どうもこんにちは。
3週間ほど前に製作をスタートしたドラゴンの戦車プラモ「ケーリアン」の組み立てが終わり、次は塗装をするぞ! って段階に入りました。
ところが、肝心の塗装が思うように進まず、大まかな組み立てが完了してから3週間が経過したというのに作業がほとんど進んでません。
今回はその全然進まない塗装作業について嘆きながら書き綴ります。
↑裏では必死に作業しているので、更新されるまで過去の製作日記を読んであげてください
ケーリアンの塗装が進まない
冒頭に書いた通り、組み立てが終わったので塗装に入るのですが、組み立て完了から3週間が経過してもいまだ塗装が終わらず「何しとんねん」状態です。
なんでこうも遅れたかと申しますと、狙ったように週末に雨が降るせいで塗装作業が出来なかったというのが大きな原因でした。
「組み立て」は平日でも出来ますが、エアブラシを使う大がかりな塗装は準備も含めて時間がるし、屋外の作業になるし、夜は暗いから作業できない…という関係で必然的に①晴天時の ②休日の ③昼間の作業となります。
その休日に雨が降ってくれると1週間作業が延期になるわけです。
これが史実においてケーリアンが試作すら完成しなかった原因です(嘘)
金属砲身にメタルプライマーを塗って塗料の食いつきを良くする
愚痴っていても作業は進まないので、少しでも塗装作業を進めます
まずは塗装前に下地処理を施します。「Mr.メタルプライマー」を金属パーツに筆塗りして塗装時の塗料の食いつきを良くします。
今回のケーリアンのキット自体にはエッチングパーツは付属しませんでしたが、別途で「金属砲身」を使ったり、牽引用ワイヤーを自作していたため、そちらで金属を使用しています。
全体にサフを吹く
先週の土曜日、ようやく天気が良くなったので、やっと塗装ができました。
まずはいつものように塗装するために自作の塗装ブースを展開します。だいぶ使い古してきてるからそろそろ新しいの作らなきゃ。
いつものように、ガイアカラー(ガイアノーツ)の「サーフェイサーEVO オキサイドレッド」を車体全体にまんべんなく塗ってプラモデルと実車におけるダブル下地処理をします。
まずは履帯と転輪。
これらを早く組みたいので早く塗装を終わらせたい…。
続いて砲塔。
写真では砲身は未塗装状態ですが、砲身も塗装するのでしっかりサーフェイサーを塗っております。
次に4号戦車よりもたくさんある転輪。
爪楊枝にマスキングテープを巻きつけて転輪の穴にプスッと差し込んで「持ち手」を作ってやりました。これで1度に裏表両面が塗装できます。
塗装したら爪楊枝をプスッと刺してやります。
予備履帯はそのまま塗装しようとすると吹っ飛んでいってしまうので、マスキングテープにくっつけた状態でスプレーします。
こんな感じに。
乾燥したらひっくり返して反対側も塗装します。
もちろん車体にもしっかりサーフェイサーを塗ります。
車体に鉛筆でラインを引いてありますが、これはケーリアンもとい5号戦車パンター系列における、独特な迷彩模様(ストライプ迷彩)を再現してみようかなぁと思ってつけた目印。
その”独特な迷彩模様”というのは、上の画像のような縦に線を描くように規則的に塗装された迷彩模様。
上記写真はサイバーホビーのパンターF型(7.5cm KwK.42 L/100搭載型)の箱絵ですが、ググってみると似たような直線的な迷彩模様を施したパンターを散見します。
また、大戦末期の戦車は車体に使用する部品だけでなく、迷彩塗装に使う塗料も節約していたそうで、錆止めプライマーの色(オキサイドレッド)をレッドブラウンの代わりに迷彩色として使用してたとか。
特にケーリアンは大戦末期に計画された車体で、生産されなかったものの、もし存在したならそういう特徴も見られそうなので、一つ再現してみたいと思ったのです。
まとめ 3週間かけて下地塗装がおわった
ひとまず3週間かかってサフ吹きまでやりました。
この時期は梅雨とかもあるので天気がいい日がなかなか無いし、やっといい天気になったと思えば今度は暑いという理由でサボったりしていました。
今週末にようやく塗装ができるかな~と思っていたらどうやら今週も雨のようです。やだもー。
というわけで全然進んでおりませんが、史実のように計画段階で終わるなんてことはせず、最後までやり遂げるつもりなので、どうか最後まで読んでやってください。
↑それでもなんとかエアブラシ塗装が出来てホッとしてます。
↑ケーリアン製作が進まず、しびれを切らしてまた「メーベルワーゲン」を買いました。今度は2cm Flakvierling38搭載の初期型です。