職場のイスが硬すぎて尻が痛い
…そんな経験はありませんか? 今の私がまさにそれです。
一日中座ってパソコンと睨み合いをする仕事をしているんですが、一日中座ってる「イス」がまた硬いので尻が痛いのです。
もちろん適度に休憩したり立ち上がったりしていますが、座面が硬いイスに長時間座っていたせいで、尻を浮かせた瞬間に「尻がいてェ…」ってなるほどです。
そのため、イスに敷くためのクッションを買ったのですが、そこらで売ってるクッションじゃ味気ない(?)ので、またBauhutteのゲーミング座布団を買ってみました。
Bauhutteの「ゲーミング座布団」シリーズについて
「ゲーミング座布団」はゲーミングチェア専用の座布団(クッション)で、ゲーミングチェアの上に乗せることでクッション性を高め、疲労や腰痛を低減させます。
ゲーミングチェア自体が既に柔らかい座面ですが、これを更にフカフカにした人や、長期使用でヘタってきた座面を復活させたい人にオススメのアイテム。
また、単純にクッション効果が高いだけでなく、ゲーミングチェアの形状に合った座布団なので、しっかりゲーミングチェアにフィットしてズレにくいのも特徴。
「ゲーミングチェア用のアイテム」ではあるものの、事務用のイスにも使える(少しハミ出るけど)ので、私は職場に持って行って硬いイスの上に置いてます。
そんなバウヒュッテのゲーミング座布団は素材などの違いによって5種類(2022年2月2日現在)ありますが、今回買ったものを含めると私は3種類のゲーミング座布団を持っています。
以下、ゲーミング座布団の簡単な紹介。
ゲーミング座布団G(BC-120MU)
まずこちらはゲーミング座布団G(BC-120MU)。
高反発モールドウレタンが使われていてゲーミング座布団シリーズの中ではこれが一番硬い。
だけど職場のイスと比べたら全然やわらかいし、適度な硬さが尻の「底づき」感をなくすし、なにより尾てい骨周辺の体圧を分散させる形状なので長時間座っていても尻が痛くならない。
Bauhutte曰く「痔持ち」の人に特にオススメらしいけど、職場とかの「だらしない姿勢」が許されない場所とかでちゃんと座る人にもオススメなんじゃないかと思った。
ゲーミング座布団(ゲーミング座布団)
こちらはゲーミング座布団(BC-100G)。
「ゲーミング座布団」の名前の後ろにアルファベットが入っていない一番最初のゲーミング座布団。
ゲルと2種類のウレタンを使った4層構造で独特の弾力と形状記憶に長けたゲーミング座布団で、シリーズの中で最も安いので、エントリーモデルとしてもオススメ。
安価にもかかわらずクッショ効果は絶大で、借りパクった母によると「これ使ってから尻と腰が痛くならなくなった。だからくれ」とのこと。
そういう事情もあって私はあまり使っておらず、50過ぎたババアの尻に敷かれている。
ゲーミング座布団J(GZ-200JP)のレビュー
そして今回買ったのはシリーズ最新作の「ゲーミング座布団 J(GZ-200JP)」。
ゲーミング座布団Jの”J”とはJapanのことであり、「日本仕立て」ということで、日本製の高品質ウレタンを素材としており、成型から加工まで全て国内のメーカーが実施。
特に製造は寝具の老舗メーカー「西川株式会社」が担当しており、寝具で培ったノウハウが詰まった高機能&高級なゲーミング座布団といえる。
座布団の裏面。
これまでのゲーミング座布団同様、小さなイボイボが無数についており、座面からズレにくくなっている。
ゲーミング座布団はクッション部分とカバーの2種類で構成されており、ファスナーを開ければ上図のようにカバーとクッションを分離させることが出来る。
なので座布団が汚れたらカバーを洗濯ネットに入れて単独洗いすればOK。
こちらはカバー洗濯表示。左から順番に、
- 液温は40℃を限度とし、洗濯機で弱い処理が出来る
- 塩素系および酸素系漂白剤の使用禁止
- タンブル乾燥禁止
- つり干しがよい
- アイロン仕上げ禁止
- ドライクリーニング禁止
となっている。
最高の座り心地を生む「パラレルキューブ構造」
ゲーミング座布団Jの最大の特徴ともいえるのが「パラレルキューブ構造」という特殊なカット加工。
上面から見ると単なる格子状にカットされているだけのようだが、その断面には”山型”の切れ込みが入っており、垂直スリットと違いキューブが倒れすぎない構造となっている。
そのため、体圧がかかる部分とそうでない部分とでキューブの倒れ方が異なり、その違いによって身体を包み込むようなクッションが実現する。
これだけでも十分凝った仕組みだが、28個あるキューブは尻側と太もも側とでピッチ(間隔)を変えており、太ももは小さいキューブ、体重がかかる尻側は大きいキューブといったように、フィット感を徹底的に追求している。
携帯用のバッグが付属
ゲーミング座布団Jの特徴…と言っていいのか微妙ですが、ゲーミング座布団Jにはシリーズ初となるBauhutteオリジナルの携帯用バッグが付属します。
これがまた痒いところに手が届くアイテムで、ゲーミング座布団を会社で使うために持ち運ぶ時に大いに役に立つ。
というのもゲーミング座布団はそこそこ大きく、収容できるバッグ類が家にないって場合が多い。服屋でもらう紙の手提げ袋ですら入らないことがある。
そのため、ゲーミング座布団が入る丁度いいサイズのバッグが付属するというのは、自宅だけでなく職場やeスポーツ施設などで使う人にとって実にありがたいものである。
もちろん表面にはBauhutteのロゴマークが入っており、「あ、こいつバウヒュッターだな!」ってのがひと目で分かる。
裏側。
ちょっとした紙を入れられるポケットがついている。打ち合わせの資料とかゲームのレギュレーション(ルール)が書かれた紙とか入れておこう。
使ってみた感想
ゲーミング座布団Jを同じBauhutteのゲーミングチェア「G-550」に乗せてみるとこんな感じ。
座布団と同じBauhutteなのでピッタリマッチしてくれる。
もともとゲーミングチェア自体がフカフカの座面で、そこにさらに柔らかい&体重を分散させるゲーミング座布団J乗っけたら鬼に金棒である。
座ってみた感想ですが、柔らかいのは従来のゲーミング座布団と同じでしたが、決定的な違いは尻の形にしっかりフィットして包み込むような感触があること。
この感触は今まで尻に敷いてきたゲーミング座布団シリーズには無い感覚で、今までは柔らかいんだけれど、どことなくズシッとした感じで圧迫感みたいなものを感じてました。
しかしゲーミング座布団Jはパラレルキューブ構造のおかげでしっかり尻を包み込むようにフィットし、同時に体圧を分散させてくれるので、柔らかいだけでなく尻周りの圧迫からも解放されました。
座った瞬間、今までの座布団とは違うと尻が叫んでた。
こちらは一番最初に買った2000円程度のイス。
Bauhutteのデスク秘密基地化計画なんて全然知らなかった頃に値段だけ見て買ったやつですが、背もたれは固定だし座面がとにかく硬く、こいつのせいで尾てい骨が痛くなったという呪いのイス。
今では台所の片隅に米袋を乗せるための台と化しているが、そんな呪いのイスですらゲーミング座布団Jを乗せることで急激に座り心地の良いイスに激変してくれる。
職場に持っていった結果
そんなわけで先週、ゲーミング座布団Jを職場に持っていき(もちろん携帯用バッグに入れて)、私の尻を苦しめる硬いイスの上に乗っけてやりました。
結論を言うと、尻の痛みが無くなりました。
以前は15分も座ってたら立ち上がる時に「あっ、尻いてェ…」ってなるくらいだったのに、ゲーミング座布団Jを敷いてやったら1時間以上座り続けても苦にならないし、その後立ち上がっても尻に痛みを感じることはなくなりました。
ちなみに、私の隣に座ってる先輩もクッションを敷いていますが、それでも尻だの腰だの痛いと言っていたので、試しにゲーミング座布団Jを貸したら「これくれ!」って即答するほど。もちろんやらんぞ?
ゲーミング座布団Jで尻が平和になった
職場で席替えがあってイスが変わって、座った初日に「うわっ!このイス硬すぎ…!!会社やめる!!」ってなったので即ポチしたバウヒュッテのゲーミング座布団Jでした。
先述の通り、15分も経たないうちに尻が痛くなり、立ち上がると「いってェ…」ってなる職場のイスでも、ゲーミング座布団J敷いてやると30分どころか1時間以上座っていても平気というくらい効果がありました。
…ただ、どれだけ柔らかくて高性能なクッションがあったとしても、長時間座りっぱなしは健康に悪いのでNG。30分に1度くらいは立ちましょう。