どうもこんにちは。
日本平動物園に行ってから1ヶ月近く経過しているわけですが、未だに撮影した写真を全部紹介できず、そろそろ「この写真なんだっけ?」ってなってきそうです。
なのでチビチビと編集して投稿の繰り返しで記事とモチベーションをアップさせていこうかなと思っている所存でございます。怒らないで下さい打たないで下さい。
▼パート1 デカいくせにゴロゴロ転がってばかりのだらしねぇやつら
▼パート2 ちっちゃくてカワイイ手のひらサイズの子たち
ということで日本平動物園探索日記の続きを書き綴っていきます。
これでもか! と言わんばかりに写真を撮影しまくったのでものすごい量になってしまいましたが、パートを分けてご紹介します。
熱帯鳥類館でサイチョウを見てきた
「夜行性動物館」を出て、足元の砂を美味しそうに食べる「マレーバク」を堪能したあとは、そのまま道なりに進んでいくと小さな遊園地があり、更にその先には「熱帯鳥類館」がありました。

貼ってあったポスターによると日本に5羽しかいない「サイチョウ」のうち、2羽がこの熱帯鳥類館にいるという。なにげに凄いな日本平動物園。

こやつはオニオオハシ。
さっきのポスターに貼ってあった「サイチョウ」と何となく似てるような気がしますが、こやつにはくちばしの上にある「ツノ」みたいなのは無いみたいです。
オエーのAAに似てますね

日本平動物園のHPにある紹介ページによると、このオニオオハシはブラジルの国鳥とのことで、向こうでは「トゥカーノ」と呼ばれているとのこと。
国鳥というだけでなんだか急に気品あふれる感じがしますが、紹介ページによると、
「展示室では、爆弾(糞)を落としてくるので清掃時は気をつけています。ウン(運)がつくと思えば?! 」
…とあるように、なかなかエゲつない事をしてくるそうです。
清掃中に頭に爆撃されたら国鳥だろうが国宝だろうがフン捕まえて逆さまに吊るしたくなりますよね。

そしてこやつがウワサのサイチョウ。
くちばしの上にサイのようなツノがあることからサイチョウと呼ばれてるとのことで、英語名のRHINOCEROSも翻訳するとしっかり「サイ」と出ます。

2羽いるサイチョウはそれぞれオスとメスとのことですが、木や鳥小屋に止まったままポカーンと上を向いたまま動こうとしないので撮影は割と楽でした。
しかし、一方で飼育員にはしょっちゅうチョッカイを出すそうです。

こちらは西村早紀江ボシドリ…いや、ニシムラサキエボシドリです。アフリカに住んでるそうです。
名前にニシムラ、英語名にTURACO…人違い、いや鳥違いだろう。

こちらはソリハシセイタカシギ。名前の由来はクチバシが上に反るからとのことです。
なんでも日本においては数少ない旅鳥(冬鳥)として北海道や本州、九州、南西諸島、小笠原諸島で記録されているそうです。

こちらはワライカワセミ。名前の通り人の笑い声によく似た鳴き声を発するとのこと。是非とも聞いてみたい。
なお現在はオス1羽のみとのことで、お嫁さんを募集しているとのことです。
酒飲まない・タバコ吸わない・よく笑うという三拍子揃った鳥であなたの理想の旦那になること間違いなし。
猛禽舎にも行ってみた

さてさて、熱帯鳥類館を出てその隣には「猛禽舎」があります。その名の通り、鋭い爪とクチバシを持つ肉食系の鳥こと「猛禽類」たちがそこにいます。
上の写真はコンドル。空をとぶ鳥としては最大とのことで、翼を広げると3mにもなるとのこと。
また、猛禽類ということで獰猛なのか、清掃スタッフ相手に向かって奇襲攻撃を仕掛けてこともあるそうで、デッキブラシで応戦しているそうです。

こちらはアメリカ合衆国の国鳥でもある「ハクトウワシ」。名前の通り頭頂部が真っ白になってます。
余談ですが「プライベート・ライアン」や「バンド・オブ・ブラザース」といった第二次世界大戦モノの映画やドラマに出てくる101空挺師団のワッペンにはこの白頭鷲が使用されてたりします。
お待たせしました。「は虫類館」です

猛禽舎の隣には「は虫類館」があります。
私の大好きな蛇とか亀とかワニとかとか、女の子と一緒だと入るのは無理そうなコーナーですが、相方も爬虫類は好きみたいなので問題ないみたいです。
なんともたくましい子。

白いボディが特徴な”リューシスティック”テキサスラットスネーク。
リューシスティック(白化型)とのことで、模様が一切なく兎にも角にも真っ白な子で、アルビノかと思えば目は赤くならないので、色素は一応あるみたいです。
主に「シロヘビ」といえばこの子を指す模様。

ヘビをある程度堪能した次は「亀さん」の水槽に向かいました。
亀の名前が書かれたディスプレイを見ると「セマルハコガメ」は他の亀をいじめてたので反省部屋に閉じ込めたとのこと。日本全国の学校でも実施すべき。

一方でこちらの亀さんは仲良しというか、女の子にアプローチをかけるナンパ師のように積極的です。

この (`ω´#) みたいな顔した亀は「スッポンモドキ」という子です。
アニメ「けいおん!」にも出てくる子で、ブタのような鼻には思わずピーナッツを詰めたくなる可愛さ。
なかなか大きいので「けいおん!」に出てくる手のひらサイズの子も将来的に水槽ぶち破るぐらい巨大化すると思うとあずにゃん何とかしろ

こちらはグリーンイグアナです。
名前の通りグリーンっぽいですが、なんというかメロンの皮みたいな緑っぽいけど緑じゃないような感じで、草むらの中でもゴツゴツした岩場でも目立たなさそうな万能な色してます。
そんでもってこの子も木にへばりついて動かないので撮影は楽でした。私も一日中ベッドにへばりついてたい。

こちらはインドシナウォータードラゴン。
どちらかと言うとこちらの方が「グリーンイグアナ」という名前が似合いそうなくらい緑色していますが、こやつは「アガマ科」というイグアナ科とは近縁だけどちょっと違う分類とのことです。
で、こやつも木にへばりついて動かないのでやはり撮影は楽でした。
私も布団の上でじっとして動かない事がよくあるので、ひょっとしたらイグアナ科あるいはアガマ科の生物なのかもしれません。

ネス湖のネッシーみたいに首をニョイーンと伸ばすこの子は「ボアコンストリクター」という、蛇好きの間ではそこそこ知名度のある蛇。
話によると、この子はどうやら『人の身体や生命、財産に害を与えるおそれのある動物』として特定動物に指定されているとのこと。
人や動物をギチギチと絞めちゃうからでしょうか。なかなか横着な子やのぉ。
また、特定動物な為に飼育とかする場合は地方自治体の許可が必要だったり、体内にマイクロチップの埋め込みが必要です。
もしも飼育したくなったら環境省へ問い合わせてみるといいかもしれません。

……それにしてもこの子はジーッと何を見つめているのでしょう?

こちらは「エメラルドツリーボア」というエメラルドみたいに綺麗な緑色した子。

「木の枝に独特な巻き方で休んでいます」とありますが、まさにお休み中ですね。僕も今日はお休みです。
…それにしても絶妙なバランスでお休みなさってますね。寝相悪くてボトッと落下したりしないのかな。

このなんとも蛇らしいツヤと模様の子は「ビルマニシキヘビ」というニシキヘビの仲間です。
ビルマ(今のミャンマー)付近に住んでるニシキヘビだからビルマニシキヘビ(単純)。
ニシキヘビって食べたら美味しいのかな…?

こちらはワニです。
ワニの肉は大学時代に食べたことがありますが、肉は柔らかくてジューシーで鶏肉に近い感じでした。あまりにも美味しかったのでまたいつか食べてみたいなぁと想います。
で、口の幅が広いからなのかわかりませんが「クチヒロカイマン」という名前です。陸に上がって日向ぼっこしているみたいです。

こちらは「ヒョウモンリクガメ」。ひたすら石で出来た坂道をノッシノッシと歩いていました。かわいい。
亀も適度に運動して日頃のストレスの解消や健康状態の維持に努めておられるようです。

※ものすごく早そうにみえますが極めて鈍足です。単にカメラのフォーカス合わせをしくじっただけです。

カメの次はトカゲ。「フトアゴヒゲトカゲ」という名前の通りアゴにヒゲみたいなトゲがあるトカゲとのこと。
…ただ撮影したアングルが悪くソレっぽいヒゲが見れずに残念。こういう時こそ動いてくれたらいいのに。

この子は「カリフォルニアキングヘビ」。
日本では「キングヘビ」と呼んでますが、検索するときは「キングスネーク」にしたほうが引っかかりやすかったです。
白と赤っぽい色したシマシマ模様がなんだかオシャレですが、「カリフォルニアキングスネーク」で画像検索すると黒と白のシマシマの子の写真がよくヒットしました。色彩や斑紋のパターンは様々みたいです。

カメなのになんか戦闘力ハンパなく高そうなこの子は「ワニガメ」。
巨体な上に噛み付く力が200kgと強烈ということで、この子もまた「特定動物」に指定されています。

余談ですが特撮映画に出てくる”あの子”のモデルがこのワニガメだそうです。
元ネタですら既に怪獣のようなこのガタイを見れば納得。火炎放射やプラズマ火球が使えれば完璧。

一方コチラはよくワニガメの比較対象としてよく出てくるカミツキガメ。
ワニガメに比べると見た目はツルッとしてて大人しそうには見えますが、非常に攻撃的とのこと。
個人的にはカミツキガメよりもワニガメのあの怪獣みたいなゴツゴツした感じが好きです。
でもカミツキガメも可愛くて好き。「両方ペットにしたいっ!」と相方に言ったら「オマエが餌になるならええよ」と返されました。ワニガメやカミツキガメ以上に相方の噛みつく力の方が強いです。

ワニガメやカミツキガメといった怪獣を見た後だとなんとも大人しそうに見える「スッポンモドキ」。
前パートでもチラッと見かけましたが、その子とはまた別の子。やはり鼻の先端が豚みたいになっていて指でチョンとつついてみたくなります。

こちらは「ヒガシニホントカゲ」。ニホントカゲの中でも北海道や本州東部に分布するとのこと。
“西日本のニホントカゲとは遺伝的に大きく異なるとされ、近年になって新種記載された”とのこと。

この子は「ニホンマムシ」です。
単に「マムシ」とも呼ばれる日本に生息する三大毒蛇(マムシ・ハブ・ヤマカガシ)のひとつです。
毎年3000名ほどが噛まれていて10人が死亡しているとのこと。なかなか強い。
日本の三大毒蛇の中で毒が一番強いのはハブだと勝手にイメージしていたのですが、どちらかというとハブよりマムシのほうが毒性は強いみたいです。

「は虫類館」を出たすぐ横には「クサガメ」や「ニホンイシガメ」が泳いだりひなたぼっこしたりと悠々自適な生活を送ってました。
羨ましい。私もこの中に混ざりたい。

ちなみにクサガメは草亀と書きますが、臭亀とも書くそうです。
ペンギン館で高速で泳ぐペンギンと死闘

「は虫類館」を出た正面には「ペンギン館」があり、ちょうどショーをやってました。お行儀よく並んでヨチヨチと歩いてます。

ペンギン館ではペンギンが泳ぐ様子を見ることができます。
陸地ではヨチヨチとゆっくり歩くのに、水中だと魚のように素早く動き回るのでうまく撮影できず…。

何枚か撮影したけれども良い写真が撮れず。
仕方ないので少し離れたところから撮影してみる。

こっちに来たところをパシャリ。割と上手に撮れた方。

粘ってベストショットを狙ってみる。

水槽の底に落ちてた小魚をキャッチしたところをパシャリ。
インストラクターさんが投げてた小魚にカメラを合わせておけばいつか寄ってくるだろうと思ってヤマ張ったら見事的中。
これでほぼすべてのエリアを探索しました。
まとめ
ということで、日本平動物園をぐるっと回って、たくさん写真を撮影してきました。
「10分割ぐらいになっても良いからチビチビ投稿しよう」と思ってたけれども、無事3記事で終わってくれました。
ただ、ズーム機能が乏しいスマホカメラで撮影したために、被写体が遠かったり、画質がアレだったりしたのが少々心残り。もし次回行く時はデジカメ持っていこう。

動物園入口付近にあるおみやげコーナーでシロクマさんのキーホルダーを買ってみた。
普段こういった物を買うことはないですが、せっかくなので相方とオソロで購入。お腹のあたりを軽く握るとパフパフと音がなります。
とりあえず部屋に飾っておいて「そういえば日本平動物園にも行ったなぁ~」と思い出してシミジミしようと思います。還暦過ぎたくらいに。
ということで1ヶ月前に行った静岡旅行の日記がようやく完結しました!