どうもこんにちは。ましゅーです。
新年度の2日間は静岡へ行っておりました。現地では生憎の天気(といっても小雨程度)でしたが、「静岡まつり」というイベントが駿府城公園を中心に開催されていたのでとても賑やかでした。
ということで、お祭りで賑やかな静岡旅日記を今回もつけていきます。
駅で静岡まつりの存在を知った
静岡駅に到着するとなにやら鎧を纏った殿方があちこちにいて、パンフレットを配布しておりました。どうやら「静岡まつり」というイベントが開催されているようです。
静岡まつりは、「ここ駿府で徳川家康公が家臣を連れて花見をした」という故事に倣い、昭和32年(1957年)から始まった市民のお祭りです。「大御所花見行列」をメインに桜の花咲く頃のお祭りとして親しまれています。今年は3月31日(金)~4月2日(日)の3日間、静岡駅からスグの駿府城を中心にお祭りが開催されます。ぜひ、お立ち寄りください。
via : 静岡まつり公式
こりゃなかなか面白そうだと思い、祭りを見に行くことにしました。
静岡には何度も行っておりますが、天気が悪い日や特に予定がない日はホテルのチェックイン時刻まで相方と漫画喫茶でノンビリ過ごすことが多かったので、こういったイベントに参加出来るのはありがたい。
なお、静岡駅構内には鎧の殿方だけでなく「竹千代くん」というマスコットキャラクターもいました。彼は竹千代君(徳川家康の幼名)がモデルの静岡まつり公式キャラクターとのこと。
カメラを向けたらポーズを決めてくれたので1枚パシャリ。いい笑顔である。家康も随分丸くなったものだ。
スタンプラリーに参加してみた
静岡駅でもらったパンフレットにはスタンプを押すためのページがあり、駿府城公園の周辺に4箇所ある「案内所」にてスタンプを押して、4つ全てのスタンプをコンプリートすれば景品がもらえるとのこと。
面白そうなので参加してみました。
静岡駅構内には案内所があり、ここからスタートとなります。
最初のスタンプはここ静岡駅で押します。「裏は契約書になってるんじゃないか?」などと案内人の方にジョークをかましながらスタンプをポン。
ここから冒険は始まった。
最初は静岡駅、次が青葉、3つ目が御幸で、最後に駿府城公園といった順番になります。
2番目の青葉案内所はいわゆる葵スクエアとか青葉イベント広場と呼ばれる場所で、静岡市役所のすぐ手前。ここへは静岡に行く際に必ず立ち寄ってるので迷うことはありませんでした。
問題は3番目の御幸案内所。これがどこにあるのかまったく見当がつかず、案内所のお姉さんに場所を訪ねて散々迷いながら到着。生まれながらの方向音痴が仇となりました。
最後の駿府城公園は過去にも桜を見に行ったことがあるので迷わずたどり着きました。ただし駿府城公園自体は結構広いので入ってから案内所を探すのに少々手間取りました。あははは。
静岡駅(伝馬町)周辺は「静岡まつり」の旗や提灯などがズラリと並んでおり、辺り一帯はお祭りムードでした。
静岡駅周辺は都会なので結構な交通量なのですが、こういったイベントがあると車両が通行止めになり歩行者天国に変わります。
名古屋じゃマネ出来ないだろうなぁこういうの(笑)
こちらは駿府城公園。中は広場になっており、肉フェスなどのイベントも開催されます。
また、この時期になると桜が咲くので、お花見の名所でもあります。ただ、今回はまだ桜は殆ど咲いていなかったので花見というより枝見でしたけどね。
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で、何故か駿府城公園の門にはダースベイダーが門番をしていました。
他にもあちこちに特撮ヒーローやラブライブ、初音ミク、刀剣乱舞のコスプレをした人や和服姿の人などあちこちにいらっしゃいました。
そんな駿府城公園の中では屋台が目白押し。
たこ焼きやかき氷といった屋台あるあるメニューはもちろん、ドネルケバブや牛モツカレーなどもありました。軽食どころかガッツリお腹を膨らますことが出来そうです。
また、屋台だけでなくステージまで用意されており、ここでオバ…お姉さま方が踊りや歌を披露してくれました。
私はそれを横目に色々散策していたのですが、「金が無い」だの「下着」だと、なかなか物騒な歌詞が聞こえてきて、色んな意味で聞き入ってしまいました。
駿府城公園を練り歩いて案内所を見つけて4つ目のスタンプを押しました。
スタンプをコンプリートしたら静岡まつり限定のオリジナルクリアファイルを貰いました。やったぜ。今なら天下統一出来る自信がある。あるだけです。
先述の通り、「静岡まつり」は徳川家康が家臣連れて花見したという故事に倣ったものなのですが、肝心の桜はというと、部分的に咲いてはいますが、まだ満開ではありませんでした。
ちなみに2015年にも駿府城公園へ足を運んでおり、この時は3月31日には既に桜が咲いていました。
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登城行列の御一行と遭遇した
静岡まつりの見もの1つとして、「登城行列」という、大御所(徳川家康公のこと)から花見に招かれた駿府の町民が献上品を持ち、駿府城を目指して行進するイベントがあります。
その後に今川義元や武田信玄といった、大名たちを引き連れて花見をするために駿府城下を練り歩くという「大御所花見行」というイベントにつながります。いわゆる大名行列ってやつですね。
話によると大御所(ここでは徳川家康公のこと)の役は、4月1日はロンドンブーツの田村亮氏が、2日は国広富之氏が担ったとのことです。
静岡駅を出てすぐの地下通路では早くも鎧を纏った殿方たちがあちこちにいました。
そのすぐ横には「今川義元」の旗を持った武将さんもいました。
更にその近くには真剣白刃取りに失敗して肩をスパッと斬られる人も。
この周辺には鎧を纏った人だけでなく、着物姿のお姉さん方もいました。
所変わってこちらは葵スクエアこと青葉イベント広場。「お万の方の駕籠(かご)」と書かれたのぼり旗を持った使者を先頭に行進する御一行と遭遇。
こちらがその「お万の方」が入った駕籠(かご)。お万の方というのは女性の名前で、ここでは徳川家の側室である長勝院や養珠院のことを指します。
更にその後ろには先ほど静岡駅におられたガタイの良い武将さんたちもいました。
静岡まつりで食べたものまとめ
静岡まつりの期間中は青葉イベント広場(青葉シンボルロード)や駿府城公園内で様々な屋台が並んでいます。
スタンプラリーや登城行列、大御所花見行といったイベントを楽しむ合間に、こういった屋台で腹を満たしていたので、食べたものを紹介。
まずこちらはモツ煮込み。静岡に行くとモツ鍋屋に行ったりなんかしてほぼ必ずと行っていいほどモツ食べていますが、青葉シンボルロードの屋台でのモツは久しぶりでした。
というのも2014年のお盆に静岡へ行ったときに屋台で「塩モツ煮込み」を食べ、メチャクチャ美味かったので何度も買って食べていたのですが、それ以降塩モツ煮込みの屋台が姿を消して残念だったという思い出があります。
なので塩モツ煮込みではありませんが、モツ煮込みは何だか懐かしい感じがしたのです。
早く帰ってきてくれ!塩モツ煮込みの屋台のオッチャン!!
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こちらは「サモサ」というインド料理。ジャガイモや玉ねぎ、エンドウ豆、羊のひき肉などをすり潰した具材を薄い皮で包んで揚げたものなんだそうです。
屋台のインド人(?)のオッチャンはやたらノリが良く、「ウメーカラ食ッテケヨ」というので相方が買って食べてたのを味見。パリパリした皮とホクホクの具材、そしてスパイシーなソースがマッチしてなかなか美味でした。
同じインド人(?)のオッサンの屋台で買った「タンドリーチキン」。かなりボリュームがあるので、これ1つ買っておけば結構お腹が膨れます。
外の皮はパリパリで、中の鶏肉はジューシー。ピリ辛ソースをかけてもらったので、皮の部分もウマウマ。ただしあまりの辛さに相方が悶絶してたので女性に食べさせるときは注意(笑)
こちらはアユの塩焼き。そこそこ規模の大きいお祭りで見かけますよね。
適度に塩が効いていて中身だけでなく外の皮まで美味しい。外はパリパリ、中はジューシーと、さっきから同じ感想しか書いていませんが、美味しいので祭りで見かけたら食べるようにしています。
まとめ
静岡まつりが開催されるというのは駅に到着するまで知らなかったのですが、スタンプラリーに参加したり登城行列の御一行に遭遇したり、屋台の料理に舌鼓を打ったりとなかなか有意義なひと時を過ごせました。
なんというか、こういう地域一丸となって開催されるイベントって良いですよね。夏は夜店市、冬はイルミネーションなど、静岡市はいつ来ても何かしらのイベントを楽しんでいます。
ちなみに、1泊2日で行ったのですが、だいたいホテルはじゃらんnetを使ってビジネスホテルを予約しています。駅から近いし安いので助かってます。