STD電動ガンSR-15制作日記の続きを投稿します。
本体はほぼ出来上がっているので、あとは細かいアクセサリーを追加していくだけです。
今回はArts Airsoftが出しているナイツタイプのフリップアップフロントサイト&リアサイトについてご紹介します。
Arts Airsoft ナイツタイプ フォールディングフロント&リアサイトのレビュー
Arts Airsoftのフリップアップ フロント&リアサイトはナイツ社公認のライセンス生産品というのが最大の特徴。
「作ってる電動ガンが『SR-15』だからアイアンサイトもナイツタイプにしたい」というのはモチロン、今まで実銃パーツメーカーからの公認を受けてライセンス生産をしているメーカー(PTS、Madbull等)の製品をいくつか使ってきて、その品質の高さに感動していました。
刻印とかの再現はもちろん、安いパーツにありがちな軋みやガタつきが一切なく、安心して使えるという信頼感があります。
そういった期待をこめてArts Airsoftのフロント・リアサイトを選んでみました。
フロントサイトは「Knight’s Armament Folding Micro Front Sight」、リアサイトは「Knight’s Armament Folding Micro Rear Sight, 200-600M Adjustable」をそれぞれライセンス生産したもの。
オールブラックな外観にナイツアーマメント社のロゴマーク、そしてサイトの形状とナイツらしいお洒落なデザイン。
オシャレなデザインが多いナイツアーマメントのアクセサリーだけに、SR-15/16はモチロン、特殊部隊から民間向けまであらゆるAR-15系ライフルに乗せたくなる。
重量を測ってみると88g。
実物と同じスチール製(一部にアルミ)なのでアルミ製のサイトに比べると若干重たい。その反面頑丈なのでサバゲーでも安心して使える。
フロントサイト
ではまずフロントサイトから見ていきます。
フリップアップ(跳ね上げ)サイトなので、使う時以外は写真のように倒しておくことでスコープやドットサイトの視界に入らないようになっています。
サバゲーにおいてはダットサイトやスコープを載せるとそっちをメインに使うので、これらサイトを使用する機会はほとんど無いが、銃のアクセサリーパーツとして付けたくなるのがバックアップサイトというものである。
とはいえ、45度に傾斜したマウントレールを介してこれらアイアンサイトを装着、というケースもあるので、工夫次第でアイアンサイトの出番はありそう。
起こすとこんな感じ。
パチンという小気味良い感触と同時にしっかりロックされ、小枝に引っかかった程度では倒れない。グラつきもほぼ皆無。
フロントサイトのポスト。
ポストは細いが硬いのでBB弾が食らった程度じゃへし折れない。
フロントサイトポストの高さ調整は下にあるダイヤルを回して行います。
ダイヤルはクリック感があってカチカチと調整できる。もちろん工具は不要。
エアガン本体に取り付けるとこんな感じ。20mmレールへの固定はマイナスネジ。
サイト両側面にはスリットが入っているのでつまみやすくなっている。
起こした状態のサイトはガタつきはほとんどない。
倒すとこんな感じ。
サバゲーとかでは基本的にこの状態だけど、たまにダットサイトを外してアイアンサイトを覗きたくなる時がある。
リアサイト
続いてリアサイト。
先述の通り、ナイツアーマメント社のマイクロリアサイトをエアガン用にライセンス生産したもので、200-600Mとあるように、実銃では200~600メートル先のターゲットを狙うためのアイアンサイト。
リアサイトの基部にはナイツアーマメント社のロゴとKACのテキストが刻印されています。
同様のロゴマークの刻印はフロントサイトにも刻まれていました。
サイトの右側面には左右ゼロイン用のダイヤルがあります。けっこう硬い。
レシーバーに取り付けてみるとこんな感じ。
フロントサイト同様、使わないときは折りたたんで光学機器等の邪魔にならないようになっている。
上下ゼロイン用のダイヤルを回すことで、リアサイトのホールの高さを調整できます。
写真は「2」の位置に合わせた状態。
こちらは最大の「6」にした状態。実銃はこれで600m先を狙うようです。
実物同様に90度を超えて倒すことが出来る
これらフリップアップ・リアサイト/フロントサイトはKAC社の公認を受け、実物を忠実に再現しています。
その特徴の一つとして、サイトを畳んだとき90度を超えて折りたたむことが出来るという点があります。
↑こんな感じに。
写真ではレールが干渉する関係でここまでしか倒せなかったけど、レールに取り付けていない状態だと180度近くまで動かすことが出来た(そんな使い方まずしないけど)。
…で、サイトの広い可動域に関してオンラインショップの説明では
デルタフォースが使っているHK416を再現したい方にはうれしい機能です。
という記載があり、「デルタフォースが使うHK416ってなんぞや?」ってなった。
今回作ろうとしているのは「SR-15」なのでHK416は無関係ですが、気になったので調べてみました。
デルタが使うHK416ではホロサイトと固定倍率ブースターをタンデム搭載しており、それらはフラットトップレール上に装着した専用のマウントレール介して取り付けられていました。
そのマウントレールの後端にリアサイトを付けた際に上の画像のように出っ張る感じになるため、固定倍率ブースターに干渉したり、チャージングハンドルを引くときに邪魔にならないようにしてしているのかもしれません。
エアガンへの装着例
というわけで、制作中のSR-15に取り付けてみるとこのようなカタチになりました。
折りたたむとこんな感じ。
冒頭でも書いた通り、サバゲーではドットサイトやスコープを使うのであまり出番が無いアイアンサイトですが、装着するとちょっとした銃のアクセントになります。
まとめ
SR-15を作るので、サイトもKACタイプにしようということで、KAC社公認のArts Airsoft製フリップアップフロントサイト&リアサイトを載せてみました。
刻印は綺麗だしサイトのガタツキもほぼなく、実用・観賞用問わず実にゴージャスな作りとなっています。さすが高価なサイトだけあります。