沖縄の米軍基地問題について報道され、基地の周辺で反対派が抗議している光景をよくみかけます。
しかし、その抗議活動の中には違法性のある反社会的なものだったり、米国人に対するヘイトスピーチ(ヘイトクライム)となるものもあり、基地周辺が無法地帯と化しています。
沖縄にて米軍基地やオスプレイに反対する左翼団体による米国人へのヘイトスピーチ・ヘイトクライム(差別犯罪)については沖縄在住の人はもちろん、本土に住む私たちも無視すべきではありません。
残念ながらこれらは殆どニュースで取り上げられませんが、「もっと知られるべき」ということで、左翼団体の「基地反対」の裏側にある非人道的な活動の数々をまとめてみました。
無関係な米兵士の家族を攻撃する活動家
俺も昨年6月に米国海兵隊普天間基地も辺野古の基地も訪れた。そこには60~70代とみられる数人の左翼活動家が「オスプレイ配備反対」というパネルを首からブラ下げて、赤いメガホンで大声で叫んでいた。
近づくと、手も触れていないのに、「助けてください」「暴力を受けています」などと事実無根の被害を訴え始めた。
表向き、彼らは「平和」や「人権」を主張していたが、まったく対話も会話もできない連中だった。
基地の関係者に聞くと、活動家の中には、米兵だけでなく、その妻子たちの車を取り囲み、「ファック・ユー!」「ヤンキー・ゴー・ホーム!」などと、聞くに堪えない言葉を連日浴びせかけているという。
えたいの知れない死体写真を車のガラスに押し付ける者もいるという。当然、子供たちは泣き出し、「もう日本は嫌だ」と言い出していると聞いた。
これは完全な「ヘイトスピーチ」だ。いや、それ以上の「ヘイトクライム(憎悪犯罪)」といったレベルであり、警察が脅迫罪などで摘発すべきじゃないのか。
このニュース記事以外にも差別行為・反社会行為が行われているという情報があるので、それらをまとめてみました。
柵に貼り付けられた不気味な赤テープ
米軍基地を囲っている柵のいたるところに赤いテープが貼り付けられています。
そこには米軍兵士やアメリカ人に対する「ヘイトスピーチ」ともとらえられるメッセージも…。
アメリカ人兵士に対する悪意に満ちたメッセージ
写真は沖縄にある米軍基地の金網に貼り付けられた赤いテープ。「ヒトゴロシ!!」とあります。
大量のバツ印や「ヒロゴロシ」、「出て行け」、「早く返せ」など、見るに耐えない状態。
まるでホラー映画のワンシーンみたいでとっても不気味。
このテープを撤去しているのは地元住民と米軍たち
これらの赤いテープを撤去しているのは地元の住民や基地で勤務する米軍兵士たち。
差別・悪意に満ちたこの赤テープの中には、ガラス片やカミソリが混じっていたり、有刺鉄線に貼り付けるなど、剥がそうとする人を意図的に傷つけようとする細工が施されているとのこと。
反戦・平和と叫びながら、このように人を傷つけようとする攻撃的な活動家がいます。
反対派による過激な抗議活動
彼らの活動はもはや「政治活動」というよりも「暴動」に近いものを感じます。
基地関係者の車の通行を妨げたり、集団で襲い掛かり罵声を浴びせたりと、自分がその被害にあうと想像するだけでも恐ろしい行為が沖縄では平然と起きています。
集団で車両に押しかける基地反対派
米軍兵士や外国人の車両を見かけると集団で押しかけて罵声を浴びせ
ゾンビのように集団で近寄ってきて、カメラで撮影し…
さらには車のボンネットの上に乗る人も。
車に傷でもついたら器物損壊罪に問われるわけで、ヘイトスピーチを通り越してヘイトクライム(憎悪犯罪)の域に達しています。何考えてるんだろこの人達。
そして、ニュース番組やネット上でヘイトスピーチだの人権だの語る人たちは、これらのヘイト行為に対してなぜ抗議なさらないのでしょうか?
基地反対派による違法駐車
違法駐車による環境破壊
また、沖縄で活動する左翼団体はヘイトスピーチだけでなく、違法駐車も行っているとのこと。
上の写真は辺野古にて撮影された違法駐車の車。もとは緑地帯とのことですが、違法駐車のせいで地面がえぐられて赤土がむき出しの状態に。
基地移設反対の理由に沖縄の環境破壊をあげる人もいますが、この写真を見ると基地反対派が環境を破壊しています。
ズラリと並んだ車の列
片側車線にもずらりと並んだ車。
さらには民家周辺にまで駐車する
民家が並ぶ場所にまで違法駐車。やりたい放題。
抗議と称したイタズラ電話
また、反基地活動家の間では抗議活動と称した「いたずら電話」まで行われているようです。やることの一つ一つが幼稚かつ陰湿で、他人の迷惑を顧みない。
こういう人たちに市民権を与えてしまうと沖縄だけではなく、日常生活の様々な場面で迷惑行為が蔓延し、いつか私達も被害に遭ってしまいます。
いたずら電話を推進するチラシが配られている
沖縄防衛局、沖縄県警本部、海上保安庁、米国領事館の電話番号が書かれたビラが配られているようです……。
184(非通知)で電話をかけて「~~するな!」の一言を言い放ってガチャ切りするといった内容。
電話で何かを伝える場合、それ相応のやり方があると思うのですが、これはどう見てもイタズラ電話。
イタズラ電話で相手の業務を妨げたら「偽計業務妨害」に問われる可能性がありますし、相手がノイローゼにでもなれば傷害罪(15年以下の懲役又は50万円以下の罰金)に当たる可能性があります。
違法行為スレスレのことを平然とやってのけるようですが、平和を語る前に最低限やって良いことと悪いことの区別ぐらいつけたらどうなのでしょうか。
女児に暴行する者も
読谷村座喜味の公園で、同村に住む米国人と日本人のハーフの女児(6)が複数の男に押し倒され、腹部を踏まれるなどの暴行を受け、母親が嘉手納警察署に相談していたことがわかった。
支援者で、沖縄教育オンブズマン協会会長の手登根安則さんは取材に「米軍基地に対する怒りのはけ口がハーフの女の子に向けられたのかも知れない。平和運動の名のもとに事実上のヘイトスピーチが横行している実態がある」と話した。
同協会は保護者の立場から教育問題に取り組もうと手登根さんが設立した。
女児によると、3月27日午後、姉と友人の3人で公園へ行き一人離れて遊んでいた際、マスクとサングラスをした5人の男性に囲まれ、突然押し倒されたあと、腹部を踏まれ、あごをわしづかみにされた。
男たちは「何でアメリカ人がこんなところにいる」と凄んだという。女の子に大きなけがはなかった。
全く罪のない女の子にすら暴力を振るうという。信じられない。
これは当然犯罪で、ここまで来るとヘイトスピーチ以上に悪質なヘイトクライム(憎悪犯罪)となります。
平和・反戦と叫んでおいて実際にやっていることは女児への暴行。言ってることとやってることが全くの真逆です。
公安調査庁に基地反対運動についての報告が掲載される
基地反対活動をやってるのは革マル派と全国各地の共産党員という記載
関連 「内外情勢の回顧と展望(平成27年1月)」(国内情勢) – 内外情勢の回顧と展望(平成27年1月)の公表について | 公安調査庁 (PDFファイル)
米軍普天間基地の名護市辺野古への移設をめぐり,沖縄防衛局が代替施設建設予定地の海底ボーリング調査に着手した(8月)ことなどから,共産党や過激派は,「反対の声を圧殺する蛮行」と批判し,辺野古周辺で反対派が取り組んだ抗議集会や座込みなどの反対運動に全国から党員や活動家らを動員した。
特に,革マル派などの過激派は,同調査の「実力阻止」を訴えて,沖縄県内外から辺野古に赴いた反対派と共に,海上保安庁の警告を無視して,小型船艇で移設予定地やその周辺の立入禁止水域内に繰り返し侵入したり,移設予定地につながる米軍キャンプ・シュワブのゲート前で作業車両に立ち塞がるなどの抗議行動を展開した。
沖縄県内で行われた一連の地方選挙をめぐり,共産党は, 「辺野古への新基地建設が最大の争点」と位置付けて移設反対派候補を支援した。
名護市長選挙(1月)及び県知事選挙(11月)では,全国から党員を動員したほか,応援演説を行った同党国会議員らが,有権者に「建設推進を明確にした候補が勝てば日本の民主主義が危うい」,「米軍基地は沖縄経済発展の阻害要因」などと訴えた。
特に,前那覇市長を支援した県知事選挙においては, 「保守と革新の枠組みを超えて移設断念を求める『オール沖縄』勢力と,建設を進める勢力とのたたかい」などと主張し,反基地世論の醸成に努めた。
これら選挙では,いずれも支援した候補が当選したことから,同党は, 「政府はこの結果を受け止め,建設を断念すべき」などと訴えた。
公安の調査には、「革マル派」とか「共産党員」といったキーワードが記載されています。
どうやら全国各地からやってきた共産党員や過激派が「現地の人」を装って、こういった反社会的な活動をしているようです。
共産党はこういった違法行為・反社会的行為に対して批判の声明を出しません。
平和・反戦を掲げる一方で、身内の暴力的な行為を黙認しており、彼らの言う「平和」が全く信用出来ないものということがよくわかります。
その他の関連ニュース
合わせて沖縄の米軍基地に関連したニュースをいくつか引用します。
沖縄県に2つある県紙のひとつ、沖縄タイムスが1面トップで報じた記事がウェブサイトから削除されるという「珍事」が起きている。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の辺野古沖(同名護市)への移転問題で、基地建設に反対している人々が米軍のキャンプ・シュワブゲート前に設置したテントを撤去するように菅義偉官房長官が指示していた、という内容だ。
だが、菅氏は指示したという事実を完全否定した。沖縄タイムスは菅氏が記事内容を否定したという事実は報じているものの、特段の反論や訂正などは現時点では確認できない。
辺野古で展開される抗議活動は、誰が被害者で誰が加害者なのか。沖縄ではいま、正常な価値観が完全に反転させられてしまっている。
非民主的で暴力的な抗議運動が「正義」と呼ばれ、危険な抗議活動から反対派自身の安全を守るための警備が「威圧」と称される。マスコミの一方的な報道が、県内外に誤解を増幅させている最大の要因だ。
砥板氏は「反対派は公道を占拠し、マスコミを味方につけて、やりたい放題だ。中国の反日は『愛国無罪』と言われるが、沖縄では『反基地無罪』がまかり通っている」と厳しく批判する。
他人の言い分に耳を貸さず、何でも実力行使で主張を押し通そうという辺野古反対派の体質は、尖閣を狙う隣国そっくりだ。やはり両者は「親和性が高い」ということだろうか。
困惑したのは、米軍や自衛隊に批判的な報道で知られる沖縄のマスコミだった。
投票結果を報じた記事や社説は「町民にとって生き残りを賭けた窮余の一策」(沖縄タイムス)、「結果をもって、計画が町民の全面的な信認を得たとまでは言えないだろう」(琉球新報)などと強調した。
深刻な過疎化に悩む町民が経済的に追い詰められ、やむを得ず配備に賛成したかのようなイメージづくりに腐心した。
与那国町議会は沖縄が日本に復帰した翌年(1973年)の時点で、すでに自衛隊誘致を決議していた。島からわずか約110キロ先にある台湾と中国の有事を懸念したためだった。
決議では「住民の不安動揺」を訴えており「島の活性化のため配備をお願いします」などとは一言も書いていない。町が自衛隊誘致に踏み切った根本的な理由は40年前から「中国の脅威」だった。
住民投票の結果を経済だけで説明しようとする沖縄マスコミの論調は、巧妙な論点のすり替えだ。反基地の大義名分のもと、沖縄に迫る中国の野望から県民の目をそらそうという意図が感じられ、要警戒である。
沖縄県警名護署は15日、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)移設への抗議活動中に警察官の右足を車でひいたとして、公務執行妨害容疑で沖縄市の男(52)を現行犯逮捕した。「身に覚えがない」と否認しているという。警察官は右足親指に軽傷。
逮捕容疑は同日夕、移設先である名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で、警戒中の男性警察官(45)の足をひいた疑い。
同署によると、男は工事車両の進入を妨げるように車を徐行させ、警察官の制止を無視した。
これらの違法行為・反社会行為を認めると大変なことになる
沖縄で反・米軍基地活動をする活動家の問題行動についてまとめましたが、こういった違法性・反社会的な活動はなにも「米軍基地」問題だけではありません。
じっくりニュースを見てみると様々なところで過激派は反社会的な活動を行っています。
私たちが知らないから好き放題やっている
「平和運動」の名のもとに行われる非合法・反社会行為は、彼らが掲げる「平和」や「反戦」とは程遠いものです。
しかし、こういった問題行為は右翼団体ばかり話題となる反面、左翼団体に関してメディアが報じることは滅多にないため、このような実態を人々が知る機会は少なく、知らないからこそ彼らは好き放題やります。
右翼の「朝鮮人半島に帰れ」と左翼の「ヤンキー・ゴー・ホーム」はどちらも同じヘイトスピーチです。しかし右か左かで報じられ方が大きく異なるのが現状です。
ヘイトスピーチを法規制する動きも起きていますが、右翼のヘイトスピーチをNGにするのなら左翼のヘイトスピーチも当然NGとなるべきです。
しかしながら、規制に賛成の人たちが沖縄のアメリカ人に対するヘイトスピーチについて語ることは少ないです。
言わずもがな私自身もヘイトスピーチに関しては反対の立場ですが、先述のように中立性・公平性に乏しい法規制の動きには「ちょっと待った」と言いたくなります。
「平和」、「反戦」といった単語を並べて活動する団体の言動不一致や、法律や規制は片一方だけを叩くための鈍器では無いということを我々はもっと理解する必要があります。
問題解決の第一歩は「知ること」・「伝えること」
こういった活動家の暴走が発生するのは、この手の活動に精を出す団体の中に中核派や革マル派といった「極左暴力集団」とよばれる過激派がいる点もありますが、何よりも私たちの無関心が原因です。
私たちが無関心だからこそ、現地で起きてる惨劇を知らないからこそ、彼らは反社会行為だろうが差別行為だろうが違法行為だろうがやりたい放題なのです。
で、当然それを放置すれば、そのうち沖縄に観光に来た人たちにも牙を向け、観光客の減少につながったり、先述のような違法駐車やゴミのポイ捨てなどによる沖縄の汚染などが予想されます。
沖縄の汚染・腐敗を防ぐためには、まずは知ること。そしてそれを伝えることにあります。
反社会的活動は大衆にマイナスのイメージを与える
これらの誤った活動は、他者の迷惑になることはもちろん、その行為を目撃した人に、(活動に対し)ネガティブなイメージを与えます。
過激派が反社会的な活動をすればするほど、賛同者・支持者は減り、活動家たちの思惑とは真逆の結果となります。
そのため、目的を達成したいのであれば、反社会的勢力の参加を拒み、法律やマナーを守り、大衆の支持を得られるような健全な活動をすべきです。
日本が無法地帯となる前に…
このような反社会的な活動を絶対に支持してはならない最大の理由は、彼らに市民権を与えた結果、暴力・恫喝その他の非合法行為が私たちの日常生活にまで飛び火してしまうという点にあります。
おおげさに聞こえるかもしれませんが、過激派の行動を要約すると、
- 暴力や恫喝で解決を図ろうとする
- 集団で襲いかかる
- 無関係な人(家族や恋人、職場、友人など)まで攻撃する
- いたずら電話や違法駐車といった迷惑行為をする
- 幼い子供にさえ手を出す
これら犯罪行為・反社会的行為を平気で行う者たちが政治活動を超え、私たちの日常にまで干渉することがいかに恐ろしいことかは想像すれば分かるかと思います。
彼らのやってることは、気に入らなければどんな手を使っでも潰すという「ヤクザ」の常套手段です。
過激な活動家の支持は将来、暴行、強姦、脅迫といった不法行為が平然と行われる無法地帯を支持することに繋がります。
自分自身や家族の生命や財産を守るためにも絶対に阻止しましょう。