どうも皆さまこんにちは。
ドラゴンの「オストヴィント」の製作の続きを書き綴っていきます。
戦車プラモ第2作目ということで選んだドラゴンのキットは1作目のタミヤの1/48の「ヴィルベルヴィント」と比べてパーツ数が圧倒的に多く、ヒーコラ言いながら組み立てておりました。
↑今までのオストヴィント製作日記は上記リンクから読むことができます。
しかし、そんな製作もそろそろ終わりに差し掛かってきております。組み立て、塗装と続き、今回は車体に「デカール」を貼りました。
デカール(スライドマーク)貼り付け手順
用意するもの
さて、塗装が終わりましたので、今回は「デカール(スライドマーク)」をオストヴィントに貼り付けます。
用意するものは以下の通り。
- デカール
- ハサミ(カッターナイフ)
- 水の入った容器
- ピンセット
- マークセッター
- マークソフター
こちらがオストヴィントのキットに付属しているデカールです。
デカールはキットによって内容が異なりますが、今回のオストヴィントは少数しか生産されず、またモデルとなった車輌が「試作型」ということもあって国籍マークのみ。
デカールの外周をハサミでカットする
そんなデカールの外周をハサミでチョキンとカットします。
デカールとデカールの間隔がせまいので誤ってデカール部分まで切り取ってしまわないよう慎重にハサミを入れます。
今回はハサミを使ってますが、ハサミの刃は太いので、刃の細いカッターナイフやデザインナイフの方が安全にカット出来ます。
デカールを水に浸す
カットしたデカールは水の張った容器にポイッと投下して水没させて20秒ほど浸しておきます。
なお、オストヴィントを製造しているオストバウ社の新人エンジニアが「スマホも水没させたよね(※)」とか抜かしおるので顔面に蹴りを入れてやりました。
貼る場所に「マークセッター」を塗って接着力を強化する
なお、デカールを貼り付ける場所には「マークセッター」を塗っておくことでデカールをしっかり貼り付けることができます。
台紙からゆっくりスライドさせる
水に浸したデカールを陸揚げしてティッシュなどの上に置き、ピンセットで台紙からズラすようにデカールを剥離します。
うまく剥離できない場合は無理せずもう一度水浸しにしてやります。水攻めの刑です。
そしてデカールを貼る
そして砲塔にペタッ。
ピンセットなどで位置を調整をして、「ここや!」という位置に持って来れたらそのまま少し放置して、綿棒で上から叩くようにして余分な水分を吸い取り、デカールの気泡を追い出します。
反対側も同じように貼り付けます。
ケツにも貼り付けます。これで味方戦車に後ろから撃たれる心配がなくなります。
「マークソフター」でデカールを軟化させてモールドに密着させる
なお、車体後方のデカールはツィメリットコーティングの施された装甲の上に貼り付けるので、マークソフターを使用してやりました。
マークソフターはデカールを柔らかくする液剤で、ツィメリットコーティングのような凹凸にデカールを貼る時にこれを塗ることで、フニャフニャになったデカールが凹凸面にフィットして立体感を出してくれます。
マークソフターをデカールの上から塗り、綿棒でトントンと優しく叩くと上の写真のようにツィメリットコーティングの凹凸にフィットして立体感が出ます。
ツィメリットコーティングのあるドイツ戦車はもちろんのこと、戦車系は凹凸が多いのでマークソフター(マークセッターも)は用意しておくことをオススメします。
ということでデカールの貼り付けが完了しました。
車体が黄色とか緑といった迷彩塗装が施されているので、その上に貼られた白黒のデカールが良いコントラストを描いています。
まとめ
車体の組み立てを完成させて、塗装して、そしてデカールを貼り付けるところまで進みました。
残すは履帯の塗装と取り付け、車載工具(OVM)の塗装、ウェザリングといった作業になります。
あぁ、オストヴィントももうすぐ完成するのか。ちょいと寂し。
こらこら遊んでないで返しなさい。