少しずつではありますが、パーツやアクセサリーを追加してM4をカスタムしています。
今回はいつか装着してみたいと思ったM16・M4系アクセサリ「レディマグ」を入手したので、レディマグの詳細や装着例をご紹介します。
レディマグとは何か
まず「レディマグ」が何かを知らない人のために簡単に説明すると、レディマグ(Ready Mag)の名前通りに、次のマガジンをフレーム側面に”準備”でき、素早くマガジンチェンジが行えるアイテムです。
レディマグはM16およびM4系のフレーム左側面に取り付け、そこにマガジンを差し込むことが出来ます。レディマグに固定されたマガジンは、銃本体のマガジンリロードと連動します。
上述のように素早いマガジンチェンジを目的としたカスタムパーツですが、エアソフトガンにおいては、レディマグに挿入されたマガジンをバッテリースペースとして活用する例もあります。
G&P レディマグ(GP047A)のレビュー
それでは購入したレディマグをじっくり観察してみます。
レディマグはLaylaXやG&Gアーマメントからも同様のものが販売されておりますが、いずれも売り切れだったので在庫があったG&P製を購入しました。
こちらはレディマグ正面。補強リブのおかげで無骨なフォルムになっております。
先述の通り、レディマグは、M4(M16)シリーズのフレームに取り付けることで、マガジンホルダーのような役割を果たします。
マガジンリリースボタンを押すと、レディマグに差し込まれていたマガジンも一緒に抜け落ちるので、素早いリロードが可能になります。
なお付属品にレディマグの形状をしたゴムが入ってました。本体フレームを傷つけない為のものですが、これ使うとレディマグが装着できなくなるので今回は使いません。
こちらは反対側。
穴が開いているのは、同社のレディマグ用のバッテリーの配線を通すため。
ストックを取り除き、フロントを切り詰めたショートモデルのM4を作る際に外見を崩すことなくバッテリースペースを作ることができます。
本体への固定方法は、レディマグのフレームを銃本体のフレームに巻きつけるように取り付け、2か所の六角ネジを締めて行います。
ただ、反対側がナットになっているので、そのまま締めようとすると空回りします。ナットをラジオペンチなどで挟みながら回します。
重量をはかってみたら、226gとダットサイト1つ分ほどの重さがありました。
レディマグはほぼ全てのパーツが金属製なので重たいですが、そのぶん質感・耐久性はバツグン。
M4に装着してみた
レディマグ本体をざっと紹介しましたので、M4に装着してみます。
取り付けについては先述の通り、M4のフレームに巻きつけて、六角ネジを締めるだけで固定できます。
さっそくトラブル発生
ところが、いざM4へ取り付けようとしたら問題が発生。フレームの補強リブとレディマグの切り欠き部分が干渉しています。
フレームの凹凸に対応するように切欠きを付けたと思われますが、その切り欠きが全く見当違いのところにあって肝心なところが干渉しているという。
一応それでも気にせず組み込むことはできますが、見た目と精神衛生上宜しくないので…
ぶった切ってくれたわ!!
家にロクな工具が無いため、小さいノコギリとヤスリでゴリゴリギコギコと時間かけて干渉する部分をカット。
ノコギリは木工用だしフレームは頑丈だしで時間がかかる腕が痛いわで早くも苦戦。
それでもなんとか装着できました
ド初っ端からトラブってましたが、なんとか取り付け完了しました。
マガジンを装着してみる。
先にも書きましたが、フレーム右側のマガジンリリースボタンを押すと、本体のマガジンと一緒にレディマグに差し込んだマガジンもポトンと落ちます。なので素早いマガジンチェンジ可能です。
…が、実際やってみるとなかなか手間取るので、実戦で使うならレディマグよりもマガジンクリップで2つのマガジンを束ねた方が使いやすい。
………あくまで「見た目重視」です。はい。
なお、実際差し込んでみると上の写真のようにレディマグの方が深く刺さるので、本体より2センチほど短く見えます。
レディマグが実物マガジンのサイズに対応しているからなのかわかりませんが、そのせいで左右のマガジンが不揃いになっています。
気になる人は板ゴムなどでスペーサー作ってレディマグの中に敷いてやるといいかもしれません。
また、レディマグに装着したマガジンは若干ですがカタカタとグラつきます。銃本体と違い、あくまで「次のマガジンを準備するためのアイテム」なので問題はありませんが、そちらも気になる場合はスペーサーで対処。
マガジンのロックが甘いときの対処法(非推奨)
で、またしても問題発生。
マガジンを装着して、ポトンとスムーズに落ちるのはいいが、スムーズ過ぎて手で引っこ抜いても簡単にマガジンが取れるため、どうやらマガジンがしっかりロックされていないみたいです。
レディマグ内側のマガジンを保持する部分を見てみると、出っ張り部分が少々小さい。
どうしたものかと解決策を探すべくググっていたら、同じ悩みを抱えるミリタリーブロガーさん を発見。この方は、保持する部分に金属パテを盛って面積を広げるという解決策をとられております。
しかしながら我が家には木工パテはあるものの金属パテなんぞ無い。なので…
叩いて凹ませてくれたわ!
要はマガジンをホールドする部分の面積を大きくすれば良いわけです。なのでマイナスドライバーとハンマー使って叩いて凹ましてやりました。
「もー!どうしてウチの子はこういった乱暴な方法ばかりとるのよ!」ってお母さんに怒られそうな方法です。やるなら自己責任でお願いします。
2、3ミリほど凹ませたら上の写真のようにロック部分の面積が増え、試しにマガジンを挿入して確認してみると、見事にロックされました。
やっておいて言うのも何ですが、正直どこに成功する要素があったのかサッパリわかりません。
調子の悪いテレビよろしく「とりあえず叩こ」で叩いた結果成功しやがったわけで、2013年度最初で最後の奇跡です。
とりあえずこの方法を試す場合は、マガジンの抜き差しを確認しながらやることを強く推奨します。というか試さないのを強く推奨します。
レディマグ装着後のM4はこんな感じ
レディマグを装着したM4の全体像はこんな感じになりました。
なお、記事では紹介を省いていますが、レディマグと一緒にG&Pのグリップも購入&取り付けております。
マガジンを装着。レディマグを装着したので重量が増してしまいましたが、レディマグのメカニカルなフォルムとズッシリとした重量感が好きです。
フォアグリップとレイルカバーがブラックでないので統一感がないですが、ここも後日変更していく予定です。
…初期の頃はPMCイメージしてTANカラーがどうこう言ってたクセにいつのまにかまた黒一色に戻ってきているというね(苦笑)
次回はハンドガードを「バトルレイル」という細長いものと交換します。