どうもこんにちは。ましゅーです。
サバゲーで知り合った方より「G&P MREフロントセット」を安く譲って頂いたので、東京マルイのM4A1カービンに組み込んでみました。
この記事ではベースとなったM4(マルイM4A1)の簡単な紹介および、MREというハンドガードの特徴について解説し、そしてM4に組み込むところまでをまとめました。
なお、この記事はシリーズ物となっており、今後様々なパーツやアクセサリーを装着していく予定です。そのほかのM4カスタムについては下記のリンクから読むことができます。
はじめに ベース機種「M4」の紹介
この記事は「M4カスタム日記」の最初の記事となります。
本来なら最初にカスタムの母体となる機種の紹介から入るのですが、如何せん元の記事は今から約8年前(2016年8月10日現在)に作成したもので、当時のデータがほとんど残っていない状態でした。
なので、まずは今回の電動ガンカスタムのベース銃となる東京マルイの「M4A1カービン」について簡単に紹介します。
ベースは東京マルイ電動ガン「コルト M4A1カービン」
記事のタイトルにもあるように、ベース機種はエアソフトガンおよびサバイバルゲーム界隈では最も知名度のある東京マルイ製コルト M4A1カービンを使います。
このM4A1カービン(以下 : M4)は2008年7月に大阪へ旅行に行った際に立ち寄ったガンショップFIRSTで購入しました。
数ある電動ガンの中でもM4A1は人気機種の一つで、多くのメーカーがカスタマイズパーツを販売しており、サバゲーで使用するのはもちろん、アフターパーツを使用した独自のカスタマイズが楽しめます。
特に今回はサバゲーで使用するより、外装カスタムを楽しむことにウェイトを置いているので、アフターパーツの多いM4A1はうってつけのベース銃といえる。
ラージバッテリー仕様に
カスタムを楽しむと書きましたが、もちろんサバゲーでの使用も多少考慮しています。
M4A1はミニバッテリー仕様なので、ゲームで使うとなると、多弾マガジン(300発)数本でバッテリー切れになってしまいます。1日中使うとなるとミニバッテリーを複数用意しなければなりません。
それよりも、より容量の多い「ラージバッテリー」に対応させることにしました。
ミニバッテリー仕様の電動ガンをラージバッテリー仕様にする方法は様々ですが、今回はLaylax製ユニバーサルバッテリーホルダーを使用しました。
各種大容量バッテリーの搭載が可能なポーチ本体に加え、ミニコネクタ用をラージコネクタに変換するコードも付属するので、手軽に電動ガンをラージバッテリー仕様にすることが出来る。
これによってほんの少しの加工(ロアハンドガードの穴を少し拡大する)だけでM4A1をラージバッテリー仕様に出来ました。
…というのがベースとなるM4A1についての大まかなスペックです。なお、以降はM4A1ではなく「M4」という呼称を使用します。
G&Pの「MRE フロントセット」をゲットした!
ここからタイトルに書いたG&PのMREフロントキットのお話になります。ネットで知り合ったサバゲー仲間に譲っていただきました。
なお、MREというと米軍のレーション(Meal, Ready-to-Eat)を連想しますが、ハンドガードの方のMREです。もちろん食べられません。
MREの特徴
まずはこの「MRE」というハンドガードについてご紹介。
G&P製のフロントキットということで、ハンドガードからアウターバレル、フロントサイト、更にグリップといったアクセサリーまでセットになったお得なフロントコンバージョンキットです。
こういったフロントキットは様々な種類がありますが、このMREの最大の特徴は、フロントサイトをまたいだ先にも4面のレイルがあるという、なかなかユニークな形状になっていることです。
レイルが増設された分重量は増えますが、アクセサリー装着の幅が広がるし、なによりこのユニークなハンドガードは他のM4ユーザーとの差別化としても大きな意味を持つでしょう。
また、このハンドガードは従来のM4・M16系ライフルのハンドガードとは異なり、ハンドガードとアウターバレルの固定が別々になっている「フリーフローティング」仕様になっています。
そのため、レイルハンドガードにアクセサリーを搭載しても、重量でバレルが垂れ下がることがなく、命中精度の低下を防いでくれます。
MREフロントキットを装着してみた
大まかな解説を終えたところで、実際にM4にMREを組み込んでみました。
MREを取り付けたあとのM4の全体像はこのようになりました。
キットの組み込み手順は大雑把に説明すると、
- ハンドガード・ハンドガードリング・アウターバレル・フロントサイトを外す
- アウターバレルをフレームに差し込む
- 付属のハンドガードキャップを通し、バレルロックリングを回してバレルを固定する
- ハンドガードを装着する
- フロントサイト・ガスチューブを取り付ける
- フロントサイト前方のレイルブロックを取り付ける
といった流れになります。
反対側。
ポイントとしては、バレルロックリング(レンコンみたいに穴だらけのやつ)でアウターバレルを固定する時に、ハンドガードを固定するピン穴2つが水平になるように調整するという点。
ピンを通す穴の位置がおかしいとハンドガードが傾いた状態で固定されてしまうので、バレルシムを使って微調整しながら正確に位置決めをします。
また、バレルロックリングはG&Pのバレルロックレンチを使用するとシッカリ締めることができます(ただし締め過ぎると破損する場合があるので程々に)。
MREのフロント部分です。フロントサイトの先にも4面のレイルがあるユニークなM4になりました。
この先っちょの4面レイルにはレーザーとかライトといった光学機器を装着したい。
MRE最大の特徴でもある、フロントサイトの先にあるショートサイズの4面レイル。ここには何を装着すればいいか迷ってます(装着するものは無いけど)。
このパーツはハンドガードを本体に組み込んだ後に六角ネジ4本で固定します。
フロントサイト(写真中央の三角形)やスリングスイベル、ガスチューブを固定するピンが死ぬほど硬くてハンマー使ったら指を打ち付けて痛みにもがいたり、ヒューズケースで手を切ったりで私のHPがガリガリ減って苦労しました。
すんげぇ苦労したので当分は分解したくありません。でもメタルフレーム組み込まなくっちゃ…。
配線の加工
今回ちょっと頭をひねったのが配線加工でした。
というのも、東京マルイのM4A1はバッテリー接続用コードがハンドガード内にあります。
そしてコードにはショート防止のための「ヒューズ」がついており、このヒューズを固定するプラパーツがやたら大きく、これをどうにかしないとRAS内部に配線を通すことはできません。
私の行った対策は、ヒューズやコネクターをケースから外し、強引にビニールテープを巻きつけて固定するというもの。どうみても死亡フラグな姑息な手段でその場しのぎ。
万が一配線トラブルが起こった場合は他社のパーツ(主にライラクス)で応用は利くが、そうなるとまた金がかかるので極力トラブルが起こらないことを祈ります。
本体側の配線はフロントサイトの下からチョロンと顔を出し、ユニバーサルバッテリーホルダー(LayLax)付属の変換コネクターを接続します。
そしてそのまま配線をストック側まで引っ張っていき、ホルダーのバッテリーと接続。テスト射撃したら何とか動いてくれたので今回はこれで良しとします。
…が、その場しのぎな手段なので、いずれココは改善します。フロントにバッテリーケースを搭載するか、いっそのこと配線を後ろに回すか…。
フラッシュハイダーが外れない!?
その他苦労したのはハイダーが外れないという点。
ハイダーが取り外せないとサイレンサーが付けられないどころか、フロントサイトを外せないのでRASの脱着のに死ぬほど苦労する。
もちろん今回もそのせいで死ぬほど苦労させて頂きました。どうもありがとうございます。
まとめ
というわけで、M4にMREを装着しました。
冒頭でも少し述べたように、元の記事が2008年投稿ということで、私がブログというものを始めた2007年の翌年の投稿となります。嗚呼、実に懐かしい。
なので再掲載とはいえ、あちこち加筆修正を加えてほとんど新規作成といってもいい記事となりました。
ダットサイトにフリップアップリアサイト、PEQ-2、M203グレネードランチャーなどなど、家にあったアクセサリーをフル搭載してみました。
ゲームで使うとなるとかなりしんどいですが、眺めている分には満足です。
これで久々にM203グレネードランチャーを搭載した銃を使う事ができます。
こちらはグリップだけの装備。軽いのでホイホイ振り回せます。
ちなみに今後のカスタムとしてはストックやグリップなど細かいパーツをTANカラー(黄色っぽい色)にしてみようかと検討中。
PMC装備にも特殊部隊装備にも似合う一艇を目指します。
最後になりましたが、今回格安でキットを譲って下さった送り主様に、茶色の紙に書かれたハートマークだらけのラブレターを同梱してくださった送り主様に心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
↑次の記事。LayLaxの「リトラクタブルストック VL」というストックを追加しました。
↑M16・M4系エアガンをカスタムする場合は、ハンドガードやストックをガッチリ固定するための専用のツールが必要です。固定が甘いとゲーム中にガクン!と緩むことがあります。