ミリブロとかでしばしば見かけそうなタイトルではありますが、何のことはなく。
むかーし組み込んだメタルフレームがガタガタのボロボロになったから、新しくメタルフレーム買って組み込むよ! …というお話です。
今までG&Pの「SEAL TEAM刻印」という、ガイコツの刻印がカッコ良いメタルフレームを使っていました。
しかし、当時のG&Pフレームは品質が悪く、また初めてのメタルフレームだったこともあり、フレーム上下がグラグラしたり、チャージングハンドルの動きが固かったりと不具合だらけでした。
それに加え、何年も酷使してきたので更にガタが出て、挙句の果てにはフレームのピン穴に亀裂が入っているという散々な状態…。
こりゃアカンということで、メタルフレームを新しく購入し、再度組み直すことにしました。
なお、今までのM4カスタム日記は以下から読むことができます。
メタルフレームはG&PのCOLT M4A1刻印を選択
メタルフレームは様々なメーカーから発売されていますが、私がよく使うのは安価で刻印が豊富なG&P製です。フレームに限らずM4・M16系の外装パーツの多くはG&P製を使用しています
理由は在庫状況が良好ですぐ手に入るという点や、交換に必要なパーツがセットになってる場合が多く、チマチマ買い揃える手間が省けるという点があります。
特に最近は安価ながら精度が向上してきているようで、初めてメタルフレームを組んだときのような不具合も無く、M16A4にメタルフレームを組み込んだときはあまりの精度の良さに驚きました。
付属パーツ一切ナシ。フレームだけのG&Pメタルフレーム
まずこちらがメタルフレーム(G&P製)。刻印はCOLT M4A1タイプで、ストックパイプがカットされていないAタイプを使用。
あちこち通販サイトを巡っていたら運よく楽天でG&P製M4A1刻印のメタルフレームがあったのでポチりました。価格は手数料とか含めて7,195円。
通常13,000~15,000円ぐらいするG&Pのメタルフレームを1万円以内で入手しましたが、何故こんなに安いのかというと、一般的なG&Pメタルフレームとは異なり上下フレームだけ。小物パーツなどは一切ありません。
「フレームだけ欲しい。小物パーツ要らないからその分安くしてよ」っていうユーザー(私)の声にこたえた痒いところに手が届く内容です。
なお、小物パーツ類は今使っているM4から流用することも出来ますが、せっかくなのでその小物も一緒に注文してみました(後述)。
刻印のディテール
メタルフレームの刻印。PROPERTY OF U.S.GOVT. M4A1 CARBINE CAL.5.56MM.と掘られてます。その下にあるのはシリアルナンバーでしょうか。
先述の通り、G&Pをはじめとする各社のメタルフレームには様々な刻印があります。
作りたいものが既に決まっている場合は、それにマッチした刻印を選べば良いのですが、現段階で構想は決まってないけど、将来的にカスタムするだろうなという人は民生用の刻印が無難かな?
しかし、ここ最近はG&P製のメタルフレームも品薄なのか、刻印によっては売り切れだったり取り扱っていなかったりする(私の探し方が悪いだけでしょうか…)。
G&Pのメタルフレームはかなり需要があると思うんですけどね。少なくともM4A1刻印、KAC刻印あたりは。
フレーム用パーツは「メタルフレーム アッセンブリーパーツ」を使用
本来G&Pメタルフレームはフレーム上下だけでなく、ダミーボルトやフレームピン、ボルトフォアードアシスト、あとはチャンバーなどのアクセサリーパーツもセットになっています。
しかし、今回入手したメタルフレームは先述の通り安価である反面、そういった付属品が一切ありません。
単純に既存のM4(あるいはM16)のフレームを交換するなら、フレーム以外のパーツを流用すれば良いので問題はありません。
…が、せっかくなのでフレームアクセサリーパーツも新調することにしました。
その小物パーツというのが、G&Pのメタル・フレーム・アッセンブリー・パーツ(Aセット)です。こちらも楽天で購入し、価格は手数料含めて7,215円。
なお、前回買ったG&PのFN M16A4刻印のメタルフレーム は14,958円だったので、購入するショップにもよりますが、フレーム単体と小物を別々に買ったほうが若干お得みたい。
また、”Aセット”とありますが、
- チャージングハンドルのラッチの形状の違い
- マガジンキャッチが左右両方に対応したアンビタイプか通常タイプか
といった違いでA、B、C、Dの計4タイプが存在します。
メタルフレームアッセンブリーパーツのセット内容
何が付属しているかを確認するため開封してみます。セット内容は以下の通り。
- チャージングハンドル
- ダミーボルトキャッチ
- ボルトフォアードアシスト
- セレクター
- トリガーガード
- マガジンキャッチ
- ダミーボルト
- ボルトカバー
- その他(スプリングやネジなど)
このセットのうち一部のパーツ(ダミーボルトやボルトカバーとか)は通常のG&Pのメタルフレームにも付属しますが、フレームの種類や販売形式によって付属内容は変わる場合があるので注意。
フレームを組み込んだM4がこちら
フレームやアッセンブリーパーツの紹介が終わったので、あとは組み込むだけです。
…が、誠に申し訳ありませんが、組み込みに夢中になったため、作業中の写真が無く、ビフォー・アフターの写真のみしか撮影してませんでした。ほんとすまぬ。
今回組み込んだのは先日(といっても半年以上前)LR-300タイプの折りたたみストックを取り付けたM4。
このM4に最初に組み込んだメタルフレーム(SEAL TEAM刻印)は、2008年ごろに購入。この記事の投稿日が2013年1月なので4年以上使ったことになります。
なので、先述の通りあちこちガタが出てるのと、レシーバーピン周辺に亀裂が入っていたので交換に至りました。
個人的にはSEAL TEAM刻印のガイコツマークが気に入っていたので、亀裂さえなんとか出来れば微調整して救済も考えたのですけどね…(苦笑)
そしてこちらがフレームを組み込んだあとのM4。
フレームのストックパイプの長さの関係で「LR-300ストック」が付けれないので、マルイ純正のM4ストックを再び装着。フロントもM4サイズのRASに交換しました。
フレーム上下のガタつきは全く無く、チャージングハンドルとダミーボルトの連動ギミックも摩擦部分に潤滑剤をスプレーするだけでスムーズに動いてくれました。
G&PのフレームにG&Pの小物パーツなので相性は良好。
マガジンキャッチもスプリングのテンションが強く、ガッチリと保持してくれる反面、マガジンの抜き差しはスムーズに行えました。今回組み込んだフレームで特に満足している部分です。
セレクターレバーは最初のうちは動きが固かったですが、潤滑剤をスプレーしてカチカチ動かしていたらクリック感は少ないものの、動きが柔らかくなりました。
昔のフレームを使用していた頃はゲーム中に小さい衝撃が加わってセレクターの位置が変わることが何度かあったけど、これならそういった心配はないと思います。
せっかくなのでフォアグリップ、レイルカバー、ダットサイトを装着してみました、元が軽いのでアクセサリーを付けても軽いです。
M16A4と並べてみました。
M4系を作るとM16系が欲しくなり、M16系を作るとまたM4系が欲しくなるという。なので両方作っちまえばいいじゃないか! ということで両方作りました。
M16とM4はパーツに互換性があるので同時進行でカスタムを進めることが出来て楽です。
まとめ
といった具合に、M4のメタルフレームを交換するためにメタルフレームとアッセンブリーパーツのレビューをしてみました。
今回特筆すべきは、部品が一切無いメタルフレームを買ったので、合わせて買った「メタルフレームアッセンブリーパーツ」も買って使ってみたという点。
………それにしても、スマホで撮影すると画質がなんとも残念。新しくデジカメでも買おうかなと思った次第です。
なお、「M4 フレーム 組み込み」みたいな検索フレーズでウチにたどり着いた方には「組み込み作業を見たかったのにぃぃ…」ってなった人もいると思います。ゴメンナサイ。
でも今回は組み込み作業すっ飛ばしましたが、今シリーズとは別のM4A1を作る企画『M4A1製作日記』ではもうちょこっと詳しくメタルフレームの組み込みを解説していますので、よかったら合わせてお読みください。
次回はフレームに「レディマグ」というものを買ったのでこのM4に装着します。