エアブラシを使って「メーベルワーゲン」を塗装してみた

メーベルワーゲン イエロー塗装3 4号対空自走砲 メーベルワーゲン

どうもこんにちは。まっしゅです。

着々と制作していた「4号対空自走砲 メーベルワーゲン  」の組み立てが完成しましたので、つぎは塗装を行います。

今回は買ったばかりのエアブラシを使って塗装をしてみました。

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前回やったことのあらすじ

メーベルワーゲン 3.7cm Flak43対空機関砲3

具体的な内容としてはタイトル通り、メーベルワーゲンの主砲である「3.7cm Flak43 対空機関砲」の組み立てを行いました。

メーベルワーゲン Flak43とサボリーマン搭載2

Flak43が完成したことで、メーベルワーゲンの「組み立て」はキャタピラを除いてほぼ完成しました。

Flak43の比較

なお、追記としてタミヤのメーベルワーゲンとサイバーホビーのオストヴィント  のFlak43の形状の違いについて比較画像を載せてみました。

エアブラシを使ってメーベルワーゲンを塗装してみた

組み立てがほぼ完成したので次やることといえば「塗装」です。買ったばかりのエアブラシを使ってメーベルワーゲンを塗装していきます。

補足
エアブラシおよびコンプレッサーについては『にわかだけどエアブラシとコンプレッサーを買ってみた』の記事で解説しています。

塗装の準備

組み立てが完成したので本題の塗装に入ります。

エアブラシを使っての塗装なので、まずは準備をします。

リニアコンプレッサーL5

買ったばかりのエアブラシ(GSIクレオス リニアコンプレッサーL5)を使っての塗装なので楽しみ。

幸いにしてこの日は天気がよく絶好の塗装びよりでした。少々暑かったですが。

簡易塗装ブース

こちらは新聞紙とダンボールで自作した塗装ブース。屋外での作業なので周りに塗料がかからないようにするだけの最低限の設備です。

実際に使用するとわかりますが、霧状の塗料がかなり飛散するので屋外でもマスクは必須です。

また、室内でエアブラシを使う人もいますが、その場合、塗料を吸収してニオイを排出してくれる塗装ブースを用意することを強く推奨します。

何の装備も無く室内でエアブラシや缶スプレーを使うと相当ヒドイ目にあいます(経験談)。

サーフェイサーと「錆止めプライマー」のダブル下地処理

さて、塗装の準備が整いましたので、メーベルワーゲンちゃんに色付けをしていきます。

まずは車体に迷彩塗装を施す前に、色を均一にして塗料の食いつきを良くする「サーフェイサー」を下地塗装として塗っていきます。

ガイアノーツ サーフェイサーEVO&ガイアカラー薄め液

従来までサーフェイサーはMrホビーの「Mr.サーフェイサー1000」を使用していましたが、今回はガイアノーツの「サーフェイサーエヴォ(オキサイドレッド)」を使ってみました。

サーフェイサーに(実物戦車における)錆止めプライマーを再現したオキサイドレッドという色がついたもので、1度の塗装で下地処理と錆止めプライマーの再現ができます。

つまりプラモデルにおける下地処理と実物戦車における下地処理のダブル下地処理を一度に行うわけです。

サーフェイサーEVO 塗装

サーフェイサーと溶剤を1:2くらいの割合で調合してみました。錆止めプライマーというより錆そのもののような色をしています。

写真では筆塗り塗装とかで使うような塗料皿を使用していますが、エアブラシのカップに注ぐことを考えると注ぎ口のついた皿を使ったほうが良いかもですね。今度探してみます。

なお溶剤は同じくガイアノーツのラッカー用の薄め液(500ml)を使用。薄め液は塗料の希釈だけでなく、エアブラシの洗浄にも使うので多めに用意しておきます。

エアブラシ 試し吹き

コンプレッサーの電源を入れて、エアブラシのカップに塗料を注入し、フタをしたら準備完了。

まずは紙に試しに吹いてみるとこのような感じになりました。なんだかダイイングメッセージみたいですね。犯人はサフ。

予備履帯 下地塗装

いきなりメーベルワーゲン本体に吹き付けるのは何だか抵抗があったので、まずは予備の履帯に吹いてみます。すると錆止めプライマーのような赤みのかかった色になりました。

過去にはこの作業をサーフェイサーと缶スプレーの「マホガニー」の2段階で再現をしていましたが、サーフェイサーEVOだと1発で出来るので効率的。

補足
基本塗装の前に「マホガニー」を塗る目的は、錆止めプライマーの再現ではなく、車体に「影」の色をつけるためにやります。

なお、サーフェイサーEVOでは赤みが足りないという意見もあるようです。そういう方は塗料の方のオキサイドレッド を使ってみると良いそうです。

話によるとそちらは本物のドイツ戦車の塗料破片に残った錆止めプライマーを再現したとのこと。そう説明されると何だか凄そうですが、実物戦車の錆止めプライマー知らないのでなんとも言えず(苦笑)

3.7cm砲弾 下地塗装

次はFlak43に使用する3.7cm砲弾を塗装します。

キットに付属する3.7cm砲弾は3つですが、オストヴィントのキットで余ったやつも一緒に塗装してやります。筆塗り塗装の仕上がりがアレだったので丁度いい。

なお小さいパーツにダイレクトにスプレーすると吹っ飛ぶので、粘着力を落としたマスキングテープとかにくっつけてから塗装します。

3.7cm砲弾 下地塗装2

こんな感じになりました。砲弾は後にガイアカラーを使って塗装します。

Flak43 下地塗装

いい感じに塗装出来たので次はFlak43を塗装してやりました。

エアブラシは噴射する塗料の量を調整することで広範囲や狭い範囲を塗り分けられるので、上手いこと駆使して奥まった部分にもサフを塗っていきます。

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メーベルワーゲン 下地塗装

次はいよいよメーベルワーゲン本体へサフ塗装をしていきます。

サフは全体に不足なく塗っていきますので、ちょこっと迷彩塗装の練習がてら遊んでみます。……やっぱ迷彩塗装はもっと勉強したほうがいいな。

メーベルワーゲン 下地塗装2

はい、完了。

見事にメーベルワーゲンが赤茶色になりました。

メーベルワーゲン 下地塗装3

全体にまんべんなく散布して良い感じに錆止め処理っぽくなりました。

実際に戦車に使用された錆止めプライマーがどんな感じなのかは知らないけど、これなら絶対錆びないでしょう。樹脂が錆びてくれても困るが。

履帯 下地塗装

続いて履帯にもサフを塗っていきます。

フィギュア 下地塗装

「なっ、私に錆止めだと!? 何を言っているんだキミは! 私は金属じゃない。身も心も錆たりせぬわ! この通りピンピンしておる!!  錆止めなんぞ不要あぎゃああああああああ!!!」

下地処理は大事です。しっかり行いましょう。

下地塗装完了

メーベルワーゲン本体にFlak43や履帯、予備転輪、ドイツなのに赤くなった兵士など、一式サーフェイサーを塗ってあげました。

いよいよ本塗装です

下地処理が終わりましたのでここからメーベルワーゲンに迷彩塗装して差し上げます。いよいよエアブラシの本領発揮です。

メーベルワーゲン イエロー塗装

車体色である「ダークイエロー」を塗る前に、発色を良くするために明るいイエローを車体に塗っていきます。

メーベルワーゲン イエロー塗装2

こちらも塗料に対して溶剤を1~1.5倍くらい入れて希釈します。

エアブラシ塗装では筆塗りの時よりも塗料を薄めます。「薄すぎでしょ」って思うくらいがちょうどいいとのこと。

メーベルワーゲン イエロー塗装3

ひとまずこんな具合に、影になる部分を避けて陽が当たりそうな場所にイエローを塗ってやりました。

ダークイエロー 塗装

さて、お次はいよいよ迷彩塗装です。

まずは車体全体にMr.カラーのダークイエローを散布します。

Flak43 ダークイエロー塗装

(車体より先に)Flak43を塗装してみるとこのようになりました。

もちろんこのあと砲身や座席、給弾トレイなどを塗り分けてきます。

メーベルワーゲン ダークイエロー塗装

車体もダークイエローで塗装しました。

メーベルワーゲン ダークグリーン塗装

さて、次はダークグリーンを車体に塗装してやります。

メーベルワーゲンの迷彩パターンを見てみると、モワモワっとしたような迷彩ではなく、細い線をあちこちに書きなぐったような感じでした。

なので、それらを参考につつトライ。

塗装完了とコーティング

メーベルワーゲン 塗装完了

で、塗装中の写真を忘れましたが、そのあとにレッドブラウンも塗装してみました。

メーベルワーゲン 塗装完了2

後ろはこんな感じ。

実物は全体をダークイエローで塗装しただけで、あとは迷彩用の塗料が現地で支給され、現地でスプレーガンやハケで塗装していたとのことです(後に塗装も工場で行うように変更される)。

なので、いかにも「迷彩」っぽい塗装や、落書きにしかみえない塗装まで様々とのこと。……と、私の迷彩塗装技術のなさを誤魔化します。

上の写真のメーベルワーゲンなんてもはや落書きで、何だか親近感すら覚えます。

Mr.スーパークリアー(つや消し)

ひとまず迷彩塗装が終わったので、全体にMr.スーパークリアーを塗ってツヤ消しと表面を保護します。

なお、このスーパークリアーはラッカー系なので、アクリル塗装後には使用できず、デカール貼ったあとにも使用しないほうがいいとのことです。

……んが、塗装に関するページを見てみると、アクリル塗料したあとに使ってる人もいて「どっちが正しいんじゃ!!」ってなってます。

調べてみると、アクリル塗装したあとやデカール貼ったあとでも使える「水性トップコート」というものがあるのでそっち買えばよかった……。

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まとめ

と言った具合に、エアブラシを使って自宅でのんびり戦車の塗装をしてみました。

エアブラシ塗装はこれが2回目ではありますが、個人的にショップで借りたアブラシよりもリニアコンプレッサーL5付属のエアブラシの方が使いやすかったです。

補足
1回目のエアブラシ塗装は『エアブラシを使って「4号対空戦車 オストヴィント」を塗装してみた』にて詳しく解説しています。

実際エアブラシを使ってみてわかったことは

  • 少ない塗料で広範囲を塗ることが出来るので塗料の節約ができる
  • ベタ塗りにならないし、ラッカー塗料そのものがすぐ乾くので、次の塗装が比較的早くできる
  • 細い線を描くときもビチクソになるのを防ぐため、最初は距離を離してからズームするように近づけて塗る
  • 狭い区間を往復して重ね塗りするより、長い距離を往復させたほうが綺麗に塗れる
  • 迷彩が気に入らなかったらもう一度ダークイエローで塗りつぶして再トライするべし

といった点でした。

エアブラシを使うことで得られるメリットは多く、値段に見あった活躍をしてくれます。

全体の塗装が終わったので、残すは細部の塗り分けや履帯の取り付け、ウェザリングといった作業だけになりました。メーベルワーゲンの完成はもうすぐです。

↑私が使用しているエアブラシとコンプレッサーはこれ。多くのモデラーが愛用してるリニアコンプレッサーとハンドピースがセットになって値段も3万を切ります。

↑現在作っているキットはタミヤ 1/35スケール「4号対空自走砲 メーベルワーゲン(3.7cm Flak43搭載型)」です。