どうもこんにちは。ましゅーです。
今日はニコ生で知り合った愛知のリスナーさんたちと一緒に、「喫茶マウンテン」という愛知県民(名古屋県民)はもちろん、県外の人まで知ってる飲食店に行きました。
奇妙なメニューで話題の喫茶マウンテンは果たしてどんなところだったのか、登山レポートを書いていこうと思います。
「喫茶マウンテン」とは?
愛知県民はもちろん、他県にもその名を轟かせる「喫茶マウンテン」ですが、一応念のため知らない人のためにWikipediaを引用して紹介します。
2013年時点でオープンから40年以上経ており、当初は近隣の大学生向けに大盛りスパゲティやピラフを安く出すことを特徴とする店であった。
その後、1990年台に試行錯誤して作り上げた甘口スパの第一弾である「甘口抹茶小倉スパゲティ」を提供開始し、他にも「甘口いちごスパゲティ」「みそピラフ」「サボテンピラフ」「イカスミかき氷」「マンゴースペシャル(辛口)」「しるこスパ」「ナマズ煮込みスパ」などといった300種以上の「奇食」メニューを次々と提供してゆき、愛知万博やインターネットの普及によって2005年頃より有名になった。
via : 喫茶マウンテン – Wikipedia
元々は南山大学や中京大学、名城大学といった近隣の大学に通う学生のために大盛りメニューを安く提供する優しいお店でした。
…しかし、間違った試行錯誤の結果、「奇食」と言われるような料理や、一品の量が2~3人分の料理を提供するようになったという、なかなかカオスなお店、それが喫茶マウンテンなのです。
そういったカオスなメニューゆえに愛知県だけでなく、県外の人から謎の人気があり、「愛知県の観光名所って何がある?」と言われて「喫茶マウンテン」と言えば大体「あー…」って反応が返ってくるほどです。
店名が「マウンテン」だけにお店を利用することを「登山」と呼んだり、制覇できなかった場合「遭難」と呼んだりしています。
そんな喫茶マウンテンに無謀にも男3人で挑んで来ました。
「喫茶マウンテン」までの道のり
登山家の朝は早い。
午前11時に名古屋市営地下鉄の八事駅(名城線)に集合し、そのまま喫茶マウンテンへの山道を歩く一同。
…んが、道中で私のスマホの地図アプリがなんか変な方向を指し示しやがって、喫茶マウンテンとは真逆の方向に歩いてしまう。店に辿り着く前から遭難しかけた。
それでもなんとか喫茶マウンテンにたどり着くことが出来ました。この時点で死者・負傷者が出ていないのは奇跡である。
そしてこちらが喫茶マウンテンの看板。
店名が描かれた何の変哲もないただの看板なのですが、私達には「クマ出没注意」のような危険を意味する恐ろしいものに見えます。
そしてこちらが喫茶マウンテン。
見た目は別荘風のどこにでもありそうな落ち着いた雰囲気のレストランですが、この中は吹雪渦巻く冬の山が登山者たちを待ち構えています。
「地獄の釜の蓋を開く」という表現がありますが、喫茶マウンテンの入り口の扉こそ地獄の釜の蓋なんじゃないかと私は思いました。
なお、この時点で時刻は11時半ごろ。お昼時ということもあって駐車場には車がたくさん停まっておりました。噂通り人気のようです。
今回は辛うじてすぐ座席に案内してもらえましたが、この混雑具合を鑑みるに、10時くらいに来店するといいかもしれません。
こちらは店舗内の立て看板に貼られているメニュー。季節限定メニューとか新メニューとかいろいろあります。
「抹茶しるこスパ」とか「ピザケーキアラモード」といった禍々しい料理名はもちろん、それらの中にある「ドラゴソボール」というのが一体何なのか気になる。
料理を注文してみた
ウェイトレスさんに案内されて座席に腰を下ろす3人。
他のお客さんのもとへ運ばれる料理のダイナミックさに怯えながらも、メニューを開いて何にしようかを決めます。
まずは飲み物。「青コーラ」を頼んでみた
一通り頼むものが決まったので、ウェイトレスさんを呼んで注文をお願いしました。さて、私達はとうとう地獄の釜の蓋を開けましたよ。
そしてまず最初に来たのが飲み物でした
こちらは私が頼んだ「青コーラ」という、名前通り透き通ったブルーのコーラ。
なんというか、むかーーし飲んだことがある「ペプシブルー」をちょっと薄くしたような感じで、コーラなんだけどコーラらしくない、季節限定のペプシにありそうな味でした。
こちらは登山仲間である同志Nさんが注文した「妹のラムネ」。
見た感じ青コーラとほとんど同じに見えるこのラムネ、「妹」に惹かれて頼んだと思われるが、Nさん曰く、「妹要素が全く感じられない」とのこと。
確かにどのあたりが「妹」なのだろう?
こちらは同じく登山仲間の同志Sさんが注文した普通の「コーラ」…ってペプシやないかい!
しかも滅多に見かけない瓶ペプシ!!
羨ましいぞチキショウ…!
なお、ドリンクを注文すると一緒にクラッカーやミルクケーキがサービスでついてきます。
まだこの辺りは平和そのものです。
そんなわけで、まずはドリンクで乾杯!
本日は寒い中オフ会に参加してくださってありがとうございましたっ~!
そしてやってきた「甘口抹茶小倉スパ」
ドリンクを片手にオフ会にありがちな楽しい雑談に花を咲かせてノンビリまったりモードに入っていたら……
やってきました「甘口抹茶小倉スパ」。
ヤツが来て一気に現実へ引き戻されました。ここからが本当の地獄の始まりだ……!
緑色の太いパスタに生クリームと小倉とフルーツが乗った、スイーツのようなスパゲッティ。なんというか絵面が禍々しすぎる。
これを3人で小皿に取り分けて食べるわけですが、まず最初の一口目の感想を申し上げますと……ムセました。
なんというか、上に乗っているクリームのスイーツよろしくな甘さと、抹茶の苦味をまとった太くて噛みごたえのある麺は、今まで遭遇したことのない未知なる”物質”。
この暗黒物質(ダークマター)を解析するのに脳みその処理が追いつかず、読み込みエラー起こして思わず「ブフッ!」となる。このスパゲッティ、甘すぎる…。
その次にやってきたのが「和風サーモンピラフ」
一つはネタ料理にしてもう一つはマジメなものを頼もうということで、一緒にやってきたのがこちらの「和風サーモンピラフ」。
色々とドギツイ甘口抹茶小倉スパと比べるとこちらは普通のピラフです。ただ量が多い。
こちらもみんなで仲良く小皿に分けて食べましたが、甘口抹茶小倉スパの後ということもあり、なんだかとっても美味しく感じました(実際美味しかったです)。
ピラフにかかったグラタンっぽいクリーミーなソースとサーモンの塩気がライスにマッチしてウマウマ。これは普通に頼んで食べたい美味しさ(量的に食べきれるか不安だけど)。
甘口抹茶小倉スパのあとだけにこの美味しさに安堵を覚える一方で、実は何か”ウラ”があるんじゃないかと警戒する自分がいます(高山病)。
まとめ:無事に下山できました
ということで男3人で喫茶マウンテンに挑みましたが、奇跡的にも死傷者ゼロで無事に下山することが出来ました。
頼んだメニューが2品ということもあって、若干インパクトに欠けますが、また次回行った時はもっと他の料理も堪能してみたいです。
他の方の登山レポートを見ると「雑炊系」がなかなか美味しそうだったので、また寒くなった時期に登山をして注文して無事死亡してみようと思います。
そしてなにより、今回私が幹事を務めた「喫茶マウンテン登山オフ」に参加してくださった方々にはこの場を持ちまして厚く御礼申し上げます。また次回も楽しい企画ができるよう頑張りますので、何卒よろしくお願いいたします。