引き続きティーガーIの車体下部を作っていきます。

ティーガーI後期型 マフラー周辺のパーツ取り付け4 ティーガーI

どうもこんにちは。

先日から着工に入りましたタミヤの「ティーガーI(後期型)」の続きをやっていこうと思います。

前回から車体下部の組み立てをしており、おおまかな形は出来上がったものの、まだ細かいパーツを取り付けていないので今回はそこから始めます。

このティーガーI組み立て日記もシリーズ物なので、過去の工程などについては上記のリンクをご利用ください。

引き続き車体下部を組み立てます

車体下部の大まかな形が出来たので、今回はここに細かいパーツをつけていきます。

リアパネルへのパーツ取り付け

ティーガーI リアパネル ツィンメリットコーティング3

まずはリアパネル(車体後部パネル)にパーツを取り付けていきます。

上の写真を見てわかるように、リアパネルにもツィンメリットコーティングを施しましたが、パーツを取り付ける部分にはマスキングテープを貼ってカバーしています。

ここにはマフラー(排気管)や車載工具などを取り付けます。

マフラーの組み立て・取り付け

ティーガーI後期型 説明書4番

ということで、まずはマフラー(排気管)から取り付けていきます。

説明書は4番目からで、ティーガーIのお尻にマフラーや工具類を取り付けていく流れとなります。

ティーガーI後期型 説明書4番 2

まずはマフラーの組み立てからやっていきましょう。

ティーガーI後期型 マフラー組み立て

この作業での難所はマフラー上部に取り付ける支柱パーツ。

細いパーツなので、ランナーから切り離すときにパーツが折れたり、勢い良く飛んでいって紛失しないよう手でガードしながら切り離します。

また、切り離したあとのゲートの処理も無造作にやろうとすると折れてしまうので、指の腹をクッション代わりにしてパーツをしっかりホールドした状態で行います。

ティーガーI後期型 マフラー組み立て2

支柱パーツはこのようにマフラーの上部の穴に合わせて取り付けます。

ティーガーI後期型 マフラー組み立て3

同じようにもう一つ支柱パーツを取り付けます。2つの「コ」の字型の支柱パーツはカタカナの「ハ」の字になるよう取り付けます。

ティーガーI後期型 マフラー組み立て4

そして最後に細長い棒状の支柱パーツを取り付けます。

ティーガーI後期型 マフラー組み立て5

支柱パーツを取り付けたらその上に「フタ」を取り付けます。

フタの内側にある窪みを取り付けた支柱パーツに合わせて接着。

ティーガーI後期型 マフラー組み立て6

マフラーの組み立てはここまで。

ちなみにマフラー本体部分は2つのパーツで構成されており、最初は貼り合わせラインをパテで隠そうかなと思ったのですが、後から取り付けるマフラーカバーで隠れてくれるのでそのままに。

ティーガーI後期型 マフラー組み立て7

同じようにもう一つマフラーを作ります。

ティーガーI後期型 マフラー取り付け

そしてリアパネルの穴に合わせて取り付けます。

ティーガーI後期型 マフラー取り付け2

そしてマフラーの上にカバーパーツを被せるように取り付けます。これでマフラーの貼り合わせラインが隠せるわけです。

この上に更に円柱のカバーを取り付けるのですが、その前にマフラー周辺に工具などのパーツを取り付けることにします。

マフラー周辺のパーツ取り付け

ティーガーI後期型 マフラー周辺のパーツ取り付け

2つのマフラーの間にひし形のパーツを取り付けます。

これはエンジン起動用の穴があり、その下に取り付けたクランクを差し込んで回してエンジンを起動させるそうです。

ティーガーI後期型 説明書5番

さて、説明書は次のページに進んで5番目に入ります。

同じようにマフラー周辺にパーツを取り付けていくだけの簡単な作業です。

ティーガーI後期型 マフラー周辺のパーツ取り付け2

まずはリアパネル右上に「ジャッキ」を取り付けました。

このジャッキは本体、レバー、接地面パーツの3つで構成されているので説明書を参考に組み立てていきます。また、ジャッキのレバー部分はリアパネルのモールドにあわせる形で固定します。

…しかし、毎回思うのは、57トンもあるティーガーをこんなちっさいジャッキで持ち上げられるのだろうか?

ティーガーI後期型 マフラー周辺のパーツ取り付け3

そしてマフラーには円柱状のカバーを取り付けます。

説明書とパーツナンバーを照合して取り付けますが、ごっちゃになって分からなくなった場合は、カバー上部の切り欠きが外側になるように取り付けます。

ティーガーI後期型 マフラー周辺のパーツ取り付け4

マフラーの左側には牽引用のシャックルも取り付けます。

ティーガーIにも牽引具は付いているのですが、いかんせん重すぎるので、故障でもしたら牽引できる車両が無く、同じティーガーIで牽引しようとすれば牽引側も故障するとういうミイラ取りがミイラ状態に。

なので万が一故障したら、18トンのハーフトラック3台使って回収しますが、前線ではそう簡単に回収出来無いので、乗り捨てたり、爆破処理したり、禁じられたティーガーIで牽引したりしたそうです。

57トンのティーガーIですらここまで苦労するのだから、更に重たいティーガーIIやヤークトティーガーはどうなるのかと(大半が戦闘ではなく故障で走行不能になったそうです)。

ティーガーI後期型 リアフェンダー取り付け

そのままパネルの両端にはリアフェンダーを取り付けます。

また、写真ではわかりづらいですが、その横に牽引用のU字シャックルも取り付けました。

これでリアパネルへのパーツ取り付けは以上です。

履帯交換用ロープの取り付け

ティーガーI後期型 履帯交換用ワイヤー

さてお次は車体側面に「履帯交換用ロープ」を取り付けます。

このパーツも車体の穴に合わせて接着するだけですが、車体にはツィンメリットコーティングをしてあるので、ピンバイスなどで埋まった穴をほじくってやります。

その下にはフェンダーを取り付けるのですが、先に車体上部を組み立てたいので後回しにします。

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まとめ 次回からは車体上部に入ります

取り急ぎ、今回は車体下部の残っていたところを中心に組み立てていきました。

先述の通り、まだ車体にはフェンダーなどが残っていますが、こちらは諸事情により後回しにして、次回からは車体上部に工具やら何やらパーツを取り付けるところから始めます。

今回のティーガーIでは戦闘による破損など、いわゆる『バトルダメージ』も再現してみたいなぁと思い、いろいろ調べながらやっています。

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