マルイのメカボックスとSTD電動ガン用のパーツを寄せ集めて、ナイツアーマメント社(以下:KAC)の「SR-15」っぽいものを再現しています。
フレームやストック、ハンドガードといったパーツを組み込み、「SR-15」の大部分が出来上がってきたので、ここからはアクセサリーを追加してドレスアップしていきます。
今回は、UFCの3prongハイダーとそれに対応したQDCサプレッサーを購入したのでレビューします。
KACタイプ 3prongハイダーとQDCサプレッサー
M4・M16系電動ガン用のフラッシュハイダーはたくさん種類がありますが、今回制作するのは「SR-15」ということで、KACタイプの「3prong」ハイダーを選択。
ハイダーに対応したQCDサプレッサーも付属するという理由からメーカーは「UFC」をチョイス。3prongハイダーとQCDサプレッサーのセットはUFCの他に5ku、Big Dragon、MADBULL(ナイツアーマメント社正式ライセンス)からも販売されている。
セット内容は3prongハイダーと、ハイダーに対応した5.56mm QDCタイプサプレッサー。
ハイダーとサプレッサーの重量を測ってみたら273gでした。
ナイツタイプ 3prongハイダー
まずはハイダー。KAC社の556QDC フラッシュ・エリミネータータイプのフラッシュハイダー。
ショップでは「3prong」とか「3P」と記載されていることもあり、「prong」は“(フォークなどの)とがった先”といった意味があるようです。
その名が示すように3prongハイダーは先端が三つ叉になっているのが特徴。
M16初期のフラッシュハイダー(俗に言う「チューリップハイダー」)と発想が似ていますね。
材質はスチールなので頑丈。磁石もひっつきます。全長:約54mm、全幅:約23mm。
ハイダーは14mm逆ネジ対応で、根本には緩み防止のイモネジがついています。
なお、実物の3prongハイダーには根本にサプレッサーを固定するための突起がついてますが、このハイダーには無いみたいです。
5.56mm QDCサプレッサー
続いて3prongハイダーに対応したサプレッサー。全長:約180mm、全幅:約42mm。
KAC社の5.56 QDCサプレッサーを再現したもので、付属の3prongハイダーに通してカチッと固定します。
今回買ったUFCのハイダー&サプレッサーセットのQCDサプレッサーには側面に刻印(テキスト)が入っていました。
サプレッサー先端の形状。
サプレッサーの内側(取り付け部)。
電動ガン(ハイダー)に装着する場合は、サプレッサー基部を銃口側に向けて押してロックを解除し、そのまま差し込むだけ。正しく装着されるとカチッと手応えがあるのですぐわかります。
サプレッサー内側には一応スポンジらしきものが入っているので、多少の消音効果はあると思いますが、ドレスアップ目的で買ったので、消音効果については度外視。
電動ガンへの装着例
冒頭でも触れた「SR-15」に3prongハイダーを装着してみます。
参考として、13.5インチのハンドガードに対し、アウターバレルは14.5インチ(M4カービンサイズ)と16インチをそれぞれ装着します。
その状態でハイダーとサプレッサーを装着してどんな外観になるか確認してみました。
アウターバレルが14.5インチの場合
13.5インチのハンドガードと14.5インチアウターバレル(M4サイズ)の組み合わせだとフロントはこのようになります。
フロント部分のアップ。ハンドガードとツライチに近い状態になります。
余談ですが、アメリカでは「連邦銃器法」によって銃身が16インチ以下のライフル銃を所持すると違法となるため、14.5インチの銃身に長めのハイダーをくっつけて、『プラス1.5インチ』にして規制をクリアする方法もあるとのこと。
付属の556 QCDサプレッサーを装着すると写真のようになります。
サプレッサー根本とハンドガード間には数ミリ隙間がありますが、外観上はほぼほぼツライチ。
アウターバレルが16インチの場合
一方、アウターバレルを16インチにした場合、写真のような形になりました。
14.5インチの時のハンドガードとハイダーがほぼツライチな形状と、16インチのハンドガードからアウターバレルが数センチ出る形、人によって好みは異なると思いますが、自分は後者の形が好きです。
もうちょっと拡大
ハイダー部分のアップ。
サプレッサーを装着するとこのようになります。マークスマンライフルっぽくなりましたね。
フルサイズのM16A4と並べるとこんな感じ。
さすがに16インチバレル+サプレッサーなのでフロントはM16よりも長いですが、ストックを縮めると全長はSR-15の方が短かった。
それでも長いって感じる人(多分みんなそう思うハズ)はショートタイプのサプレッサーを選んでみるといいかもしれません。
フロント拡大。
ハンドガードが細すぎるせいでサプレッサーが大きく見えますが、サプレッサーは直径3.4mm、一番太い基部で4.2mmなのでごくごく標準的なサイズ?
まとめ
「SR-15作るからハイダーもKACタイプ!」…ということで現行のSR-15/SR-16でも採用されている3prongタイプハイダーを選んでみました。
3prongの名前通り三叉のハイダーが銃口に取り付けられることで、フロントがよりスタイリッシュになりました。付属のサプレッサーもカッコいい!
KACタイプのハイダーなのでSR-15/SR-16はモチロン、民間用のM4(AR-15)にもオススメなハイダーです。
↑良品武品(5ku製)のハイダー&サプレッサーセット。Amazonではサプレッサーのロング/ショートを選択できます。
↑こちらは「MADBULL」の3prongハイダー&サプレッサーのセット。ナイツアーマメント正式ライセンスのフルマーキング仕様。