オストヴィントの主砲「3.7cm Flak43」をもう一度作ります!

オストヴィント 2つのFlak43 オストヴィント

先日、オストヴィントの主砲である3.7cm Flak43の組み立てに失敗、もう一度作り直すためにパーツを取り寄せていました。

そして先日パーツが届いたので、もういちどFlak43からリトライします。

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「3.7cm Flak43」のパーツが届いた!

オストヴィント パーツ到着

電話して取り寄せしてから10日後くらいにFlak43のパーツ一式が届きました。

オストヴィント 届いたパーツ

中身を開封するとFlak43に必要なパーツが一式入っています。これでようやくオストヴィント組み立て日記を再開できます。

製作再開! 3.7cm Flak43組み立てリベンジ

オストヴィント 説明書 18番

ということで、問題の18番目から再開していきます。

説明書を見ると、砲身のギミックに関わる部分とかに「接着しないでください」という注意が一切ない。これでは初見殺しである。

……というより単に私の注意力が足りなかっただけですが、タミヤのプラモ1個作っただけのペーペーにとってはとてつもなく大きな地雷であった。

しかし、一度失敗すればもう二度と失敗するまいということで、入念に仮組みとチェックをしながら組んでいきます。

オストヴィント Flak43 各パーツ

なお、それ以前の工程のパーツついては組み立て済み。

あとは慎重にこれらのパーツを取り付けて、砲身の上下稼働のギミックを実現するのみ。

Flak43と砲架を合体させる

オストヴィント 説明書 砲座

まずはFlak43を砲座に取り付けます。

前回失敗した時は、写真中央の「Q13」やその反対側の排莢トレーを砲座(Q37)にシッカリ接着したために、砲身が動かなくなってしまった。

なので今回はどこに接着すべきかをしっかり確認してから接着します。

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接着剤を付ける場所について

オストヴィント 砲座 接着する位置

接着はFlak43と排莢口をくっつけて、砲架には接着剤がつかないようにします。

なので、写真の赤枠部分にだけ接着剤を塗ってFlak43と排莢トレーをくっつけます。

オストヴィント 排莢口取り付け

そして排莢トレーを取り付ける。

もちろん接着剤をつける前の仮組みした状態で砲身が動くかどうかを確認したので砲身のギミックは生きています。

ちゃんと砲身が上下に動くかチェック

オストヴィント Flak43 水平射撃時

今度こそちゃんと砲身が上下に動くようになりました。

地上にいる歩兵や装甲のない車両を攻撃するときはこんな状態になります。

オストヴィント Flak43 対空射撃時

そして上空を飛ぶ敵の航空機を撃墜・進路妨害するときはこのように角度をつけて対空射撃をします。

やっぱり対空射撃の砲身は空を向いていないとね!

照準器の接着する場所

オストヴィント 照準器 接着について

ただ、これで安心するのはまだ早く、砲身の上下と連動して照準器も動くようにします。

上記写真の赤丸は、失敗した時に接着剤をつけてた位置です。

砲身と連動して照準器のアームも動くので、そのアームの可動部分、人間で言うヒジやヒザの関節に当たる場所を接着したのが前回の失敗です。

オストヴィント 照準器 接着について2

では、可動部分を残しながらパーツを接着するためにはどこに接着剤をつければいいかというと、上の写真の赤丸部分、つまりパーツの基部につけます。

こうすればパーツを接着して尚且つアームもブランブランと動くようになります。

……アームを載せたあとに小さいパーツの根本に接着剤を軽く塗って取り付けるというのは物凄く神経を使う作業でした。

オストヴィント Flak43 照準器の取り付け

あとは本体に取り付けるのですが、ここでも取り付け方に注意をしないといけませんでした。

まずはアームの先端部分、写真の赤丸部分は接着します。

オストヴィント Flak43 照準器の取り付け2

つぎに照準器とFlak43砲座の間に挟むようにおいてある円形状のパーツ。

これはFlak43側にだけ接着し、照準器側はそのままにしておきました。

砲身と照準器が連動するようになった

オストヴィント Flak43 照準器連動

といった具合に細心の注意を払って組み立てた結果、無事に砲身や照準器の上下ギミックを再現出来ました。

オストヴィント Flak43 照準器連動2

もちろん水平射撃の角度でも照準器がちゃんと前を向いてくれます。水平射撃・対空射撃それぞれのアームの位置に注目。

ただ、照準器のアームが細長いため、あまりグニグニ動かすと折れます。最低限の角度調整ぐらいにとどめておきましょう。

排莢ネットの骨組みの組み立て・取り付け

オストヴィント Flak43 排莢ネット骨組み

さて、無事に砲身のギミックを再現できたので、次のステップに進みます。

薬莢トレーから排出される空薬莢が飛散しないよう受け止めるための排莢ネット(薬莢受け)の骨組みを作ります。

んが、この骨組みも細いパーツなので、バリを取る時は力を入れ過ぎると折れてしまうおそれがあるし、細いパーツを写真のように組むのはそれはもう大変!

パーツの代わりに私の心が折れそうになりました。

オストヴィント Flak43 排莢ネット骨組み2

それでも無事組み立てられたので、Flak43の砲座へ取り付けます。

薬莢受けの底面は説明書を見て普通に接着しましたが、骨の先端は写真のように取り付けて稼働を妨げないようにします。

今度は無事に組み立てられた

ということで今度は無事Flak43の組み立てに成功しました。

本当は1回でこうなって欲しかったのですが、いかんせんサイバーホビー(ドラゴン)の説明書は説明が少なすぎるので、タミヤ感覚で組んでいくとこういった初見殺しにサクッとやられます。

通常のパーツはもちろんですが、特に砲身とかの稼働する場所を組み立てる場合は本当に仮組みでギミックをしっかり確認して接着位置を決めないと痛い目見ます。

オストヴィント 2つのFlak43

失敗したFlak43と今回作ったFlak43。

Flak43を2つ並べた「3.7cm Flakzwilling43」というのが実在し、それを搭載したオストヴィントⅡ型も試作されていたとのことなので、無理やりひっつけてⅡ型しようにしてみようかと一瞬思ったけどやめました(笑)

このまま次の作業もトラブルなく順調に進んでくれることを祈るばかりです。

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