ロードバイクのタイヤをパナレーサーのエリートプラスに交換した!

パナレーサー エリートプラス サイクリング

どうもこんにちは。ましゅーです。

昨年の8月頃にロードバイクのタイヤをSERFASのSECAと交換して、文字通り「乗りつぶす」ような荒い乗り方をしておりました。

そのおかげで交換してからわずか半年ほどでタイヤがお釈迦になってしまい、また新しいタイヤに交換しようということで現在に至ります。

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パナレーサーのエリートプラスを買ってみた

パナレーサー エリートプラス

ということで購入したのがPanaracer(パナレーサー)のエリートプラス。

ちなみにロードバイクのタイヤは大きく分けてケブラービードワイヤービードの2種類があります。

前者は柔らかいので上の写真のように畳む事ができ、後者は中にワイヤーが入っているため輪っかの状態(あるいは8の字)で陳列されている。

選ぶ基準は、「安さ」を追求するならワイヤービードで、「性能」を追求するならケブラービードとのこと。

ただし、最近ではケブラービードのタイヤも安くなってきているため、ワイヤービードを選ぶ理由が薄れつつあるようです。ちなみに以前のSERFAS SECAはワイヤービードでした。

パナレーサー エリートプラスの特徴

パナレーサー エリートプラス2

日本が誇るパナソニックのグループ企業である「パナレーサー株式会社」が生産しているということで、安心と信頼のメイド・イン・ジャパン。

主な特徴としては、

  • 高反発弾性の天然ゴムをベースとし、耐久性・耐摩耗性が強化された「ZSGナチュラルコンパウンド」を採用
  • トレッド(=地面と接触する部分)の厚さを20%増やして耐パンク性能を向上。
  • 800デニールの太いナイロンコードを使用しているため、サイドカット(タイヤを段差や角に衝突させることで生じる破損)耐性を向上。

…などなど、走行性能と耐久性能のバランスに優れたトレーニングタイヤの決定版とのことです。期待!

ロゴマークやデザイン

パナレーサー エリートプラス3

カラーはブラックベースにブルーのラインが入ったもので、前回まで使ってたSERFAS SECAと似たような感じのデザインです。

このラインのカラーバリエーションは他にも存在し、赤、黄、あるいはラインなし(黒一色)とあるので、車体カラーなどに合わせてチョイスします。

パナレーサー エリートプラス4

ちゃんとPanasonicのロゴも入ってます。

パナソニックと言えばソニー、シャープと並んで「日の丸家電」と呼ばれる日本を代表する家電・電機メーカーです。

そんな家電メーカーのパナソニックが何故自転車のタイヤ? と思うところですが、これは創設者である松下幸之助氏が幼い頃から自転車屋で働いてたことで、自転車に相当思い入れがあるからとのことです。

対応空気圧

パナレーサー エリートプラス5

タイヤにはどれだけ空気を入れれば良いか記載されております。

このタイヤには690キロパスカル(7.0bar 100P.S.I)から最大1030キロパスカル(10.5bar 150P.S.I)まで空気が入るみたいです。

キロパスカルとかBARとか言われてもチンプンカンプンなので、無難にポンプのメーターにある120入れときます。

パナレーサー エリートプラス7

ちょっと読みづらいですが「ROTATION」と書かれています。

走行時タイヤがこの方向に回転するように装着してくださいね~という意味です。

今まで使ってたタイヤと比較

パナレーサー エリートプラス8

  • 手前:今回組み込むPanaracer エリートプラス
  • 奥:前まで使ってたSERFAS STK Seca Wire Bead Road Tire

今まで使ってたSERFASのSECAと比べてみたところ、若干ですがパナレーサーのほうがラインのブルーは明るめ。…新品と古いタイヤを比較というのおかしな話ですが(笑)

また、エリートプラスはフニャフニャで軽いのに対してSECAはワイヤーが入ってるので硬かったです。

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というわけで組み込んでみる

それではエリートプラスを愛車に装着します。

私が乗っているのはSPECIALIZEDのAllezSport2012です。

タイヤが固い…!

いざいざ組み込むわけですが、なんといってもタイヤが固い。

前まで使ってたSERFASは余裕で組み込めたのに、エリートプラスはタイヤに片側だけはめるのもしんどいくらい固く、(本来ならタイヤを外すときに使い、装着する時には使わない)タイヤレバーを使用して何とか後輪に組み込みました。

後輪だけに何十分費やしたかわかりませんが手が痛い……。

加工

で、今度は同様に前輪も組み込もうと同様にタイヤをホイールに(強引に)はめ込んでいると、プシューという不吉な音と同時にチューブがパンク。

そりゃそうだ。タイヤレバーで無理やりタイヤをねじ込めばチューブを噛んで穴が開く。

参ったなぁ…と、お亡くなりになったチューブをタイヤから剥がし、一度チューブ無しで組めるかどうか試してみたところ、最後のバルブ両端10センチくらいのところでどう足掻いても入らなくなる。

「あ、これ無理だわ」と、おとなしくショップに持って行くことに。ロードバイクを担いで30分歩くのはしんどかった…。

敗北感と悔しさに苛まタイヤの色と同じブルーな気分でした。

ただ、これはあくまで技術に乏しい私だから苦戦したのであり、ある程度技術のある人ならここまで苦労はしないかもしれません。

諦めて自転車屋に

そしてショップのスタッフさんに事情を話し、組み込んでもらいました。

賞を受賞するほど知識と技術に長けたベテランスタッフさんを以ってしても「固い…」と言わせるほど固く、「よく後輪組めたね(苦笑)」とお褒めの言葉を頂くほどでした。

本当になんで後輪組めたのか全くわからん。

それでもプロのスタッフさんだけあって最終的に無事に組み込んでくれました。

タイヤレバーをへし折るほど固い難攻不落のタイヤをタイヤレバー無し(本来これが普通)で組み込むのはさすがプロ。

組んだ前輪のついでに、(正直なんで組めたのかサッパリわからない)後輪もちゃんと組めてるか確認していただき、更にはブレーキのセンター合わせまでして頂きました。感謝感謝。

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走行性能はバツグン!

タイヤ交換が終わって帰り道を走行してみると、今まで使ってたタイヤとはハッキリ違いがわかるくらい振動が軽減され、滑るようにスイスイと走ることが出来ました。

これは今まで以上にストレスフリーで快適なサイクリングが期待できそうです。

従来まで30km/h出すのに結構な力使ってましたが、交換してからは簡単に30km/h出せるし、下り坂だと40km/h近く出ます。

他のロードバイクを知らないのでレーサーからしたら「そんなの普通っしょ」ってなるかも知れませんが、静止からの走り出しが軽快になりました。

ということで、最終的にはサイクルショップ任せになりましたが、なんとかタイヤをパナレーサーに交換終了しました。組み込みに難儀はしましたが、その苦労に見合うだけの性能はあります。

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