SR-15に合いそうなマガジンを色々買ってみた

M16・M4系マガジン KAC SR-15

スタンダード電動ガンを外装カスタムして「SR-15」を作っています。

本体はほぼ完成したので、あとはアクセサリー類を充実させてよりカッコ良くしていこうという段階まで来ています。

今回はタイトルにもあるように、「マガジン」に着目して、制作しているSR-15に似合いそうなマガジンをいくつか買ってみたのでご紹介。

もちろん私が作っているSR-15に限らず、民間仕様のM16・M4(=AR-15)にもマッチするので、是非参考にして頂きたい。

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D-DAY(DMAG) PMAG Gen3ショートタイプ 多弾180連マガジン

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン パッケージ

まず1つ目はD-DAYというメーカーのDMAG。

MAGPULのPMAG 20 AR/M4 GEN M3を模した樹脂製マガジンで、ゼンマイ式の180連。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン 左側面

本体左側面。

エアガン用なので実物とは全長が異なるが、リブや滑り止めのモールドなどは「PMAG 20 GEN M3」を忠実に再現している。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン 右側面

本体右側面。

マガジンの下の方には小さい四角形のモールドが入っているが、これは滑り止めではなく、「マーキング・グリッド」と呼ばれるもの。

このグリッド部分は凹んでいるので、ペンなどスミ入れして数字を描くと摩擦などで消えにくい仕組みになっている。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン マガジン右側面上部の刻印

マガジン上部の刻印部分を拡大してみるとこんな感じ。

刻印の表記は実物PMAG 20 Gen M3とほぼほぼ同じ。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン マガジン上部

マガジン上部の給弾口。

フタは横にスライドさせるタイプで給弾後はカチッと閉じることが出来る。しっかりロックされるので振動で給弾口が開いてしまう心配はない。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン マガジン底部のゼンマイ

マガジン底部。

従来の多弾マガジンと同様に底部のゼンマイを回して給弾する。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン マガジンの重量測定

重量を測ってみたら118gだった。

参考までに、東京マルイ純正マガジン(300連)が200g、同じくマルイのショートマガジン(190連)が146g。

樹脂製マガジンなのでかなり軽い一方、握って軋まない頑丈なつくりになっている。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン 20連ショートマガジンと比較

東京マルイ190連ショートマガジンと並べてみるとこんな感じ。

ショートマガジンとしては2.5cmほどDMAGの方が長い。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジン P-MAGと比較

次はBeta Project製 P-MAGと並べてみる。

30連タイプのP-MAGと20連タイプのD-MAGなので当然DMAGの方が短い。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジンをSR-15へ装着した例

DMAGをSR15に装着するとこんな感じ。

ショートマガジンなので、SPR Mk12 mod0/1やSDM-Rとかのフルサイズのマークスマンライフルや、逆に全長を抑えたベリーショートタイプのM4にマッチしそう。

ただ、DMAGは通常のマガジンよりタイトな作りのようで、HurricanEのフレームを使っているSR-15で使用する時は力を入れて抜き差しする必要があった。

D-DAY PMAG Gen3ショートタイプマガジンをM4A1へ装着した例

M4A1製作日記」で作ったM4A1にも装着してみる。

全長が短めのM4A1がショートマガジンによって更に小さく見える。ショートタイプのAR-15に取り付けるとより小さくコンパクトな感じを強調出来る。

しかし、HurricanEフレームほどではないにせよ、G&Pフレームを使っているM4A1でも抜き差しが固く、マガジンリリースボタンを押してもマガジンが落下しない。

個体差かもしれないが、マガジンの抜き差しにおいて難があるため、サバゲーで使う場合は頻繁にマグチェンジをするような運用方法には不向きと思われる。セミオートメインで使う銃向け。

PTS Enhanced Polymer Magazine(EPM) 150連マガジン

PTS EPM パッケージ

お次は品質に定評のあるPTSのEnhanced Polymer Magazine(EPM)。スプリング式のマガジンで150発入る。

EPMは強度・耐久性に優れたデュポン社の強化ポリマーが使用されており、軽量ながら頑丈。握っても軋みなどは一切ない。その頑丈さは持って握れば一目瞭然。

PTS EPM 150連マガジン

EPM全体図。

残弾数がわかるダミーの窓やマガジン底部のプレートなど、どことなくMAGPULのP-MAGシリーズの面影を残しつつ、従来のP-MAGのようなモールドはなく、ツルッとした外観となっている。

PTS EPM 150連マガジン 滑り止め加工

EPMの前後には滑り止め防止の梨地加工がされている。

PTS EPM 150連マガジン 右側面上部の刻印

マガジン右側面の上部にはPTSの刻印が入っている。毎度おなじみの「FOR TRAINING AND SIMULATION USE ONLY」

PTS EPM 150連マガジン ダミーカートリッジ

おおよその残弾が確認できるインジケータ(小窓)。もちろんダミーではあるがリアルである。

PTS EPM 150連マガジン エンドプレート

マガジン底部のラバー製エンドプレート。

靴底のようにクッション性&滑り止め効果があり、ポーチ等から引っこ抜く時も確実にマガジンを掴むことが出来る。

PTS EPM 150連マガジン エンドプレート 使用方法

また、写真のようにマガジンを支点とした簡易モノポッドのように使うことも出来る。

実際に伏せて構えてみると、ちょうど良い高さで銃を保持することができた。窓枠のような遮蔽物越しに構える時も安定して銃を保持できる。

ただし、チャンバーに負荷がかかるのでマガジンを支点にするのはあまりおすすめできないかも。

PTS EPM 150連マガジン エンドプレート 取り外し

ちなみにエンドプレートは中央の丸い部分を押しながらスライドさせることで取り外しができる。

PTS EPM 150連マガジン エンドプレート 別のP-MAGのエンドプレートを装着

以前買ったBeta ProjectのP-MAGのエンドプレートが取り付けられるか試してみたところ、一応取り付けることが出来た(ただしエンドプレート側にロック機構が無いのでスライドさせるとすっぽ抜ける)。

ちなみに、良品武品からこのEPMに対応したレンジャープレートが出ているので、マガジンポーチから素早くマガジンを取り出したい人は交換してみるといいかもしれない。

PTS EPM 150連マガジン 給弾口

マガジン上部。

BB弾を押し上げる「フォロアー」がオレンジ色になっているため、残弾が0になったら一目でわかるようになっている。

SR-15とPTS製EPS

SR-15にEPMを装着してみた。

MAGPULのP-MAG同様に先進的なデザインなのでモダンなデザインのAR-15に良く似合う。

着脱も非常にスムーズで、軽い力で差し込めばカチッ!と刺さってくれるし、リリースボタンを押せばストン!と落下してくれる。とても快適である。

PTS Enhanced Polymer Magazine(EPS) / EPM1-S 170連ショートマガジン

PTS Enhanced Polymer Magazine(EPS) EPM1-S 170連ショートマガジン

こちらはPTS Enhanced Polymer Magazine(EPS) / EPM1-S 170連ショートマガジン。

またまたPTSのマガジン。マガジンの強度やエアガン本体への抜き差しの快適さなどを鑑みると、どうしてもPTS製マガジンを選んでしまう。

PTSのマガジンは多少割高かもしれないが、給弾性・耐久性・抜き差しのスムーズさデザイン、どれをとっても満足のいくクオリティなので、鑑賞・ゲーム用問わずイチオシのメーカーの一つ。

PTS EPM1-S 左側面

こちらもスプリング式マガジンだが、170連なので先ほどのEPMよりも20発多く入る。ショートマガジンでスプリング式なのに170連というのはかなり大容量。

見た目はEPMをショートサイズにしたような感じだが、「EPM1-S」とあるように、実際は同PTSのEPM1 250連マガジンのショートバージョンとなる。

とはいえ、EPMと今回のEPM1-S(および30連タイプのEPM1)とで共通している仕様もいくつかあり、個人的にEPM1はEPMのマイナーアップデート版という印象である。

PTS EPM1-S 左側面

マガジン左側面。

ツルッとした表面はEPMと同じだが、EPM1-S(EPM1)の側面には「EPドットパターンテクスチャ」というドット状の滑り止めが入って、強力な滑り止め効果を発揮する。

マガジン上部にはEPMとほぼ同じ内容の刻印が入っている。強いて違うところをあげると「EPM1-S」となっている点。

PTS EPM1-S 残弾数が確認できるインジケータ

EPMとEPM1-S(およびEPM1)の一番の違いである側面の残弾確認インジケーター。

EPMではダミー弾頭が見えるだけだったが、EPM1-SのインジケーターBB弾のおおよその残数が確認できるようになっており、よりサバゲー向きの仕様となっている。

上の写真では残弾数0の状態で、150発くらいから上昇するとのこと。

PTS EPM1-S マガジンフォロワー

マガジンフォロワー部分はEPMと同じオレンジ色なので残数が0の時、ひと目でわかるようになっている。

更にEPM-1はフォロワー部分が窪んだ形状となっており、確実にBB弾を保持すると同時に、マガジン内で横方向にかかるスプリングの圧力をBB弾に集中させ、摩擦を低減する効果もある。

PTS EPM1-S エンドプレート

こちらはマガジン底部のエンドプレート。

EPMと似た形状をしており、こちらも簡易モノポットとして使えるが、エンドプレートの材質が異なり、ラバー製だったEPMと違い、EPM1-Sでは本体と同じデュポン社製高耐久強化ポリマーになっている。

PTS EPM1-S エンドプレート取り外し

そしてエンドプレートも取り外しはできる。

ただし、EPMと形状が異なるため、EPM対応のレンジャープレートは取り付けられなさそう。

Beta ProjectのP-MAGのエンドプレートが装着できるか試したが、形状が違うため装着できなかった。

SR-15にPTSのEPM1-Sを装着

マガジンを装着するとこんな感じに。インジケーターもしっかり確認できる。

ショートタイプのマガジンなので、SPRとかSAM-Rのようなスナイパー仕様にもマッチするし、スプリング式でありながら170連と大容量なので、サバゲーにおいても安心して使える。

まとめ

M16・M4系マガジン
左からマルイ製20連ショート、D-MAG、PTS製EPM1-S、マルイ製30連、PTS製EPM

ということで、今回はマガジンに着目してみました。

…が、紹介したマガジン3つのうち2つがPTS製となってしまいました(残る1つもP-MAG風という)。

PTSのマガジンはマガジンそのものがモダンなデザインで、今作っているSR-15のような民間用のAR-15の外観にマッチするのはもちろん、マガジンの素材にデュポン社製強化ポリマーを使用することで軽量化と高強度を実現し、握っても軋みが無い。

その上、マガジンの抜き差しも非常にスムーズで、差し込んだ時のカチッ!という手応えが快感。

…といったメリットから、サバゲーでの使用はもちろん・私のように部屋でカチャカチャ触って遊ぶ人にもうってつけなマガジンである。

マガジンの次は「フラッシュライト」を追加してSR-15に装備します。

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