どうもこんにちは。ましゅーです。
本日10月6日はお待ちかねの季節限定ペプシ「ペプシゴースト ミステリーフレーバー」の発売日です。
ニュースサイトなどでは1ヶ月くらい前から予告がなされており、この日が来るのを首を長くして待ってました。
この記事では主に、
- ペプシゴースト ミステリーフレーバーの試飲レビュー
- ペプシゴーストに関連したイベント
- どこにも記載されていないペプシゴーストの「味」
についてご紹介します。
「ペプシゴースト ミステリーフレーバー」試飲レビュー
というわけで、仕事の帰りにコンビニをハシゴして入手したペプシゴースト ミステリーフレーバー(以下:ペプシゴースト)。
今までの季節限定ペプシでは、きゅうり、キューカンバー、いちごミルク、シソなどなど、「味」に関する情報が事前に判明しており、中には「何故そんな味にしたし…」となるようなものまでありました。
ところが今回は味すらわからんという、まさにハロウィンらしい(?)トリッキーな仕様に。
ハロウィンらしいオバケなラベル
「ペプシゴースト」という名前やハロウィンをテーマにしているので、ラベルにはオバケやキャンディー、そしてジャックオーランタン(カボチャのキャンドル)などが描かれています。
上の写真を見てわかるように、ラベルのデザインは何種類かあるので興味のある人はコンプしてみよう。
「味」に関する情報は一切ない…
ラベルには「ペプシゴースト ミステリーフレーバー」って書いてあります。
ミステリーフレーバー、つまり「不思議な味」って意味ですが、食の安全云々とか世間で騒がれてるこのご時世に「不思議な味」をPRするペプシは相変わらず冒険しているなぁと思いました。
「おどろきと楽しみのミステリー味コーラ!!」と書かれております。
やはりパッケージなどから「味」を判断することは出来ないみたいで、「知りたきゃ飲め」ということでしょう。
…ハリー・ポッターに出てくる「百味ビーンズ」みたいな変な味じゃないことを祈ります。
原材料名
「不思議な味」とはありますが、JAS法に「不思議」は通じないので、ちゃんと原材料名は記載されています。
- 果糖ぶどう糖液糖
- カラメル色素
- 香料
- 酸味料
- 保存料(安息香酸Na)
- カフェイン
原材料名を見る限り、果糖ぶどう糖液糖とかカラメル色素とか香料といった、大体いつも通りのモノが入っています。
ただ、これら原材料名から味を推測は出来なさそうです。
飲んで味を確かめることにした
結局、ペプシゴーストのボトルを眺めてるだけでは味はわからなかったので、観念して飲みます。
ということでグラスに注いでみます。
注いでる時は炭酸飲料らしくシュワーっと泡が立ちますが、従来の季節限定ペプシと同様に炭酸は弱く、すぐに泡が引いてしまいました。ビールみたいにシュワーってなってくれたら良いのにと思います。
で、匂いを嗅いでみたのですが、従来の季節限定ペプシのような独特な香り(私はクッピーラムネと解釈しています)はせず、あくまで“ほのかに香る”程度。ここはちょっと予想外だった。
ではでは飲んでみます。
あーだこーだ言ってますが、毎回この瞬間が楽しみなんです。
それはもう玩具の箱を開ける少年のような心境です。開けたのはボトルのキャップですけど。
で、飲んでみた感想なのですが……なんかちょっと味薄くね?
いや、ホントに何というか、ドンキホーテとかに売ってる40円位のコーラのような感じの味で、今まで良い意味でも悪い意味でも「独特な味がする」季節限定版ペプシを飲んで来ただけにこれは予想外すぎる。
なんか香りも味も控えめで、美味しいのかマズイのかもよくわからず、あっという間に記憶から抹消されそうな感じ。これはほんとに全く違う意味で「驚き」ですわ。
なんともコメントしがたい結果に……
8月25日のニュース記事で知って、本日までずっと楽しみにしてた「ペプシゴースト」だけに、この予想外すぎる味はなんだか腑に落ちない。
だがしかし、
「香りも味も薄いコーラ」で記事を終えるのは素人のやることなのでは?
このペプシにはもっと秘められた謎があるのでは?
…そう思った私はある仮説を立ててみることにしました。
ラベルによって味が異なる説
その仮説とは、ラベルの種類によって味が違うのでは?!…というものである。
というのも、今回のペプシゴーストは先述の通り、ラベルのデザインが数種類あります。これを単なる「デザインが異なるだけ」で終わらせるのは些か早計だと私は思ったのです。
そして、そこに真相が隠れており、ラベルが違えば味も違うというのが自称ペプシソムリエである私の見解です。
いやきっとそうに違いない! そもそも「不思議な味」とか「ミステリー」といった単語をふんだんに使っておいて、こんなシンプルすぎる味で「はい、オシマイ!」と考える方がどうかしている!!
……ってことで冷蔵庫からもう一本取り出して飲んでみようと思います。本日2本目のコーラ。これで味が一緒でしたとかだったら私泣きますよ?
で、味なんですが、一本目に比べると。香りとかや口の中に広がる風味が違うような気がします。なんというか、ドクター・ペッパーに近いような、心あたりがあるけど思い出せない味。
なんかパッとしない答えですが、『違うように見えて実は同じだった。単に私の味覚がおかしいだけ』というオチになりそうな気がしてきたので、無難に断言せず自信なさそ~にしています。
とりあえず学会で発表する前にもう少し様子を見よう。
ペプシゴーストの特設ページで味を探ることにした
話は変わりますが、ペプシの公式ページ(リンク切れにより削除)ではペプシゴーストの特設ページが開設されております。
ひょっとしたら真相がつかめるかもしれない。そう思った私は特設ページを開いた。
なんだか不気味な雰囲気ただよう特設ページ
するとこのようなホラーチックなページにたどり着きます。
いやだなぁ…ホラーとか苦手なんスよ…。なんでペプシゴーストの味について知りたいのにわざわざ苦手なホラーやんなきゃいけないのさぁ…。私そこまでマゾじゃないッスすよ…。
…そんな臆病風に吹かれながらも下の方にある「ミステリーフレーバーの謎に迫る」というボタンをクリック。
早くも取り返しの付かないことをしてしまった感が否めない。
研究者のレポートを読んで「味」を確かめろ!!
今日もまた、“謎”を暴こうとする者が現れたか……。
この洋館には、ペプシゴーストのミステリーフレーバーについて研究をしていた、ある研究者のレポートが残されている。
研究者は味の正体を突き止めた次の日、忽然と姿をくらませてしまった。
そして、その研究成果を調べようと、この洋館に訪れた者も……。
レポートについては、思う存分に見ていってもらって構わない。
もっとも、その“味”について知ることができるかどうかは別の話だが――。
これ絶対ヤバいって!もう帰ろうよ!!
……そう本能が警笛を鳴らしているけど、ペプシゴーストの味について詳しく知りたい私は、怖いもの見たさで「レポートを読む」を押してしまった…。
ペプシゴーストについての研究レポート
すると、そこにはペプシゴーストの味について研究していた人たちが記録したレポートがありました。
私のようにペプシゴーストの「味」について知りたい人は非常に多く、学者・研究者たちの間でも盛んに研究が行われており、政府も巨額の助成金を出しているようです。
しかしながら、どの国のどの研究室からも「味」について明確な研究成果は出ていないのが現状です。
そんな中、このレポートの作成者でもある一人のとある研究者は、偶然にもミステリーフレーバーの原液を入手し、その味に魅了され、その味の真相を探るべく研究を開始したという。
先ほどの不気味な館は彼らが研究をするために使用していたようです。
被験者たちの感想
なお、研究者だけでなく、私のように既にペプシゴーストを飲んだ「被験者」もいるようで、ペプシゴーストの味について三者三様のコメントを出しています。
しかし、肝心の「何味か」という問いには皆口を閉ざす。一体何があったのだろう……。
「木漏れ日に包まれているような味」 被験者A(38才・会社員)
「宇宙の広さを感じる」 被験者B(27才・フリーター)
「強烈にハッピーな気分になる」 被験者C(21才・大学生)
「朝霧のような爽やかな印象」 被験者D(32才・自営業)
「7つのハーブの香りがする…」 被験者M (年齢不詳・職業不明)
その後、被験者Mからの連絡が途絶え、数日後に近くの肥溜めで遺体となって発見された。どうやら触れてはいけない「何か」を知ってしまったようだ……。
ところが、被験者はおろか、研究者たちも被験者Mのことを一切知らず、みな口を揃えて「そんな人はいなかった」と言う。
彼の死についてテレビや新聞が報じることはなく、警察も早々に捜査を打ち切った…。
危険だとわかってもレポートを読み続けろ!
次のページには、ミステリーフレーバーの味の秘密について突き止めることに成功した旨が記載されています。
ところが要所要所で黒く塗りつぶされた跡があり、核心となる情報は得られなかった……?
仕方ないので次のページに進みます。
…が、次のページは全体的に黒く塗りつぶされていた……。
よく見てみると部分的に読める箇所がある。
「狂ってしまった」
「なに恐ろしいこと」
これらが何を意味するかは分からない……。
ただ一つ、言えることは、この先に進むのは危険だということ。
頭では理解しているが、体が言うことを聞かない………。
さらに先に進もうとすると、警告メッセージが突然表示される。
もうこの先に進むと戻ってこれない気がする……。
いま一度、自分のしたいことについて振り返ってみる。
- サントリーとかいう会社の
- ペプシとかいうブランドの
- 季節限定品の「ペプシゴースト ミステリーフレーバー」の
- 味を知るために情報を集めている
たったこれだけのことだ。
…だが、これから先に進むのは危険だと本能が、五感が警笛を鳴らしている。「お前はたかだか砂糖水の味を知るために死ににいくのか!」…と。
だがしかし、私は愚行だと理解しつつも先へ進むことにした……。
研究は失敗した…?
しかし、次のページで待っていたのは「研究失敗」の報告。
研究は中止となり、それまで出してきた研究成果は破棄。これまでの長年の研究はすべて水の泡……。
しかし、前々項において「ミステリーフレーバーの味の秘密を突き止めることに成功した」とありました。にもかかわらず「何もありませんでした」と、唐突の中止宣告。
まるで何者かの「圧力」によって強制的に「中止に追い込まれた」かのような不自然さが残る。
次のページではひたすら「わからない。」の羅列が続きます。何がわからないのか、私もわからない。
その次のページもひたすら「わからない。」の繰り返しです。
…と思ったら、途中から「わかった」に変わっています。レポートを書いた人(?)は何かを知ったようですが、私は何がわからなくて何がわかったのか、依然として「わからない。」
「わかった」内容について次のページを見ればわかるだろう。
…と思っていたのですが、次のページは上の写真のように真っ白で何も記載されていません
更に次のページを見てみるも、やはり白紙。
次のページに進もうとすると、またしても警告メッセージが表示される。
この「イケナイ」という文字の繰り返しは、ITの世界の単なる事務的なメッセージというより、まるでヒトのような意思を持った、届けたいのに届くことのない叫びのようにも聞こえる。
警告文の先には白紙のページ。どうやら警告は私をビビらせるための「ハッタリ」だったようだ。…まったく脅かしやがって。
研究を終えて
その後何事も無く、研究レポートの「あとがき」のようなものが記載されている。
残念ながら研究は失敗に終わりましたが、研究に費やした1年間はとても有意義な時間だったようです。レポートを読む限り、失敗を悔やむ様子はなく、むしろ達成感に満ちているように感じられます。
また、この研究はこのレポートを書いた人の他に、4人の研究員がいるようだ。
ペプシゴーストの特設ページを閲覧した感想
……と、まぁこんな感じに、とうとう味はわからなかったけど、思っていたほど怖くはなかったので、まぁ良しとします。
まぁアレですよね。ペプシは世界で最も愛されてるコーラ飲料ですし(コ●コーラ?何それ?)、愛飲者の中には女性や子供もいますので、あまり怖すぎると色々マズいのでしょう。
そういった諸々の事情に配慮ができるペプシはとても素晴らしいと思います。
「僕はこれからもペプシのファンでありたい」
今回のレポート読んだことによって、私の中でのペプシ愛は更に強固なものとなりました。
なお、次のページもあるみたいなので先に進みま
ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
―――こんなつもりじゃなかった。
いつものように季節限定ペプシが発売されたから、いつものようペプシを買い、
いつものようにブログを書きながら、いつものようにペプシをゴクリと味わう。
なんら変わらない、いつも通りのことだった。
ただ、いつもと違うのは「味がわからなかった」ということだけ。
だからいつもと違って味を「知ろう」とした。
ただそれだけだったのに。
「味が記載されていない炭酸飲料」の味を知りたかっただけなのに。
結局味を知ることはできなかった
唯一知ることができたのは自分の「最期」だった。
知ることができたのに誰にも教えることができなかった。
僕のように深淵に足を踏み入れて
僕のように犠牲になる人たちを
僕は止めることができない
僕の叫びは誰にも聞こえない
だから僕は願った
「神さま、一度でいいから時間を戻してください」
叶うはずなんてないのに、それでも僕は願い続けた。
もしも時間を戻せるなら―――
今度はサントリーの「お客様センター」に問い合わせてみよう
ペプシゴーストの「味」が知りたいからサントリーに問い合わせてみた
最初、ペプシの公式ページに行けばペプシゴーストの「味」に関する情報があると思ってました。しかし、公式ページに行っても特設ページなんてものは一切ありませんでした。
なので、サントリーのお客様センターに電話して聞いてみることにします。
やっぱり製品の情報は取り扱っている会社に聞くのが一番ですよね!
サントリーに電話すると、女性スタッフが応対してくださりました。丁寧な応対ありがとうございました。
で、聞いてみたところ、
ラベルの種類とかで中身(味)が違うわけではなく、みんな同じ
…とのこと。
………「ラベルごとに味が違うんじゃないか!?」と睨んでいた私の仮説は見事に打ち砕かれました。
……なんというか……ハロウィンだけに化かされた感じです………。泣きたい…ものすごく泣きたい………。
ネタバレ注意!! ペプシゴーストの「味」は
そんな感じに仮説は見事に外れましたが、ブログを書いている途中で、このペプシゴーストの「味」が何なのかわかった気がしたので記載します。
もういちど、研究員のレポートを読んでみよう
味についてはやはり例のレポートに隠されていたわけです。
「ミステリーフレーバーについて」をじっくり観察しよう
このレポートの「ミステリーフレーバーについて」。
あちこち文字が塗りつぶされているんですが、よく見ると下の文字が見えそうだ。
……と思ったけど、黒塗りの下は******となっていて結局読めない。
ところが、最後の塗りつぶしだけは****ではなく文字が書かれている。
よく見てほしい。
おわかりいただけただろうか?
結果、アメリカンチェリーに最も味が近いことが判明した
と記載されております。
ここでもう一度、ペプシゴーストを飲んでみる。
先ほどは「ドクターペッパーに近い味」と表現しましたが、ネタがわかったところでもう一度飲んでみると、ドクターペッパーやドンキホーテとかにある「チェリーコーラ」に似通った味にも感じます。
「そう言われてみるとそんな味するわぁ~」って心境です。
アメリカンチェリー味のペプシとは
アメリカンチェリーといえば「ペプシ アメリカンチェリー」というのがあります。こちらはイオングループ限定発売とのことですが、いまだ見かけたことがない、ある意味レアなペプシ。
また、当ブログでも一時期アマゾンの広告で米国版のチェリーペプシを掲載していましたが、そちらは国内で販売されておらず、並行輸入品ということで、たった数本なのに送料などで5,000円以上して目玉が飛び出そうになった記憶があります。
そういった諸々の事情でレアな「チェリーペプシ」を季節限定として入手出来るようにしたのかもしれません(憶測)。
まとめ アメリカンチェリーっぽい味のペプシゴースト
そういった具合に「ペプシゴースト ミステリーフレーバー」のミステリーな味を追求してみましたが、ひょっとしたらガチで触れたらマズいことを記載したかもしれません。サントリーに消されないか心配。
また、上記のようにドヤ顔で種明かししたつもりでいても、その後にサントリー(ペプシ)の特設ページが更新されて、他の黒塗りの部分が読めるようになっていくかもしれません。
今回の季節限定ペプシは、製品そのものの味だけでなく、こういった特設ページで「ユーザーが本当の味は何なのかを探し当てる」といったアトラクション要素を含んでいるみたいです。
そういった意味で、これ以上の深追いはせず、謎は謎のままにしておいて、後は個々の判断に任せておく方が面白いのかもしれません。
……ここまでネタバレしておいて言うのも何だけど(苦笑)。
なお、同じくハロウィンをテーマにした季節限定ペプシには2017年9月12日から発売開始の「ペプシ ハロウィンコーラ」というものもあります。
こちらは「ハロウィンでもらえるキャンディーをイメージした味」と、曖昧ではありますが一応どんな味なのかは情報があるのでペプシゴーストよりかは警戒せずに飲めるかと思います(笑)