どうもこんにちは。
現在制作中のドラゴンの戦車模型「超重戦車マウス」の組み立てがほぼ完了しましたが、一部仮組み状態のパーツがあったり、まだまだ気になる部分に手を付けていない状態です。
なので今回は組み立てのプラスアルファとして、説明書には載ってない戦車プラモをよりリアルにする「ディテールアップ」を施していきます。
もちろん今回のディテールアップは、超重戦車 マウス以外の戦車模型でも応用できるものばかりです。「お、これ使えそうだな」というものがあったら、ぜひ実践してみてください。
なお、現在制作中のマウスの過去記事は↑のリンクから読むことができます。
戦車プラモの「ディテールアップ」とは
ディテールアップとは読んで字のごとく、ディテール(詳細)をアップさせることです。
プラモデルは組み立てやすさとか耐久性などの理由でパーツの細かい部分がデフォルメされている場合があり、そのデフォルメされている部分に一手間かけ、より実物に近づけることがディテールアップの目的です。
このディテールアップは組み立て説明書には載っておらず、またディテールの種類・やり方も人それぞれなので、模型の本や動画などを参考に行います。
たとえば、以下はディテールアップのほんの一例ですが
- 溶接跡の再現
- 装甲板の荒れた質感の再現
- 工具類を固定する金具に蝶ネジを追加
- バトルダメージの追加
- ライトや無線機のコードの追加
- フェンダーを薄く削る
- エッチングパーツを使う
- 金属砲身を使う
などなど、追加加工からオプションパーツを買って取り付けるといったものまで多種多様。要するに模型のパーツには再現されていないものをあえて自分で追加するというものです。
先述の通り、ディテールアップの目的は模型をより実物に近づけることなので、ディテールアップを再現するための加工の技術や知識だけでなく、実物車輌の知識なども必要となります。
このように書くと難しそうにですが、インターネットが普及した現在ではそういった知識はググれば手に入るので、アイテムと勇気と好奇心があれば出来るレベル。
とはいえ、説明書にない加工を行うわけですから中・上級者向けの内容となり、プラモを始めたばかりの方は純粋に組み立てや塗装といったプラモ作りを楽しむことを第一に。
ある程度プラモ作りに慣れてから挑戦してみると良いでしょう。
超重戦車 マウスをディテールアップ
前置きが長くなりましたが、今回のマウスのディテールアップは以下の5つを行ってみました。
- 砲身の整形
- 車体に出来た隙間を埋める
- ライトの配線の追加
- 圧延装甲板の荒れの再現
- 溶接跡の追加
「それディテールアップじゃないだろ」と突っ込まれそうなモノもありますが、そこは組み立てと同時並行で行っているものなので大目に見てやってくださいまし。
砲身の整形
まず最初は戦車の主役でもある砲身を整形します。
最初から円形状になっているタイプの砲身なら整形は不要ですが、左右に分かれた2つのパーツを貼り合わせて作る場合は、貼り合わせた部分に「合わせ目」というスジができます。
なのでまずはこの合わせ目を消す作業をやっていきます。
「ディテールアップ」として紹介していますが、戦車プラモにおける砲身の合わせ目消しは必須レベルです。これやらないと大幅にクオリティ下がるので、「絶対やってね」と鼻息荒げるレベル。
まずこちらが今作っている超重戦車マウスの主砲の砲身。
よく見ると、中央に「線」が入っています。これが実物戦車には無くてプラモにはある「合わせ目」です。これが残ってると戦車がプラスチックのオモチャになります。
で、砲身の整形ですが、砲身は組み立て時にパーツ同士を貼り合わせるときに、接着面に接着剤を多めに塗り、グッと押さえて接着剤が外にはみ出るようにします。
そうすることで、はみ出た接着剤がヘコみを埋めるパテのような役割を果たすので、あとは紙ヤスリでその部分を削れば合わせ目が消えます。
で、その紙ヤスリを使って削る際は、紙やすりで砲身を包み込んでクルクル回しながら合わせ目を削っていきます。紙ヤスリは400番、1000番を使用。
マウスの主砲には「マズルブレーキ」が無いので、細かいモールドが埋まる心配がありませんが、マズルブレーキがある場合はカッターナイフなどでモールド(溝)を復活させるのも忘れずに。
砲身表面に意識が行きがちですが、砲身の先端や内側にも合わせ目はあるので忘れずに処理します。
上の写真は1000番の紙やすりを丸めて砲身に突っ込んでクルクルと回して整形している様子。やりすぎると砲身の円形が歪になるので、確認しながら少しずつ削ります。
一通り削ってみました。指先で触っても引っかかるところはありません。
…んが、よーく見てみるとまだ合わせ目が見えるので、ちょっと心配。
なので「サーフェイサー」を吹き付けて、合わせ目がしっかり消えているかチェック。この段階で合わせ目が消えているなら砲身の整形は終了です。
使用したサーフェイサーはGSIクレオスのMr.サーフェイサー1000。塗装前に下地処理として使うやつと同じ。
砲身の整形はサーフェイサーやラッカーパテを使うので、整形はもちろん乾燥にも時間を取ります。なるべく早めに取りかかることをオススメします。
出来ればこの段階で終わらせてたですが、残念ながら今回はそうもいかず。突起ではなく凹んだラインが残っていました。組み立ての時の接着剤のハミ出しが足らなかったようです。
なので今度はその凹みを埋めるために「ラッカーパテ」を使用します。使用するのはタミヤパテ(ベーシックタイプ)。
パテはそのまま使用しても良いですが、粘度があるのでパーツに盛り付けにくい。なのでラッカー溶剤を1~2滴ほど垂らして流動性を与えた「溶きパテ」にします。
そして砲身の合わせ目部分にパテを盛っていきます。上の写真では全体に盛っちゃってますが、ラインが消えてる部分はスルーしてOK。
ラッカーパテは溶剤が揮発するとヒケ(収縮)が起きます。そのためパテを盛った時は大丈夫でも乾燥後に「あれ、少なくね!?」ってなることも。
なので気持ち多めに盛っておくといいかもしれません。
同じように副砲の合わせ目にもパテをモリモリ。主砲と比べると小さいのでやりづらい…。
あとは最初と同じように紙ヤスリを巻いてクルクル回して整形します。最初は400番の紙ヤスリで始め、仕上げは1000番を使いました。
こんな感じに、削る→サーフェイサーで確認を納得いくまで行います。砲身は思った以上に目立つ部分なので、特に念入りに整形をしておきましょう。
ということで砲身の整形が終わりました。写真ではちょっとわかりづらいですが、あの憎らしい合わせ目のスジは見事に消えて1本モノの砲身のようになりました。
ズームするとこんな感じ。…ちゃんと合わせ目があった場所を写していますよ?(笑)
先述の通り、砲身の合わせ目を消しはサーフェイサーやラッカーパテを使うので、わりかし手間がかかる作業となります。なるべく早めに手を付けておいた方が効率的です。
車体に出来た隙間を埋める
プラモデルの組み立ては”パーツの接着”を繰り返して行われます。
素直にパーツ同士が引っ付いてくれることもあれば、寸法誤差やパーツの変形によって上手く接着できないこともあります。
特に車体の接着は大きいパーツ同士の接着となるので、僅かな狂いによって隙間が発生することもあります。なので、そういった隙間を埋める方法を紹介。
あーあこんなにパックリ開いちゃってる…。
しっかり接着したつもりなのに油断するとこんな感じに隙間が開いてしまう事もあります。
原因は車体パーツの寸法誤差とか歪みとか色々あるのですが、ここまでパックリ開くと「組み立ての才能ねぇなオレ…」ってなります。車体に隙間、心はヘコむ。ロクなことがありません。
でも安心を。先ほどの砲身の整形でも使ったラッカーパテを使うことで車体の隙間は埋めることが出来るのです。
ただ、上の写真を見てわかるように、隙間部分に盛ったパテが少し凹んでいます。こうなってしまうとNGなので、この上に更にパテを追加して隆起するようにします。
特にラッカーパテの短所である「ヒケ」でこういったのが発生しやすいので、やや多めに盛っておきましょう。
パテが固まったら紙ヤスリでショリショリ削っていきます。基本的に削る作業というのは時間がかかるので、焦らずじっくりやっていきましょう。
ある程度削れてきたら1000番の紙ヤスリで仕上げをして完了。
ライトの配線を追加する
戦車は昼間だけでなく夜間も移動したりするので、車体の前面には「ライト(前照灯)」がついています。
ドイツ戦車の場合、「ノテックライト」あるいは「ボッシュライト」という2種類のライトをよくお目にかかります。これら2つのライトの違いや特徴はざっくりいうと、
- ノテックライト:夜間にライトを使う際に上空に光が漏れるのを防ぐ構造になっているライト。「防空灯」とも呼ばれる。大戦初期の戦車でよく見かける。
- ボッシュライト:専用のカバーを装着し、光が広がらないようにしたライト。世界的に有名なドイツの自動車メーカーであるロバート・ボッシュ製。
という特徴があり、車種や製造時期(製造場所)によって使い分けるのが一般的です。
…で、このライトですが、ライトはちゃんとパーツ化されているのにライトに電気を送るための配線が省略されている場合があります。
なので、ここではライトの配線の追加方法について解説します。
こちらがマウスのライト。丸っこい形状の「ボッシュライト」が左右に2つ取り付けられています。
その後ろにある2本のリブはライトの配線を通すためのガイド。ここにあわせて配線を追加します。
ライトの配線は伸ばしランナーで作るのもアリですが、伸ばしランナーの場合、太さを調整したり曲げたりするのが結構難しいので、ここは柔らかく曲げやすい銅線を使うことにしました。
動線の太さは0.3mmを選択。
金属のパーツは模型用接着剤では接着できないので、ちゃんと金属も接着できる瞬間接着剤が必要です。
この瞬間接着剤もいくつか種類があるので迷いますが、今現在私は3M(スリーエム)の瞬間接着剤を使っています。耐衝撃と書いてあるだけにそこそこ頑丈に引っ付いてくれます。
瞬間接着剤はダイレクトにパーツに付けるのではなく、プラ板や紙の上に少量を垂らして、爪楊枝などで取ってパーツに付けます。
私は牛乳パック(もちろん洗って乾燥させたもの)をカットした”簡易パレット”を使っています。すぐ作れるのでオススメ。
あとは銅線を適当な長さににカット(やや長めくらいが良いです)して、車体中央にあるペリスコープの両端の穴から少しずつ車体に接着していきます。
金属はプラスチックと比べて接着に時間がかかるので、焦らずゆっくり確実に接着していきます。特にカーブになっている場所はくっつきにくいので、しばらくの間押さえて動かないようにします。
最後にボッシュライトの基部に接着します。ボッシュライトの配線基部は側面だったり後方だったりするのですが、今回は側面からブリッと伸びています。
接着面が銅線の直径(0.3mm)しかないので、定着するまでしばらく手で押さえて動かないようにします。
超重戦車マウスの場合、ライトは2つなので、もう片側にも同じ作業を行います。
なお0.3mmの銅線はライトのコードだけでなく、上の写真のように捻ることで牽引具の脱落防止チェーンの再現にも応用できます。
この手の銅線や真鍮線は何かと応用が効くし、価格もお手ごろなので模型制作において重宝するアイテムの一つです。ホームセンターに行ったら買っておこう。
装甲板の「荒れ」を再現
続いて、装甲板の表面を実際の戦車のような質感へと近付ける作業を行います。
装甲板にも色んな種類があるのですが、ドイツの重戦車は鋼板を熱して伸ばすを繰り返し硬化した「圧延均質装甲板」を採用しており、これは表面がザラザラしているとのこと。
しかしプラモデルの装甲板の表面はツルツルの場合が多く、今回の超重戦車マウスもやはりツルツルだったので、これを実物の装甲板みたいにザラザラにしていきます。
装甲板表面の荒れを再現するために使うのは以下の3点。
- 接着剤(今回はリモネン系接着剤を使用)
- ワイヤーブラシ
- 紙ヤスリ(600番くらい)
まずこちらは加工前のマウスの側面装甲板。
見ての通り表面はツルッツルで、戦車の装甲というよりプラスチック板みたいな質感で、これではプラスチックのオモチャです。いくらマウスの側面装甲の厚さが180mmとはいえプラスチックでは心許ない。
ということでこやつをザラザラにして圧延均質装甲板っぽくします。
まず装甲板に接着剤をまんべんなく塗っていきます。
接着剤といえば少量をはみ出さないように付けるのですが、この時ばかりは接着するために塗るのではなく溶かすために塗るので、それはもう思い切り塗っていきます。爽快です。
その後、半乾きの接着剤の上から筆でペタペタと軽く叩いてやります。そうすることで接着剤によって溶け出した装甲板の表面がデコボコになっていきます。
するとこんな感じに表面が溶け出してギトギトになるわけです。
そしてすかさずワイヤーブラシで装甲板をパンパンと叩いていきます。そこそこの力で叩きますが、強く叩きすぎると今度はパーツが割れるので注意。
ワイヤーブラシで叩いたらこのようなザラザラした表面になりました。最初の加工前の装甲板と比較してみると違いは一目瞭然。
これならソ連のスターリン(戦車)やイギリスのチャーチル(歩兵戦車)だって怖くない!!
あとは600番くらいの紙ヤスリで表面のボコッとした部分だけを削り取れば、装甲板の荒れが再現できます。
同じように砲塔にもモールドをつけていきます。側面装甲板と比べると砲塔はあれこれパーツがついているので、勢いでふっとばさないよう注意します。
…マウスの車体は車体装備品が少なくノッペリしているのでやりやすいですが、それ以外の戦車でやるときはモールドや先に接着したパーツを抉らないように注意。
こちらは砲塔上面。
側面に比べるとハッチやベンチレーターなどが付いているのでやりづらい。ワイヤーブラシの先端を上手いこと使ってギリギリまで攻めていきます。
こちらは車体の前面装甲板。
やることは変わりませんが、両端のボッシュライトが非常に折れやすいので特に注意。実際に叩いてるうちに右側のボッシュライトをふっ飛ばしました…。
この辺のディテールアップは一番最初にやればよかったかも(汗)。
溶接跡の追加
プラモデルは接着剤を使ってパーツ同士をくっつけますが、戦車の場合は溶接によって装甲板をくっつけます。となれば当然ながら溶接による「跡」が残るわけです。
この溶接跡ですが、車体や砲塔の装甲板など主要な部分にはちゃんとモールドが入ってますが、予備燃料タンクの基部など細かい部分には入っていませんでした。
なので、新規に溶接跡を追加していきます。
まずこちらは車体側面の予備燃料タンクを保持するパーツ。接着剤でペタッと貼り付けてますが、実際は溶接によって取り付けるので、根本に金属棒が溶けた跡が残るはずです。
なので基部の両端に溶接棒を溶かしてくっつけたような跡をつけます。
溶接跡の再現には伸ばしランナーを使います。
用意するものはパーツランナー(10cm程度。あまり短いとヤケドする)とライター。
パーツランナーの中央をライターで炙って溶かします。
しばらくすると溶けてフニャッとしてくるので、ランナーの両端をもってゆっくり伸ばしていくことでビローンと細長い糸のようなものができます。これが伸ばしランナーです。
伸ばしランナーはだいたい0.3~0.5mmくらいの太さにします。
紆余曲折を経て出来た伸ばしランナーは、溶接跡を作りたい場所に合わせてカットします。
そして伸ばしランナーを溶接跡を付ける場所に流し込み接着剤で接着します。
更にその上から流し込み接着剤をたっぷり塗って、伸ばしランナーそのものを溶かしていきます。
すると伸ばしランナーが少しずつ溶けて柔らかくなるので、丸ビットやカッターナイフの背面などでプチプチと優しく潰していきます。
まだ硬いなと思ったら、溶けるまで少し待つか、接着剤をもう少し追加してやります。
最終的にこんな感じになり、見事に溶接跡が再現されました。
…ただ、少し伸ばしランナーが太すぎたので、溶接跡もちょっと大きすぎる気もします。このあたりの感覚は何度かやって慣れるしかないでしょう。
なお、バイクのマフラーや自転車のフレームの溶接跡を見るとキレイな波模様になっていますが、戦車の場合「くっついてりゃ良い」なので、そこまでキレイな溶接跡にする必要はありません。
「お、溶接したな」というのが分かる程度でOK。
同じように、車体上面にある防弾板にも溶接跡をつけていきます。
車間表示灯のバイザーの3辺にも溶接跡を。パーツが小さいので溶接跡も小さいです。焦らずじっくりしっかり溶接していきましょう。
残ったパーツを取り付け「マウス」の組み立て完了
以上が今回行ったディテールアップの内容となります。
ここからはディテールアップなどで後回しにしていた諸々のパーツを取り付け、組み立て完了までを紹介します。
まずは先ほど整形が終わった砲身を上下左右に傾いてないか注意しつつ取り付けます。
そして2つの砲身の裏側に主砲の同軸合わせ用のプレートを取り付けます。
このプレートを取り付ける上で注意する点は、取り付けたときに主砲および副砲が平行になるように取り付けることです。
…ただ、副砲がやや内側よりになっています。もちろん調整しましたがこれが限界(泣)
主砲の左側面にはアンテナ避けを取り付けます。
こちらは車体後部の予備燃料タンク。砲身と同じように合わせ目を消していたので、取り付けは最後になりました。
タンク上面には給油口のフタがつきますので、忘れずに取り付けておきます。
そして車体の両側に側面装甲板を接着。
【超重戦車 マウス】車体の前方に色々パーツを取り付けますの記事では「側面装甲板は足回りの塗装後に取り付ける」と書いてました。
しかし、あれから色々考えた結果、見えない部分は影の色(=マホガニー)を塗ることにしたので、この時点で装甲板を取り付けることにしました。
これでようやくマウスの組み立てが終了です。
まとめ
今回は制作中の「超重戦車マウス」を使って、気になったところをいくつかディテールアップしていきました。
戦車模型をより実物に近づけるための”説得力”を与えるディテールアップですが、注意してほしいのは、やり過ぎないことです。
というのも、ディテールアップを意識しすぎてゴテゴテ追加したりすると、逆にその部分がうるさくなってしまい、もはや”ディテール”アップじゃなくなります。
また、ディテールアップは全体的に施さないとバランスがおかしくなるので、どうしてもこだわり過ぎて時間がかかってしまいます。そうなるとだんだん模型作りが「趣味」から「作業」になり、モチベーション低下に繋がります。
ポケモンで例えるなら純粋にストーリーを進めるのではなく、通信対戦のために個体値を厳選する作業みたいな感じです。こだわる所はこだわっても良いですが、程々にしないと模型作りが苦痛になってくるので注意しましょう。
おまけ。もう一度ティーガーIと並べてみます。
何度か大きさ比べはしましたが、主砲を取り付けてもう一度撮影。やっぱり超重戦車というだけあってマウスはデカいです。