「オストヴィント」は航空機は落とすけど経費では落ちません

オストヴィント 車体の合体4 オストヴィント
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車体に出来た隙間を埋める

先述の通り、車体上部を一気に作って車体下部にパイルダーオンさせて、一気に戦車の車体部分を完成させてしまったわけです。

んが、あとから車体をよーく見てみると、ところどころ隙間があり、このままではカッコ悪いので、今回はその隙間を埋めてやることにしました。

オストヴィント 正面装甲の隙間

まず車体上部の正面。前面装甲板の下に見事に隙間ができています…。

オストヴィント 吸気口の隙間

車体の側面の後部にある奥まった部分もよーく見ると隙間があいています。

オストヴィント 車体の隙間

側面の側面の中央付近にも隙間ができてしまっています。

「溶きパテ」で隙間を埋める

といった具合に車体の上下を張り合わせた時に出来た隙間があちこちに見られます。

で、こういった隙間を放置して先にすすめるのはモヤモヤするので、ここはひとつパテを作って車体の隙間を埋めていきます。

用意するもの

タミヤパテ ベーシックタイプ

まずは「タミヤパテ ベーシックタイプ」

隙間を埋めるのはもちろん、パーツのヒビ割れとかを補修をしたり、ウェザリングで泥の付着を再現するなど、アイディア次第でいろんな使い方ができます。

なお、ショップのオバちゃんによると、タミヤパテはグレーとホワイトの2色とのことなので、今回は車体の色に近いグレーを選択。

Mr.カラー ラッカー溶剤

で、もう一つがMr.カラーうすめ液(小)。いわゆるラッカー系溶剤です。

ラッカーパテをこのラッカー溶剤で薄めることでパテをシャビシャビにすることができます。

今回は「小」を選びましたが、筆や塗料皿などを洗うときにも使うので、大きいサイズを買ったほうが後々便利です。

溶きパテを作る

溶きパテ

ということで、これらを使って「溶きパテ」を作るのですが、作り方は特に難しいことでもなく、単にパテとうすめ液を塗料皿に入れて混ぜるだけです。

溶きパテ

はい、完成。

溶きパテは通常のパテより粘度を落としたものなので、ラッカー溶剤の量によってドロッとしたものからシャビシャビのものまで作れます。

今回のように隙間を埋めたいのならば溶剤は数滴程度で良いかもしれません。

溶きパテを車体の隙間に盛っていく

オストヴィント 隙間補修

ということでパテを筆にとって、隙間を埋めるように塗っていきます。

オストヴィント 隙間補修2

車体後部にも塗っていきます。

オストヴィント 隙間補修3

隙間を見つけたらパテで埋めちゃいます。

オストヴィント 隙間補修4

パックリ隙間があいてた車体側面にもヌリヌリ。隙間が開いてもパテがあればご覧のとおり塞げます

この作業を見ていたクルップ社の新人社員が「良い事思いついた! ハッチもパテで埋めれば敵に鹵獲されないぞ!」などと言ってましたが、まぁ聞かなかった事にしておきます。

オストヴィント 隙間補修5

車体のボールマウント式銃架周辺にも塗って隙間を埋めます。

ツィメリット・コーティングが消えてしまっておりますが、パテは硬化後にカッターで削ったりヤスリで研磨できるので問題なし。

本来ならボールマウント式銃架周辺にもしっかりコーティングが施されているので、この部分だけ隙間が開いていると逆に不自然になってしまうのです。

オストヴィント 隙間補修6

マフラーとマフラーを固定するホルダーにも隙間が出来ていたのでパテをモリモリ。

この部分もあとから紙やすりで削ってやればフラットになるのですが、あえてビチクソにしてサビ浮きっぽくするってのもアリですよねー。

ということで一通り塗っていったのであとは乾燥するのを待ちます。

まとめ

今回は組み立てではなく、車体の補修をしてみました。

サイバーホビー(ドラゴン)のプラモデルは結構タイトな設計になっているらしく、パーツ同士の「遊び」が殆ど無いようです。

だから少し強引にはめ込んだりすると、このような「浮き」が発生する場合もあります。そういった時も焦らず慌てず「補修」をしてやれば問題ありません。

幸いプラモデルはパーツがパキッといっても、(よほど酷いものでない限り)接着剤で固定したり、ライターなどで炙って溶着したりして修復が十分可能です。

なので、恐れずに色んなコダワリをもって組み立てや塗装をするとより一層楽しめるものだと私は思っています。

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