゴチャついたり、スイッチを何処に固定するか…といった課題が浮上します。

そこで「デュアルスイッチ」という、ライトとレーザーのスイッチを1つにまとめたアイテムを使用してみることにしました。

element airsoft Unity Tactical TAPSタイプ デュアルスイッチ

買ったのはelements airsoftのデュアルスイッチ。

デュアルスイッチとはその名の通り、ボタンが2つ付いているリモートスイッチで、SUREFIRE系レプリカライトとPEQ等のレーザーモジュールを同時に操作できるのが特徴。

先端のプラグはライト側は俗に言う「SUREFIREプラグ」になっており、WADSN等が出しているSUREFIREのレプリカライトに対応している。

もう片側のレーザーモジュール用のプラグは、3.5mmプラグ(および2.5mm)になっており、今回のSOTAC等のDBAL-A2やPEQ15等に対応しています。

レーザーデバイス側はプラグのサイズが3.5mmと2.5mmとあるので、対応したデュアルスイッチを選ぶ必要があります。

その他カラーバリエーションはブラックとデザートの2色。今回はブラックの3.5mmプラグを選びました。

element airsoft Unity Tactical TAPSタイプ デュアルスイッチ スイッチ部分

デュアルスイッチ上部にはスイッチが2つあります。

スイッチ表面にはドットがモールドされており、ドット2つがDBAL-A2等のレーザー、ドット1つがフラッシュライトのスイッチとなっています)。

このデュアルスイッチによって配線がゴッチャにならず、またそれぞれのスイッチを隣接した位置にセットできるので、ハンドガードを握った状態で手(指)を変えることなく各デバイスのスイッチにアクセス出来るようになります。

element airsoft Unity Tactical TAPSタイプ デュアルスイッチ マウント部分

デュアルスイッチ裏のマウント部分。

20mmレイルのほかにM-LOKやKeymodにも取り付けが可能です。

受けの六角ネジはよく抜け落ちるので瞬間接着剤で固定して取れないようにしました。

element airsoft製のデュアルスイッチ プラグ部分

プラグ部分。

片側はWADSN等のSUREFIRE M300、M600のレプリカなどに対応した「SUREFIREプラグ」で、もう片側が3.5mmプラグになっています。

今回はSOTAC製のDBAL-A2を接続するため、3.5mmプラグタイプを選びましたが、2.5mmプラグタイプも販売されています。手持ちのレーザーのプラグに合わせて選んで下さい。

element airsoft製のデュアルスイッチにWADSN製のM600CフラッシュライトとSOTAC製DBAL-A2を接続

DBAL-A2とM600Cを接続してみました。

点灯パターンはデバイス付属のリモートスイッチを使用した時と全く同じで、スイッチを押している間だけ点灯します。スイッチを押してから点灯までの遅延はありません。

またDBAL-A2の素早く2回押すとLEDとレーザーが同時点灯する機能は、こちらのデュアルスイッチでも出来ました。

element airsoft製デュアルスイッチ ハンドガード上部にマウントした状態

デュアルスイッチをハンドガード上部にマウントしてみました。

ハンドガード握った時に左手の親指がスイッチに来る位置にあり、銃を構えたままレーザーまたはライトを照射することが出来るように調整。ライトとレーザーの点灯切り替えは親指を動かすだけ。

SR-15 全体図

全体図。

デュアルスイッチでライトとレーザーの配線類をまとめて、スッキリしたフロントになりました。同時にハンドガードを握ったまま親指ひとつでそれぞれのデバイスの照射が出来るようにもなりました。

まとめ

SR-15 完成!

フラッシュライトに続き、DBAL-A2も追加してフロントがとても華やかになりました(同時に重くなりました)。

SOTACのDBAL-A2はレプリカではあるものの、本体が金属製で質感・リアリティは抜群で、LEDライトやレーザーポインターの照射機能もあるので、観賞・ゲーム用どちらでも満足のいくクオリティです。

お高いDBAL-A2ですが、価格に見合った満足感が得られるデバイスです。

なお余談ですが、SR-15制作シリーズを見て下さってる方はお気づきかもしれませんが、SR-15のフレームが変わっております(HurricanE SR-15刻印→G&P ブッシュマスター刻印)。

これは別のカスタムをしており、過去に作ったM4系列のフレームを入れ替えたためです。こちらも後ほど記事にしていく予定ですが、とりあえず現状のSR-15は上記写真が完成となります。

…フレームがSR-15刻印ではなくブッシュマスターなので、SR-15と言うよりAR-15と呼んだ方が良いかもしれませんが、細かいことは気にしない。

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