洗濯って超面倒くさい!
…そう嘆くのは昨年12月中旬頃から同居生活をはじめたオレ様わたくし「ましゅー」というものです。
お互いに共働きなので、家事を分担してやるようになり、私は掃除や洗濯、皿洗いを主にさせて頂いてる次第です。
これがなかなか面倒なのである。
…そういった家事のしんどさを「洗濯干し」で痛いほど感じたので、もう少し効率よく家事(洗濯)をすることが出来ないかと模索しており、使えそうなアイテムなどを探しています。
そんな中、今まで使ってたプラ製の角ハンガーが壊れてしまったため、新しく丈夫なアルミ製の角ハンガー(メーカーはCBジャパン)買ったことについて書き綴ります。
使っていた角ハンガー(ピンチハンガー)がぶっ壊れる
角ハンガー(ピンチハンガー、物干しハンガーとも呼ぶ)とは、洗濯バサミがジャラジャラたくさんついているハンガーで、靴下や下着、小さなタオル(ハンカチ)などを干すときに使います。
靴下や下着、タオルは毎日取り替えるし、週末にまとめて干すとなれば通常の衣類も加わるので洗濯量は膨大なものとなります。
そういったことから小さな洗濯物をたくさん干すことが出来るようにと、角ハンガーには洗濯バサミがたくさんついているわけです。
角ハンガーが落下して壊れた…
しかし、マンション住まいで、近くに高速道路が通っているせいか晴天時は風が強く、強風にあおられた結果、角ハンガーが落下することが何度もありました。
…で、落下した結果、フレームが割れました。
破損は一部だったので、角ハンガーとしての機能は生きてますし、仮に全損でもダイソーで買った安物なのでメンタルダメージは低いです。
…が、落下に気づいたのが夜なので、早起きして干したものがパーになったことに「グギギギギ…」ってなってます。
角ハンガーが落下した原因はフレームとハンガーの付け根(クルクル回る部分)が弱いことにありました。
一応、接続部分にガムテープを巻いて厚みを増すことで結合力の強化をはかってみたものの、根本的な解決には至らず、その後も何度か落下しました。
角ハンガーが落ちれば洗濯物は乾かないし、今回のようにまた落下の衝撃でフレームが破損するかもしれません。何より割れた部分が尖ってるので危ない。
そもそも「ハンガーが落ちる」ということがまずありえない。
「落ちないハンガー」を選ぶ
そう考えると早急にダイソーへ向かって、新しい角ハンガーを購入!
…となりますが、そもそも安いプラ製を買って悲惨な事故が起きているわけですから、同じものを買っても事故はまた起きます。壊れては買っての繰り返しは安物とはいえ時間とお金のムダです。
となると、「壊れたから買う」は良いとして、「同じトラブルが起きないものを買う」必要があると判断しました。
ともなれば今回の落下事故は首周りの弱さが原因、もっというと角ハンガーそのものの耐久性の低さに問題があります。そうなると
- たくさん吊るしても重量オーバーで落下しない
- 風が強い日に干してもハンガーが落下しない
- 百万歩ゆずって、落ちてもフレームが割れない
というのが条件であり、それを考慮した上で角ハンガーを探してみました。
CBジャパンのアルミ角ハンガーが良さそうだから買ってみた
上述の落下しない、あるいは最悪落下しても壊れないというのを条件に角ハンガーを選ぶとなると、まず材質云々という話になります。少なくともプラじゃダメ。
それを鑑みながら探したところ、CBジャパンのアルミ角ハンガー(44ピンチ)というのを発見。フレームやフック、チェーンなど主要部分がアルミ製なので耐久面で問題は無さそう。
カラーバリエーションやピンチ(洗濯バサミ)の数でいくつかバリエーションがありますが、私は44ピンチのブラックを選びました。
スペック
パッケージにはアルミ角ハンガーのスペックが記載されています。
二重フレーム
角ハンガーは「二重フレーム」とあるように、外側・内側にそれぞれフレームがあるため、外側にはタオル類を配置することで、特に人に見られたくない下着類も安心して干せます。
丈夫なピンチ
ピンチ部分はPP(ポリプロピレン)という材質が使われています。
触ってみた感じそこそこ肉厚で、よくある「挟もうとしたらパキッと折れた…」なんてことは無さそうです。
また挟む力も結構強いので、洗濯した直後の水分を含んだ重たいタオルもしっかり保持してくれます。
リブ付きフレーム
また、ピンチを吊るすクリップを通す穴(フレーム)には補強用のリブがついているため、ねじれやたわみに強く、フレームそのものの強度もアップしています。
折りたたんだ状態
このアルミ角ハンガーは従来の角ハンガーと同様に、中央を支点にして折りたたむことが出来るので、使わない時は半分にしておけば邪魔になりません。
ただ、折りたたむ際に洗濯バサミが挟まるので、干渉する洗濯バサミをどかさないとしっかり折りたためないのが少し面倒。…これは他の角ハンガーでも言えます。
まぁ角ハンガー自体はよく使うので、バカ丁寧に折り畳まずとも邪魔にならない程度に折りたたんでおくか、あるいはそのまま吊るしておけば良いので、そこまで神経質になるようなものではありません。
展開するとこんな感じになります。開いたときの寸法は横820×縦375x高さ335mm。
今回購入したのは洗濯バサミが44個ついたタイプです。二人暮らしで1週間に3回洗濯するというのを鑑みると多分足りると思います。というより以前使ってたのがこれより少なかったから大丈夫。
他にも30個とか50個とかあるので、洗濯量に応じて選びましょう。
ピンチ(洗濯バサミ)部分
洗濯バサミはフレームの穴に通したクリップに吊るすように取り付けられています。
先述の通り、洗濯バサミはPPという材質で、強度や挟む力も結構あります。…が、経年劣化などで破損した場合は、クリップから外して他の洗濯バサミを取り付け可能。
フックの裏側です。
ぶっ壊れたプラの角ハンガーがキュポッとはめ込むタイプでしたが、こちらは穴よりも径が大きいエンドを取り付けて固定するため、よほど重たい物を吊るさない限りボトッと落ちるようなことは無いと思います。
アルミ角ハンガーを使って干してみた
実際にアルミ角ハンガーを使ってタオルや下着類などを干してみます。
先述の通り、角ハンガーは外周と内周とあるので、外側にタオルを囲うように取り付ければ内側に干した下着類が外から見えなくなります。私はともかく相方は女ですので当然気にします。
実際に使ってみた感想ですが、さすがアルミ製だけあってプラ製の角ハンガーでよく起きていた「たわみ」などなく、ましてや落下する様子など全くありません。
………安物と比べる時点で色々おかしいですが、プラ→アルミで使用時における耐久性の違いを実感できました。
「壊れたら買う」より「壊れないものを買う」がいい
フレームがアルミ、フックの基部も外れないような構造になっているので、まず落ちないだろうし、仮に落ちたとしても角ハンガーが破損する(割れる)ことは無いと思います。
ダイソーなどで売ってる安物と比べると高いですが、「安物買いの銭失い」という格言があるように、壊れるたびにいちいち買いに行く手間を考えると、頑丈なものを何年も使った方がお得だと思います。
実際問題、ぶっ壊れた角ハンガーは3ヶ月も持たなかったので、3ヶ月毎に買い替えなんて考えたらバカバカしいですよね。
冒頭でも述べた通り、洗濯という行為自体がまず面倒です。そこに「壊れたから買いに行く」なんて仕事を増やしたらイヤになります。
お金と時間はトレードオフですが、可能な限りお金も時間も大切にする、そのために何をすべきかを考えることが生活の質や幸福度を向上させるポイントです。