タイトル見て「どゆこと?」ってなった人に説明すると、
- ホリエモン一行が広島県尾道市の餃子点『四一餃子』でトラブル起こして入店拒否される(原因はメンバーの”マスク未着用”だが、これはマスク云々というより店が定めるルールに従わなかった)。
- その後ホリエモンはSNSやYouTubeで店を名指し批判(後に店主がブログで反論)し、信者が凸したり店の周囲をうろつくなど迷惑行為が殺到した結果、店主の奥さんが体調不良になり、店が営業停止となる。
- その後、ネット通販で再起を図るべくクラウドファンディング(以下:クラファン)が立ち上がったので、お店の支援と四一餃子食べたさのあまり10,000円支援。返礼品の餃子(とお礼状)が届く。
- その後ネット通販サイトがスタートし、餃子も美味かったからもう一回注文してみた。
という内容です。
…が、あんまり騒動についてあれこれ書くとホリエモンをはじめ「迷惑系」と呼ばれる反社にエサ与えることになるので割愛。気になる人はググってください。
この記事では届いた四一餃子の返礼品の紹介を中心に書きます。
四一餃子からクラファンの返礼品が届く
先述の通り、迷惑な人たちのせいで営業停止に追い込まれた四一餃子でしたが、ネット通販で再起をかけるために「クラウドファンディング」を立ち上げ出資を募ります。
目標金額は3,000,000円でしたが、実際に集まった金額は目標を大幅に上回る15,455,165円となり、2020年12月18日にキャンペーン達成に伴い募集終了。
支援は1,000円から100,000円まであり、このうち10,000円支援すると返礼品として四一餃子の「餃子」、「シソ餃子」、「しようが餃子」が貰えるというので支援と餃子食べたさで出資しました。
というわけで届いたのがこちら。
1パック12個入りで
- 餃子:2パック
- シソ餃子:1パック
- しょうが餃子:1パック
…の合計48個。1人前が6個とすると8人前とボリューミー。
タッパーは丁寧に梱包されており、開封すると中に冷凍餃子が12個入ってます。
パッと見て印象的だったのは、ところどころ隙間が空くような包み方をしている点。
というのも、私が家で作る餃子は隙間なく餡を包んで波々のモールドを入れていますが、四一餃子ではそうでもないようです。
この包み方の違いが何を意味するのか気になるところ。
もちろん餃子のタレもついています。
ちなみに私は餃子を家で作って食べる時、餃子のタレではなく、柚子胡椒を乗せたり、お酢+ブラックペッパー、ポン酢といったもので味わっています。…邪道?
また、餃子だけでなく「因島のはっさくゼリー」というゼリーも入ってました。
はっさく(八朔)は四一餃子がある広島県尾道市で発見された柑橘類で、「因島」は尾道市の昔の名称です。
この記事を書きながら食べてましたが、柑橘類特有の酸味と甘味と苦味がいい具合にマッチした大人のゼリーです。こってりした料理の後にデザートとして欲しくなる味で、餃子とも相性は良い。
あとゼリーだけど凍らせてシャーベットにしても美味しいと思う。
因島のはっさくゼリーもネット通販で買えるので買ってみんなで食べよう。
また、嬉しいことに四一餃子直伝の餃子の焼き方マニュアルも同梱されていました。
これ、何が嬉しいかというと、料理投稿サイトとかの素人が書いたレシピじゃなく、何年も餃子を作り続けたプロが教える餃子の焼き方であるということ。
焼き方はフライパンを使った「四一餃子流」だけでなく、ホットプレートで作る方法も記載。
また、返礼品には「お礼状」も入っていました。
お礼のお手紙
この度はあたたかいご支援をいただき心より御礼申し上げます。
おかげさまで妻の体調はかなり良くなりました。最近は商店街を散歩したり、心を許せる人には顔を見て挨拶ができるまでに回復してくれました。少し自身がついたのか気持ちが前向きになり返礼品にも積極的に取り組んでくれるようになり、少しずつ元の状態に戻ってきているような気がします。
事件当初の悲惨な状況と比べると奇跡のような回復ぶりに、思っていたより早くお店が再開できるのではないかと期待が持てるようになりました。
その時は元気な笑顔でお礼をさせてください。
このご恩は一生忘れません。
本当にありがとうございました。
このお手紙と動画にてお礼のご挨拶とかえさせてください
お礼の動画(QRコード) 餃子の焼き方(QRコード)
餃子専門店 四一餃子
川端眞一 香織 眞子
届いた四一餃子を食べてみた
ということで返礼品の餃子を食べてみます。
同梱の作り方の「簡単!ホットプレートで餃子!」で作りました。
私が作る餃子と違う点は、私はある程度火が通ってから片栗粉を溶いた水を入れるのに対し、四一餃子マニュアルでは並べた後にすぐ水を注ぐという方式。
それ以外はだいたい同じだったので、特に混乱することなく調理できました。簡単なのはいいね。
ということで出来ました。
焼き色はちょっと控えめですが、しっかり皮がパリパリに仕上がってます。
普通の餃子はもちろん、シソ餃子やしょうが餃子の風味がすごく好みでご飯が進みます。
パリパリの餃子を腹いっぱい食べることが出来て大変満足でした。
四一餃子 ネット通販サイトがスタート!
クラファンで目標を達成し、2月19日にネット通販サイトをオープン。一度は閉店に追い込まれた四一餃子が復活しました。
餃子は四一餃子が提供する、「餃子」、「エビ餃子」、「シソ餃子」、「しょうが餃子」で、60個と120個から選択できます。
ただ、現時点ではクラファンの返礼品対応が終わっていないため予約のみ受け付けており、返礼品が終わった後に予約順に発送を開始するようです。
それらが終わったら通常の注文もできるようになると思います。楽しみ。
ネット通販サイトがスタートしたから注文してみた
後日談になりますが、あれから四一餃子のネット注文がスタートしまして、実際に餃子を注文してみました。
要はリピーターです。
「餃子専門店 四一餃子」と書かれた段ボール箱が届きました。冷凍なのでひんやり冷たい。
ポチッたのが20日くらいで、届いたのが24日くらいでした。
頼んだのは通常の「餃子」と「シソ餃子」。1パックに15個入りでそれぞれ2パックなので合計60個。
餃子のパック以外には、餃子のタレも入っており、そのほかクラウドファンディングの返礼品でもらった時にも入ってた餃子の焼き方が書かれた紙と産地表示の紙。
あとは「ネット通販ご利用のお客様に」という、これでもかと言わんばかりに感謝の言葉が書かれた黄色い用紙も入っていました。
というわけでホットプレートで調理します。
もちろん「簡単!ホットプレートで餃子!」のマニュアルで作るよ。
ということで出来上がり。
今回は前回よりも焼き時間を長くしたので皮がきれいにキツネ色になりました。外はパリッと中はジューシーなのがいい。
なお「一口餃子」なのでちょっと小さめですが、もう少し大き目のサイズで餡もたくさん入ってる餃子もあったらいいなーって思いました。値段が高くなったって構わない。買います。
まとめ
迷惑な人達によって閉店に追い込まれた四一餃子でしたが、見事にネット通販として息を吹き返すことができ、出資した私もうまい餃子を腹いっぱい食べることが出来ました。
今回はクラファンの返礼品として頂いた餃子を紹介しましたが、ネット通販も始まって、出資しそこねた人も買って食べることが出来るようになりました。
個人的にシソ餃子が好きなのでまたリピしようかなと思ってます。