前回ハンドガードをMADBULLのバトルレイルと交換して、またまたガラッと印象が変わったM4ですが、今回はライフルの「リア」の部分にあたる「ストック」を交換しました。
M4のストックにも様々な形状があるのですが、フロントをスラッと細いハンドガードと交換したので、デフォルトのM4ストックだと似合わないので、フロントにマッチしそうなものを探しました。
それで色々探してみたところ、ここ最近(2014年当時)話題になってきているMAGPULタイプのCTRストックが似合いそうだったので、購入してみました。
以下はCTRストック(レプリカ)のレビューになります。
また、今までのM4カスタム日記は以下から読むことが出来ます。
パッケージ・セット内容
さて、それでは購入したCTRタイプストックについて詳しく見ていきます。
先述の通り、今回購入したのは実物ではなくレプリカのアクセサリー(メーカー不明)です。実物とは色々異なるかもしれませんが、安価で購入できてサバゲーで使用するには十分かと思います。
「オレは絶対実物じゃないと嫌じゃい!」って場合でもない限り、レプリカで安く済ませれば他の装備やアイテムに予算を回せますしね。
カラーはブラックとデザートの2種類がありましたが、フロントやフレームに合わせてブラックを選択。黒で統一していきます。
この手の「マグプル」のアクセサリーは、本家MAGPUL PTSの他にも様々なメーカーが製作しており、聞いたことのあるメーカーから無名のメーカーまで多種多様です。
リアリティや質感を求めるなら実物MAGPUL PTS、私のように安く手に入れたい方はノーブランド品といった感じに選ぶといいのかもしれません。
開封して中身を取り出してみます。内容は、
- CTRストック本体
- ラバーバットパッド
- バットパットを固定するためのネジ2本
- バットパットを使用しない時に代わりに付けるキャップ(名称不明)
内容を見てわかるように、「ストックパイプ」は付属しないので、純粋にM4系のリトラクタブルストックを他のものと交換したいという人向けの内容。
CTRストックのディテール
次はこのCTRストックの「ここが気になる」というポイントを重点的に詳しく見ていきます。
まずこちらはストック後端の肩に当てる部分。
マルイ純正ストックやその他のストックにあるようなチェッカリングが入っており、肩に当てた時にズレにくくなってます。
また、上の写真を見てわかるように、上の方にはストックパイプの穴が開いていますが、付属のバットパッド(後述)或いはキャップを装着すると隠れます。
その他ストックの両側面にはQDスリングスイベルが装着できるマウントがついていました
付属のバットパットを装着。パットの厚みはおよそ7ミリほど。
バットパットの取り付け手順は
- パッド側にある突起をストックの穴に合わせてカチッと装着する
- 六角ネジ2本を締めれば取り付け完了(バットパットを使う時は付属のキャップは不要)
と言った具合にかんたんに行うことができます。
なお、購入したショップのレビューにて複数の人が記載していたのですが、バットパットのラバーの接着が甘く、剥がれやいとのこと。
私のやつも剥がれかかっていたので瞬間接着剤で貼り直してやりました。
気になる箇所だけど自力修復可能なレベルなので、そこまで神経質になることはないかと思います(私が楽観的なだけ?)。
バットパットの上の方にはCTRストックを製造している本家マグプル社のロゴマークがあります。ただしレプリカです。
CTRストックをストックパイプへ通す時は、丸いピンレバー(上の写真の赤丸で囲んだ部分)を押し下げながら挿入します。
ミリタリー関係のブログや通販サイトのレビューによると、(特に実物は)このピンレバーがかなり固くて装着に苦労するとのことで、専用のツールやドライバー、六角レンチ、割り箸を使って対策をとるそうです。
…ところがこのCTRストックを実際に装着したところ、ツールなどは一切不要で素手で装着出来ました。レプリカだからでしょうか?
ストックの大きさ比較
大きさの参考として、今現在私が所有しているM4系のストックと並べてみました。
上からリトラクタブルストックVL(LayLax)、東京マルイM4A1純正ストック、そしてCTRタイプストック。
遠近もあるかもしれませんが、こうやって並べてみると他の2つのストックよりCTRタイプストックが若干大きく見えます。
ちなみにこのCTRストックの重量を測ってみたところ236gでした。参考までにマルイ純正M4A1用ストックが194g。
CTRストックをM4に装着するとこうなる
さて、前項まではCTRストックそのものについて詳しく見ていきましたが、今度はそのCTRストックをM4へ取り付けてみます。
取り付けに関しては先述のピンレバーを押し下げた状態で挿入するという以外は従来のM4系ストックとほぼ同じ取り付け方法でした。
少し見切れていますが、M4に装着するとこのような感じになりました。
フロントを細長いタイプのハンドガードに交換したので、ストックも替えることで更にスマートなシルエットになります。
今度は反対側から撮影。
最近流行っている(?)レイルの位置を変更できるタイプのハンドガードはもちろん、ノーマルのハンドガードからRIS・RASといったフロント形状にも似合うストックです。
M4以外にもストックアダプターを装着したAK47(AK74)やMP5にも合いそうですね。
バッテリーの収納をどうするか
CTRストックに交換することで、M4をよりシャープでスマートなシルエットにすることが出来ます。
一方でサバイバルゲームで使用する場合は、バッテリー収納スペースをどうするかという課題が浮上します。
ノーマルのM4の配線はフロント側に伸びており、ハンドガード内部に小さいバッテリーを収納します。ただ、この場合バッテリーは小容量のものしか搭載できず、1日ゲームをする場合は複数本用意する必要があります。
バッテリーポーチを使う
私は頻繁にバッテリーを交換するのが嫌だったので、M4の配線をストック側に来るようにして、ストックに装着したホルダーに大容量のラージバッテリーを搭載しています。
そんな私にとって一番気になったのは、今までやってきたようにバッテリーポーチを取り付けられるかどうか。
ストックの形状やレバーの位置の関係で難しいかなぁと思ってましたが、いざ取り付けてみると取り付けることは可能で、レバーの動きも(それほど)問題ないのでとりあえず安心。
ただ、ストックポーチを用いた大容量バッテリーを収納する方法は、快適にゲームで使用することを考慮した方法で、CTRストックのデザインが犠牲になります。
なので外観を崩したくない方は下記の方法をご検討下さい。
バッテリーケースを使用する
まず一つ目はフロントのレイルハンドガードにバッテリーケースを搭載する方法。
- 配線がフロント側にあること
- ハンドガードにレイルシステムがついていること
この2つが条件ですが、レイルハンドガードにPEQ-15タイプのバッテリーケースを装着することで、そこにバッテリーを収納できます。
バッテリーケースをレイルハンドガードに装着するだけで、簡単に外見を損なうことなくバッテリーを搭載可能なのが利点。特別な加工も不要なので初心者にも出来る簡単な方法です。
PEQ15タイプのバッテリーケースと対応するバッテリーはメーカーによって相性があるので、なるべくセットになったものを選ぶのが無難です。あるいはレビューを参考に判断しましょう。
ストックパイプにリポバッテリーを収納する
もう一つはここ最近話題になっているストックパイプの中にバッテリーを収納する方法。
- 配線がストック側であること
- フレーム基部の短縮、配線の延長といった加工が必要
といった条件があり、加工が必要なのでバッテリーケースに収納する方法と比べると上級者向け。
小さくても高性能な「リポバッテリー」の普及により、ストックパイプなどの狭いスペースを活用して外見を崩すことなくバッテリーを収納できるようになりました。
最大の特徴はストックパイプ内部の空洞を活用することで、外見を崩すことなくバッテリーを収納できるという点。
ただし、搭載するためには先述の通り、
- ストックパイプを取り付けるフレーム基部をカット(短縮する)
- フレームやストックの基部に配線の「逃がし」をつくる
- 配線の延長
…といった加工が必要なため上級者向けとなります。
また、「リポバッテリー」はスマホやパソコンにも使われているバッテリーとのことですが、従来のバッテリーよりも若干デリケートな代物なので、扱いには注意が必要です。
なお、今現在ではストックチューブバッテリー用にあらかじめ加工が施されたメタルフレームやストックパイプも販売されていますので、加工に自信が無い方はそちらを選ぶことを推奨します。
私も将来的にはストックパイプの中にバッテリーを収納しようかと考えていますが、とりあえず現時点ではゲーム使用を考慮し、バッテリーホルダーで固定する手法を採用しました。
若干外見は崩れるものの、大容量のバッテリーを搭載できるのでゲーム時にバッテリー切れを気にせず使えて、なおかつストックを伸縮することも可能です。
まとめ
ということでストックも交換しました。
これでフレーム、フロント、ストックといったM16・M4系の大まかな外装カスタムが完了したので、あとは小物とかマガジンとか色とか(?)をチビチビと揃えていきます。
せっかく外装をスタイリッシュにしたので、アクセサリーもMAGPULなどのスタイリッシュなものを取り付けてみようかなと考え中。
ちなみにMAGPUL社の一つであり、銃器を扱った訓練や教習ビデオの販売をしている「MAGPUL Dynamics」の元インストラクターである、スタイリッシュヒゲオヤジことクリス・コスタ氏もこのCTRストックを愛用しています。