M4のアウターバレルを7.5インチにするとこうなる

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル セット内容 M4カスタム日記

前回の『M4カスタム日記』から2年後の記事となりますが、あれからまたM4にパーツを組み込んでカスタムを再開しています。

今回はDYTACの7.5インチ アウターバレルをM4に組み込んでみたのでご紹介します。

M4のアウターバレルは14.5インチで、M4より短いM733が11.5インチですから、それらよりもさらに短い7.5インチバレルのM4はどのような外観となるか、見ていきましょう。

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M4のアウターバレルを7.5インチにする

先述の通り、今回のカスタム内容はM4のアウターサイズを7.5インチにするというものです。

ちなみにカスタム前のM4のアウターバレルは、G&Pのスペシャルフォースキットに付属しているものを使用しており、M4のサイズである14.5インチよりも1センチほど短いです。

カスタム前のM4

スペシャルフォースキットを組み込んだM4 2

参考までに7.5インチのアウターバレルを組み込む前のM4はこんな感じ。

この状態で更にアウターバレルだけを短くするということは、RASの中からサプレッサーが顔を出す「SDスタイル」になります。

要はこんな感じにしたい

ファットサプレッサーを装着したM4 その2

要するに、MREフロントキットが生存していた頃に再現したモノ (上記写真)をもう一度再現するというものです。

このRASの内部でバレルとサプレッサーが接続される「SDスタイル」が個人的に好きで、またしても同じようなカスタムをするというのである。懲りない男である。

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DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレルを組み込んでみた

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル

そんな懲りない私のニーズを満たしてくれるのは、DYTAC(ダイタック)の7.5インチ SBRアウターバレルでした。価格は諸々込みで8,800円ほど。

Dynamic Tactical、略してDYTAC(ダイタック)というメーカーですが、各種アクセサリーや完成品電動ガンなど幅広く扱っており、G&PやUFC、KingArms、D-BOYSなどの海外メーカーに並ぶ知名度。

セット内容

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル セット内容

今回入手したDYTACの7.5インチSBRアウターバレルのセット内容は以下の通り。

  • 7.5インチアウターバレル本体
  • ガスブロック
  • ガスチューブ

アウターバレル本体だけでなく、ガスチューブやガスブロックも付属します。

特にガスチューブはバレルの長さに合わせる必要があるので、本来なら別で買うか既存のものをカットして使うかの選択となります。それだけに7.5インチ対応のガスチューブが付属するのは有り難い。

なお、アウターバレル先端は14mmの逆ネジになっております。サプレッサーやフラッシュハイダーを装着するときはネジの正逆にご注意。

アウターバレルのディテール

それでは、アウターバレルの気になった部分にフォーカスを当てて見ていきます。

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル 配線逃がし

こちらはアウターバレルの基部。

底面には配線を通すための「逃がし」があるので、M4やM733などのフロント配線にも対応しています。

主にこの長さのアウターバレルを使用する場合は、RAS(ハンドガード)内部にバッテリーを収納するよりも、外付けバッテリーケースを使用したほうがカッコ良いと思います(個人の感想です)。

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル 基部

こちらはアウターバレルの基部の上面。

ボコッと出ているイモネジによってフレームに固定し、アウターバレルの回転を防ぎます。

最初はイモネジ1本だけで不安でしたが、アウターバレル自体が短いので、フルサイズライフルと違いそこまで回転の力が加わることはない…と思います。

気になる人はイモネジを増設してみると良いかもしれません(上級者向け)

ガスブロックのディテール

続いて、付属のガスブロックも見ていきます。

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル ガスブロックの刻印

ガスブロック正面にはシルクプリントの刻印が入っております。

刻印には剣とアルファベットの「V」のようなマークが入っており、米国の銃器パーツメーカーであるVTAC(VIKING TACTICS)を彷彿させます。

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル ガスブロックの固定ネジ

ガスブロック底面には従来のものと同じようにバレルに固定するための六角ネジがついていますが、従来のイモネジ(M3)よりも大きなものになっています。

ネジの面積が大きくなっているのでしっかり保持でき、六角レンチも大きくなるので取り外しやすくなります。

なお、従来のガスブロックはイモネジとピン2本で固定しますが、このガスブロックは底面の六角ネジだけで固定。

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M4に7.5インチバレルを組み込んだ結果

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル 組み込み

大雑把ですが、気になった部分を見ていきましたので、いよいよM4にアウターバレルを組み込んでみます。

まずアウターバレルの長さの比較ですが、スペシャルフォースキット付属のアウターバレルと7.5インチアウターバレルを比較するとこんな感じ。

ミドルサイズのRASの場合

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル 組み込み後のフロント

アウターバレルを組み込んだあとにRAS(G&Pのスペシャルフォースキット)を組み込み、サプレッサーを装着するとこのようになりました。

案の定、RASの中からサプレッサーが顔を出すようなフォルムに。

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル 組み込み後のフロント2

ガラケー撮影のため画質が悪くて恐縮ですが、全体像はこんな感じになりました。

なお、インナーバレルの長さはそのままなので、サプレッサーをバレルジャケットとして使用しており、消音効果は サプレッサー全長 – バレルジャケットスペース となります。

7インチのRASだとこうなる

DYTAC 7.5インチ SBRアウターバレル 組み込み後のフロント3

もう一つ、7インチのRASと組み合わせるとこのようになりました。

この形状ならサプレッサーも小さいものを使用して、ストックもショートタイプにすることで「スタビーキラー」のような小型で取り回しやすいM4が出来上がります。

まとめ

今回はアウターバレルを7.5インチに短縮して、RASの中からひょっこりサプレッサーが顔を出すSDスタイルにしてみました。

このフォルムのメリットは普通にサプレッサーを付ける場合よりも全長を抑えられる点と、スッキリしたシルエットになるといった利点が挙げられます。

ただ、現状ではインナーバレルが長いので、サプレッサーは消音効果よりもバレルジャケットとしての役割のほうが大きいです。

特に不具合もなく、スンナリ装着できたし、ガスチューブやガスブロックまで付属するお得なDYTACのアウターバレルですが、現時点では電動ガン用が売り切れ状態なのが残念。

すごく良いアイテムなので再販されるべき。

次回はストックを交換します。

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