「超重戦車 マウス」の履帯を塗装してみた

超重戦車マウス 履帯の塗装 シルバー2 超重戦車 マウス

先週の三連休は天気が良かったので「超重戦車 マウス」の塗装の続きを行いました。

マウスは巨大な戦車だけに大迫力なのですが、同時に塗料の消費もまた大迫力です。

前回の段階で下地塗装が済んでいるので、ここからはいよいよ本塗装となります。

エアブラシを使った戦車模型の塗装でやることは

  • 履帯の塗装
  • 車体の基本塗装
  • 車体の迷彩塗装

の3つとなりますが、この記事では戦車の足回りである「履帯の塗装」を紹介します。

↑超重戦車マウス製作日記の過去記事はこちらから読めます。

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今回は履帯の塗装を行います

本当は早く車体を迷彩塗装したいのですが、まずは戦車模型の足回りの履帯をどうにかしないといけないので先述の通り、まずは履帯から塗装をスタートしていきます。

超重戦車マウス 下地塗装が終わった段階

というのも、上の写真を見てわかるように、「超重戦車マウス」は側面装甲板を先に取り付けてしまうと、足回りの塗装が非常に難しいのです。

なので本来ならマウスの装甲板は塗装後に取り付けるべきですが、「先に取り付けても何とかなるしへーきへーき」と楽観視した結果、なんともならなかったわけです。

サーフェイサーを塗装したときは、少しでも塗り残しを減らしたいと思い、車体と装甲板の僅かな隙間にエアブラシ(ハンドピース)を差し込んでガシャガシャ動かしながら吹き付けていました。

そういった地獄を鑑みるに、車体塗装を先にやるとダークイエローで塗装した転輪が、後の履帯塗装で黒く染まって台無しになるだろうと思い、先に履帯の塗装から始めることにしました。

余談ですがエアブラシはリニアコンプレッサーL5/エアブラシセットのものを使用しています。

履帯全体の塗装

超重戦車マウス 履帯の塗装 使用した塗料

まずは履帯全体をまんべんなく塗装します。

履帯の色については毎回どうしようと迷ってますが、今回はMr.カラーのつや消しブラック、ジャーマングレー、レッドブラウンの3色を混ぜ、若干赤みのある限りなくグレーに近いブラックを作ってみました。

超重戦車マウス 履帯の塗装

すると上の写真のようにやや赤みのかかった限りなく黒に近いグレーな色になりました。

履帯の色も「オレはコレや!」って感じに人によって使う塗料が分かれるものです。

基本的に限りなくグレーに近いブラックで塗っておけば大丈夫かとは思いますが、拘る人はトコトン拘って金属の質感やら土埃の質感まで再現するから沼だよ沼。

なお、履帯は後ほどウェザリングで泥まみれ砂まみれにする事が多いので、履帯自体の塗装が気に入らなくても、ウェザリングで誤魔化せるので神経質になる必要は無いかと思います。

エッジ部分の塗装

超重戦車マウス 履帯の塗装 シルバー

次は履帯の接地面やセンターガイドのエッジ部分をわずかに銀色にして、履帯が摩擦で削れて磨かれた質感を出していきます。

今まではこの作業はウェザリングの時にやっていたのですが、今回は屋外でラッカー塗料を使っているので合わせて行うことにしました。

使ったのはガイアカラーのスターブライトシルバーで、エアブラシではなく、筆を使ってドライブラシのように筆に残った僅かな塗料をこすりつけるようにさりげな~く銀色を入れていきます。

あまりやりすぎるとギンギラギンになってしまうので程々に。

超重戦車マウス 履帯の塗装 シルバー2

こんな具合に出っ張っている部分は砂とかでジャリジャリと研磨されていき、磨かれた金属部分が露出します。

この時点では履帯の接地面だけを銀色でドライブラシしましたが、車体の迷彩塗装が終わったあとに起動輪の歯の部分や履帯の内側にあるセンターガイドにもチョンチョンと色を付けてやりました。

ただ、塗ってて思ったのは、履帯の摩擦を表現するならスターブライトシルバーではなく、もっと光沢を抑えた鈍いシルバーの方が良いなとは思いました。

例えばタミヤペイントマーカーのクロームシルバーとか。

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まとめ 履帯塗装が終わりました

履帯はデコボコした形状なので、「しっかり塗れてるな」と思っても別の角度から見ると「あれ…?」ってなることがよくあるので、様々な角度からチェックします。

ただ、今回は「超重戦車マウス」という装甲板が車体の側面の大半を覆う構造の戦車なので、前回のサーフェイサーの塗装の時と同じく、限られた車体の隙間から塗装するという方法を余儀なくされるため、塗り残しがないか心配。

もしも次回、超重戦車マウスを作る機会があったら今度こそ側面装甲板は塗装するまで接着しないようにしよう…。

↑続きはこちらです。今度は車体塗装および迷彩塗装を行うのですが、今回はいつものMr.カラーではなく、ガイアカラーの「ドイツ3色迷彩セット」という塗料を使用してみました。

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