奴隷制と話題の「はあちゅうサロン」。何がヤバいか書いてみた

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ブログや動画など、ネット上の活動で生計を立てる人の話題を見かけます。

でも、中にはお金や知名度欲しさに(炎上目的で)反社会的な行為をしたり、価値のないものを高額で売る詐欺まがいなことをする人もいます。残念な話です。

ここ最近では、ブロガー・作家であるはあちゅうさん(伊藤春香さん)がオーナーを務める「はあちゅうサロン」の仕事内容がブラックすぎると話題になっています。

たびたび炎上騒動を起こすはあちゅうさんですが、絶賛炎上中のオンラインサロン(はあちゅうサロン)について、何が問題なのか私なりに書き綴ってみました。

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はあちゅうさんが語る「オンラインサロン」がまるでブラック企業だと話題に

より詳しい内容については、以下のTogetterでまとめられています。

はあちゅうサロンがブラックすぎると話題に
まとめました。 更新日:2月9日12時25分

ことの発端は以下のR-25のインタビュー記事でした。

ページが表示できません。|新R25 - 20代ビジネスパーソンのバイブル

この記事では、はあちゅうさんが「はあちゅうサロン」を立ち上げた経緯やサロン内の仕事について語っています。

ところが、この記事を投稿した数時間後くらいにR-25のインタビュー記事は削除されてしまいました。…よほど不都合だったのでしょうか?

※有志が魚拓をとっていたので内容を見ることは可能です。

記事によると、サロン内では人事局、リレーション局、ビジネスデザイン局といった、いくつもの「局」があり、各々の局では企業から受けた依頼として、広告バナーの作成やイベントのPRなどの仕事を行っているとのこと。

そして、サロンのメンバーの皆さんにも仕事をしてもらっているようです。

ここまでならベンチャー企業みたいで楽しそうだな~と思ったのですが、問題はその先です。

仕事をしてもお金がもらえない?!

はあちゅうさん
キングコングの西野さんもよくおっしゃっている“信用経済”と同じで、人からの信用が価値だとメンバーは分かっていると思います。

なので、下手に信用を失うような行動はなかなかしないはずです。

葛上
信用経済…。あれ? サロン内での仕事はお金はもらえるんですか?

はあちゅうさん
お金は発生しないですね。

葛上
なるほど。それでモチベーションを持って仕事をしてもらえるものなんでしょうか…?なにか仕掛けがあるんですか?

ナースあさみさん
善意を裏切れないような空気感をつくることですかね(笑)。

葛上
えっ、どういうことですか?

ナースあさみさん
「期待しているよ」と声をかけたり、行動を褒めたりすることで、「こんなにしてくれたのに、サボったらまずいよね」と信頼を裏切れないような空気感をつくるように意識しています。

とはいえ、そんなにネガティブな感じではないですよ(笑)。

via 強制力がない組織でどう品質を担保するの? 会社とは違うオンラインサロンの仕事の流れ|新R25
(※太字と赤文字は当ブログによる)

仕事をさせておいて「お金が発生しない」と、はあちゅうさんは言います。マジか…。

ちなみに、「はあちゅうサロン」は有料(当時は月額9,800円)なので、サロン会員は毎月9,800円を払って無報酬で仕事をするということになります。

恐らく任意参加だとは思いますが、サロン幹部の「善意を裏切れない雰囲気を作ります」という発言からして断ると後が怖そうですね。

また、「会社から依頼を受け」とあるので、はあちゅうさんには企業からの報酬が支払われるのではないかと思います。

となると、会員は会費を納めて仕事をするが、その会員には報酬を支払われず、はあちゅうさん自身はサロン会費と企業報酬の収益を得ることなります。

頑張った人には「MVP制度」というものがあるそうですが…

はあちゅうさん
一応、メンバーの活躍がはっきり見えるようにするためにMVP制度があります。

「私の見えないところで活躍した人を教えてください」と、月末にFacebookグループで呼びかけると、メンバーからコメントがめちゃくちゃ集まるんです。

山田さん
はあちゅうサロンを立ち上げる時に、「いつも人の才能に注目するサロンであろう」とはあちゅうさんがおっしゃっていたんです。

その行動理念に共感して入っている人たちなので、みんな他人のいいところを見つけるのが上手いんですよ。

目黒さん
そうやって褒めあうことで、頑張ろうっていう気持ちが生まれるから熱量が高まって、成果物のクオリティの担保にもつながっていると思います。

要するに、「仕事で成果を出した人を称える」という制度です。文面だけ見ると「まぁそうだよね」となりますが、称える内容が「褒められる」というのは…。

確かに、はあちゅうさんはインフルエンサーとして影響のある方ですから、はあちゅうさんが称賛すればその方のサロン内での地位は向上するかもしれません。

ただ、それが労働の対価として見合うものかどうかと言われると疑問が残ります。

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はあちゅうさんのツイートでは…

…という具合に、ブラック企業を通り越して「奴隷制」じゃなかろうかと言いたくなるサロンの仕組みですが、はあちゅうさんなりの考えがあるようです。

過去には以下のようなツイートを投稿し、持論を展開されてました。

「お金貰わないと仕事しない、はもう古い」

「お金貰わないと仕事しない、はもう古い」とのことですが、仕事しても金がもらえない奴隷産業が盛んになるぐらいなら、古いほうがマシだと私は思います。

仮に働く側が「タダ or 有料でも良いからその仕事したい!」と自らの意思で志願するならまだしも、仕事をさせる側がそれ言うのは如何なものです。

ましてや、はあちゅうさんの場合、自身が利益を得るために仕事を受け、それをメンバーに無償で手伝わせているという状況です。しかも会費まで支払わせて。

そういった背景を鑑みると、仕事の流儀というより無賃労働に対する詭弁に見えます。

「クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要」

その4ヶ月ほど前には上記のようなツイートを投稿されています。

「クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要」であるならば、何故クリエイターとして仕事をさせる会員たちに報酬を払わないのでしょう…。

百歩譲って数ヶ月の期間を経て考えが変わったとしても、「クリエイター活動続けるために金が必要」といった後に「金貰わないと仕事しないは古い」なんて言われたら「ふぁっ!?」ってなります。

なお、「クリエイターが活動を続けるためにはお金が絶対に必要」という点については、はあちゅうさんに同意します。
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はあちゅうサロンは「脱社畜サロン」と合併したそうですが…

ちなみに、はあちゅうさんが運営する「はあちゅうサロン」は2019年1月から「脱社畜サロン」と合体しました。理由はわかりません。

脱社畜サロンとはその名の通り、「社畜」から脱出したいという人に起業やフリーランスになるためのノウハウを提供する有料サロン(月額3,000円)です。一応。

イケダハヤトと、はあちゅう、小原聖誉が主宰する「脱社畜」サロン。会社を辞めて、「起業したい」「時間や場所にとらわれずに働きたい」と思っているあなたが、現実的に一歩前へ進む場所です。

via : #脱社畜サロン

上述のように脱社畜サロンについての概要は記載されていますが、

  • 毎月お金(会費)を支払う
  • 仕事しても報酬はない
  • 「裏切れないような雰囲気」

というキーワードを見て、これが「脱社畜」となるのか疑問です。むしろ「入社畜」なのでは? 会社ではないので社畜という表現が当てはまるか微妙ですが。

仕事を依頼されてもお金は出ないし、「裏切れない雰囲気を作る」なんて謳うのはブラック企業の常套手段です。普通の企業なら仕事すれば給料が出ますので。

もっと言えば、※ブラック企業ですら給料を支払っているので、「金は払わないけど仕事はしてもらうよ。もちろん会費は払ってね」というのはブラック企業以下なのでは?

※時たま話題になる無賃労働を強いる違法企業もあります。共に滅べ。

脱社畜したいのなら、稼ぐノウハウを会得するのも大事かもしれませんが、コストを抑えることも大事と私は考えます。

サラリーマンと違って、フリーランスは安定した収入が得られる保証がないですからね。

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まとめ

いかがわしかったでしょうか。

このような情報弱者を対象にしたネットビジネス(いわゆる信者ビジネス)を行っている人たちを監視・批判する「ウォッチャー」と呼ばれる方たちがいます。

ウォッチャーの一人である肉級さんがこの問題についてご自身のブログで批判記事を投稿されたところ、その記事に多くの人が共感し、はてなブックマークが1,000件以上つきました。

関連記事 【はあちゅうサロン】新しい奴隷制度が誕生していたのでご報告申し上げます – あなたそれ、甚だナンセンスだわよ!

それだけこの件を問題視している方が多いのでしょう。

私はウォッチャーではありませんが、ブラック企業や外国人技能実習生への奴隷労働が社会問題となり、あのワタミですら待遇の改善をするご時世に何をやっておるのだ…と思ったので記事にした次第です。

サロンなので会社とは違うかもしれません。ですが、サロン会費を徴収し、タダで仕事をさせ、自分だけ報酬を得るという行為は、はあちゅうさんが語る「信用経済」に該当するとは思えません。

むしろ、今まで苦労して積み重ねてきたブランドや信頼を自ら手放すようなもの。

とはいえ、こういった手法を考案して実行に移せるということは、それだけはあちゅうさんが優れたクリエイターであるという証明でもあります。知恵がなければ悪事も出来ませんからね。

なので人から後ろ指をさされる方法ではなく、労働の対価は報酬であると、成果に見合った報酬を支払い、クリエイターのモチベーションやスキル、生活水準の向上に貢献して頂きたいなと思いました。

報酬の発生するプロジェクトを紹介するのではなく、報酬そのものをあげてください。

そうすれば自然にサロン入会者が増えて利益も出るでしょうし、真の意味での信用経済が樹立されると私は信じています。

↑温泉神の異名を持つライターのヨッピー氏が書いた本です。フリーランスになりたいという人はまず読んでおきましょう。

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