どうもこんにちは。ましゅーです。
また今日もティーガーI(後期型)の製作日記の続きを書きます。
今回からは車体の上部に入り、各種パーツやOVM(車載工具)などを取り付けていきます。
一見パーツを取り付けるだけの地味な作業ではありますが、取り付けをやる前とやったあとではガラッと印象が変わるから面白いです。
なお、これまでのティーガーI制作日記につきましては下記のリンクを参照してください。
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車体上部にパーツを取り付ける
まずは車体上部にハッチや前面装甲板、OVM(車載工具)といったパーツを取り付けていきます。
ランナーからパーツを切り離して整形して、車体のあちこちにある穴に合わせて取り付けますが、工具類のパーツなどは細長いものが多いので、へし折ってしまわぬよう注意します。

車体上部パーツはこのように一体形成になっているので、ここにペタペタとパーツを取り付けていくのです。
なお砲塔リングについているタグみたいなのは不要なので取り除きます。
また、車体の内側に取り付けるパーツもあるので、この時点ではまだ上下車体を接着せず、一通りパーツを取り付け終えてから合体させます。
前面装甲板の組み立て・取り付け
それではまずは車体正面にある「前面装甲板」から作っていこうと思います。

説明書は6番目からスタート。
見ると車体の裏側からパーツを取り付けたり、接着してはいけない部分もあるので、油断すると「しまった!」ってなりそう。
そのあたり注意深く観察しながら作っていきます。

前面装甲板は通信手席の車載機銃用ボールマウントや、操縦手席のビジョンバイザーはモールドで再現されているので、そのまま装甲板は車体にペタンと貼り付けるだけ。
もちろんここもツィンメリットコーティングをしますので、それを考慮した上でパーツを取り付けていきます。

通信手席側にはボールマウント式銃架に取り付けられた機銃(MG34)があります。
サイバーホビー(ドラゴン)製のキットでは隠れてしまう部分までシッカリ再現されていましたが、タミヤのは銃身パーツを差し込むだけの場合がほとんどでした。
しかし、今回のタミヤのティーガーIは少し違うようで、まず銃身パーツを写真のような半円状のパーツに取り付けます。

そして前面装甲板の裏側から形状を合わせて置きます。説明書にもあるように、ここは接着しないので注意。あくまで乗せるだけです。

その上にパーツを被せるように置いて、両端を接着します。
これでボールマウント式銃架のMG34機銃がクリクリ稼働するようになります。ゲームのコントローラーみたいです。
…が、ツィンメリットコーティングをするときに邪魔になるので、まだ接着せずにコーティング終わってから取り付けることにします。

そしてこちらはドイツ戦車ではおなじみのボッシュライト。台座とライト前後パーツの3部構成。説明書に従って組み立てます。
こちらもツィンメリットコーティングするときに邪魔になるのであとから装着します。
なお、このボッシュライトには配線が無いので、真鍮線や伸ばしランナーを上手いこと曲げて再現します。
エンジン点検ハッチの組み立て・取り付け
次は通信手・操縦手およびのハッチや、車体後部にあるエンジンデッキの点検ハッチを組み立てていきます。

説明書は7番目となります。
ぱっと見た感じ難しそうではありませんが、細かいパーツが多いので焦らず紛失と破損だけ注意してやっていきます。

まずはエンジンデッキの点検ハッチから。ここにパーツを色々取り付けます。
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するとこんな感じになりました。
注意する点といえば、ハッチ両端にあるハンドル部分が細いので、ランナーから切り離すときや整形するときにポキッとならぬよう丁寧に扱うことです。
タミヤのキットはまだ肉厚な方ですが、ドラゴンのキットだとハンドルなどのパーツは本当に細いので、ニッパーで切断する時に生じる衝撃波だけで折れたりします。
そういったパーツは真鍮線を曲げたものと交換する人もいますが、今回はこのままキットのパーツを使います。

お次は通信手席と操縦手席のハッチを組み立てます。裏面に2つ、表に1つパーツを取り付けるだけ。

まず裏面。ここにはハッチのレバーとペリスコープを取り付けます。
ペリスコープは反射鏡を利用した光学装置で、戦闘中などハッチを開けられない時はこのペリスコープで視界を確保します。

ハッチの表面にはペリスコープを保護するガードを取り付けます。これを2つ用意します。

ということでハッチも完成しました。

エンジンデッキはそのまま車体の形状に合わせて貼り付けます。

通信手・操縦手席のハッチは開いた状態か閉じた状態が選べるので、説明書を参考に好きな方を選んでください。
私は基本的にハッチは閉じておく派なので今回も例に漏れずハッチは閉めたままです。
狭い空間にオトコがぎっしり詰まった状態は不衛生ですが、換気しようとハッチを開けると狙撃されるので戦闘中は我慢。
OVMの取り付け
まだまだ続きます。
今度は車体上部の上面に牽引ワイヤーやOVM(車載工具)を取り付けていきます。
4号戦車だとフェンダーの上や車体の側面に工具を取り付ますが、ティーガーは車幅が広いので、上面に置くことができるのです。

なんだかゴッチャリしていますが、今までと同じように切り離したパーツを取り付けるだけなので難しくはありません。
ゴッチャにならないように、あちこち点々と取り付けるのではなく、前面なら前面だけ集中して取り付けるようにすれば取り付けモレを回避できます。

最初に取り付けるのは牽引用ワイヤー。
過去にも何度か書きましたが、ティーガーIは重すぎるせいで雑に扱うとすぐ故障するし、牽引するのが一苦労だったとのこと。
某・戦車アニメではカーレースでもするかのようにブンブン走らせていますが、アレはアニメだから許される演出で、実際にやれば故障が先か車長に怒られるのが先かのどちらかです。
そんなティーガーIでも牽引するときは牽引具が必要なので、四の五の言わずに車体に取り付けます。

牽引ワイヤーは車体の両サイドに1本ずつ取り付けます。
ワイヤーにはゲートだけでなくパーティングラインも入ってるので一緒にそぎ落とします。その時にワイヤーのモールドが消えたら、コーティングブレードで刻めば復元できます。
車体の穴とワイヤーの突起を合わせる形で取り付けるだけですが、エンジンデッキの方も接着剤でペタッとくっつけておきました。
なお、ワイヤーはよく見ると、砲身内部をホジホジしてキレイにするクリーニングロッドのラックと一体となっているので、塗装のときに塗り分けに注意です。

こちらはジャッキ台です。車体後部に取り付けてあるジャッキを使うときは、こやつの上に置いてキコキコして車体を持ち上げます。
今回はこのジャッキ台の木の部分にコーティングブレードでキズつけることで木目っぽくしてみました。
また、リューターに先端が丸いアタッチメント取り付けてジャッキ台の中央部分を少しヘコませてみました。超重量を支えるジャッキを当てるので中央はヘコむだろうなぁと思ったのです。

その他ハンマーとかスコップとかワイヤーカッターにバールのようなものなど、説明書を参考に取り付けていくとこんな感じになりました。
ティーガーIは車体が広いので上面に色々モノが置けるのです。ただ、こんだけ色々置いてあると引っかかってコケそうですよね。足元注意。

車体の後部には消火器とエンジングリルのレバーを3箇所に取り付けます。

と言った具合にいろいろ取り付けたらこのようになりました。
各種OVMやワイヤーは車体塗装後に塗り分けるので、取り付けてからだと塗装がしんどいと思う人は、塗装してから取り付けるのを推奨します。
その場合、工具の留め具部分は車体と同じ色なので、車体塗装の時に工具も一緒にブワーっと塗装したうえで塗り分けてください。
ひとまず今回は個々で一旦作業を中断します。
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まとめ
今回は車体上部へ装甲板やOVM、ハッチといった小さいパーツを取り付ける作業がほとんどでした。
本当は前面装甲板のツィンメリットコーティングや、フェンダーの取り付けとかも書きたかったのですが、ムチャクチャ長くなったので区切ることにしました。
次回はツィンメリットコーティングやフェンダーの取り付けについて書き綴ろうと思います。