ロードバイクにトップチューブバッグを装着してみた

トップチューブバッグ サイクリングアイテム

夜間走行時に使用する「ライト」のバッテリーを付属の布製ホルダーに収納してロードバイクのフレームに固定しているのですが、振動のせいでホルダーが破れてしまいました。

自転車とはいえ無灯火走行はアウトなので放置するわけにもいかず、早いとこバッテリーを収納・固定できるモノを入手する必要があります。

そこで、ホルダーではなく、ロードバイクのフレームに固定するタイプのトップチューブバッグに収納したほうが見た目的にも良いかなぁと思い、通販でポチってみました。

トップチューブバッグならライトのバッテリーはもちろん、小物も収納できるわけですから汎用性が高いですしね。

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ロードバイク用のトップチューブバッグを入手した

「ライトのバッテリーを収納する」という目的もありましたが、先述の通りこういったフレームに固定できるトップチューブバッグは便利そうなので、前から興味がありました。

スマホをここに固定できれば地図アプリを起動してカーナビのように使うこともできますし、夏場などで塩分を補給したいときは「塩アメ」を入れたり出来ます。

トップチューブバッグのディテール

トップチューブバッグ

ということで購入したのがこちらの『トップチューブバッグ for スマートフォン』。

メーカーはパンクの修理とかでお世話になった人も多いと思う大手サイクルショップの「ASAHI」で、価格は1,980円。

バッグの特徴としてはバッグ上部にスマホを収納した状態でタッチパネルの操作が可能とのこと。

スペックと注意点

トップチューブバッグ 中に入ってた紙

バッグの中に入っていた説明書によると、内容量は200mlほどで、サイズは90×80×180mm、重量は91gとのことです。

また、注意事項によるとバッグに防水機能は無く、雨の日にスマホを収納して走行するとスマホが壊れる可能性があるので注意。

バッグのファスナー

トップチューブバッグ ファスナー

バッグの開閉は2つのファスナーで行います。これなら左右どちらかでも開閉が出来るし、少しだけ隙間をあけておけばバッテリーの配線だけを出すことも出来ますね。

走行中にバッグを開閉するのは危ないので行いませんが、停車時に自転車にまたがった状態でも問題なくファスナーを開閉することができました。

スマートフォンの固定方法

トップチューブバッグ スマホ固定部分

スマホはベルクロで固定します。試しに愛用してるREGZA Phone IS11Tを入れてみたらしっかりフィット。

そして後に機種変更して現在使っているXperia Z4(146×72×6.9mm)も難なく収納できました。

左右から包み込むように固定する方法なので、幅広いサイズに対応していると思います。

一応スペアチューブも収納できました

トップチューブバッグ スペアチューブ収納

ためしにブリジストンのスペアチューブを入れてみる。一応何とか収まる程度の大きさ。

…でも、スペアチューブだけでいっぱいになってしまうので、スペアチューブはサドルバッグにタイヤ交換用のツールと一緒に入れておいたほうが良いと思います。

ロードバイクへの固定

トップチューブバッグ 固定バンド

こちらはバッグの裏側。底面と側面にバンドがついており、これで自転車に固定します。

ロードバイクへの固定方法は、フレームのトップチューブとヘッドチューブの2ヶ所にベルクロ付きバンドで固定します。

簡単に装着でき、走行中の振動でバッグがズレすることなくシッカリ固定できます。

ライトのバッテリーを収納してみた

トップチューブバッグ バッテリー収納

バッテリーを収納してみます。

バッテリー自体は小さいので収納には問題ありませんが、逆に小さすぎてスペースが余るので、何を入れたら良いか迷います。候補としては小銭入れや飴など。

実際にバッテリーだけを収納して走行してみましたが、バッグ内部でバッテリーがガタガタ暴れ出すようなことはありませんでした。

毛穴すっきりパックも収納できます(笑)

トップチューブバッグ メンズビオレ収納

なんとなくビオレの毛穴すっきりパックでも入れてみる。全く問題なく収納出来ました。

…サイクリング中に鼻パックなんざ使うことは無いけどそこは雰囲気で。

トップチューブバッグをロードバイクに装着する

トップチューブバッグ ロードバイクに取り付け

大まかなディテールを紹介したのでロードバイク本体への取り付けます。

先述の通り、ベルクロ付きバンドでトップチューブとヘッドチューブの2点で固定していますが、やはりグラつきはほとんど無く、しっかり固定出来ます。

また、私のロードバイク(Allezsport2012)はブレーキワイヤーがフレームの外を通っていますが、ワイヤーとフレームの隙間にバンドを通せば干渉することなく取り付けられます。

トップチューブバッグ ライトのプラグ

バッテリーのコードもファスナーの隙間からチョロンと出せば、長すぎず短すぎずなちょうどいい長さでライトに接続できます。

テスト走行で確認できた問題点

トップチューブバッグ 取り付けイメージ

全体像はこんな感じ。白いフレームなので黒いバッグはちょっと浮いた感じがしていますが、走行時に邪魔になることはなかったので問題無しとします。

ただ、実際にスマホを収納して走行したところ以下のような問題が発生しました。

  1. タッチパネル操作が可能とはいえ、表面のビニルが厚いのでタッチ感度が鈍い
  2. 熱がこもりやすく、表面のビニルが熱を集めるので、晴天時に使用するとスマホがかなり熱を持つ
  3. 晴天時はビニルで光が乱反射するのでディスプレイが見づらい

…などの問題点もありました。

1のタッチ感度については、スマホに「手袋モード」がある場合はONにすることで改善されるかもしれません。

2の熱が篭る点については、収納とスマホ操作を両立するという構造の関係でどうしても発生してしまうものかと思います。通気口でも開けてやれば改善されるかな?

また、晴天時の場合だと、普通にスマホを見ても日光でディスプレイが見づらい状況がよくあります。なのでスマホ側で明るさ調整してやると多少はマシになります。

目的は「ライトのバッテリーを収納する」なので、こちらはあまり気にしていませんが、マップアプリを起動する人は何かしら対策を講じたほうが良いですね。

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まとめ

ということでライトのバッテリーの収納もでき、小物も収納できるようになりました。

安価なトップチューブバッグだけにシンプルなデザインではありますが、スポーツサイクルとしてオシャレなデザインのトップチューブもあります。

小物入れがあると何かと便利なので、実用性とデザイン性を両立させたトップチューブバッグを探してみてはいかがでしょう。

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