CYMAのMaritime2タイプストックをM4に取り付けてみた

CYMA M103 Maritimeタイプストック M4 軽機関銃

M4 軽機関銃」の製作日記の続きをやっていきます。

前回はハンドガード(フロント)が出来上がったので、今度は「ストック」をやっていきます。

このM4のストックも「機関銃っぽく」するためにどれを選べばいいか迷いましたが、CYMAのMaritime2タイプストックを選んでみることにしました。

ということで、ストックの詳細とか組み込みについて書いていきます。

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CYMAのM103 Maritime2タイプストック レビュー

ごくごく一般的なM4系だったらLMTストック(クレーンストック)とか選んでおけばシックリ来ます。

…んが、今回のように「M4で軽機関銃みたいなの作ろうぜ!」ってやつだと、リトラクタブルストックでは機関銃っぽい感じ(?)が出なくなります(個人の感想です)。

「そうすると固定ストック…だけどM16系のストックだとなぁ…」って感じにモンモンしている中で見つけたのがこのCYMAのMaritime2タイプのストックでした。

このスケルトンストックがM249(MINIMI)の初期ストックっぽくて良いな~ってのと安かったからコレにしたという相変わらず単純な理由で選びました。

CYMA M103 Maritime2タイプストック 右側面

エアガンやサバゲーを趣味にしている人なら通販サイトとかで一度は見かけたことがあるんじゃないかなーって形のストック。

この手の金属フレームにパッドを付けたような外観のストックは俗に「スケルトンストック」と呼ばれており、エアガンにおいては「SPR」とか「SR-25」とかの狙撃銃(マークスマンライフル)に取り付けられている写真を見かけます。

固定ストックなので長さの調整はできませんが、固定ストックの利点である安定感や、チークパッドやバットプレートを除く、フレームや取り付け基部など大半が金属パーツで剛性も文句なし。

また、チークパッドを外すとバッテリー収納スペースが設けられており、外観を崩すこと無くバッテリーを搭載できるのもヨシ。

取り付けにはフレームの加工が必要

G&P メタルフレーム ストック基部

CYMAのMaritime2タイプストックは東京マルイやG&Pなどのスタンダード電動ガンのM4(M16)フレームに対応していますが、ストック取り付け基部を短縮する加工が必要となります。

私が今回作る「M4軽機関銃」では、予めこのストック取り付け基部が短縮されているメタルフレーム(G&PのBタイプ)を使っているので、ここは無加工でした。

それでは詳細を見ていきます。

付属品について

CYMA M103 Maritime2タイプストック

まずは付属品から見ていきます

ストック本体とストックパイプに通すストックリング。

ラバーパッドは2種類付属

CYMA M103 Maritime2タイプストック バットプレート

そしてバットプレート。

ラバータイプ(左)と肉厚のプレートの2種類が付属するので、銃のスタイルや装備品などに応じて使い分けることが出来ます。

これらバットプレートは2本のマイナスネジで固定します。

そのほかクリーニングクロス(80 x 60mm)が付属。中華パーツメーカーってこの手のクロスとかストラップつけるの好きですよね。

本体に取り付けるネジは付属しないので注意!

CYMA M103 Maritime2タイプストック 取り付けで必要なネジ

ただ肝心のフレームに固定するためのネジが付属しないので、ホームセンターでM4の50mmネジを購入する必要があります。

アマゾンのレビューでは「M5の60mmネジ」と記載されていますが、これは取り付ける本体の寸法によって変わると思います。

上記レビューを投稿されていた方は「G&G、SR25E2」に装着していたようです。

私の場合はマルイのメカBOX & G&Pフレームで「M4 50mm」がぴったりでした。

…クリーニングクロス要らんからフレーム取り付け用のネジ入れてくれぃ。

バッテリー収納スペース

このMaritime2タイプストックの特徴として、横にぷっくり膨れ上がったチークパッドの内側が空洞になっていてバッテリーを収納することが出来ます。

CYMA M103 Maritime2タイプストック 六角ネジのモールド

チークパッド下部には六角ネジが前後4つあるように見えますが、これはダミーモールドでした。

CYMA M103 Maritime2タイプストック ストックのレバー

じゃあどーやって外すんだよというと、チークパッド左側面の前後にある「OPEN」と書かれたレバーを写真の位置くらいまで引きます。

CYMA M103 Maritime2タイプストック バッテリー収納スペース

そうすると上の写真のように左側のチークパッドを工具なしで外せます。

右側のチークパッドはプラスネジで固定されているので、外す時はプラスドライバーが必要ですが、わざわざ外さなくてもバッテリーの着脱は可能です。

なお、搭載可能なバッテリーは形状にもよりけりですが、レビューなどを見てみると

  • ミニSバッテリー
  • スティックバッテリー

などが対応しており、逆にAKバッテリーは長さ的に不可とのこと。

ストック基部のディテール

CYMA M103 Maritime2タイプストック フレーム側

ストックの基部のディテール。

基部には左右それぞれにQDスリングスイベルを取り付ける穴が空いています。

ただしQDスリングスイベルは付属しないので自前で用意します。

CYMA M103 Maritime2タイプストック 配線の逃し

こちらはストック基部内側。

ストックパイプ通す穴の真下に1cm四方の穴が空いており、ここからメカボックス側の配線を通せるようになっています。

ただ、コネクタの形状によってはここで引っかかる場合もあるので、もし引っかかったら従来のストックチューブバッテリーと同じようにコネクタ外して配線繋いで対処します。

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M4に取り付けてみた

れでは「M4軽機関銃」本体へ取り付けます。

取り付けに関する注意点は先ほど書いた通り、

  • 取り付け用ネジが付属しないので自前(M4 x 50など)で用意する
  • フレーム側のストック取り付け基部を短縮しておく(あるいは短縮されたフレームを選ぶ)

です。準備はいいかな?

ストックがガタつく場合の対処法

取り付けは従来のストックと同じ感覚で出来ます。

…が、いざ本体に取り付けてみたらストックがグラつくというトラブルが発生。

固定ストックなのにグラついていてはいかんだろ!ってことで対処しました。

CYMA M103 Maritime2タイプストック ガタつくときの対処法

とは言っても難しい加工はありません。

ストック取り付け基部の下の方に「U字」のモールドがあります。そいつを包み込むようにビニールテープを貼りつけて厚みを出すだけ。

ビニールテープは「ちょっと厚く貼り過ぎたかな?」くらいが丁度いい。

これで無事にストックのグラつきは解消され、ガッチリ固定されるようになりました。

CYMA M103 Maritime2タイプストック ストックを取り付けたM4軽機関銃

Maritime2タイプストックを取り付けるとこんな感じになりました。

フロント、フレーム、ストックとM4/M16系の3大セクションの構築が終わりましたが、これだけだと分隊支援火器というよりマークスマンライフルっぽく見えます。

なので、今後はここに機関銃っぽいものをいろいろ取り付けてより機関銃っぽくします。お楽しみに。

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