製作中の電動ガン「SR-15」のメタルフレーム組み込みが一段落ついたので、今度は「ハンドガード」を組み込んでいきます。
ハンドガードはPTSの「Centurion Arms M-Lok CMRレイルハンドガード」を選んでみました。
Centurion Arms(センチュリオンアームズ)は実銃パーツメーカーですが、これを品質に定評のあるPTS(PTS Syndicate)がライセンスを取得し、エアガン用として製造・販売しているものです。
今回はこのCMR ハンドガードのレビューや組み込みを中心にご紹介します。
また、合わせてCMR ハンドガード専用のオプションアイテム「CMR M-LOKレール アクセサリーパック」も購入したので、こちらもご紹介。
「Centurion Arms M-Lok CMRレイルハンドガード」のレビュー
Centurion Armsはアメリカ合衆国インディアナ州にある銃器メーカー。
自社製のCMRハンドガードをはじめ、各レールシステムやM-LOK対応のレールを製造しているほか、AR-15系のアッパー / ロアレシーバー、更には「SPR mk12」や「レシーライフル」なども販売しています。
このCenturion ArmsのCMR ハンドガードを「PTS」がエアソフトガン向けにリリースており、エアガン用は13.5インチと9.5インチの2つのバリエーションが存在。
今回は13.5インチを入手しました。
今回はスタンダード電動ガンへの組み込みとなりますが、このCMRハンドガードは東京マルイの次世代M4や、ガスブロのM4 MWSのほか、KSC AEG / GBB M4シリーズにも対応しているとのこと。
CMR ハンドガードにした理由
製作中の「SR-15」のハンドガードをどうしようか迷っていました(M4系作る時は毎回ハンドガード選びで苦しむ…)。
実銃のSR-15の場合、「URX」シリーズ、特に現行モデルではM-LOKの「URX4」になると思いますが、電動ガン用のURX4を探してみると10.75インチとか14.75インチといった微妙なサイズしかないため候補外に。
それ以外のハンドガードの候補として色々考えておりましたが、
- M-LOKである
- ハンドガードの長さは12.5~13.5インチ
- 多少値が張ってもいいので高品質なのがいい
- ダサくない
という条件でハンドガードを探していたところ、PTSのCenturion Arms CMRハンドガードを発見。
スラッとした細長いデザインに惹かれて購入を決意。
CMR ハンドガードのディテール
それではCMRハンドガードをレビューします。気になった部分を隅々まで見ていきましょう。
セット内容(付属品など)
まずは入ってるものを確認。開封すると以下のものが入っていました。
- CMRハンドガード(13.5インチ)本体
- 六角ネジ3本
- バレルナット
- ガスブロック
- ガスチューブ
ハンドガードだけでなくガスブロックやガスチューブも付属するため、あとはアウターバレルやフラッシュハイダーを用意するだけでフロントが作れるのが嬉しい。
ハンドガードの特徴
ハンドガードは左右および下部がM-LOKになっていて、上面のみフルサイズの20mmレールが走っています。また、ハンドガード左右の先端と後端にはQDスリングマウントがあります。
非常に細いハンドガードで、ノギスで幅を測ってみたら約2.6cm、QDスリングマウント部分でも約3.5cmだった。
過去に買ったマッドブルのバトルレイルも握ってかなり細いなーと思っていたが、そのバトルレイルですら3.3cm。コイツ相当細いぞ…!
重量測定
ハンドガードやガスチューブ、バレルナット等を入れて重量を測ってみると369gでした。
細いだけでなく軽いのもCMR ハンドガードの魅力。
刻印
ハンドガードの両側面にはCenturion Armsのロゴマークが入っています。滲みがなくキレイな刻印なのはさすがのPTS。
ちなみにCenturion(センチュリオン)というのは、古代ローマ軍のケントゥリア(百人隊)の指揮官「ケントゥリオ」を英語読みにしたもの。日本では百人隊長と呼ばれるようです。
ハンドガード底面にはPTSのロゴと毎度おなじみ「FOR TRAINING AND SIMULATION USE ONLY」という刻印も入っています。
要するにコレはメタルのオモチャだ。コイツはいい歳してこんなオモチャで一人寂しく遊んでいるのだ。
QDスリングマウント
ハンドガード側面にあるQDスリングマウントにマルチミッションスリング4(レプリカ)を試しにつけてみる。
4ヶ所あるスリングマウントはいずれもしっかり装着でき、引っ張っても外れなかったので安心して使える。
フレームへの固定方法
エアガン本体(=アッパーフレーム)への固定は3本の六角ネジで左右からキュッと締めて行います。
この固定方法を知った当初「こんなんで大丈夫なのか?」と思っていましたが、実際に組んでみると従来のRASよりもガッチリ固定できる事がわかりました。
ただし固定が六角ネジなのでネジ穴を潰さないよう扱いには注意したい。
また、ハンドガードはフリーフローティングなので、ガッチリ握っても重たいアクセサリーを取り付けてもバレルに負荷がかかないようになってます。
ハンドガード内側の小さなブロック
ハンドガード内側の根本(フレーム側)には四角いブロックが六角ネジで固定されています。
これは恐らく実銃で使うことを防止するためにガスチューブが通らないようにするために取り付けたFOR TRAINING AND SIMULATION USE ONLY(物理)じゃないかと思います。
このネジはハンドガード底面の隙間から六角レンチを通せば外せるので、ガスチューブを取り付けるために外しちゃいましょう。
…と思ったらコイツ外れないぞ? おかしいな…。
…と思ったら外れた。
どうやら結構しっかりくっついていただけのようで、なにかの拍子にポロッと取れた。
ハンドガードを傷つけることなく外せてよかったよ。
ガスチューブとガスブロック
先述の通り、CMRハンドガードにはハンドガード本体だけでなくガスチューブとガスブロックも付属します。とても親切です。
このガスチューブ、通常のM4カービンに付いてるモノより長く、メジャーで測ってみると30センチはある(=12インチ)ため、俗に言う「ライフルレングス」相当と思われます。
実銃ではガスチューブが長くなると発射後の燃焼ガスがボルトキャリアーへ到達・キャリアの後退までが遅れるため、命中精度が向上するそうです。
ただ、闇雲に長くすればいいというわけではなく、銃身内部に刻まれたライフリングとの兼ね合いもあります。
…まぁエアガンではガスブロックもガスチューブも「飾り」ですが、こういう考察も交えて作るのが面白いです。
こちらはガスブロック。
いわゆるロープロファイルガスブロックと呼ばれるもので、従来の三角フロントサイト一体型タイプに対し、フリーフロートRASとか最近のオサレなハンドガードでよく使われているやつ。
裏側にはPTSの刻印とイモネジを取り付ける穴があります。
ただ細かいことを言うと、今回作る「SR-15」のガスブロックは写真のようなロープロファイルではなくKAC独自の形状となってます。
出来ればKACタイプのガスブロックが欲しいですが、現時点でエアガン用のKACタイプガスブロックが無いのが悲しい…。
ハンドガードの長さの目安
過去に作ったM4系の電動ガンとCMRハンドガードを並べてどれくらい長いのか比較します。
まずこちらはM4カスタム日記で作ったM4。フロントにはマッドブルのV-TACタイプバトルレイル(13.5インチ)がついています。
CMRハンドガードとバトルレイルは同じ13.5インチなので並べるとほぼ同じ長さ。
こちらはM4A1製作日記で作ってたM4A1。
ハンドガードやアウターバレルは従来のM4A1と同じですが、先っちょに付いてるCR556 AR203フラッシュハイダーが長いせいでイマイチ長さが掴みづらい。
一応、13.5インチのハンドガードと14.5インチのアウターバレルという組み合わせにすると、ハンドガードの先っちょからアウターバレルがチョロンと顔を出す程度の長さになります。
詳しくは後述します。
CMR ハンドガードを電動ガンに取り付けてみた
という具合にハンドガードを隅々まで見たので、今度はこれを電動ガンに取り付けてきます。
取り付けるのは今絶賛制作中の「SR-15」。現在は上の写真の状態になっています。
フレームはHurricanEのSR-15フレーム、アウターバレルはマッドブルの14.5インチ スチールアウターバレル(これがまたドチャクソ重たい…)といった構成。
それではCMR ハンドガードを取り付けていきましょう。
まずは付属のバレルナットをアッパーフレームに取り付けてアウターバレルを固定します。
フレームとの相性が良かったのか、それともマグプルクオリティなのかわかりませんが、特に苦労することなく素直に入ってくれました。毎回こうだったらいいのにね。
なお、写真では付いていませんが、この段階でガスブロックとガスチューブも取り付けておきます。
ちなみにバレルナットにはG&Pのパイプリングキー(GP817A)がピッタリ噛み合いました。
一応、手で回しても十分締まってくれますが、パイプリングキーを使うことでより確実にフレームにナットを固定することが出来ます。
余談ですがパイプリングキーは、本来はストックパイプを固定するリングをロアフレームにしっかり締め込むためのレンチです。
M4系電動ガンをカスタムする人、特にストックチューブバッテリー仕様にする人なら必須ツールの一つです。
バレルナットを取り付けたら、ハンドガード本体を通し、左右の六角ネジを締めていきます。
六角ネジは一度に締めらずゆっくり左右少しずつ締めていきます。
高品質なPTSなハンドガードだけあって、シム調整をすることもなくポン付けで取り付けができました。
しかもガッチリフレームに固定され、全くと言って良いほどグラつきがありません。HurricanEフレームの精度も相まってか、今までにないくらいガッチリしています。
エアガンでここまでガッチリしたものが作れるとは思わなかった。
CMR ハンドガードでスマートなフロントに
ハンドガードを装着するとこんな感じになりました。
上に書いたとおり組み込みトラブルは一切なくガッチリ取り付けられ、ハンドガード強く握ってもカクついたり緩んだりする気配はありません。
「このハンドガード、アッパーと一体なんじゃない!?」って思うくらいガチガチ。
14.5インチのアウターバレルと組み合わせるとこうなる
先端はこんな感じになっています。
14.5インチのアウターバレルに13.5インチのハンドガードという組み合わせにすると上の写真のように、ハンドガードから少しだけバレルの先端が顔を出す感じになります。
個人的にもう少しハンドガードからアウターが出るかなと思ったけど、実際はハンドガードからわずかに出てる程度。この形は好き嫌い分かれそうですね。
一応14mmネジ部分は完全に露出しているので、通常タイプのサプレッサーならハンドガードに干渉することなく取り付けができます。
この状態でフラッシュハイダーを装着するとこんな感じ。
使用しているのはUFCのKACタイプの3プロングハイダー。専用のQCDサプレッサーがセットになっています。
「SR-15」を作るわけですから、ハイダーはKACの3プロング一択でしょ!ってことで選んでみました。サプレッサーがセットになってるのも嬉しい。
付属のQCDサプレッサーをハイダーの上から装着するとこんな感じ。
サプレッサーとハンドガードには若干クリアランスはありますが、ほぼほぼツライチに近い状態です。
アウターバレルを16インチにするとこうなる
14.5インチだと寸詰まり感があり、もう少し長めのアウターバレルを使ったらどうだろうと思って、今度は16インチのアウターバレルを組み込んでみました。
すると上の写真のようにアウターバレルがハンドガードから4センチほど出るような感じになりました。
個人的に13.5インチのハンドガードにつけるアウターバレルは14.5インチより16インチの方が似合うな―と思いました。
ちなみにアウターバレルはこちらもマッドブル製。ただしこちらはアルミ製なのでスチール製の14.5インチよりも長いけど軽い。
…というより、スチール製の14.5インチアウターがドチャクソ重たいのである。
スチール製のアウターバレルはドチャクソ重たいだけでなくドチャクソ頑丈で相当酷使してもブッ壊れることはないだろうし、振動も抑えてくれるので、これはこれで大事に使いたい。
なお、CMRハンドガードを購入する前に「OUTLINE」というレビューサイト(運営:ORGA AIRSOFT)を参考にしていました。ハンドガードからいい具合にバレルが顔を出しているのがカッコいいなーと。
しかし、いざ再現しようとしてみると14.5インチでは短いし、16インチだと長過ぎて上の写真のような形にはならず「おかしいなー」と思ってOUTLINEさんに問い合わせてみました。
すると、『(掲載写真では)16インチバレルをカットしたものを使用しており、サイズとしては15.5インチ相当になるのではないか』という旨の回答をいただきました。
ネットショップを探してみても15インチや15.5インチのアウターバレルは見つからず、再現するにはアウターバレルをカットするしか無さそうです。
CMR ハンドガード専用のオプションアイテム「CMR M-LOKレール アクセサリーパック」も買ってみた
また、PTSからは「Centurion Arms CMRレール アクセサリーパック」という、CMRハンドガード専用のレールカバー&ハンドストップも出ています。
一応、M-LOK用のレールカバーはMAGPULのレプリカを持ってますが、「CMR M-LOKハンドガード専用」ということなので買ってみました。
レールカバーとハンドストップがセット
セット内容は以下の通り
- レールカバー×6枚
- ハンドストップ
- 六角ネジ(M-LOK用)×12本
- 受け金具(M-LOK用)×12個
- 受けパーツ(M-LOK用)×12個
- Gen2ハンドガード用六角ネジ×12本
このM-LOKレールアクセサリーパックの対応商品はPTSの「Centurion Arms CMR M-LOK レイルハンドガード(9.5 / 13.5インチ)」ですが、「CMR レールシステム 12.5インチ Gen2」用の六角ネジも付属するので、そちらにも取付可能とのこと。
レールカバーのディテール
レールカバーの表面。
デュポン社製のザイテル高性能強化ポリマーで作られており、表面はゴルフボールのようにデコボコになっていてグリップ効果に期待。
また、レールカバーのフチは半円状にカットされており、ハンドガードに開いている放熱用の穴を塞がないように配慮されています。
CMR ハンドガードには従来のM-LOKアクセサリーと同様に取り付けられるので、射撃ニーズに合わせてライフルをカスタマイズすることができるとのこと。
また商品説明によると、このアクセサリーはK.I.S.S. (keep it simple stupid=誰でもわかるくらい単純にせよ)の原則に基いた設計となっているそうです。
レールカバーの裏側。
中央にはFOR TRAINING AND SIMULATION USE ONLYという表記とPTSのロゴマークが打刻されています。
また、カバー裏側には4ヶ所に溝が入っており、この位置に合わせてカットが出来るようになっています。
これによって他のアクセサリーとのすき間を埋めることが可能。
MAGPUL M-LOKレールカバー Type2(レプリカ)と比較してみる。
CMRのレールカバーの方が横長で1枚あたりのカバー範囲が広い。
固定方法は先述の通り、従来のM-LOKアクセサリー同様に2本の六角ネジで締め込んでハンドガードに取り付けます。
ちなみにMAGPULのレールカバーType2は銃本体のM-LOKスリットにはめ込んでパチンと固定するタイプ。
こちらはハンドガードに固定するために使う六角ボルトや受けパーツ類。
六角ボルトはサイズが異なる2種類が入っていますが、こちらはM-LOKハンドガード(9.5インチ / 13.5インチ)用と、Gen2ハンドガード(12.5インチ)用それぞれに対応したもの。
M-LOKのCMR ハンドガードに使用する場合は太い方の六角ネジと、2種類の受けパーツを使用します。
ハンドストップ
こちらはハンドストップ。
レールカバーと同様に凹凸や半円形にカットされており、レールカバーと陸続きになることを想定した形状になっています。
別の角度から。
CMR M-LOKハンドガードへの装着例
CMR ハンドガードへの装着方法は、従来のM-LOK対応アクセサリー同様にハンドガードのスリットに金具を通し、2本の六角ネジで固定。
M-LOKのアクセサリーの着脱に慣れている人なら苦労はしないが、固定方法が六角ネジなので工具ナシで着脱できるレールカバーと比べると利便性は劣る。
その反面、M-LOKアクセサリー同様にガッチリと固定され、ハンドガードを強く握ってもカバーが動くことは一切ありません。
先ほど紹介した「M-LOKレールカバー Type2」は簡単に着脱出来る反面、どうしてもわずかにグラついてしまう。対するCMRのレールカバーはハンドガードと一体化しているかと思うくらいガッチリ固定される。
気軽に着脱というよりは、「ここには絶対にアクセサリーを付けない」という部分に装着するタイプのレールパネル。
実際、フルサイズのハンドガードでもアクセサリーを取り付ける位置は限定的なため、頻繁にレイルカバーを着脱することはそうないはず。
何も考えずにレールカバーとハンドストップを取り付けるとこんな感じになりました。
レールカバーは6枚なので、左右とボトムそれぞれ2枚ずつ装着。
カバーの枚数の関係で先端はスリットが露出していますが、先端部分はライトやレーザー、バイポッド等のアクセサリー、あるいはショートレイルパネルを装着することが多いので、カバーは無くてもいいと思う。
どうしてもレールカバーが…という時は、先ほどのレールカバーType2のような気軽に着脱出来るタイプを併用します。
フロント全体図。
さすがCMR ハンドガード専用のレールカバーだけあって、ハンドガードにピッタリはまるのはモチロン、外観を損ねないデザインで機能面だけでなくデザインにも優れている。
文句無しでCMRハ ンドガードに1番マッチするレールカバーと言える。
実際にMAGPULのレールカバーType2(レプリカ)と併用してみるとこんな感じ。
ほぼほぼハンドガードを埋め尽くしました。
拡大するとこんな感じ。
種類が異なるレールカバーなので不自然な感じがします。もう3枚CMR用のレールカバー欲しいなぁ。
ハンドガード底面はこんな感じ。
ハンドストップ分の長さがあるので底面は綺麗にフルカバーされています。
デザイン、強度、握りやすさ、どれをとっても文句ナシ!
CMR ハンドガード専用のレールカバー&ハンドストップということで買ってみましたが、専用アイテムというだけあって、デザインは文句ナシでした。
固定がM-LOKアクセサリーと同様でツール(六角レンチ)が必要で手軽に着脱出来ないという点を除けば、
- ハンドガード本体にガッチリ固定でき、強く握っても一切グラつかない
- CMR ハンドガードにマッチしたデザイン
と、機能面・デザイン面においてこれ以上無い最高のレールカバーです。
また付属の「ハンドストップ」も同様にハンドガードにガッチリ固定でき、レールカバーと併用することで、滑り止め、握りやすさ向上だけでなく、グリップポジションへの確実なアクセスも実現。
CMR ハンドガードユーザーなら是非とも合わせて持っておきたいアイテムといえます。
ガスブロックの位置に注意
CMRハンドガードは細くて握りやすい反面、内部のクリアランスが少なく、ガスブロックがある位置にはM-LOKアクセサリーのナットが当たってしまい、装着が出来ません。
付属のガスチューブ&ガスブロックを加工せずにそのまま取り付けると、ガスブロックが写真の位置に来ます。
ハンドガードのスリットを塞ぐようにガスブロックがあり、この位置にはM-LOKアクセサリーが取り付け出来ず、ここにアクセサリーを取り付けるにはガスブロックの位置を変える必要があります。
ハンドガード先端はライト、レーザー、バイポッドなど、最もアイテムを取り付ける位置で、ここが使えないのはマズいので、ガスチューブを切断して短縮し、ガスブロックの位置をレシーバー側に移動させました。
ということでガスチューブは9.5cmほどカット。
※あくまで目安なので、長さを測った上で切断してください。
電ノコがあれば楽ですが、あいにくそのようなハイテクマシーンが無いので、近所のホムセンで買った金属用ノコギリでギコギコ切り落としました。あぁ腕が痛い…。
ガスチューブ短縮後のガスブロックの位置はこうなりました。ちょうど銃口側から4番目のスリットのあたり。
一見、これもガスブロックがスリットを塞いでるようですが、先述のレールカバーを取り付けるための余地はあるため無問題。
ガスチューブをレシーバー側に移動させることで、先端のスリットが使えるようになったため、ライトマウントやバイポッドが取り付けられるようになりました。
寸法を測定してガスチューブをカットするだけだったので簡単に解決して一安心。
ということで家にあったM-LOKアクセサリーを手当たり次第取り付けたら上の写真のようになりました。すごいゴテゴテ感(笑)
まとめ
- 今流行りのM-LOKなハンドガード
- 軽くて細くて握りやすい
- 組み込み簡単
- グラつき一切ナシ!
- 専用のレールカバーがカッコいい!
…なんかウサン臭い広告のキャッチコピーみたいですが、実際にハンドガードを取り付けたら文言通りの仕上がりになりました。
さすが実銃パーツメーカーからライセンスを取得してエアガン用パーツを作ってるPTS。製品の品質の高さが伺えます。
…しかし、ハンドガードやフレームは全く問題ありませんが、アウターバレルだけがやたらグラついています。
なので、次回はこのアウターバレルのグラつきを解消しようと思います。引き続きSR-15製作日記をお楽しみ下さい。
▼CMR M-LOKハンドガード・専用のレールカバー
▼M-LOK用マウント。