どうもこんにちは。
引き続きサイバーホビー 1/35スケールプラモデル「ケーリアン」の製作の続きをかいていきます。
前回、履帯や転輪といった足回りを作りましたので、今回は車体の後部にあたる「リアパネル」を作りました。
これまでのケーリアン製作日記は以下から読むことが出来ます。
リアパネルの組み立て
転輪、履帯が終わり、残る車体下部は後部の「リアパネル」です。
このリアパネルに排気管や牽引ホルダーにゲペックカステン(雑具箱)といったパーツを取り付けていく作業が今回のメインとなります。
リアパネル上部の突起をカットする
…まずは諸々のパーツを取り付ける前に、リアパネルの上部にある5つ突起をカットせよとのことなので、そちらを先に行いました。
こちらがリアパネル。
履帯調整口、冷却水排水口、エンジン始動口のカバーや排気管カバーなどはリアパネルにモールドされていました。
不要な突起の切除ですが、まずカッターナイフを使って突起をカットしていきます。
で、カッターでは削ぎ落とせない所まで来たら、今度は紙やすりで削ります。
そして流し込み接着剤を塗って突起の表面を溶かし、最後に目が細かい紙やすりで仕上げすればこの通り。
突起なんて無かったんや…! と言わんばかりにキレイに除去できました。
ゲペックカステン、排気管などを組み立てる
リアパネルの下ごしらえが終わったので、次はパネルに取り付けるパーツを組み立てます。
なおマフラーは2つのパーツを貼り合わせて作るので、継ぎ目にパテを塗り、紙やすりで削ってラインを消します。
ちなみにこのタイプの消炎器を装備したタイプの排気管は1944年10月以降に生産されたパンター見られます。いわゆるパンターG型の後期型ですね。
その他の取り付けるパーツもゲートやパーティングラインを消していつでも取り付けられる状態にしておきます。
まずは車間距離表示灯を取り付けます。
マフラー基部のボルトの形状に合わせて、先端に丸い穴の空いたパーツを取り付けます。
そしてパネルの中央やや下に牽引装置を取り付けます。
車体にリアパネルを取り付ける
…このまま説明書通りに他のパーツも取り付けていくのですが、その前リアパネルを先に車体に取り付けます。
車体側面の長方形の穴にパネルの突起を合わせるように取り付けます(まだ接着はしていません)。かみ合わせ式の溶接を再現しているわけですね。
しかしこれがまたタイトで、車体が割れないように細心の注意を払いながら広げて、そパネルの両端を挿入してはめ込みます。
…で、何で先にリアパネルを取り付けるかというと、他のパーツ(特にマフラー)を取り付けた後だと、パネルを取り付ける際に変なところ持った拍子にパーツがもげそうな気がしたからです。
今思うとパネルの突起除去したあとすぐに取り付けたほうが良かったかも?
細かいパーツを取り付ける
さて、パーツの取り付けに戻り、つぎはマフラー取り付けます。
まずはマフラーを支える「コ」の字型のパーツを写真のように突起の間に取り付けます。
そしてマフラーの消炎器を2つ取り付けます。
正面からだとわかりづらいですが、横から見るとこのようになっています。
車体から飛び出ている細長い管が排気管で、その先に繋がっている太い筒状のものが消炎器で、先述の通りパンターG型の後期型から採用されたようです。
続いてパネルの両端にポリタンクのようなパーツを取り付けます。
説明書には書いてありませんが、パーツの底面を見ると「ここに合わせるんやで」と言わんばかりのスリットが入っているので、それを目安に取り付けます。
なお、このポリタンクのようなパーツは「ゲペックカステン(用具箱)」とのことで、このゲペックカステンもパンターG型で変更された車体側面装甲板の形状に応じて取り付け方法が変わったようです。
なお、これで3番の工程は完了。
続いて4番の工程ですが、車体後端の両端にある穴に牽引用のフックを取り付けます。
こちらは接着せずそのままブランブランした状態のままにしておきました。
4番はこのフックの取り付けと、リアパネルを車体に取り付けるだけですが、リアパネルはすでに取り付けた済みなので、4番もこれで終了です。
まとめ 車体下部が一段落ついた
ということで、今回はリアパネルの組み立て・取り付けを行いました。前回に比べると作業が少ないので内容的にはちょこっと寂しいかもしれません。
…が、このままぶっ通しで車体上部をやると逆に長くなりすぎるので、まずは車体下部を一段落つけようと思います。
次回からは車体上部を組み立てていきますので、引き続きケーリアン制作日記をお楽しみください。