少しずつ暖かくなってきていますが、風が強いせいでまだまだ寒く感じる今日このごろです。
そして風が強いということは花粉が飛散するので、目は痒いしクシャミは止まらんしという地獄に見舞われております。いい加減耐性つかないかなぁ……。
そんな近況ですが、花粉ではなく3.7cm砲弾を飛ばしたいので今日もドラゴンの「オストヴィント」の製作をやっていきます。
3.7cm Flak43 排莢ネットの組み立て
![オストヴィント 説明書 19番](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-19.jpg)
前回、無事に3.7cm Flak43を作ることが出来たので次のステップに進みます。
ここでは「薬莢受け」の骨組みにネットを取り付け、3.7cm Flak43を砲塔の基部(台座)に取り付けます。
![オストヴィント Flak43 排莢ネット](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-20.jpg)
まずは薬莢受けのネットを作っていきます。
オストヴィント(Flak43)の薬莢受けのネットは写真ような金属パーツ(エッチングパーツ)で再現します。
![瞬間接着剤](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-21.jpg)
エッチングパーツは通常のプラパーツと異なり、プラモ用の接着剤じゃ接着できないので、金属にも対応している瞬間接着剤を使用します。
ディテールアップパーツなのでリアリティを向上させるために使わない手は無いのですが、流し込み接着剤が使えないのがちょっとつらい。
![オストヴィント Flak43 排莢ネット取り付け](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-22.jpg)
ネットを取り付けるの図。骨組みに合わせて接着剤をつけ、その上にネットをペタッと貼り付けます。
側面は1枚をペタンと貼るだけですが、正面は長いエッチングメッシュを折り曲げて使うので、予め骨組みの形状に合わせ、折り曲げて形を作ってから接着します。
正面のネットは一度に全部接着しようするとすると上手く行かないので、時間をかけて接着、折り曲げを繰り返して少しずつ接着しました。
![オストヴィント Flak43 排莢ネット取り付け2](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-23-1.jpg)
取り付け完了でございます。
これでバシバシ射撃しても砲塔内に薬莢は散らかることはないのでオカン(ソ連や米国より怖い)に叱られることもありません。
砲塔基部の組み立て
![オストヴィント 砲塔基部パーツ](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-24.jpg)
薬莢受けネットが終わったら次のステップに進みます。
こちらは砲塔の基部となるパーツで、この上に3.7cm Flak43を乗せます。
![オストヴィント 砲塔基部 組み立て](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-25.jpg)
そんな砲塔基部に2つ座席を取り付けます。
オストヴィントはヴィルベルヴィントと違って左側面から砲弾を補給するので、装填手は一人だけかと思いますが、もう一つ座席があるということは射撃指揮官が座るのでしょうか。
![オストヴィント Flak43 合体](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-26.jpg)
そんな事を考えながらもリングとFlak43を合体させます。
これでFlak43の組み立てはおしまい。
砲塔の組み立て
![オストヴィント 説明書 20番](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-27.jpg)
そんな最後の工程は、オストヴィントの特徴でもある独特な形の砲塔。ここにFlak43を組み込むといった内容。
砲塔へのパーツ取り付け
![オストヴィント 砲塔](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-28.jpg)
こちらがオストヴィントの独特な形状の砲塔。オストヴィント第一回目の記事以来です。
以前作ったヴィルベルヴィントの砲塔と比べて妙に薄っぺらいので最初ゴミかと思った。
![オストヴィント 砲塔組み立て](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-29.jpg)
そんな砲塔に数字の「9」みたいな形のちっちゃいパーツを、モールドに合わせて4箇所に取り付けます。これは偽装用のネットとか樹木を固定するワイヤーを通すための金具かな?
小さいパーツなのでこれまた神経をゴリゴリとすり減らしてくれる……。
![オストヴィント 砲塔組み立て2](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-30.jpg)
お次は砲塔正面に取り付ける装甲板。
これはFlak43の照準器の覗き窓で、閉じた状態 or 開いた状態のどちらかを選びます
ちなみに前作のヴィルベルヴィントにも似たようなモノがありますが、そちらは閉まった状態のモールドがあるだけでした。
![オストヴィント 砲塔組み立て3](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-31.jpg)
水平射撃時にここが閉まっていると変なので、開いた状態にすることにしました。
Flak43をのせて仮組み
![オストヴィント 砲塔組み立て4](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-32.jpg)
砲塔へのパーツ取り付けが終わったので、砲塔にFlak43を乗せてみます。
なお塗装の関係でこの時点では接着はせず、あくまでパーツの位置関係を確認したり、合体させてニマニマするために仮組みするだけです。
乗せてみた感じ、Flak43の防盾と砲塔内側が干渉するかしないか絶妙な位置にあります。ここは注意しないと。
![オストヴィント 砲塔仮組み](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-33.jpg)
ついでに砲塔の後部もガムテープで仮組みします。
ガムテープのせいでハリボテ感満載でなんだかみっともないですが、今は仮組みなのでそこまで気にすることはない。
ガムテープの切れ端の白い糸がひび割れに見えて一瞬焦ったのは内緒。
![オストヴィント](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-34.jpg)
さらに砲塔を車体に乗っけてみるとこんな感じになります。
砲塔はしっかり車体に固定されるのではなく、上に乗っけるだけのようです。
持ち運ぶときは気をつけないと。
![オストヴィント2](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-35.jpg)
対空射撃時はこんな感じに。
うーん、やっぱりオストヴィントはカッコ良い!
まとめ オストヴィントの組み立てが終わりました
19番20番(こちらは仮組み)をササッと完了させてオストヴィントの完成が目前にまで近づいてきました。
先述の通り、砲塔に乗せたFlak43は塗装しないといけないので、今は仮組みの段階です。早く塗装して砲塔を完成させたいッ!
![ヴィルベルヴィントとオストヴィント](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-36.jpg)
せっかくなのでヴィルベルヴィントとツーショットで撮影してみました。
![ヴィルベルヴィントとオストヴィント2](https://my-turbulence.com/wp-content/uploads/2016/03/ostwind10-37.jpg)
1/48スケールと1/35スケールの大きさの比較にもなります。
どちらも実物は4号戦車の車体をベースにしていますが、オストヴィントの方がスケールが大きいせいで別の車体を使っているような錯覚がします(笑)
オストヴィントの完成までもうすぐなので、この先も気を抜かずにやっていきます。