どうもこんにちは。
私はスマホはソニーのXperia Z4を使っていますが、そこに装着していたスマホケースがまたまたボロボロになってきたので、新しいものと交換することにしました。
今回はエレコムの「ゼロショックケース」を新しく購入してみたので、またレビューという名の買ったモノ自慢をさせていただきます。
購入するに至ったきっかけ
「スマホケースを新しく買った理由は何ですか?」と尋ねるのもおかしな話ではありますが、おそらく「ボロボロになったから」とか「新しいデザインにしたいから」という理由が挙げられるかと思います。
私の場合、ファッション感覚でスマホケースをコロコロ変えることはないので前者です。
以前まで使っていたスマホケースはSmartist製のカーボンファイバー調ケース。
1,200円と安価ながらカーボンファイバー風のテクスチャがなかなかオシャレで気に入っていたのですが、使っているうちにフレームのゴム部分が剥がれ、上の写真のようにベランとめくれ上がってしまいました。
剥がれたところに接着剤を塗って騙し騙し使っていたのですが、流石にそろそろ限界だろうと思い、新しいスマホケースに交換することを決意。
ちなみにこのカーボンファイバー調のスマホケースを購入したのが2016年の7月12日ということで、半年くらい使っていました。…長持ちした方?そんなことない???
新しくエレコムの「ゼロショックケース」を購入した
そこで、「なにか良さげなスマホケース(カバー)無いかなぁー」と、アマゾンで探していたら、エレコムの『ゼロショック』というスマホケースを発見しました。価格は1,463円(手数料別)
黒に近いグレーとクリアレッドという映画にも出てきそうな近未来的なデザインに惹かれたので購入しました。
せっかくですので、パッケージやスマホケース本体、装着時の使用感などを詳しく解説していきます。同じXperiaユーザーの方(あるいはiPhoneシリーズユーザーも)へ参考になれば幸いです。
対応機種・カラーバリエーション
というわけでこちらが今回購入したゼロショックケース。カラーはレッドを選択(品番:PM-SOZ4ZERORD)。
このゼロショックのカラーバリエーションはレッドの他にも、
- シルバー
- ブルー
- ゴールド
- ブラック
- ホワイト
といったカラーがありました。個人的にはブルーが欲しかったのですが、Xperia Z4用が在庫切れだったのでレッドを選択。
ちなみに私はXperia Z4なのでもちろんXperia Z4対応のケースを選択しましたが、Xperia Z4以外にも、
- Xperia Z3
- Xperia Z5
- Xperia X Performance
- Xperia XZ
- iPhoneシリーズ(iPhone7 , 6 , 6s , 6plus , 6splus , 5 , 5s などなど)
といったXperiaシリーズやiPhoneシリーズといった機種にも対応しています。詳しくはアマゾンや楽天などの通販サイトで検索してみてください。
ケースのデザイン
ゼロショックは上の写真のように、ブラックに近いグレーを基調に、真ん中にに各種カラー(今回はレッド)を巻きつけるように入っています。
このツートンカラーがなんだか近未来的なデザインで、SF映画とかに出てきそうな感じがしました。映画が好きな人やスポーツやってる人に好まれそうなデザインです。
また、ケース外側の右上にはELECOM Designed in JAPAN(ただし箱にはMADE IN CHINAと記載)が、中央部分にはZEROSHOCKというロゴがそれぞれ入っていました。
なお、中央の帯は取り外すことができました。取り外して何か良い事あるのかと言われると、若干握りやすなったくらいかな?付けてたほうがカッコイイです。
こちらは内側。
中央には外側と同じようにZEROSHOCKというロゴが入っています。
また、内側はハニカム(六角形)状のクッションになっています。
ちなみにゼロショックケースの材質はケース全体がTPU(熱可塑性ポリウレタン)で、中央のカバーがポリカーボネートとなっています。
つまり衝撃吸収に適したソフト素材と、それを包むハードな材質のダブルレイヤー設計となっているわけです。
ゼロショックケースの5つの特徴
スマホケースの特徴については大抵パッケージや説明書を見るとわかりますが、今回のゼロショックケースは、以下の5つの方法でスマートフォンを衝撃から守ってくれます。
- コーナーバンパー
- ベゼルガード
- デュアルストラクチャー
- ハニカムクッション
- 衝撃吸収 液晶保護フィルム
さすがに名称だけを羅列しても「なんのこっちゃ」となりますので、ひとつずつ詳しく解説していきます。
1.落下時にもっともダメージの大きい”角”を守る『コーナーバンパー』
スマホに限らず、モノは何かにぶつけたり擦ったりしてボロボロになっていきます。その中でも特に劣化が早いのは平面よりも突き出た部分で、突起や角といった場所が真っ先に劣化していきます。
それと同じように落下などによる衝撃で最もダメージが大きいとされるスマートフォンの角の部分に『コーナーバンパー』と呼ばれるガードがついています。
これによって落下はもちろん、何かにぶつけたときもバンパーが衝撃を吸収してくれるのでスマホのコーナーをしっかりガードしてくれるのです。
また、このバンパーは中央が空洞になっているので、ここに落下防止のランヤードを取り付けるってのもアリかもしれません。
2. 液晶画面の傷やダメージを防ぐ『ベゼルガード』
『ベゼル』とは「枠」とか「額縁」を意味し、スマホにおいては液晶ディスプレイの表示部分のことを指します。
ゼロショックケースは枠の部分が凸型になっているため、落下時に液晶画面が下に向いていても液晶画面と地面に少し隙間が出来るようになっています。
そのため地面(平坦の場合)からの衝撃をモロに受けないようになっているというわけです。
大雑把に断面図を描いてみるとこんな感じ。
従来のスマホケースではスマホの画面とツライチか少し盛り上がってるかくらいですが、ゼロショックの『ベゼルガード』は凸型になっているため2ミリほど四辺が隆起しています。
そのため先述のように、落下時に液晶画面が地面に直撃するのを回避してくれる(平坦な地面の場合)というわけです。
ただし、構造上スマホの液晶画面の隅っこに入り込むようになっているので、使っている液晶保護フィルム(とくに液晶画面だけでなく全面を保護するタイプ)によっては相性が悪いかもしれません。
参考までに私が現在使っているGTOの強化ガラス液晶保護フィルムを貼り付けたXperia Z4には問題なく取り付けることが出来ました。
3. TPU素材とPC素材の『デュアルストラクチャー』構造
先述の通り、ゼロショックケースは全体を覆うソフトなTPU(熱可塑性ポリウレタン)と、やや硬めのポリカーボネートカバーの2重構造になっています。
上の写真で言う左側が熱可塑性ポリウレタンで出来ているソフトケースで、右側がスマホケースの素材としてお馴染みのポリカーボネートで出来ているカバー。
落下によるダメージ(傷)は硬い素材が防ぎ、落下による衝撃は柔らかい素材が吸収してくれるのです。
なお、先程は「カバーは外せます」と書きましたが、外してもほんの少し持ちやすくなるだけで、見栄えがイマイチな上に本来の防御能力を発揮できないので、メリットが無いどころかデメリットのが多いです。
4. 強度と軽さを両立した『ハニカムクッション』
衝撃から守るための耐久性をアップさせる方法の1つとして、厚みを増やすというのが挙げられます。
しかし、厚みを増すということは同時に重くなるということで、スマホカバーには耐衝撃性と軽量化という二律背反する要素を常に求められていました。
ゼロショックケースの場合、『ハニカムクッション』によって厚みを増す一方で、ハニカム(蜂の巣)構造によるいわゆる『肉抜き』を再現。
これによって耐衝撃性を向上させる一方で、重量の増加も抑えています。
5. 衝撃吸収 液晶保護フィルムが付属
また、ゼロショックケースにはケース本体だけでなく、液晶画面を保護するためのフィルムも付属しています。ちょっとお得。
このフィルムは従来のように液晶画面にペタッと貼り付けるものですが、以下のような特徴があります。
- ウレタン、PET、エアーレスシリコンといった3層構造になっていて、衝撃緩和、液晶画面をキズや汚れから保護してくれる。
- 液晶画面に貼り付ける面にはエアーレスシリコンを使用。時間の経過とともに気泡が目立たなくなる。
- また、シリコン皮膜コーティングによる自己吸着タイプなので、接着剤やテープを使用しておらず、貼り直しが可能。
液晶保護フィルムの貼り付け方法については説明書があるので、そちらを参考にすると上手く貼ることができます。
…なお私はこの手の液晶保護フィルム貼るのがド下手クソなので毎回中に気泡ができてしまって「ぐぬぬ…」となってました。
今使ってる液晶保護ガラスも気泡が入りまくってからそろそろエア抜きをしなければ…。
先述の通り、この液晶保護フィルムは貼り付け面にエアーレスシリコンを使用しているので、放置しておいても時間の経過とともに気泡が目立たなくなるそうです。
…とはいえ、大きな気泡が入ってしまった場合は指で軽く押さえつけるようにして枠の外に追い出すようにすれば出ていきます。この辺は従来の液晶保護フィルムと同じ。
Xperia Z4に装着してみた
という具合に、デザインやゼロショックケースの特徴についてまとめてみたので、今度は私のXperia Z4に装着してみます。
装着方法は説明するほど難しいものではありませんが、親切にも説明書が同梱されているので、うまくいかない場合はそちらを参考にしてみると良いと思います。
なお、今までのカバーは側面の電源ボタンとかにケースの穴を合わせた後にカポッとはめ込む感じでしたが、今回のケースは縦にカポッとはめる感じでした。
ということで装着するとこのような感じになります。
装着すると横幅が6.8cmほどになるので、ほんの少しだけ持ちにくくなりましたが、そこはスマホケースの宿命です。耐久性とのトレードオフです。
ただ、手に取ったときに指がかかるであろう部分(音量調節ボタンの位置)は窪んでいるのと、その部分がTPU(熱可塑性ポリウレタン)なので、若干持ちやすくなってはいます。
ただ、カバー部分がポリカーボネートなので、そこを持つときはツルッと滑らないよう注意しましょう。
こちらは電源ボタンやボリュームボタンがついている右側面。
大抵のスマホケースはこの部分はボタンが押せるように穴が開いているのですが、このケースの場合、ポリウレタン部分が被さるようになっていて、このポリウレタンごとボタンを押すことになります。
なので若干反応が鈍くなるんじゃないかなぁと思っていましたが、全然そんなことはなく、むしろ何も被さっていない時以上にしっかり反応してくれる気がします。気がするだけ?うん??
こちらは充電するときにケーブルを接続する端子などがある底面。
もちろんケーブルを接続する端子部分には穴があるのでカバーを装着したまま充電も可能です。…当たり前ですよね(笑)。
同じように上面にもイヤホンジャック(ヘッドセット接続端子)やセカンドマイクがあるところには穴が開いています。
イヤホンジャックもといイヤホンはスマホで音楽を聴くときに使いますが、イヤホンごと引っ張ってポケットから取り出そうと横着して、イヤホンが外れて地面に落下という経験をしたのは私だけでいい。
カメラのレンズ部分はこのようになっています。そこそこ厚みはありますが、試しに撮影したところ、写真に陰りが出来ることもなく問題ありませんでした。
…もっともスマホで撮影する機会は殆ど無く、デジカメ君に一任していますけどね。
まとめ
という具合に、古くなったスマホケースを新調してみました。
前回のケースが半年ほど持ったとはいえ、スマホケースも使い続けると劣化してボロボロになってきますので、消耗品として見ています。…もちろん大事に扱うに越したことはありませんけどね。
さてさて、このゼロショックケースはどれだけ長持ちするでしょうか…!