つい先日、バーベル(Wシャフト)を購入しまして、アームカールやスクワットといったトレーニングをチビチビとやっております。
しかし、もう少しだけ本格的なトレーニングがしたい(ベンチプレスがしたい)と思い、角度の調整や折りたたみが出来るBARWING 4WAYアジャスタブルベンチを購入してみました。
筋トレ用のトレーニングベンチは様々ありますが、
- シートの角度調整ができる
- 折りたためてコンパクトになる
- 高耐荷重である
- 1万円以内で購入できる
といった多機能な点に魅力を感じ、BARWINGを選択した次第です。
以下、ベンチについてレビューします。
BARWING 4WAY アジャスタブルベンチのレビュー
こちらがBARWINGの4WAY アジャスタブルベンチ(品番:BW-AJB01)
“アジャスタブル”とあるように、背もたれや座面、足を固定するクッション等の角度を変えることが出来るベンチで、400通りものセッティングが出来ます。満足の行く角度がきっと見つかると思います。
また、角度が変えられるだけでなく、半分に折りたたむこともできるので収納に便利だったり、ベンチを選ぶ際の基準の一つである、耐荷重も500kgとかなり高く(多くが200kg~300kgほど)、1万円以内で購入できるトレーニングベンチとしてはかなりハイクオリティ。
スペック
BARWINGの4WAY アジャスタブルベンチの仕様(スペック)は以下の通り。
- サイズ:W360mm×D1500mm×H1220mm
- 重量:14.7kg
- 材質:スチール
- 耐荷重:500kg
- 付属品:工具・説明書
では、もう少し詳しく見ていきます
背もたれや座面の角度が調整できる
先述の通り、今回買ったBARWINGのベンチでは
- 背もたれ:10段階
- 座面:5段階
- クッション:角度2段階&高さ5段階
といったように角度を調整することができ、幅広いトレーニングに柔軟に対応できます。上の写真では背もたれを起こした状態になっています。
ベンチの角度を変えることで同じ種目でも鍛えられる部位が変わります。その最たる例といえば胸の筋肉を鍛えるベンチプレス。同じベンチプレスでも角度をつけることで大胸筋の上部が鍛えられます。
座面や背もたれなどの角度調整はネジによって行います。
まずネジを緩めて外し、任意の角度にスライドさせ、各フレームのネジ穴を合わせた状態で再度ネジを締める。
ほんの少しだけ手間はかかるものの、ガッチリと固定できるのでトレーニング中にガクンとなることは無いと思います。
使わないときは折りたたんでコンパクトに
角度を調整できるだけでなく、上の写真のように折りたたむ事もできます。
この「折りたためる」というのが重要で、自室にベンチを置いている人なら分かると思いますが、使わない時のベンチは非常に邪魔です。
ベンチそのものはもちろん、ダンベルとかバーベルのシャフト、プレート、本格的に鍛える人は「セーフティーラック」とかも用意するわけで、部屋がゴチャゴチャします。
四六時中筋トレしているわけじゃないので、使わない時は収納できるというのは嬉しいし、自室で筋トレしたいって人なら考慮すべき要素といえます。
私の部屋は6畳しかないし、デスクやラックとかで更に狭くなってるので、コンパクトに折りたためるのはありがたい。
↑使わない時はベッドの隙間に置いています。トレーニングしない時のことも考えないとね。
ちなみに折りたたむと78 x 50 x 25 cmくらいになります。これなら押入れの中にも入るよ。押入れの中がいっぱいでも部屋の片隅に置いておけばいいよ。
ハンドル・フットレストがついてるので「自重トレーニング」も捗る
一般的なトレーニングベンチだと足元がお留守になりがちで、ベンチプレスをする際に踏ん張りづらいですが、BARWINGのベンチにはフットレストがついているので、足を固定して踏ん張りが利くようになっています。
また、フットレストがあることで単に踏ん張るだけでなく、足を引っ掛けて上体を起こすトレーニング(=シットアップ)が出来たり、ベンチにうつ伏せになった状態で体を反らす腰のトレーニング(=バックエクステンション)が出来ます。
トレーニングベンチというと、ベンチプレスによる胸や肩、腕の筋トレが中心となりますが、このフットレストのおかげで腹筋や腰も鍛えられるようになります。
フットレストには柔らかいスポンジがついているので、力強く踏ん張っても足が痛くならないのが嬉しい。
こちらは背もたれ側。左右にニョキッと角のようなパイプが出ており、仰向けになった状態でこのハンドルを握り、下半身を上げることで腹筋下部を鍛える「レッグレイズ」や、肩だけつけて上体を起こす「ドラゴンフラッグ」が出来ます。
また、背もたれの角度を下げれば腕立て伏せ(プッシュアップ)も出来たりと、ダンベルやバーベルが無くても自重を使ったトレーニングが出来ます。
要はバーベルやダンベル使った高負荷なトレーニングも、自重による低負荷なトレーニングも出来るベンチなわけなのです(他のベンチでも自重トレーニングはできますけど)。
届いたBARWINGのベンチを組み立てる
BARWINGのトレーニングベンチは上の写真のような箱に入った状態で届きます。
なのでこやつを使うためには簡単な「組み立て」が必要になります。
カポッと上の蓋をとってみると、ベンチと関連パーツが詰まっています。
入っていたものを取り出します。以下のものが同梱されていました。
- 4WAY アジャスタブルベンチ本体
- スポンジ×2
- ハンドル×2
- 取り扱い説明書
- 六角レンチ
組み立てと聞いて「えーっ、アタシ無理ぃ~」ってなるマッスル乙女もいるかもしれませんが、やることは以下の2つです。
- スポンジ2つをフットレストにはめこむ
- 背もたれ後部にハンドルを2つボルト固定する
これならプロテインを作るよりも簡単だ。
…とはいえ、初期状態が折りたたまれた状態なので、まずはこれを展開しないと付属品の取り付けに苦労します。
ということで、ベンチの展開手順をご説明します。
折りたたまれたベンチは運搬時等に勝手にバタンと開かないように「ロックピン」で固定されています。
まずはこのロックピンを引っこ抜きます。
ロックピンを抜くと上の写真の角度ぐらいまでベンチを展開させることが出来ます。
先述の通り、背もたれ、座面の各シートの角度はネジ止めによる段階調整式です。
なのでこのネジを一度外し、シートを起こしたら再度パイプの穴を合わせてネジを締めるという流れになります。
角度はお好みですが、パーツ(ハンドル)を取り付けるので背もたれは高い位置にした方がやりやすくなります。
ハンドルの取り付けは、ハンドルに付いている六角ネジを外し、本体側のパイプにハンドルをスポッと通し、付属の六角レンチで締める…といった流れです。
なお、事故防止のため定期的に六角ネジが緩んでないかチェックしましょう。
フットレストにも付属のスポンジをはめ込みます。特に力を入れなくてもスッポリはまってくれるので簡単です。
このフットレストはシートと同じようにネジで高さが調整できるほか、ピンの差し込み位置を変えることで角度も調整できます。こりゃ便利。
以上がセットアップ手順です。
あとがき
筋トレと言ったらベンチプレスやろ!…というステレオタイプな考え方からトレーニングベンチを購入しましたが、BARWINGのベンチは
- シートの角度が調整できる
- 折りたたんで省スペース化が可能
- ハンドルやフットレストが付属してトレーニンの幅が広がる
- 耐荷重が500kgと高い
- 1万円以内で購入できる
という豪華な内容で、初心者~中級者向けとして最適なベンチだと思いました。
ただし、「ベンチプレス」を1人でする場合は安全のため「セーフティバー」も用意すべきです。現時点でセーフティーバーは持ってないので近いうちに手配しようと思います。
また、バーベルでなくてもダンベルでも様々な部位を鍛えることができます。特に狭い部屋でバーベルを扱うのは大変なので、バーベルを持ってない人はまずはダンベルから始めてみるのも良いかもしれません。
穴の径が同じならダンベルのプレートをシャフトに転用することも出来ますしね。
↑今回購入したBARWINGのベンチはこちら。
↑ベンチを使用する場合、下にマットを敷かないとフローリングに傷がついたり凹んだりします。ベンチとマットはセットで揃えたほうが良いです(借家住まいの場合は特に)