ジョイントマットとは、四隅がジグソーパズルのような凹凸になっているマットで、互いに繋げることで任意のサイズにすることが出来るマットです。
主に
- 部屋(床)をお洒落にしたい
- 騒音を防ぎたい
- フローリングを保護したい
といった目的で使われます。
私も部屋にバーベルやトレーニングベンチを置いており、騒音や床が傷つくのが心配だったのと、デスクやラック類が黒なので、家具と床の色を合わせたいという理由で、ジョイントマットを床に敷きました。
以下、購入したジョイントマットのレビューとマットを部屋に敷き詰めてく様子を書き綴っていきます。
買ったのは「モダンデコ」のジョイントマット
ジョイントマットはサイズ、材質、厚み等によって様々な種類がありますが、今回購入したのは広島県に本社がある「モダンデコ」という会社の製品を選択。
モダンデコの木目調ジョイントマットのカラーバリエーションは、ナチュラル、ブラウン、ホワイト、ブラックとあります。
私は家具との統一性を持たせるために「ブラック」を選びました。
こちらがジョイントマット本体。材質は本体がEVA樹脂、表面がOPP。
色はブラックだけど、”どす黒い”ブラックではなく、「木目調」なデザインとなっており、炭を塗ったような清潔さや和を感じさせる上品なデザインです。
寸法は1枚あたり58.2 x 58.2 cmで、厚みは2cm。ジョイントマットを選ぶ基準の1つとして厚さは1cm以上が良いので、2cmという肉厚なマットなら床の保護はもちろん、防音効果にも期待。
入数は32枚となっており6畳の部屋に対応。
その他、防水性に優れており、上に水をこぼした場合もさっとひと拭きするだけでOKだし、水洗いも可能。
また、耐熱温度が90度なので床暖房にも対応しているとのことです。
ジョイントマットは(1枚あたり)本体となるマット部分とサイドパーツの3点で構成されています。
サイドパーツがあることで、部屋の隅っこにマットを敷いた時に壁にピッタリくっつけることができ、外観を損なわないようにしてくれます。
また、このサイドパーツは一見同じ形に見えますが、「角つき」と「角なし」の2種類があります。マット1枚にそれぞれ1種類ずつ付いています。
騒音防止・フローリングの保護に
先述の通り、ジョイントマットを敷く目的の一つとして、騒音防止と床(フローリング)の保護が挙げられます。
特に私は部屋にバーベルやトレーニングベンチを置いて筋トレをしており、バーベルを床に置く際にフローリングにキズがついたり、ゴトッと音がしないよう注意しなければなりません。
特に重たいバーベルを使うと転がすだけでフローリングにキズがつくので、扱いは慎重にならざるを得ません。
そのため、筋トレ時におけるフローリングの保護と騒音防止がジョイントマットを敷く理由の1つというわけです。
家具と色を合わせたかった
もう一つの理由として、部屋に設置しているデスクや収納ラック等をすべて「黒」一色で統一しており、せっかくなので床も家具の色に合わせてより「ゲーミング」な空間を演出したいと思ったのです。
部屋にジョイントマットを敷こう
ジョイントマットを敷こう。な!(元ネタは知らないほうが良いです…)
それではモダンデコのジョイントマットを部屋に敷き詰めていきます。
まずは家具を全部どかす
…が、ジョイントマットに限らず、マットやカーペットを部屋を敷くということは、部屋にある家具を全部撤去しないといけません。これがまた大変なのです。
ジョイントマット敷く前の私の部屋は上の写真の通り、デスクやらラックやら家具でギッシリです。まずはこれを移動させねばならん…。
家具の大移動という地獄を見ないためにも、ジョイントマットとか絨毯とかは家具より先に買って敷いておきましょう。
とりあえず手前にあるデカい家具から順番に撤去していきます。
バウヒュッテのデバイスウォールが無くなっただけで一気に部屋が広く感じます。あれ天井まで伸びてるデカイやつなので、戻す時は配置を見直そう…。
そんな具合に部屋にあった家具を一通り移動させたら引っ越した当初のようなスッキリした空間が戻りました。もうこれで良いんじゃねと思うんですが…。
すぐ後ろを振り返るとラックに収納したモノがひしめいてます。
趣味のもの、PC関係のもの、本…色んなものが置いてあるので、もう少し断舎離しようかな。
何はともあれ、部屋から家具を移動させたので、次のステップに進むことができます。
…と、その前に、せっかく家具をどかしたのだから、今のうちに掃除機とクイックルワイパー選手を投入して床を綺麗に掃除します。
こういう時でもないと部屋を隅々まで掃除できる機会ってあまり無いですからね。
ジョイントマットを敷いていこう
家具を撤去した、床も掃除してキレイにした、これでいよいよジョイントマットを敷くことが出来ます。
とりあえず何も考えずに端っこからマットを敷いていくの図。
先述の通り、マットにはサイドパーツが2つ引っ付いています。コーナーに設置するものはそのままでも良いですが、マットを隣接させる場合はサイドパーツを外します。
外す時も一度に外そうとすると歪んでしまうので、パーツ全体を指で押して少しずつ凹凸から分離するように外します。
反対側。
製品名には「6畳」とありますが、6畳にピッタリフィットするわけではなく、マットがハミ出たり逆に隙間が出来たりする場合があります。
なので、必要に応じジョイントマットをカットして調整する必要があります(特に柱周辺は調整が必要)。マット自体はカッターナイフで簡単にカットできます。
また、一言に6畳と言っても「団地間」、「中京間」、「江戸間」、「京間」などで部屋の寸法が異なります。気になる人は業者に確認してみましょう。
ジョイントマットを敷いて生まれ変わった部屋がこちら
ジョイントマットを敷いた後は家具を元通り(一部レイアウト変更)に戻します。
家具に合わせて床も黒っぽくなりました。好き嫌いが分かれそうなデザインですが、私はこういう黒を基調としたデザインが好きなので満足しています。
なお、デスク横にあった天井まで伸びているバウヒュッテの「デバイスウォール」は、レイアウトを見直して壁と平行になるように設置しました。その方が広々としているもんね。
部屋の色調が統一されたことに加え、もう一つの目的でもある床の保護と防音効果。
こちらも厚さ2cmのジョイントマットのおかげでベンチやバーベル(ダンベル)使用時に床が傷つかなくなったし、無意識にバーベルを床に置いた時のゴトッという音もしなくなりました。
これで心置きなく筋トレが出来ます。
その他、マットのおかげで
- 部屋はトレーニングジムっぽくなった
- 柔らかいのでストレッチしても痛くない
- ゴロゴロ出来るようになった(ただし部屋が狭いのでよく足をぶつける)
という具合に、ジョイントマットでデザイン面から実用面に至るまで、様々な恩恵を得られました。
あとがき
モダンデコ(MODERN DECO)のジョイントマットを敷いた結果
- 床をキズや凹みから保護できた
- 筋トレ時、家具の移動時における防音効果
- 家具との色調の統一
- トレーニングジムっぽくなった
- ストレッチしたり寝転がっても痛くない
といった様々なメリットが発生しました。
ただ一方で、メリットだけでなく
- 感触は好き嫌い分かれる
- ずさんに扱うとマットに穴が開く
といったデメリットもあります。
ただ、私の場合メリットがデメリットを大幅に上回っており、見た目・実用両方において大変満足できるものでした。
「ブラックはなぁ…」って思う人もいるかもしれませんが、カラーバリエーションはブラック以外もあるので、好きなものを選んで部屋をおしゃれに快適にして頂けたらと思います。