どうもこんにちは。
東京マルイのメカボックスをベースに様々なメーカーのパーツ(メタルフレーム、ハンドガード等)を組み込んで『SR-15』っぽいものを作っていました。
↑『SR-15』のカスタムレシピは上記カテゴリーにまとめています。
外装カスタムやアクセサリーをコテコテ取り付けた結果、上の写真のようなモダンなスタイルの電動ガンが出来上がりました。
…ただ、当初このSR-15はメタルフレームはSR-15刻印タイプ(HURRICANE)を使ってましたが、カスタム途中で若干路線を変更し、現在はG&Pのメタルフレーム(ブッシュマスター刻印)になっています。
製作した電動ガンの名前を「SR-15」とした根拠がSR-15刻印フレームなので、それを交換するとSR-15じゃなくなってしまう気はしますが、細かいことは気にしないでおきます。
で、何故フレームを交換したかと言うと、SR-15を製作する途中でもう1つ「SR-25」っぽいフロントの電動ガンを作っていて、パーツ互換の関係でSR-15フレームをそっちに譲ったのです。
なので今回は途中で作ってた『SR-25っぽい電動ガン』製作の紹介をします。
「SR-25」っぽいフロントの電動ガンを作ってみた
結論から言うと、下の写真のような「なんちゃってSR-25」を作っていました。
なんとなくSR-25っぽい感じのスタンダード電動ガンです。
本来「SR-25」は7.62mm弾を使用するセミオートスナイパーライフル(マークスマンライフル)で、M4やM16の兄貴分みたいなやつです。
しかし実際のところ、マルイM4系メカボックスをベースにSR-15のフレームを組んでるので5.56mm仕様のままで、SR-25というよりはSR-25っぽい外観のM4系電動ガンとなります。
口径が違うのでSR-25ではないけど「Mk12 Mod1」や「SAM-R」のような5.56mm弾を使うマークスマンライフルみたいな感じになってます。こういう形のSR-15ないしMk12はあるのかな??
もちろん今まで製作してきた『SR-15』も健在です。
変更点はメタルフレームを入れ替えただけ。SR-15フレームではなくなってるのでSR-15と呼んで良いのか微妙ですが、とりあえずSR-15です。
昔は再現するのが大変だったSR-25
ここでちょっとだけエアガンのSR-25についてお話をします。
今でこそ電動ガンのSR-25はG&GやA&K、DOUBLE BELL、CYMAといったメーカーが様々なバリエーションの完成モデルを販売しています。
しかし、私がサバゲーを始めた頃、SR-25を電動ガンで再現するためにはG&Pの完成品を買うか、あるいは、
- SR-25 CNCメタルフレーム(GP-GP161)
- SR-25 フロントキット(GP-GP037)
- SR-25 ロングメカボックス(GP-GP345)
といったパーツをマルイのM16やM4に組んで再現する方法しかなく、しかもフレームで10万、フロントキットも5万くらいする超高級パーツでした。
当時電動ガンでSR-25再現するのに必要なキット via : airsoft.tiger111hk.com
さて、それでは使用したパーツや組み込み方法などを解説しながら『SR-25風電動ガン』のカスタムについて書き綴っていきます。
アウターバレルはG&Pの『スナイパー ヘビーウェイトバレル』を使用
まずは最初に着手したのはアウターバレル。
G&Pのスナイパー ヘビーウェイトバレル(GP-BRL036)を選択。
このバレルをネットショップで見つけて「これSR-25のバレルやん!!」となったのが、SR-25風電動ガン製作の始まりでした。
初期のSR-25のバレルは先端にフラッシュハイダーやサイレンサーを取り付けるためのネジが切られていないのが特徴です。
G&Pのスナイパー ヘビーウェイトバレルは先端にネジが切られていない最大直径25mmの極太バレルで、商品説明にも「SR25に適合する位置にガスブロック用スリットが刻まれています」とあります。
SR-25を再現するのに最適なアウターバレルであることは間違いないけど、注意したいのは
- 東京マルイ STD電動M4/M16シリーズには対応しません
- 逆に何処のアッパーなら入るのか?
といった口コミがあるように、G&Pのバレルなのに同じG&Pのフレームに装着できませんでした。
G&Pフレームを使った電動ガンは家4つあり、それら全部に試してみたけど全部キツすぎて装着できませんでした。逆にHurricanEのSR-15メタルフレームにはスッポリ装着できました。
…これが『SR-15』のメタルフレームを交換した理由です。素直にG&Pフレームにバレルがハマってくれたらこんな事はしなかったのに…。
CYMAの「SR-25タイプ サイレンサー」も買ってみた
次に着手したのはガスブロックとサイレンサー。
CYMAの『M106 SR-25タイプサイレンサー』という、SR-25風のサイレンサーとガスブロックがセットになったものを発見。
ショートレイルが上下についたガスブロックと、SR-25タイプQDサイレンサーがセットになったもので、これを使えば銃口周りがSR-25っぽくなります。
寄せ集めのパーツでSR-25の銃口周りを再現するならこれが一番手っ取り早いと思って購入。
まずこちらはガスブロック。
上下に20mmレールがついており、上部レールにはフリップアップ式のフロントサイトが取り付けられることもあります。
外径がφ19.5mm程のアウターバレルに対応しており、先述のG&Pのヘビーウェイトバレルにも装着可能ですが、若干緩かったのでバレルにマスキングテープを巻いて厚みを出しました。
また、ガスブロック先端はサイレンサーアタッチメントも兼ねており、側面の溝にサイレンサーのシャフトを通してロックします。
ガスブロック底面。
実物のSR-25のガスブロックは側底部の穴2つにピンを通してバレルに固定しますが、CYMAではガスブロック底部のイモネジ1本で固定します。
またサイレンサーアタッチメント部分の底面にも穴があいていますが、この位置には本来ならサイレンサー回転防止用のシャフトがついてます。
CYMAではオミットされていますが、無くてもサイレンサーは回転せずちゃんと固定されます。
続いてこちらはSR-25タイプサイレンサー。
全長約23.5mm、直径35mmと一般的なサイレンサーとしては若干長いですが、実際のSR-25のサイレンサーと比較すると3/4くらいの長さ。
サイレンサー基部には2本のシャフトがあり、これが先述のガスブロック兼アタッチメントの溝と噛み合う形で銃本体にロックされます。
サイレンサーを分解すると中にはバネとピストンのようなパーツが入ってます。
最初、バレルに被さって接点を増やすとか、バネの張力でしっかり保持するための役割かなと思っていましたが、あっても無くてもサイレンサーの固定にさほど変化はありませんでした。
このピストンみたいなパーツとバネによってガスブロックに押し込むようにサイレンサーを挿入しますが、バネのテンションが強く若干着脱しづらかった。
なのでピストンみたいなパーツを180度ひっくり返して組み込んでみました。するとサイレンサー挿入時に押し込む必要がなくなって楽に着脱できるようになりました。装着時のグラ付きに変化なし。
ちなみにサイレンサー内部に消音材は入ってません。空洞の筒です。消音効果を出したい場合は市販の吸音材を詰め込んでみるのもアリ(ちなみにサプレッサーの内径は21mm)。
アウターバレルへ装着してみるとこんな感じ。
先述の通り、若干グラつくのでアウターバレルにマスキングテープを巻いて厚みを出してやりました。
そしてサイレンサーも装着。グラつきはなくしっかり固定されます。
先述の通り、サイレンサーの着脱がやりづらい場合は一度分解して、内部の筒状のパーツを180度ひっくり返して組み込んでみると楽になります。
これでバレルとガスブロック、サプレッサーがいい感じに再現できました。
ハンドガードはBigDragonの「Daniel Defenceタイプ RIS II」を選んでみた
次は「ハンドガード」です。
SR-25のハンドガードといえば、同じナイツアーマメント社の「FF RAS」や、ハンドガードとレシーバーのレールがツライチになった「URX」シリーズがメジャーです。
個人的には初期のSR-25で見られるFF RASのハンドガードが良かったのですが、その時在庫がなかったので別のハンドガードを選択。
形が近いモノで良さそうなのが無いか探した結果、BigDragonのDaniel Defenceタイプ MK18 RIS II(12インチ)が安かったので購入。
ナイツ社のSR-25にダニエルディフェンスのRIS IIという微妙な組み合わせですが、4面フルレングスのレールであり、トップレールがアッパーレシーバーとツライチな点はFF RASとURX2を足して2で割ったような感じ。
また結論から言うと、BigDragonのDaniel Defenseタイプ RIS IIは安価なのに非常に品質が良く、組み込みやすさ、組み込み後のグラつき皆無など文句ナシ。
今回初めて使用するブランドのハンドガードでしたが、フリーフロートでガッチリ装着出来るハンドガードを探してる人にはオススメ。
RIS IIは「SOPMOD Block2」仕様のM4A1や「Mk18 mod1(9.5インチ)」でも採用されていて、民生・ミリタリー問わず幅広くマッチするハンドガードの1つです。
付属品は以下の通り。
- ハンドガード本体(アッパー / ロア)
- ハンドガードリング
- バレルリング
- 六角ネジ(6本)
- マイナスネジ(6本)
ハンドガードは上下分割式だけどフリーフロートRASと同様にハンドガードがバレルに干渉しないフリーローティング構造になっています。
そのためハンドガード強く握ったりアクセサリーをたくさん装着してもバレルがブレることがありません。
特にSR-25は「バイポッド」を装備する場合が多く、フロントの重量増によるハンドガードの垂れ下がりやバイポッド展開による地面から上向きの圧力の影響を受けないのが良い。
「リアルマーキング」タイプなので、レール部分にナンバリングがあったり「Mk18 RIS II」といったマーキングも入っています。
ハンドガードの取り付けは、まずアッパーレシーバーにアウターバレルを通し、その上にハンドガードリング、バレルナットの順に通します。
バレルナットには4ヶ所くぼみがあり、そこに専用のツールを噛ませて締め込みます。自分はG&Pのパイプリングキー(GP817A)を使いました。
パイプリングキーは本来M4とかのストックパイプ基部を締め込む時に使うツールですが、RIS IIのバレルナットにも噛み合ってくれたのでそのまま使いました。
またこの段階でガスチューブとガスブロックも取り付けておきます。
次にハンドガードリングとアッパーハンドガードを六角ネジで固定します。
六角ネジはハンドガード内側に2ヶ所、外側に4ヶ所あるので、対角線上に少しずつ締め上げていきます。
このときハンドガードとアッパーレシーバーのレールが傾かないように、M4のキャリングハンドル等の長いマウントパーツでレールが一直線になるように固定します。
あとはロアハンドガードをはめ込んで左右6ヶ所あるマイナスネジを締め込めば完成!
ということでRIS IIを組み込んでみるとこんな感じ。
ハンドガードは上下分割式だけど6本のネジで固定するのでグラつきは一切ナシ。アッパーレールも隙間や段差は無くツライチ。全体的にズレもグラつきも一切ない文句ナシの精度と剛性。
これで限りなくSR-25っぽい何かのフロントが出来上がりました。
サイレンサーを装着するとこんな感じ。
サイレンサーは2/3くらいがバレルに被さるので長さを抑えられています。とはいえフルサイズのフロントに長いサプレッサーを装着するので長い。
ガスブロック周辺を拡大。
G&Pのスナイパー ヘビーウェイトバレル、CYMAのSR-25サイレンサー(ガスブロック)、そしてBigDragonのDaniel DefenseタイプRIS II。
異なるメーカーのパーツを組み合わせていますが、バレルにマスキングテープを巻いた程度で大きな加工することなくポン付けでスッポリはまってくれたのは意外でした。
最悪装着できずジャンク行きという覚悟の上でパーツを買いましたが、ジャンクにならなくて一安心。
ストックはバットプレートが調整できるM110タイプを選択
お次は「ストック」です。
SR-25のストックは従来のM16A2のような固定ストックですが、SR-25を軍用に改修した「M110 SASS」では固定ストックにバットプレートが調整機能がついたタイプになっています。
また、SR-25の発展型である「SR-25 APC」ではクレーンストックが装着されてたりします。
今回はM110 SASSで採用されてるバットプレートが調整できるタイプを選んでみました。
G&P KACタイプ スナイパー ストック(GP710)
まず選んだのはG&P KACタイプ スナイパー ストック(GP710)。
先述の通りSR-25ベースの狙撃銃「M110 SASS」のストックを再現したもので、バットプレートが調整できる固定ストック。
ちなみにSR-25自体は調整機能のない従来の固定ストックなので、SR-25にM110 SASSのストックを装着したような感じです。
一応SR-25もM110も同じナイツアーマメント社が製造しているので、SR-25にM110のストックを装着したバリエーションもひょっとしたらあるのかもしれません。
付属品は以下の通り。
- ストック本体
- レシーバー固定用のネジ
- ストックエンドプレート
- QDスリングスイベル
- スリングスイベル(2種類)
最大の特徴であるバットプレート周辺。
G&Pでは六角のネジだけどM110 SASSのストックは大型のダイヤルになっている点で実物とは仕様が異なります。
またバットプレートは最大4.5cmほど伸びますが、調整機能が無いどころかロック機能が無いため、肩でバットプレートを押し込むとストンと元の位置に戻ります。
そのためバットプレートの可動はダミーでほぼ通常の固定ストックと同じ。どうして一番重要な部分をハショるんだG&P………。
ストックの根本には左右にQDスリングスイベルのマウントがついています。
そんなKACタイプ スナイパーストックを装着するとこんな感じ。
バットプレート調整機能がダミーなのは泣けるが、それでも固定ストックをつけることでフルサイズのSR-25っぽくなりました。バットプレート調整機能がダミーなのは泣けるが。
反対側。
ストックはガタツキは無くフレームに吸い付くように固定されました。
また、ストックの表面はつや消しブラックなので玩具っぽさがなく、軋みもありません。「固定ストック」として見るならクオリティ高く、その点はさすが老舗メーカーのG&Pです。
CYMA M104 SR-25タイプ アジャスタブル フィクスドストック
どうしてもバットプレートが気になって仕方がなかったので、もう1つ似たようなストックでCYMAの『M104 SR-25タイプ アジャスタブル フィクスドストック』を買ってみました。
SR-25(M110 SASS)タイプストックの比較。上がG&Pで下がCYMA。
ストック全体の色はG&Pの方が若干明るく、バットプレート調整ダイアルはG&Pは金属(スチール)なのに対し、CYMAはプラパーツで再現。
ストックを分解してみる。
CYMAの方のストックはバットプレートが3段階に調整でき、しっかりロックがかかるようになっていました。
ただ、ストック右側面の六角形ダイヤルはねじ込んでロックではなく、ボタンのように押し込んでリリースするタイプで若干チープさを感じる。
調整機能がある分G&Pのお飾りよりはギミックがリアルだけど、G&PといいCYMAといい、どうして一番重要なバットプレートのギミックで手を抜くのか解せぬ。
ちなみに装着時の全体の外観はほぼG&Pのときと同じです。取り付け強度もG&Pとだいたい同じ。
ハリス M-3タイプ バイポッドも付けてみた
SR-25は狙撃銃なので「バイポッド」も装着します。
SR-25を米軍のニーズに合わせて改修した「Mk.11 Mod0」や「M110 SASS」ではハリス製バイポッドが標準装備とのことで、ハリス M-3タイプバイポッドを入手。バイポッドアダプターも付属。
バイポッドの脚は5段階に調整でき、横にスイングさせることも出来ます。
バイポッドをボトムレールの先端に装着するとこんな感じ。
取り付けですが、まずバイポッドアダプターをレール先端にマイナスネジで固定し、アダプターの穴にバイポッド基部のY字のアームを合わせて、その反対側にあるスクリューを締めて固定といった流れ。
アダプターもバイポットもシッカリ固定できました。
装着するとこんな感じになります。
ハンドガードの先端にそこそこ重量のあるバイポッドがつくので一気に重たくなりますが、狙撃銃にはバイポッドは必要不可欠(見た目的に)なのでガマンします。
バイポットを立てるとこんな感じ。
「スイング機能」があるので自重でバタンと倒れないように注意。バイポット後部のスクリューを締めればスイングをロックすることができます。
脚を最大まで伸ばした状態。
ボタンを押すとビョーンと伸び、長さは5段階に調整出来ます。
LEUPOLD M1タイプスコープも買ってみた
Mk11やM110 SASSにはLEUPOLD(リューポルド)製のスコープが標準装備とのことです。
一応、リューポルドのレプリカは過去に作った「SPR Mk12 Mod1」用に持ってますが、こちらはSPR本体と一緒に迷彩塗装をしたのでオールブラックのSR-25に乗せると浮きます。
なのでもう1つリューポルドタイプのスコープを買うことにしました。
購入したのはUFCの「3.5-10×40 イルミネーション スコープ BK」。
リューポルドのMark 4 M1タイプのスコープで、SR-25やSPR Mk12 mod1のようなマークスマンライフルはもちろん、VSR-10、L96といったボルトアクションライフルにも幅広くマッチするデザイン。
とどのつまり、どんなライフルにもだいたい似合うスコープである。
対物レンズ径は40mmで倍率は3.5~10倍、レティクルは十字のラインにドットが等間隔に並んだミルドットタイプでグリーン/レッドそれぞれ5段階に発光させることが可能。
また、付属品としてマウントリングとバトラーキャップ(前後)、レンズクリーナーも付属。至れり尽くせりな内容である。
過去にサバゲー仲間から頂いたマルイの「プロスコープ ズーム」と比較。
対物レンズ径はどちらも40mmですが、プロスコープよりもM1タイプスコープの方が全長が長く、またテーパーが緩やかなので細長くてスタイリッシュな外観になっています。
マルイのプロスコープも安価ながら視認性や精度は良く、エントリーモデルとしてオススメですが、SR-25やM16・M4ベースのマークスマンライフルにはデザイン的にM1タイプスコープの方が似合うと思う。
参考までに先ほどのマルイのプロスコープ ズームを乗せるとこんな感じ。
M1タイプスコープと比較して全長が短く、チューブから対物レンズまでのテーパーの開き角が大きいため、ズングリムックリな感じがします。
VSR-10とかのボルトアクションライフルだったら良いですが、M16・M4系のにはちょっとゴツイ。
M1タイプスコープを装着するとこんな感じ。
同じ対物レンズ径40mmのスコープでも細長いおかげでシャープなシルエットになっています。
実銃のSPR Mk12やMk11、M110でリューポルドのスコープがセットで支給されていることもあって、リューポルドタイプのスコープはよく似合う。
バイポッドやサイレンサー、そしてPEQ-15タイプバッテリーケース、QDスリングスイベルなどを装着。かなりSR-25っぽい外観になってきています。
強いて言えばフレームだけがSR-15、つまり5.56mmなので7.62mmのSR-25レームに交換したい…。
マルイSTD電動ガン対応でスナイパー ヘビーウェイトバレルが装着出来るSR-25メタルフレーム出てくれないかなぁ。
ハンドガードをCYMAのフリーフロートRASに交換してみた
その後、CYMAのKACタイプのFF RASが再入荷したのでRAS IIと交換しました。
BigDragonのRIS IIは非常に高品質なハンドガードで気に入ってますが、「SR-25を再現する」となるとミスマッチになってしまうので、別の電動ガンを作る時まで大事に保管しておきます。
購入したのはCYMA「M105 SR-25タイプ FF RASハンドガード 12.25inch」。
ナイツアーマメント社が誇るFF RASで、初期のSR-25(最初期の円柱状ハンドガードを除く)を再現するならコレが一番シックリ来ます。
FF RASの特徴的なハンドガードリング。
当時はバレルとハンドガードを別々に固定することで互いに干渉しない「フローティングバレル」を実現した画期的な構造でした。
しかし、ハンドガードとアッパーレシーバーの間にあるハンドガードリングのせいでトップレールが一本線にならず、光学機器の使用に制約が出るという欠点があります。
そういったことから、改善策としてKAC社の「URX」やDaniel Defense社の「RIS II」のようなアッパーがツライチなタイプのハンドガードが誕生しました。
………とはいえ、私の中でSR-25といえばこのFF RASタイプのハンドガードが一番好きなのです。
ハンドガードのトップレールは実物SR-25ハンドガードと同様に先端が切り欠かれていました。
これによって、ガスブロックに乗せたフリップアップ フロントサイトを倒しても干渉しないようになっています。
ちなみにフリップアップ フロントサイトもCYMAのSR-25タイプを購入して装着しています。
そしてアクセサリーをフル装備するとこんな感じになります。
フレーム以外はほぼSR-25という、限りなくSR-25に近い何かが出来上がりました。
フルサイズライフルに長いサイレンサーを装着しているので全長が凄いことになってますが、逆にその長さが満足度を引き上げてくれます。でっかいは正義。
まとめ
G&Pの「スナイパー ヘビーウェイトバレル」の入手がキッカケで「SR-15の製作途中でSR-25風の電動ガンを作る」というイベントが発生しました。
このアウターバレルがG&Pのフレームに対応してたらSR-15のメタルフレームを交換することも無かったのですが、現状ハリケーンのメタルフレームにしかハマってくれないので仕方ない。
先述の通り、SR-25は当時はG&Pの高価なパーツを使って再現するしかなく、非常に入手が困難なレア電動ガンでしたが、今では様々なメーカーが電動ガンのSR-25をリリースしているのでかなり入手しやすくなりました。
それでも完成品を買うのではなくあえてパーツを揃えて再現しようとしたのは、外装カスタムが好きだからです。回り道ではありますが「作る」ことが楽しいのです。