【ヴィルベルヴィント製作日記】大急ぎで迷彩塗装をやった

タミヤ ヴィルベルヴィント 迷彩塗装 ヴィルベルヴィント

タミヤの1/35スケールプラモデル『ドイツIV号対空戦車 ヴィルベルヴィント』の製作日記の続きを書いていきます。

ここまで車体、砲塔、主砲の「2cm Flakviering38」、可動式履帯といった具合に組み立てを完了させたので、次は「塗装」を行います。

この「ヴィルベルヴィント」も第二次世界大戦の終盤あたりに登場したドイツの車両なので、車体には迷彩塗装が施されていました。なので今回もエアブラシを使って迷彩塗装をしてみようと思います。

↑今までのヴィルベルヴィント製作日記はこちらから読むことができます。

ヴィルベルヴィントに迷彩塗装をしてみた

それでは塗装をやっていきます。

まずは車体塗装…の前に、今回は金属砲身を使ったりやツィメリットコーティングなど車体に色々ディテールアップをしているので「下処理」をします。

まずはサーフェイサーで下地塗装

タミヤ ヴィルベルヴィント サーフェイサー塗装

まずはクレオスのMr.サーフェイサー1000を全体にまんべんなく吹いて色を統一します。

過去の製作日記では「オキサイドレッド」とか「マホガニー」とかを使っていましたが、今回はグレーを使ってみました。

昔は律儀にエアブラシでサフ吹きをやってましたが、機材の準備や掃除が面倒なので、缶スプレーでささっとすませております。作業の簡略化は大事。

なお、車体後部の牽引ワイヤーのラックや2cm Flakviering38の砲身は金属なので、サフを吹く前にクレオスのメタルプライマーを筆塗りしておきました。

影になる部分は「シャドー吹き」

タミヤ ヴィルベルヴィント シャドー吹き

ここからエアブラシの出番です。

「マホガニー」を影になりそうな部分やパネルの境界などに吹き付けて「明暗差」を出す、いわゆる「シャドー吹き」をします。

今回のヴィルベルヴィントは迷彩塗装をするので、最終的にはシャドー吹きの効果は目立たなくなるかもしれませんが、単色塗装の車輌を再現するときは立体感を出すうえで重要なテクニックです。

タミヤ ヴィルベルヴィント シャドー吹き2

シャドー吹きをするとこんな感じになりました。

基本塗装

タミヤ ヴィルベルヴィント 車体塗装

車体色の塗装はガイアカラーの「ダークイエロー2(ドゥンケルゲルプ2)」に同じくガイアカラーの「インテリアカラー」を混ぜて少し明るくしたものを使いました。

シャドー吹きのマホガニーの残しつつ車体に色を乗っけていき、日が当たりそうな部分には更にインテリアカラーを混ぜて明るくします。

迷彩塗装

タミヤ ヴィルベルヴィント 迷彩塗装

そして本題の迷彩塗装。

迷彩色はガイアカラーの「オリーブグリーン(オリーフグリュン)」、「レッドブラウン(ロートブラウン)」をそれぞれ使用しました。

…が、これらの塗料は実物大スケールの色とのことで、「実物はこの色だけど、スケールモデルに使うと”スケールエフェクト”効果で暗くなっちゃうよ!」という点に注意。

そのため、単体で使用するのではなく、白系の塗料を混ぜて明るくしてやる必要があります。今回は車体色にも使った「インテリアカラー」を使用して明るくしてみました。

ただ、それでも個人的にしっくりこなかったので、試しに昔買ったクレオスの「ロシアングリーン」を混ぜてみました。ちょっと明るいかもですが、後のウェザリングで暗くすればいい具合になると信じつつ。

迷彩塗装完了!

タミヤ ヴィルベルヴィント 塗装完了

というわけで迷彩塗装が完了しました。

今回急ピッチで迷彩塗装までやりましたが、いかんせん組み立てが完了からここまで3ヶ月近く間が空いてるわけで、さすがに急がないとヴィルベルヴィントがカビてしまうと思い一気に進めました。

毎度ながら組み立てが終わって塗装に入るまでが長すぎる…。

タミヤ ヴィルベルヴィント 塗装完了(反対側)

反対側。

何作か戦車プラモを作って迷彩塗装をやるうちに、自分でも迷彩模様の描き方が上達してきているような気がします。

もちろん雑誌とかに掲載される作品に比べたら全然ですが、継続は力なりなので、これからも積みプラを減らしつつ、模型製作のクオリティを上げていけたらと思います。

…それよりもまずは「組み立て終わったら塗装をさっさとやる」ことから始めないとですが(笑)。

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