パンターD型 V2が完成したので作業をさらっとご紹介

パンター D型 V2 完成6パンターD型 V2

どうもこんにちは。ましゅーです。

ドラゴンのパンターD型 V2を完成させましたので、残りの作業をサラッと書き綴ります。

普段はやたら時間をかけてる塗装がすんなり終わったこともあって、それ以降の作業も実に極めてスムーズに進みました。毎回こうだといいんですけどね。

では、塗装が終わったところから完成まで一気に作業を進めていきます。

なお、今までのパンターD型V2の製作日記は以下にまとめました。

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排気管の塗装

本来なら塗装後には「細部の塗り分け」と題しまして、OVMや転輪などの塗り分けをします。

…んが、今回のパンターV2はそのOVMが一切なく、またペリスコープのレンズや転輪のゴムも先に塗ってしまったので、塗り分けるものといえば車体のケツにある「排気管」だけ。

パンターD型 V2 排気管の塗装

排気管はファレフォのチョコレートブラウンという色を使用しています。

こいつを特に何も考えずに全体に塗ることで排気管っぽい(少なくとも雨どいには見えない)色になります。

パンターD型 V2 排気管の塗装2

塗るとこんな感じです。

この上にエナメルの錆色(ガイアの黄サビ)をチョン付けするとそれっぽい感じになります。

ただしサビ色はやりすぎると真っ赤になるので様子をみながら少しずつ。

デカールの貼り付け

パンターD型 V2 デカール

お次はデカールです。

車体に貼り付ける国籍マークなどは従来どおりの方法で行いましたが、車体前方に記載された車両ナンバーのデカールだけは少しこだわってみました。

国籍マークなどは普通に貼り付けた

パンターD型 V2 デカール2

まずこちらは国籍マーク。

説明書に従って車体側面前方に貼り付けます。しっかり定着させるためにマークセッターも忘れずに。

パンターの国籍マークは上の写真の位置に記載されますが、ここにはOVMやOVMのラックなどが取り付けられるので、非常に貼り付けにくい位置です。

しかし今回のV2はOVMが無いので平らです。苦労すること無く貼り付けられました。

パンターD型 V2 デカール3

続いてこちらは「試作2号車」をあらわす「2」のデカールを車体前面に貼り付けます。

こちらも障害物が無く楽に貼り付けられますが、その分位置決めは慎重に行いました。

車輌ナンバーは看板を作って貼り付けた

続いて、車輌ナンバーと思わしきデカールを貼り付けます。

説明書によると、車体正面の下部に白帯のデカールを貼り付け、その上に番号のデカールを貼り付けろと指示があります。

パンターD型 V2 正面

パンターD型 V2 正面 via : super-hobby.com

しかし、実物のパンターD型 V2の写真を見ると、車輌ナンバーは車体に直貼りではなく、細長いプレートをワイヤーで吊るしているようです。

なので、これを再現しましょう。

パンターD型 V2 看板の作成

まず「プレート」を作ります。

細長い余剰パーツを利用したいところですが、適したパーツが見つからなかったので、ランナーのラベル(アルファベットが記載されてるやつ)を使い、白帯のデカールから採寸したサイズにカットしました。

パンターD型 V2 看板の作成2

そのままの状態だとアルファベットや製品名の打刻でデコボコなので、ヤスリやナイフをつかって表面を真っ平らにしてやります。

パンターD型 V2 看板の作成3

こやつに0.5mmのピンバイスで両端に穴を開け、そこに0.5mmの銅線を通します。

パンターD型 V2 看板の作成4

そして車体側のアイプレートの穴に通すと実物写真のような看板の出来上がり。

パンターD型 V2 看板の作成5

看板には白帯のデカールは使わず、フラットホワイトを塗って下地をつくり、その上にナンバーのデカールを貼り付けました。

なお、銅線でつくったワイヤー部分はクレオスのダークアイアンで塗りましたが、下地処理ナシだったので塗装が落ちる落ちる…。

あとでプライマー塗って再チャレンジします。

ウェザリング

さてさて、それではウェザリングです。いつものように

  1. ウォッシング
  2. スミ入れ
  3. ドライブラシ
  4. 履帯の汚し

といった順番でやっていきます。

ウォッシング

パンターD型 V2 ウォッシング

まずはウォッシングで全体の彩度を落として風化した感じを再現します。使用するのはMr.ウェザリングカラーのグランドブラウン。

こやつを専用の薄め液で希釈したものを全体に塗りたくります。

それまで使ってたエナメル塗料+溶剤と違って、パーツを侵さないので気兼ねなくビチャビチャに汚せるのが嬉しい。

…が、調子に乗ってやりすぎると机をウェザリングすることになるので、新聞紙は厚めに敷いて、やりすぎに注意しましょう。

パンターD型 V2 ウォッシング2

ウォッシングした車体と何もしてない砲塔とでは色がこんなにも違ってきます。

パンターD型 V2 ウォッシング3

砲塔も「ウォッシング」の名に恥じぬほどビッチャビチャにしてくれてやりました。

なんかもう汚い。素手で触るのをためらうほど汚い。パンターが汚パンターになっちまった。

パンターD型 V2 ウォッシング4

この汚パンターを「うすめ液」を含ませた筆やティッシュで拭いてやると上の写真のように、新品じゃないけど汚れ過ぎでもない”丁度いい感じ”の彩度になりました。

特に今回のパンターV2は迷彩塗装が無いので、より一層色の変化を実感することが出来ます。こういう単色戦車もたまには良いですね。迷彩車輌にはない趣があります。

スミ入れ

パンターD型 V2 スミ入れ

お次は溝とか突起の根本に暗い塗料を流す「スミ入れ」をします。

塗料はウォッシングの時につかったウェザリングカラー(グランドブラウン)を原液のまま、パネルラインや装甲板の継ぎ目の溝などに流し込んでいきます。

パンターD型 V2 スミ入れ2

そしてこちらもハミ出てしまった部分や濃くなりすぎた部分は、薄め液を含ませた綿棒で拭き取ってやります。

ついでにボサボサの筆の先端に軽く薄めたウェザリングカラーを含ませ、毛の先端だけをつかって「雨だれ」も再現してみました。

このウェザリングカラーはウォッシング、スミ入れ、雨だれなど幅広く使えるので持っていて損は無いアイテムの一つです。薄め液とセットで揃えておきましょう。

ドライブラシ

スミ入れとセットで行うことでモールドの明暗差をクッキリさせて立体感を強調するのがドライブラシです。

…が、また画像を撮影し忘れたので、文章で説明すると

  1. 使う塗料はタミヤエナメルのダークイエローとデザートイエロー
  2. 瓶から直接塗料を筆にとり、ティッシュで筆の塗料を拭う
  3. 筆にわずかに残った塗料をエッジや突起などにこすりつけて色を乗せる
  4. 3~4回こすりつけてうっすら色が変わる程度がベスト
  5. エッジだけでなくウォッシングでやり過ぎて暗くなったところにも色を乗せる

といった感じでやっております。このドライブラシだけは初めて戦車プラモ作ったときから一貫して同じ内容です。

履帯の汚し

そして最後は履帯を汚します。

こちらもクレオスの「Mr.ウェザリングペースト」のマッドブラウンとマッドホワイトを薄め液で適度に希釈したものを履帯や転輪、車体下部、フェンダーに付着させます。

そして半乾きくらいになったら、綿棒で履帯の接地面に付着したペーストを拭き取ります。土や泥はくぼみに溜まるので接地面にはつかないのです。

パンターD型 V2 履帯の汚し

これをすることで上の写真のように、汚れてるけど汚れすぎない履帯が出来ます。

東部戦線の泥沼とかならド派手に汚れるでしょうけど、パンターV2は試作ですから演習場を回る程度だと思われます。なので派手に汚すと視察に来た陸軍の偉い人たちが「?」ってなります。

なお、履帯の汚しでよく使われるアイテムに「Mig ピグメント」がありますが、輸入品なのでなかなか入手できない(あったとしてもべらぼうに高い)ので、当面はペーストを使っていこうと思います。

…というわけで、最後の履帯の汚しを終えてパンターD型 V2の完成です!

パンター D型 V2完成!!!

パンター D型 V2 完成

なんかムッチャ早く終わったわ

というのが率直な感想ですが、組み立ては一部のパーツの加工を除き、非常にスムーズに進んだし、無駄に時間がかかる塗装も下地処理を缶スプレー使って平日にやったことですぐに終わりました。

一番最初のキット紹介の記事を投稿したのが2019年2月16日で、この記事が2019年8月25日なので、期間としては半年ちょいです。

…が、間にキングタイガーの製作日記を挟んでたので、それを除くと期間は3~4ヶ月ほどでしょうか。それでもまだ長い方ですが、私にとっちゃ大分短いのです。

ギャラリー

パンター D型 V2 完成2

後ろから撮影。

パンターV2の特徴として、砲塔側面にキューポラの張り出しがボコッとなっている部分があります。これは後の量産型では装甲板の曲げる位置を改善して無くなります。

パンター D型 V2 完成3

車体後部。

リアパネルと車体底面との間に角度のついた装甲板が挟んでいます。斜面をのぼる際に地面と接触しないようにするための対策ですが、こちらも後の量産型ではなくなります。

今回のパンターD型V2ではこの角度のついた装甲板を取り付けるためにパーツの加工をするところが一番の難所だったと思います。

また、リアパネルもエンジン冷却水の給油口カバーや履帯調整用も切除加工する必要があったので、V2組み立ての山場はケツにありますね。

パンター D型 V2 完成4

パンターの側面には他のドイツ戦車と同様にOVMが取り付けられますが、試作車のV2はOVMもサイドスカートもなく、のっぺりとした車体側面でした。

そのおかげで組み立ての工程も少ないし、塗り分けもないし、国籍マークのデカールも問題なく貼ることができ、製作全般を通して楽することが出来ました。

パンター D型 V2 完成5

バックショット。

各種グリルもメッシュパーツなどはなく、極めて簡素なつくりになっています。

…というか取り付けたパーツ、ラジエーター吸気ファン2つとエンジン点検用ハッチのハンドルの3点しかなかった。これだけでかいエンジンデッキなのに。

パンター D型 V2 完成6

真正面から撮影。

正面装甲の試作2号車を意味する「2」の数字と、ワイヤーとパーツランナーのラベルを加工して作った看板がいい味を出しています。

今まで作った戦車と集合写真

パンターD型 V2とドイツ主力戦車

シリーズ恒例の過去作と集合写真。

左から

という具合に、4・5・6と来ています。こうやって見るとパンターとキングタイガーがいかに大きいかというのがよくわかりますね。

パンターD型 V2とパンター対空戦車"ケーリアン"

こちらは同じパンター系の5号対空戦車 ケーリアンと一緒に撮影。

パンターD型 V2が極初期のパンター(の試作型)なのに対し、ケーリアンは末期に計画された試作対空戦車です。同じパンターの試作車でもパンター歴の始まりと終わりを飾る2輌ですね。

戦車型のパンターといえば「F型」が該当しますが、Fはまだ作ってないのヨ…。

まとめ

何度ボヤいたか分かりませんが、前作のキングタイガーであまりにも時間食いすぎた反省から今回のパンターV2は時短につとめました。

そのおかげでか、当ブログの模型製作日記において、極めて短期間で完成まで持っていくことが出来ました。

…といっても週末やってた塗装作業(これが最大の遅延原因)の一部を平日にやったぐらいで、あとはキットそのものの工程数の少なさによるものです。

兎にも角にも製作開始から完成までの期間が長すぎるので、今後もパンターでの経験をもとに少しでも製作期間を縮められたらと思います。

次回予告

最初は「対空戦車」をつくり、そのあとは通常の「戦車」を作ってきましたので、今度はもう少し風変わりなものを作ってみたいなと思い、選んでみたのが…

トランペッター グリレ17

Geschutzwagen Tiger fur 17cm Kanone

いわゆる「グリレ17」です。

次回からこやつの製作に入ります。なんかめっちゃデカいし作り細かいけど作れるかな…。

パンターD型 V2
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