どうもこんにちは。ましゅーです。
私は日頃サイクリングをしているので運動は問題ないですが、同居してる相方は休日はパソコンで動画を見てばかりで不健康です。
本人もそれを自覚しているようで、「動画みながら運動しよう」とエアロバイクを購入しました。ALINCO(アルインコ)製のエアロマグネティックバイク5013(AFB5013)というやつです。
というわけで、今回は相方が買ったエアロバイクに関し、
- ALINCO マグネティックエアロバイク5013の紹介(内容・組み立て方法)
- タブレットで動画を見ながらエアロバイク運動する方法
といった内容をご紹介します。
ALINCO エアロマグネティックバイク5013
相方が買ったのはALINCO(アルインコ)というメーカーのマグネティックエアロバイク。
その名の通り、マグネット(磁石)で負荷を調整するタイプで、ベルトで負荷を描けるタイプよりも幅広く負荷を調整でき、動作音も少ないのが特徴です。
その反面、発熱するため長時間の稼働が出来ない(30分程度)ため、ハードなトレーニングには不向き。うちの相方のように、毎日少しずつ乗って運動不足を解消したいという人向け。
内容物を確認
こちらは届いたときの状態。
当たり前ですがエアロバイクは分解された状態で届きます。
あれだけのサイズのブツがダンボール箱一つに凝縮されているので、まずこのダンボール箱を部屋まで持っていくのがトレーニングです。宅配のお兄さんも「重いですよ」と念押し。
箱を開けて中身を取り出すとこのようにパーツや説明書など一式が入っています。
パーツ以外にも緩衝材としてビニル袋やダンボール片、そして発泡スチロールも入ってるので結構ゴミが出ます。
それではもう少し詳しく内容物を見ていきましょう。
取り扱い説明書
まずは取り扱い説明書。
内容は取り扱い時の注意や部品の組み立て手順、メーターの機能や操作方法、目的別(ダイエット/心肺機能向上)の運動方法について記載されています。
また、裏表紙は保証書になっているので大切に保管しておきましょう。
工具類
組み立てに必要な工具も付属しています。
左から六角レンチ(反対側にプラスドライバーがついたもの)、スパナ。一番右にあるものはエアロバイクの脚を固定するネジ。
表示メーター
こちらは心拍数や回転数、速度、消費カロリーなどを表示するモニター。
ここに表示される数値(特に心拍数)を目安に運動速度を調整します。また、モニター中央下部にあるダイヤルを回してタイマーを設定することも可能。
あれこれありますが、初期設定はタイマーくらいだし、どこにどういった数値が表示されるのかが直感的に分かる見やすいモニターです。
ペダル・ペダルベルト
こちらはペダルと足を固定するためのペダルベルト。
ご親切にどちらが左右か分かるようにテープが貼ってあり、ベルトにもL・Rの表記が入っています。
ベルトは長さを調整できるので、シューズを履いた状態でサイズ合わせしておくことをお勧めします。
グリップセンサー内蔵ハンドル
こちらはエアロバイク使用時に握るハンドル。
グリップセンサー(上の写真の銀色の部分)が内蔵されており、センサー部分を握ることでモニターに心拍数が表示されるようになっています。
モニターへ接続するコードがついてるため、組み立て時は引っ張ったり挟んだりしてコードを傷つけないよう注意する必要があります。
サドル
こちらはサドル。
色や質感はママチャリとかと同じですが、形状は一般的なママチャリのサドルとは異なるので、「サドルカバー」を使用する時はカバー形状に注意して選ぶ必要があります。
本体
こちらがエアロバイクの本体部分。ここにペダルやサドル、ハンドルといったものを取り付けていきます。全パーツの中で最も重たいので移動させる時は注意。
また、ペダル負荷を調整するダイヤルおよびモニター用のコードが伸びているので、こちらも引っ張ったり挟まないように移動時や組み立て時は気をつけましょう。
ALINCO AFB5013の組み立て手順
というわけで、ALINCO マグネティックエアロバイク5013(AFB5013)を使うために、組み立てをします。
組み立て方法は説明書を見ながら行いますが、ところどころネジ(ボルト)を締める作業や、パーツを支えながら取り付けるといった場面がありますので、出来れば2人以上で組み立てましょう。
例によって私は一人で組み立てましたけど(相方は晩ごはん作ってました)。
フロント/リアレッグを取り付ける
まずはエアロバイクの横転を防ぐ「レッグ」パーツを取り付けます。
このレッグは前後でパーツが異なりますが、見分け方はレッグパーツの両端にあるキャップの形状。フロントレッグは歯車状なのに対し、リアレッグは多角形になっています。
エアロバイク本体の穴とレッグの穴を合わせたら、ボルトを通し、ワッシャーとナットを反対側から通して、付属のスパナで締めます。
本体を支えるパーツですからなるべく強固に締めたいので、ハンマーなどでスパナを叩くとなお良いですが、ない場合は靴を履いて踏んづけて回します。
なお、素手だと回す時痛いので、軍手の装備を推奨。
レッグを取り付けるとこんな感じになりました。これで使っていても横にひっくり返る心配ナシ。
ペダルの組み立て・取り付け
続いては「ペダル」を組み立てていきます。
ペダル本体と、足がペダルから離れないよう固定する「ベルト」で構成されているで、まずはこの2つを組み合わせます。
上の写真のようにペダルとベルトにはそれぞれL・Rといった表記が入ってるので、これを頼りに向きを間違えないように取り付けます。
分かりづらいですが、まずこちらは内側(バイク本体側)。
ベルト側は穴が2つある方を取り付けます。そのままではキツキツでペダルの突起にベルトの穴がハマらないので、ベルトを引っ張って穴に通します。
反対側も同じように突起にベルトの穴を通しますが、この時に靴を履いた状態で穴の位置を調整します。
そしてペダルをバイク本体のクランク(銀色の部分)に取り付けます。
ペダル本体を回しても空回りするだけなので、ペダル先端のネジ部分を回します。ペダルの取り付け(ネジの回転方向)は左右で異なり、右足側は時計回り、左足側は反時計回りにネジを締めます。
ちょっとややこしいので、最初は手で締めて向きが合ってるか確認してからスパナを使いました。
サドルの組み立て
お次はサドルをポスト(パイプ)に取り付けて、本体に装着します。
まずはサドル裏側についているナットとワッシャーを外してからサドルポストを通し、ワッシャーとボルトを締め付けます。
サドル裏側のフチにスパナが当たって回しづらいため、少し角度をつけて回しました。また、スパナが擦れてシートが破れないように、干渉する部分には手袋を充てがってます。
本体への取り付け
組み上がったサドル・サドルポストを本体に取り付けます。
まずは本体側にある「サドルノブ」という、サドルの高さを調整するネジを外し、サドルポストをスーッと本体に通し、再度ノブを取り付けて固定します。
なお、サドルの高さは9段階で調整できるようになっており、最適なサドルの高さはペダルが一番下に来た時にヒザが軽く曲がる程度とのこと。
ハンドルポスト・ハンドルの取り付け
続いてはハンドル側のポストおよびポストにハンドルを取り付けます。
注意点としては、「コード」があるので、それらを挟まないようにします。
本体にハンドルポストを取り付ける
まずは本体とハンドルポストからそれぞれ伸びているモニター用のコードをカチッと接続します。
なお、写真を取り忘れましたが、ハンドルポスト側には固定するためのボルトが4つあるので外しておきましょう。
接続したモニター用コードを挟まないよう注意しながらハンドルポストを本体に通し、ボルトで4ヶ所を固定します。こちらは付属の六角レンチを使います。
また、ハンドルポストにはスリットが入っており、テンションダイヤル(ペダルの負荷を調整するダイアル)のコードの「逃がし」となります。
上の写真のように、このスリット部分にテンションダイヤルコードを通します。
ペダル・サドル・ハンドル(ポスト)を取り付けるとこんな感じになりました。
完成までもうひと踏ん張り。
ハンドルポストを固定した次は、テンションダイヤルもハンドルポストに固定します。
まずダイヤル裏側にあるプラスネジを外して、ダイヤル部分とカバーを分離させます。つぎにダイヤルとカバーでポストを挟むようにして、ネジをしめるだけ。
ハンドルの取り付け
…もう既に取り付けられてます(写真撮り忘れた)が、ハンドルの取付です。
まずはハンドルポストにあるレバーのようなパーツ(ハンドルノブといいます)を反時計回りにまわして取り外し、ハンドルカバー(前後2分割)を外します。
こちらは取り外したハンドルノブ。
ネジ部分には上の写真のようにスペーサー、スプリングワッシャー、スプリングの3つが噛んでいるので順番を忘れないようにしましょう。
ハンドルノブやハンドルカバーを外すと上の写真のような「ハンドルステー」と呼ばれる部分が顔を出します。
このハンドルステーの穴にハンドルの突起を合わせて固定します。
「ハンドルの突起」というのは上の写真のハンドル中央にあるデベソみたいな部分。
また、ハンドルにはグリップセンサーのコードが通っているので、ハンドル取り付け時に挟まないように注意します。
ハンドルステーの穴にハンドルの突起を合わせてステーの上蓋をパタンと閉じるとこんな感じ。
…ですが、上の写真だとちょっと隙間が空いています。正しく取り付けると隙間はなくなるので、もし隙間が出たらハンドルの角度を変えるなど試して下さい。
問題ながければ先ほど取り外したカバーを前後で挟むように取り付け(コード挟み注意!)、ハンドルノブを締めればハンドル取り付け完了!
モニターの取り付け
それでは最後の作業です。ハンドル中央に「モニター」を取り付けます。
まずはモニターをハンドルに固定しますが、ネジはモニターに仮止めされているので、外してからハンドルの穴と合わせて締め直すだけ。
その後、メーター用コードとグリップセンサー用のコードをカチッと接続すれば完了。ご丁寧にコードもモニターにもラベルが貼られているので間違えることはありません。
あとは作動するかどうか………おっと、電池をまだ入れてなかった。
電池を入れるとピーッという音と同時にディスプレイが作動します。
先述の通り、詳しい設定などは不要ですが、説明書に目的別の運動量の目安が記載されていますので、一度目を通しておくと良いでしょう。
完成!
ということで無事に完成です。作業時間はおおよそ1時間程度。
組み立て自体は簡単ですが、ボルトを締めたり重量のある本体を動かしたり支えたりするので力仕事でした。運動前にいい筋トレになります(笑)
あとは実際にエアロバイクにまたがって試験運用して問題なければそのまま使っていきますが、エアロバイクをそのままフローリングに置くと床が傷つくのでマットや絨毯の上に置きましょう。
↑なお、マットも絨毯も無い! って人向けにALINCOが専用のマットを販売しています。
タブレットで動画を見ながらエアロバイクを使おう
エアロバイクが完成して問題がなければあとは実際に使ってエクササイズを楽しむだけです。
…楽しむだけなのですが、ただひたすらペダルを漕ぎ続けるのは退屈です。
自転車なら景色が変わるので楽しいですが、ずっと壁やモニターと睨めっこのエアロバイクだとなかなか精神修行です。
そこで相方は「エアロバイクに乗ったまま動画を見たい」と、タブレット端末をバイクに取り付けるマウントも合わせて買っていたようです。さすが朝から晩まで動画ばかり見てるやつである。抜かりない。
Eco Ride World バーマウントタブレットホルダーを使用
エアロバイクにタブレットを固定するというわけですから、マウントパーツが必要となってくるわけです。相方はEco Ride Worldのバーマウントタブレットホルダー(cb_036)を選んだようです。
エアロバイクへの取り付けを想定したマウントパーツですが、サイズが合えばロードバイクなどのハンドル(対応ハンドル経:20mm~33mm)にも取り付けが可能のようですです。
また、固定可能なタブレットは幅約11cm~20cm、厚さ約17mmまで対応とのこと。なのでiPadシリーズやNexusシリーズの装着を想定していると思われます。
マウントはエアロバイク側に固定するパーツと、タブレットを固定するパーツの2つで構成されています。
マウントの取り付け方法
まずはエアロバイク側にパーツを取り付けます。
六角ボルト2本によって固定されますが、工具(スパナ)は付属しないので各自で用意する必要があります。使用するスパナのサイズは10mmとのこと。
本体側はこれで準備完了
次にホルダーにタブレットを固定する方法ですが、タブレットホルダーの裏側にはロックレバー(写真赤丸)があります。
このレバーを上げるとホルダー部分をスライドさせることが出来るようになるので、お手持ちの端末をホルダーで挟んでレバーを下げてロックすれば保持されます。
端末は縦・横どちらで固定しても大丈夫(最終的にボールジョイントで向きを変えられます)。
あとは本体側マウントのツメとタブレットホルダー裏側の穴を合わせ、カチッ!と音がするまで差し込めば固定されます。
当初、すぐにマウントが外れるので不良品か? と思いましたが、原因はしっかり差し込まれていないところにありました。脱落防止のために力を入れないと固定されないようです。
正しく固定されるとカチッという手応えがあります。そうすると角度を変えたりしてもマウントが外れることはありません。
タブレット装着例
まずは相方が持っている「iPad mini2」を装着。余裕で取り付けらました。
タブレットカバーを装着した状態でも取り付けられた(例外あり)ので、外す手間がないのが嬉しい。
次に私が使ってるXperia Tablet Z SO-03E(幅266mm x 高さ6.9mm x 奥行172mm)も取り付けられるか試したところ、なんと取り付けられました。
iPadよりも大きいタブレット端末ですが、縦横どちらか一辺が取り付けられれば大丈夫です。
ボールジョイントがあるので、横に90度回せば縦横どちらでも対応できます。動画を見るなら大画面で見たいよね。
逆に小さいスマホは装着できるのだろうか? と思い、私が使ってるXperia Z4を装着してみたら、こちらも一応装着できました。
ただしサイズの関係でホルダーのツメが片側しか使えないので少しアンバランスかも。
シリコンバンドも付属
エアロバイクに装着する分には問題ないかと思いますが、激しく振動するロードバイクなどの自転車に取り付けるとなると事情が変わってくるかもしれません。
話によると、「走行時にiPadが外れそう」という声が非常に多かったようで、対策としてラバーバンド2つで固定する方法を挙げており、本製品にもシリコンバンド2本が付属します。
このシリコンバンドでバツ印を描くようにタブレット端末の四隅に引っ掛けることで脱落防止になるとのこと(実際にロードバイクで試験運用されたそうです)。
まとめ
今回のエアロバイクは私ではなく同居人である相方(=彼女)が買ったものですが、「ブログのネタになるから書け」とお許しを貰ったので記事にしてみました。
ALINCOのエアロバイク(AFB5013)は連続稼働時間こそ短いものの、タイマーや心拍数、走行速度や距離が表示されるモニターもついていて、なおかつ安価なので、運動不足を解消したい人にオススメ出来るラインナップでした。
また、エアロバイクに乗りながら動画などを楽しむ用のマウントパーツ『Eco Ride World バーマウントタブレットホルダー』もタブレットやバイク本体にしっかり固定できて、角度も自由自在に変えられるスグレモノです。
動画を見ながらエアロバイクに乗ることで、「退屈な作業」から開放され、より快適で楽しい「運動」に変わります。相方よ、なかなかええものを選んだな。