Bauhutte(バウヒュッテ)の「デスク秘密基地化計画」に魅了されてバウヒュッテ家具を買いまくった男の末路です。
デスクだけでなく雑貨を収納するラックとかも買っていましたが、ここにきて「衣類」を収納するものが無かったため、バウヒュッテの「ハンガーラックテーブル(BHT-830)」を購入しました。
というわけで、以下、バウヒュッテのハンガーラックテーブルについてレビューします。
バウヒュッテ ハンガーラックテーブルのレビュー
ハンガーラックテーブルはこんな家具
こちらがバウヒュッテのハンガーラックテーブル(BHT-830)
ハンガーにかけたジャケットやスーツなどの衣装を引っ掛けられる「ラック」と、普段着や下着などを収納できる「収納ボックス」が一体となっており、「衣類の収納」に特化した家具です。
また「テーブル」とあるように、天板は従来のバウヒュッテのデスクと同じ素材で出来ています。
そのため、衣装の収納だけでなく、背の高いテーブルとしても使えるので、上に物を載せたり、無段階なスタンディングデスクとしても使えるという、バウヒュッテらしい実にユニークなアイテムです。
ちなみに上の写真では左にラック、右に引き出しというレイアウトですが、天板の向きや引き出しのストッパーの位置を変えることで、反対にすることも可能です。
デスクやラック類をバウヒュッテで統一している人にオススメなのはもちろん、そうでない人でもハンガーラックテーブルは非常に収納力が高く、またデザインもオシャレなのでオススメ。
思ってた以上に収納力が高かった
とりあえず、このハンガーラックテーブルに家にある衣装をブチ込んでみたの図。
左側のハンガーラックには、春用のジャケットやカッターシャツ、スラックス、(模様替えをサボった結果いまだ現存する)冬用のスーツなどが引っかかっています。
バウヒュッテの製品ページで見たスリムな印象とは裏腹に、想像以上にたくさんハンガーを引っ掛けられます。上の写真ではハンガー12本分引っかかってますが、横に詰めれば更に引っ掛けられそうです。
付属の収納箱ひとつに普段着が全部収まった
また、右側には収納箱とカゴが付いています。3つある収納箱は寸法が42 x 38 x 24cmとかなり大きく、普段着ているシャツやジーンズをクルクルと丸めて収納したら箱1つで全部収まりました。
しかもまだ上に重ねられるし、収納箱も2つ残っています。
(コスプレとかで衣装を大量に持ってる人を除いて)普段着に関しては置き場所に困ることは無いと思います。
天板はバウヒュッテのデスクと同じ素材
先述の通り、ハンガーラックテーブルの天板はバウヒュッテのデスク天板と同じ素材(=合成樹脂化粧繊維板)で出来ています。
バウヒュッテユーザーなら「そんなの当たり前だろ」って話ではありますが、上にも物が置けるは勿論、ノートPCとか置いて「スタンディングデスク」としても使えます。在宅勤務にいかがです?
しかし私の場合、とりあえず床に置いてたものを無造作に置いてます。私がハンガーラックテーブルの立場だったらブチ切れて爆発するレベル。…ちゃんと片付けよ。
ちなみに脚部はキャスターになっていて動かしたいときに動かせるので、掃除する時助かります。
天板にノートパソコンを置いてみるとこんな感じ。
ちなみに天板の面積が830 x 450mmとなっており、これはバウヒュッテのスタンディングデスク「BHD-700」の700 x 450mmより幅が広い。
また、ハンガーラックテーブルの高さは1050mm。バウヒュッテの「スタンディングデスク」シリーズの高さが755~1,175mmの範囲で調整できることを鑑みると、衣装収納&スタンディングデスクとしても悪くない。
身長約170cmの男が使うとこんな感じ。
ちなみに肘が直角になる位置が丁度いいデスクの高さなので、上の写真だとちょっと低いようにも見えますが、もう少しテーブルに密接すると肘が直角になりました。
ちなみにこの写真を撮影した翌日がちょうど在宅勤務だったので、実際にスタンディングデスクとして使ってみたところ、スタンディングデスクとしては問題ないですが、足の裏が痛くなるのでマットがほしい。
ハンガーラックテーブルを部屋に置くとこんな感じ
そんなハンガーラックテーブルを部屋に置くとどうなるか…というか私の部屋に置くとどうなるかって思ったので設置した時の写真も撮っておきました。
まずはバウヒュッテの「ゲーミングデスクHD」と平行になるように設置した状態。
こっちはデスクに対し直角になるように設置。
その奥には「デバイスウォール」がありますが、こちらは横幅700mmなので、ハンガーラックテーブルが若干はみ出ます。
横から見るとこんな感じ。
あえて手前に移動させることで左側に引き出し付きの囲いが出来ます。
ハンガーラックテーブルは衣類の収納を目的とした家具ですが、収納箱は衣類だけでなく本やよく使うものを入れておくと便利かもしれません。
ハンガーラックテーブルを組み立てよう
なお、当然のことながらハンガーラックテーブルはバラバラの状態で届くので組み立てる必要があります。いつものことです。
上のような縦長の箱にパーツと緩衝材がギッシリ詰まった状態で届きます。この瞬間がワクワクです。
中身を取り出して並べてみるとこんな感じ。
フレームやフレームを補強するパイプ、カゴやパンチングボード、そして収納箱などが入っています。バウヒュッテ製品の中でもパーツ点数は多い部類なんじゃないかな。
…で、まぁ、パーツが多いと緩衝材やビニル袋も多くなるので、パーツを取り出したら箱の中にしまっておきます。
なお緩衝材やビニル袋は床を傷つけないよう作業時に敷くことをオススメします。
まずはフレームの脚部にキャスターを取り付けます。
キャスターは4つありますが、このうち2つがストッパー付きなので、テーブルの手前側にストッパー付きのキャスターをつけました。
固定は六角ネジで行いますが工具は付属するのでご安心ください。
こちらは「ハンガー」を引っ掛けるポール部分。ポール両端に薄い金属板を六角ネジで固定しますが、
両端に取り付けた金属板の穴が一直線になるように取り付ける必要があります。
なのでこの段階ではネジはガン締めせず、軽く動かせるようにしておき、フレーム取り付け時にまっすぐにしてから本締めします。
で、このパイプをフレームに固定します。
フレームは両サイドと中央の3ピース構成となっており、左右フレームの組み間違いを防止するために、この段階でパイプを装着するというわけです(説明書にもその旨の記載があります)。
今度はハンガーラックテーブルの底部の組み立て。
2本の細長いパイプで中央とハンガーラック側のフレームを結合します。
このパイプ(のネジ穴)は左右非対称なので、しっかり位置を確認してからネジを締めます。
そして引き出し側のフレーム(写真で言う右側のフレーム)を固定する。だんだん形が出来上がってきた。
そしたら今度は天板をひっくり返し、その上にフレームを乗せて6箇所をネジで固定します。
この天板にはおなじみ「バウヒュッテ」のロゴプレートがついているので、手前側にロゴが来るようにします。
なお先述の通り、引き出しとラックの向きを変えたい場合は、天板の向きを変えればOK。もっというとロゴなんて気にしなければ天板の向きを変えなくても(完成後に)グルッと回転させりゃ良いのです。
これでメインとなるフレームが完成しました。
最後は付属の収納箱の組み立てとカゴの取り付けです。
収納箱はバスケットと底板の2パーツで構成されており、バスケットを広げたら中に底板を敷くだけで完成。これを3つ作ります。
カゴはフレームの溝に通したあと脱落防止のピン2本を通すだけ。ピンの固定位置は片側4箇所あるので、引き出す向きや長さに応じて通す位置を決めます。
あとはカゴや収納箱をハンガーラックテーブルに設置すれば完成!
後ろに映ってる無造作に置かれた衣類をしまって部屋をスッキリさせられる。
まとめ これで「服」が片付いた
小物や趣味とかで使うもの、本はデスクの両サイドにあるラックに収納していましたが、「衣類の収納」が疎かになっていました。
私服なら適当な衣装棚に押し込めるし、最悪そこらへんに脱ぎ散らせますが、問題は仕事で着るスーツです。こいつはシワや変なクセが付くと困るので吊るしておく必要があります。
なので、ハンガーラックテーブル以前はアイリスプラザの安いハンガーラックを使ってました。
高さが調整できる2段のハンガーラックで、仕事で着るスーツはもちろん、プライベートで着るジャケットなども引っ掛けられます。安いクセに収納力が高いので単純に服が多い人にオススメ。
しかし収納力が高いぶん存在感も大きく、部屋の一角がクリーニング店みたいになって何か外観的によろしくない。何より場所を取るので邪魔。
一方でバウヒュッテのハンガーラックテーブルは背が低いので圧迫感がなく、またスーツやジャケット以外のシャツや靴下などを収納できる収納箱もあるので、文字通りあらゆる「衣類」を収納できるのが魅力。
「ハンガーラック」だとシャツや靴下はカバーできないもんね。いちいちシャツにハンガーかけるのも面倒だし。
部屋にはクローゼットがあるので、滅多に着ないものやシーズンオフのジャケット類はそっちに収納し、ハンガーラックテーブルにはスーツや普段着だけを吊るしています。
「デスク秘密基地化計画」というカテゴリまで作って自室をスタイリッシュ引きこもり部屋にしているので、衣装の収納もスタイリッシュにしたくて買ってみたけど正解でした。