ここ最近毎日のようにプラモの日記を書いています。
そのせいで他の記事を書く腕がなまりそうな気がしますが、やりたい事をやって、書きたい事を書くというポリシー(?)に基いて今日も4号対空戦車 オストヴィントの製作日記を書いていきます。
今回は車体上部の装甲板やエンジンのハッチとかをこちょこちょ組み立てます。
車体上部・左側面装甲の組み立て
今回は8番目の工程に入ります。具体的には車体上部の左側面の装甲を組み立てます。
説明書の画像見てわかるように、2日に分けるほど作業が多かった7番とは打って変わって、8番は作業がとっても少ない。
クラッペ(覗き窓)の組み立て・取り付け
作業が少ないのでちょっと味気ない感じがしますが、とりあえず側面装甲の内側から「クラッペ」を取り付けます。
なおパーツ構成はこのように4点からなっております。
まずは窓枠のようなところにレバーを取り付けるのですが、このパーツは接着剤で固定しません。接着剤を使用しない理由は後述しますが、接着した後に気がついて慌ててひっぺがしました。あぶねぇぇ。
次に「防弾ガラス」となるクリアパーツを取り付けます。こいつは接着剤でくっつけてもOKなのですが、接着剤をつけすぎてレバーまで接着しないように注意。
これらのパーツを組んだら、側面装甲の内側からパーツ同士の凹凸を噛みあわせて接着します。
しつこいようですが、接着する際にレバーまで一緒に接着しないように、接着剤はほんの少し付ける程度にしておきます。
今度は外側からレバーのアーム部分にパーツの内側をはめ込むように取り付けます。
クラッペは内側のレバーを引くことで開けたり閉めたりするギミックを楽しむことができます(レバー部分を接着しないのはこのため)。
戦車の写真を見るとこの窓は閉まってることが多いですが、ジオラマなど情景作品を作る人にとっては開閉が選択できるのは有り難いのではないでしょうか。
ちなみにこのクラッペはG型の中期まで使われていましたが、シュルツェンが装備されるG型後期以降になるとシュルツェンで見えなくなってしまうので廃止されたとのこと。
ジャッキ台や通気口装甲カバーを取り付ける
窓が終わったのでそのまま側面にジャッキ台をつけていきます。
このジャッキ台も細かく再現されています。サイバーホビー(ドラゴン)の成形技術の高さが伺えます。
その隣にもポンとパーツ取り付けます。このパーツは一体なんだろう?………と思っていたのですが、どうやらこのパーツは通気口を覆う装甲カバーのようです。
吊り下げフックの組み立て・取り付け
さらに車体側面にフックを取り付けます。
工場でメンテナンスや修理をするときにクレーンで車体を持ち上げる時に引っ掛けるフックですが、削りカスと間違そうになるくらい小さい2つのパーツで構成されてます。
そのパーツをこのように張り合わせます。あー肩が痛い……。
そして側面装甲に取り付けます。このパーツは組み立てから取り付けまでなかなか神経使いましたよ……。
ということで車体上部・左側面の装甲が完成し、8番目の工程が終了ました。
最後のフックが小さくて結構手こずりましたが、それ以外は特に難しい作業もなくスムーズに進みました。
車体上部・右側面装甲の組み立て
8番目の工程があまりにあっけなく時間も余ったので、このまま9番目の工程も一緒にやることにしました。前回の7番目が2日かかったので、今回は2日分を1度にやるという算段です。
オストヴィントを作るオストバウ社のエンジニアたちは「話が違うぞ!」と非難轟々ですが、「給料を3倍にしてやる」と言ってやったら急に張り切り出しました。
で、9番目の作業というのは反対側の車体上部・右側面の装甲の組み立てになるわけです。
基本的な作業は8番目の左側面装甲とほぼ同じなので省略しますが、右側には「穴埋め」という作業があり、画像の5箇所に穴埋めをします。
ちなみにこの穴は「J型」で見られる予備履帯ラックを取り付けるための穴ですが、G型車体のオストヴィントでは不要というわけです。
装甲板の穴を埋める
「穴を開ける」なら屁でもないのですが、「穴を埋めろ」となると初めての作業なのでどうすれば良いか迷いましたが、ググッてみたらやり方が載ってたのでそれを参考に穴埋めします。
まずは穴の径にスッポリとハマるような使わないパーツを穴にブッ刺して、次に接着剤を流し込みます。
そして接着剤が乾いたらパーツの根本をニッパーでカットし、あとは出っ張りをカッターやヤスリで整えれば穴埋め完了です。
試しに一つ穴埋めしてやりました。穴が綺麗に埋まってます。
ということで、ほかの4箇所も穴埋めしました。穴の径より小さいパーツでも接着剤が溶かしてくれるので問題なく穴が埋まってくれます。
初めての作業でしたが上手くいってくれて一安心。
車体の側面装甲板が完成
側面装甲板(右)にも同じようにクラッペや吊り下げフックを取り付けます。 これで車体側面装甲板の土台が出来上がりました。
小さいパーツに手こずったり、「穴埋め」に少しだけ焦ったりしましたが、今回も無事に乗り越えることができました。
引き続き、車体上部を組み立てる
さて、今回は10番目の工程をやっていきます。
戦車の車体上部の後方にあるエンジンデッキ周辺のパーツや、後部装甲の組み立てを行います。
今回も作業量は少なめですが、次の11番目を見るとまた厄介そうな感じがしたので今回はこの工程のみ行います。
ラジエーター点検ハッチの組み立て
ということで10番目をやっていきます。まずはラジエーター点検ハッチをコテコテと組み立てていきます。
まず用意するのはこの2つのパーツ。ハッチ本体と冷却水注入口カバーをペタンと貼り付けます。
2つのパーツをペタンと接着すればまずは片方が完成。
ひっくり返すとこんな感じになっています。
難しい作業ではありませんが、パーティングライン消すときにカッターで指を切りそうになったので油断大敵。
冷却ファン点検ハッチの組み立て
続いてもう片方のハッチを組み立てます。
先ほどのはラジエーターを点検するために開け閉めするハッチですが、こちらは冷却ファンを点検するためのハッチ。
こちらもパーツは2つのみ。
ただ取っ手のパーツが細くて小さいので、ゲートやパーティングラインを取ったりする時にパキッと折れないよう力加減には注意。
ということで玄関のドアみたいなエンジンデッキが完成しました。
エンジン吸気口の組み立て
続きまして、エンジンの熱を外に逃がしたり、風を送り込んで冷却する吸気口を組み立てます。
このパーツも2種類から1つ選べというモノで、何が違うかというと、ボルト部分に溝が掘ってあるか否かの違いです。
このパーツも左右1個ずつ2つ作るので、片方を溝ありにしたらもう片方も溝ありを選びます。
あとはパーツ同士の切り欠きを噛みあわせるように接着すればOK
後部パネルの組み立て
その次は車体上部の後端にあるリアパネルを組み立てていきます。
組み立てに必要なパーツは4つ。リアパネルには穴開けが必要なので先に風穴ブチ開けました。
そして組み立てるとこんな感じに。
中央の取っ手のようなパーツは、予め穴を開けておいたリアパネルに差し込むように取り付けるので特に問題なし。
左右についている予備転輪を引っ掛けるラックは、ラック側に突起があるのに、パネルの裏側には穴開けの目印になる窪みがないので、接着面についてる突起をニッパーでカットし、ヤスリで削って平らにして接着しました。
なお、予備転輪の場所は車体側面か車体後部か、説明書の図によって位置がコロコロ変わっているので「どっちなんじゃい!」ってなりました。
まとめ
引き続き車体上部のパーツをチマチマと組み立てていました。
やることはそれほど多くなかったのでそこまで苦戦はしなかったのですが、「この部品は何と呼べばいいんだろう」となるパーツが結構あって文章にするときに苦戦。
こういった戦車のパーツの名称詳しく書いてる本無いかなぁ。