全人類に強制したい!デンタルフロスで歯間の汚れを落としてみた。

ライオン デンタルフロスY字タイプ パッケージ 買ったモノ自慢
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どうもこんにちは。

先日、歯の健康と口臭予防を目的に歯間ブラシを購入し、普段の歯磨きに加え、歯と歯茎の間の掃除も行うようになりました(1日1回毎晩やってます)。

ただ、歯間ブラシは歯の根元、つまり歯と歯茎の間の部分はブラシを潜り込ませることが出来るのですが、狭い歯と歯の間は無理でした。

本来この歯と歯の間の掃除は歯間ブラシではなく、「デンタルフロス」という細い繊維状の糸を使って行います。

ということで歯間ブラシに続き、デンタルフロスを使って歯と歯の間を掃除してみることにしました。

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デンタルフロスの種類

歯と歯の間をキレイにするデンタルフロスもまた様々なタイプがあります。大まかに分けると

  • ホルダータイプ(柄付きのもの)
  • 糸巻きタイプ(糸だけのもの)

といったように分類されます。

ホルダータイプは「糸ようじ」といえばイメージが湧きやすいかと思いますが、弓のようにデンタルフロスを張って、持ち手(柄)がついたものです。

「糸ようじ」はホルダー型の名称ではなく、小林製薬の歯間清掃具のブランド名であり、同社の登録商標です。

糸巻きタイプは読んで字のごとく糸(フロス)だけで、デンタルフロスを40cmくらいの長さでカットして、両指に巻きつけて10~15cmくらいの長さにしたものを口の中に入れて使うというタイプ。

糸巻きタイプは挿入する歯の位置によって持ち方が変わったりするなど少々コツがいる反面、柄付きのホルダータイプは直感的に扱うことが出来ます。

また、これらデンタルフロスにはフロス(糸)にも種類があり、歯間に入りやすくするために繊維の滑りを良くした「ワックスタイプ」、唾液や摩擦によって繊維が膨らみ歯垢を絡め取りやすくする「エクスバンドタイプ」などもあります。

そんな種類が豊富なデンタルフロスですが、私はデンタルフロス初心者が最も扱いやすいであろうホルダータイプのY字型を選択してみました。

ライオンのデンタルフロスを試してみた

先述の通り、デンタルフロスは形状の違いやフロスの性質の違いなどで様々なタイプがあります。

種類が豊富だと私のような初心者にとってはどれを選べばいいのか迷うところですが、今回は初心者でも扱いやすいホルダータイプのY字型のものを選択しました。

ライオン デンタルフロスY字タイプ パッケージ

ということで今回選んだのはライオンのクリニカ アドバンテージ デンタルフロス Y字タイプ。薬局にていくつかのデンタルフロスを見比べて、コレが一番使いやすそうだなと思ったので選択しました。

なぜ使いやすそうかと言うと以下の2つの理由から

  • 柄を持って口に入れるだけなので、使い方が直感的でわかりやすい。
  • Y字の形が口の中、特に奥歯でも使いやすい。

糸巻きタイプだと適当な長さにカットしたあと、指に巻きつけて使うのですが、フロスを挿入する歯の位置によって少々コツが要るし、なにより指を口の中に入れるので唾液でベタベタになって不衛生だなと感じました。

その反面ホルダータイプは柄を持って歯ブラシの要領でフロス部分を口の中に入れるだけでいいので、使い方は簡単だし衛生的です。

F字型のデンタルフロス
F字型のデンタルフロス

またホルダータイプのデンタルフロスも「F字型」と「Y字型」とホルダーの形状別に大きく2つに分けられます。

  • F字型:前歯を掃除しやすい
  • Y字型:奥歯を掃除しやすい

もちろんどちらの形状でも全体の歯間を掃除出来ますが、位置的に掃除がしづらく虫歯になりやすい奥歯を掃除しやすいY字型がオススメです。

ライオン デンタルフロスY字タイプ パッケージ裏面

こちらはパッケージの裏面。本製品の特徴や使用方法について記載。

このデンタルフロスの特徴は要約すると以下の通り。

  • Y字型なので奥歯にも楽に使うことができる
  • 120本の繊維束によって歯間を広く覆い、歯垢をしっかり絡め取る
  • 滑りがよく、狭い歯間にもスムーズに入る
  • 洗って繰り返し使える高強度フロスを使用

上の写真を見ると「開け口」が2箇所ありますが、一度に2箇所とも開封するとバラけてしまうので、上の段が無くなったら下の開け口を開封するようにします。

ライオン デンタルフロスY字タイプ フロス本体

フロス本体はこんな感じになっています。

柄のやや中央部分のボッコリしたところにはラインが入っているので滑りにくくしっかり持つ事ができる。

なお、本製品は青・白・ピンクの3色がそれぞれ6本ずつの合計18本入っています。色によって性能差があるというわけではないみたいです。

ライオン デンタルフロスY字タイプ フロス拡大

フロス部分を拡大。

先述の通り120本もの糸が繊維状になっており、糸はピンピンに張っているのではなく若干たるみを持たせているため、歯面をしっかり覆い、歯垢を絡め取ってくれます。

また、この糸は高強度ポリエチレンを使用しており、洗浄して繰り返し使用することができます。

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デンタルフロスを使った結果

実際にデンタルフロスを使って歯と歯のを掃除してみましたので感想をまとめました。

狭い歯と歯の間にも通った

まずは一番取っ掛かりやすい前歯からやってみたのですが、スルスル…ストン!という感じにしっかりフロスが歯と歯の間を通ってくれました。

歯間ブラシと違いデンタルフロスは「糸」なので当然といえば当然なのですが、狭い隙間にもフロスをゆっくり左右に動かしながら挿入することで難なく通ります。

同じように奥歯もやってみましたが、やはりY字型ということもあって、ストレス無くフロッシングすることが出来ました。奥歯が最も死角なのでその奥歯を簡単に掃除できるのは大きい。

デンタルフロスは歯間ブラシが入り込めないところをカバーするし、歯間ブラシの役目も果たすので、正直なところ歯間ブラシとデンタルフロスを併用すべきなのか、デンタルフロスのみ使うべきか迷っています。

歯垢を押し出すように絡め取る

鏡を見ながら歯の間にフロスを通し、ゆっくり左右に動かして歯垢を絡め取る…のですが、見てると「絡め取る」というよりも「押し出す」かのように歯垢が出てきました。

なんというか、小さい寄生虫みたいなのがウネウネと出てくるような感じで、ちょっとグロテスクですが、歯の根元だけでなく、歯の間にもたくさん歯垢が溜まってたと思うと爽快。

同時に歯間ブラシの時と同じようにそれだけ汚すぎたということにショックを受ける。

フロスを嗅いで現実を突きつけられた

正直、これが一番ショックでした。

デンタルフロスで奥歯をゴシゴシ掃除したあと、興味本位でフロスのニオイを嗅いでみたのですが、くせぇぇぇ!!…ってなりました。残念ながらマジです。

上手く例えられないのですが、お年寄りの入れ歯のニオイでした。もうね、THE・口臭って感じのニオイです。残念ながらマジです。

毎食後にしっかり歯磨きしてるのに、こんなTHE・口臭って感じのニオイがしたことにショック。あまりにショックすぎてデンタルフロスの記事を書くのやめようかと思ったほどでした。本当にショック。

逆に言えば、毎日しっかり歯磨きしても奥歯からはお年寄りの入れ歯みたいな悪臭がするということです。出来ればもっと早く気付きたかった。

デンタルフロスが教えてくれる口内事情

歯間ブラシに続いてデンタルフロスでも残酷な現実を見せつけられてかなりショックを受けています。ちゃんと毎日歯磨きしてたのにッ!!

…しかし、同時にブラッシング(歯磨き)だけでは限界があるということもわかり、これからは歯間ブラシあるいはフロスを使って歯磨き+αで口内ケアをしていこうと強く思いました。

…もうね、奥歯からしたお年寄りの入れ歯のニオイがショックすぎて当分デンタルフロス無しでは生きていけない気がします。正直全人類にデンタルフロスを強制したくなるよなニオイでした(泣)

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