第二次世界大戦中のドイツの主力戦車である「4号戦車」をベースに、砲塔を撤去して固定式戦闘室を搭載し、より強力な砲である「7.5cm Pak42 L/70」を搭載したのがこの「4号駆逐戦車/70(V) ラング」です。
正確な名称は「4号戦車/70(V または A)」であり、駆逐戦車であるものの「70口径の4号戦車」という位置づけで、「4号駆逐戦車」という名称は試作型の「Oシリーズ」と呼ばれるものから、主砲が48口径の「4号駆逐戦車 F型」に使われていました。
今回、この「4号戦車/70(V)」をモデルにしたタミヤの1/35スケールプラモデル「ドイツ Ⅳ号駆逐戦車/70(V)ラング」を入手したので、キットの紹介から組み立て、塗装、ウェザリング…などなど、完成までの模型製作日記をまとめることにしました。
なお、本車輌の名称は「4号戦車/70(V)」のほかに「70口径 7.5cm砲 Pak42搭載 4号戦車ラング(V)」、「4号駆逐戦車 ラング(V)」といった呼称があるそうです。
当ブログでは
- 4号駆逐戦車であり
- なおかつ長砲身であり
- フォマーク社が製造したタイプ
というのがわかるように「4号駆逐戦車/70(V) ラング」という呼称を使用します。