天塩にかけて(?)カスタムしたエアガンをキズやホコリから保護するため「ハードガンケース」を買ってみました。
数あるハードガンケースですが、今回は「HTGベーシック」というメーカーを選んでみました。
HGTベーシックのハードガンケースの特徴は、中にあるウレタンフォームに切れ込みが入っていて、簡単にちぎれるようになっています。
そのため、電動ガンやアクセサリーの形に合わせて簡単にカット出来るので、エアガン本体やアクセサリー類に合わせて簡単に型抜きが出来ます。
従来のガンケースのようにエアガンとカスタムパーツの保護・運搬はもちろん、「ディスプレイケース」としてエアガンとカスタムパーツをキレイに収納したいという人にオススメ。
それではハードガンケースを見ていきましょう。
HTGベーシック ハードガンケースのレビュー

カスタムが終わった電動ガンとその装備品類をまとめて収納するガンケースが欲しいと思い、せっかくだから収納とディスプレイを兼ねようとハードガンケースを探していたところ、HTGベーシックというメーカーのハードガンケースを発見。
強化ポリプロピレンとグラスファイバーを素材としていて、耐久性に優れているので、愛銃をしっかり保護してくれます。
私はサバゲーに行く予定はなく、もっぱら家でエアガンのカスタムをして遊ぶだけなのでハードガンケースにしましたが、耐久性や防水性に優れているほか、運搬用のキャスターも付いているので、サバゲー用に持ち運ぶって人にもオススメ。
ハードガンケースの寸法とエアガン収納例
HTGベーシックのハードガンケースのサイズはいくつかあり、それぞれの寸法・重量は以下の通り。
品番 | 外寸 | 内寸 | 重量 |
---|---|---|---|
htg-case-a015 | 97.8 × 42 × 17.2cm | 93 × 35.6 × 15.2cm | 6.4kg |
htg-case-a016 | 110 × 41.4 × 15.5cm | 104.2 × 35.2 × 13.2cm | 5.7kg |
htg-case-a011 | 119 × 40.5 × 16cm | 113.8 × 35.1 × 13.3cm | 9.6kg |
htg-case-a017 | 138.7 × 39.2 × 15.2cm | 130.8 × 32.1 × 13.3cm | 8.6kg |
今回はこの中で一番小さいサイズのhtg-case-a015(内寸:93 × 35.6 × 15.2cm)を選んでみました。

ハードガンケースは一番小さいサイズでありながら、16インチバレルのSR-15が収まるし、アクセサリー類を除外すればM4が2つ収納できます。
そのためM4ユーザーなら一番小さいサイズでも十分だと思います。
自由に「型」が作れるウレタン製スポンジフォーム

ケースを開けると中には高反発・高弾性が特徴に優れたウレタン製スポンジフォームが入っており、これらが愛銃をしっかり守ってくれます。

このウレタン製スポンジフォームは4種類入っており、
- ハードガンケース蓋の内側にある波状のフォーム
- 中間の格子状に切れ込みが入ったフォーム(2枚)
- ハードガンケース底部のフォーム
といった4層で構成されています。

中央のスポンジフォームは2cmの格子状の切れ目が入っており、手でプチッと簡単にちぎれるようになっています。
そのため、エアガンやアクセサリーの形に合わせて簡単に型抜きができるという点。
「スポンジフォームをエアガンの形に型抜きしたいけど、上手く出来る自身がない…」って人にとてもありがたい仕様です。

型抜きしたスポンジフォームに電動ガンやアクセサリー類をはめ込んでみるとこのようになりました。
電動ガン本体はもちろん、光学機器やサプレッサー、マガジンといったカスタムパーツきれいに収まってくれます。もちろん各カスタムパーツは「型」に収まっているので振り回してもズレません。
バチンとロックを外し、パカッとガンケースを開けると銃とカスタムパーツが顔を出す…という、映画とかでありそうなやつ、ミリオタはもちろん、そうでない人も憧れますよね。
また、エアガンと一緒にアクセサリー類も収納できるので、エアガンあるあるな「アクセサリーの置き場が無い問題」も一緒に解決できます。
特に私みたいに1つの銃に複数のアクセサリーを着けたり外したりして楽しむタイプだと、外したアイテムがデスクの上に散乱することがよくあります。でもハードガンケースがあれば遊んだら後にお片付けが出来ます。
持ち運びに便利な機能
ハードガンケースはエアガンの保護はもちろん、エアガンを持ち運ぶために収納します。HTGベーシックのハードガンケースにはユーザーがエアガンを持ち運ぶために役立つ機能があります

ハードガンケースの長辺についてるハンドル。
大型でグローブをした状態でも難なく手が通せます。使わない時は90度横にパタンと倒せます。

ハードガンケースの短辺(ケースのロゴマークに対して左側)にもう1つハンドルがついています。

その反対にはキャスターがついているので、ハンドルと合わせてキャリーケースのように転がして運搬できます。
一般的なハードガンケースはハンドバッグのように持ち運ぶパターンが多いですが、ケース単体の重量に加え、銃やアクセサリーが入ったデカブツを長時間持ち運ぶのは大変です。
特にハードガンケースはソフトガンケースと比べて重たいという欠点があります。
しかし、HTGベーシックのハードガンケースならキャリーケースのように運搬できるので、フィールドに到着するまでに体力を温存できます。
公共交通機関を使ってフィールドまで行く人にとってありがたい仕様。もちろん車移動でもありがたい。

蓋をロックするレバーは4箇所についており、それぞれパチンとしっかり固定されます。運搬中の振動などで不意にロックが外れることはありません。
また、各ロックレバーの横には南京錠などを通す穴が開いており、より強固に確実にロックさせることも可能。
なお、写真では上下のフタの間にスキマがあいてるように見えますが、実際はフタの内側にある突起と窪みがしっかり噛み合ってしっかり密閉されています。
「運ぶ・しまう・かざる」に最適なハードガンケース!
大事なエアガンはキズやホコリから保護したいですし、サバゲー等で使う場合は丸裸で運ぶのはご法度なので必ずガンケースに入れて運びます。
そういったことから観賞用・ゲームユース問わず、「ガンケース」あるいはそれに準ずるものは持っておく必要があると思っています。
私もかつてはサバゲーによく行ってたのでガンケースは持ってましたが、「ハードガンケース」の購入は今回が初めてでした。
そんな中、数あるガンケースのなかで「HTGベーシック」を選んだ理由は
- ハードタイプのガンケースである
- 簡単に型抜きができる
という点でした。
エアガンの保護・持ち運びといったガンケース本来の目的に加え、エアガンやカスタムパーツを綺麗に収納できる「ディスプレイケース」としての要素もあり、サバゲーマーはもちろん、エアガンにアクセサリーを着けたり外したりを楽しむ人にもオススメなハードガンケースです。